「キリコ・キュービィー」を編集中

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;(そこは俺にとって、懐かしい匂いのするところだった。 手には冷たい鉄の肌触りしかなかったが、慣れ親しんだ温もりが蘇ってきていた)<br />(俺はおふくろの胸に抱かれたような気持ちになって、いつの間にか眠ってしまった)
 
;(そこは俺にとって、懐かしい匂いのするところだった。 手には冷たい鉄の肌触りしかなかったが、慣れ親しんだ温もりが蘇ってきていた)<br />(俺はおふくろの胸に抱かれたような気持ちになって、いつの間にか眠ってしまった)
 
:第2話ラスト、ブーン・ファミリーから逃れたキリコはスクラップ場に放置されていたスコープドッグのコックピット内に入り込む。この独白の時点では、キリコは「コックピットの中でしか眠れない、戦争に病んだただの青年」であった。
 
:第2話ラスト、ブーン・ファミリーから逃れたキリコはスクラップ場に放置されていたスコープドッグのコックピット内に入り込む。この独白の時点では、キリコは「コックピットの中でしか眠れない、戦争に病んだただの青年」であった。
;「バルカンセレクター!」
 
:第3話Bパート、ブーン・ファミリーとの交戦中、ヘビィマシンガンのリロード~高速フルオート射撃への切り替えを行う際に。恐らく音声認識の類だろう。射撃モードの切り替えは後発の作品でも行っているが、機能名を叫んだのは後にも先にもこのシーンだけである。
 
 
;(飛び交う銃弾と炎、めまい。きな臭い懐かしさ。俺はこの時戦場に戻っていた。ボトムズと共に)
 
;(飛び交う銃弾と炎、めまい。きな臭い懐かしさ。俺はこの時戦場に戻っていた。ボトムズと共に)
 
:第3話、スクラップ場から回収・修理したスコープドッグを駆りブーン・ファミリーに反撃を開始するキリコ。ファミリーの壊滅をもくろむ治安警察をも巻き込んで炎に包まれ、キリコの独白でこの話は終わる。ちなみに、「ボトムズ」とはATおよびAT乗りの蔑称であり、「'''最低野郎'''」という意味でもある。
 
:第3話、スクラップ場から回収・修理したスコープドッグを駆りブーン・ファミリーに反撃を開始するキリコ。ファミリーの壊滅をもくろむ治安警察をも巻き込んで炎に包まれ、キリコの独白でこの話は終わる。ちなみに、「ボトムズ」とはATおよびAT乗りの蔑称であり、「'''最低野郎'''」という意味でもある。
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;「レッドショルダーの赤はもっと暗い、血の色だ。それとマークは右肩だ」
 
;「レッドショルダーの赤はもっと暗い、血の色だ。それとマークは右肩だ」
 
:第10話、[[バニラ・バートラー|バニラ]]はスクラップから組み上げたATの左肩に染めた赤いマーキングを自慢するが、キリコは冷静に正確な[[レッドショルダー]]のマーキングを指摘する。このときに、キリコは劇中で「吸血部隊」と恐れられた特殊部隊レッドショルダーに自身が在籍していた経歴を仲間に明かす。
 
:第10話、[[バニラ・バートラー|バニラ]]はスクラップから組み上げたATの左肩に染めた赤いマーキングを自慢するが、キリコは冷静に正確な[[レッドショルダー]]のマーキングを指摘する。このときに、キリコは劇中で「吸血部隊」と恐れられた特殊部隊レッドショルダーに自身が在籍していた経歴を仲間に明かす。
;「フィアナー!!」
+
;「フィアナ!!」
:第12話より。敵の攻撃で吹き飛ばされる「素体」に対し、キリコは咄嗟に叫んだ。「フィアナ」と。
+
:第12話より。「素体」に対し、キリコは咄嗟にこう叫んだ。
 
;(ウドの街が消えてゆく。バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。どこだ、みんなどこにいるんだ…)
 
;(ウドの街が消えてゆく。バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。どこだ、みんなどこにいるんだ…)
 
:第13話ラスト、燃え盛るウドの中で、キリコは仲間を、そして[[フィアナ]]を求めて彷徨い歩く。この不安げな独白と共に、ウド編は幕を閉じる。
 
:第13話ラスト、燃え盛るウドの中で、キリコは仲間を、そして[[フィアナ]]を求めて彷徨い歩く。この不安げな独白と共に、ウド編は幕を閉じる。
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=== OVAシリーズ ===
 
=== OVAシリーズ ===
;野望のルーツ
+
;「ん!?こ、ここは…」<br/>「ここは…見た事がある!」<br/>「いや…確かに知っている。俺は…ここに居た事がある」
:;「逃げれば狙われる。突破するんだ!」<br/>「ついてこい!」
+
:『野望のルーツ』にて、第3次サンサ攻略戦の激戦の中、眼前に広がるサンサの大地を目にしたキリコはかつて幼少時代にこの地に居た事をおぼろげに思い出す。記憶を取り戻し始めたキリコにカースンはそれを確かめるように促すものの、直後にカースン機に直撃弾が命中。カースンの死を見取ったキリコは駆けつけたグレゴルーに構わず、怒りと共に単身敵へと向かっていった。
::オドンにおけるレッドショルダーの入隊適正テスト、通称「共食い」で兵士達が血祭りにあげられる中、臆するカースンに対して。これほど心強い「ついてこい」の一言もそうそう無いだろう。
+
;(そうだった…俺の過去をズタズタにしたのは…!)
:;(着いた早々の模擬戦闘。それは単なる適正テストではなく、「共食い」と呼ばれる、ある種の能力純度をふるい分けする、過酷な実戦である事を、俺は知った)
+
:『野望のルーツ』にて、幼少時代にサンサ星に居た事が次第に確信へと変わっていったキリコは、突如として彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。
::上記の続き。敵陣の突破後、執拗に追ってくるグレゴルー達の猛攻にさらされながらの独白。首筋ギリギリを敵弾が貫通(しかも'''ノーリアクション''')、かつミサイルで乗機の左腕が吹き飛ばされた直後に、である。しかも直後にブースタンドで姿勢制御すると共に敵を撃破している。流石の冷静さである。
+
:赤い肩を煌かせながら迫り来る3機のスコープドッグを眼前に、迫り来る赤い肩の大群と自身が焼かれる光景がフラッシュバックしたキリコは、幼き頃の記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。
:;「ん!?こ、ここは…」<br/>「ここは…見た事がある!」<br/>「いや…確かに知っている。俺は…ここに居た事がある」
+
;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」
::第3次サンサ攻略戦の激戦の中、眼前に広がるサンサの大地を目にしたキリコはかつて幼少時代にこの地に居た事をおぼろげに思い出す。記憶を取り戻し始めたキリコにカースンはそれを確かめるように促すものの、直後にカースン機に直撃弾が命中。カースンの死を見取ったキリコは駆けつけたグレゴルーに構わず、怒りと共に単身敵へと向かっていった。
+
:ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…<ref>なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版である「ザ・ファーストレッドショルダー」が初出となっている。</ref>。
:;(そうだった…俺の過去をズタズタにしたのは…!)
+
:支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。
::幼少時代にサンサ星に居た事が次第に確信へと変わっていったキリコは、突如として彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。
+
:なお、この名台詞は『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては(「にだって」が「だろうと」になってはいるものの)[[ワイズマン]]に対して、『[[第3次Z]]』においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。
::赤い肩を煌かせながら迫り来る3機のスコープドッグを眼前に、迫り来る赤い肩の大群と自身が焼かれる光景がフラッシュバックしたキリコは、幼き頃の記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。
+
;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている。どんなに…特殊だろうと」
:;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」
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:『ペールゼン・ファイルズ』にて、惑星モナドの戦いにおいて孤立する中、レッドショルダーに所属していた事の指摘を受けて、バーコフ分隊の仲間達に対して[[異能生存体]]の存在を語り始める。しかし、キリコの願いも虚しくこの後バーコフ分隊は……
::ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…。
+
;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…)
::支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。
+
:『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。
::なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版『ザ・ファーストレッドショルダー』が初出となっている。実際に何か喋らせると「ああ、あんなことを言っているな」で終わってしまうので、印象的にするため口パクにされた<ref name="kami">ホビージャパン『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ VISUAL BOOK』108頁。</ref>。また当初の予定では本当に口パクするだけで台詞自体が設定されていなかったが、想定した台詞がないと作画が難しいため作画の際に台詞が用意された<ref name="kami" />。
+
;「ターンピックが冴えないな」
::スパロボでは『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては[[ワイズマン]]に対して、『[[第3次Z]]』においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。
+
:『ザ・ラストレッドショルダー』にて、[[グレゴルー・ガロッシュ]]が調達した「見てくれはまあまあ」な[[スコープドッグ]]を試運転して、制御系の不具合の他、ターンピックを使用した時の旋回能力が今一つであることを指摘する。
:
+
:この独特の言い回しがファンの心をつかみ、作中でATが派手なアクションを見せた時にはこの台詞を反転させて「ターンピックが冴えてるな」と評するのがお約束となった。
;ペールゼン・ファイルズ
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;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」
:;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている。どんなに…特殊だろうと」
+
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』で義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。
::惑星モナドの戦いにおいて孤立する中、レッドショルダーに所属していた事の指摘を受けて、バーコフ分隊の仲間達に対して[[異能生存体]]の存在を語り始める。しかし、キリコの願いも虚しくこの後バーコフ分隊は……
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。
:;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…)
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;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…)
::『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。
+
:『ビッグバトル』より、地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。
:
+
;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!)
;ザ・ラストレッドショルダー
+
:『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。
:;「ターンピックが冴えないな」
+
;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」
::[[グレゴルー・ガロッシュ]]が調達した「見てくれはまあまあ」な[[スコープドッグ]]を試運転して、制御系の不具合の他、ターンピックを使用した時の旋回能力が今一つであることを指摘する。
+
:『赫奕たる異端』最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。
::この独特の言い回しがファンの心をつかみ、作中でATが派手なアクションを見せた時にはこの台詞を反転させて「ターンピックが冴えてるな」と評するのがお約束となった。
+
:『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも[[キャラクター事典]]の一言台詞として採用されていたりする。
:;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」
+
;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」
::義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。
+
:『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。
::[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。
+
;「昔のままだ。ココナ…」
:
+
:『孤影再び』にて、メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。
;ビッグバトル
+
;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」
:;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…)
+
:『幻影篇』での台詞。流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。
::地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。
+
;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br/>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」
:;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!)
+
:『幻影篇』のクライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。
::ラストで引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。
+
:『第3次Z天獄篇』『T』では「お前の望みは聞いてやる。だが、ここでではない」とアレンジされてワイズマン相手の特殊台詞として使われている。
:
 
;赫奕たる異端
 
:;(空白の32年。それは俺に何も与えてくれなかったようだ。硝煙と爆音。そして乾いた祈りの言葉が今、俺の体内の神経をゆっくりと、しかし、確実に覚醒させようとしていた)
 
::第1話ラストにて、生身のテイタニアにATで対峙した際の独白。フィアナと共に過ごすはずだった永遠の安らぎは脆くも崩れ、彼は再び地獄へと引き戻された。フィアナを取り戻すべく彼の孤独な戦いが再び始まる――。
 
:;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」
 
::最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。
 
::『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも[[キャラクター事典]]の一言台詞として採用されている。
 
:;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」
 
::最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。
 
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;孤影再び
 
:;「昔のままだ。ココナ…」
 
::メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。
 
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;幻影篇
 
:;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」
 
::流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。
 
:;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br/>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」
 
::クライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。
 
::『第3次Z天獄篇』『T』では「お前の望みは聞いてやる。だが、ここでではない」とアレンジされてワイズマン相手の特殊戦闘台詞として使われている。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「………」
 
:戦闘アニメーションにおける攻撃時・回避時、さらには被弾時でも無言を貫くことは少なくない。この寡黙さもキリコのキャラクター性を示している。一応、原作では被弾時や吹き飛ばされた時に「ふぉお!!」と声を上げたりする場面があるので極端に寡黙という訳ではない。
 
 
;「飽きるほどやってきた事だ」
 
;「飽きるほどやってきた事だ」
 
:回避時の台詞。説得力が違う。
 
:回避時の台詞。説得力が違う。
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:同様の敵へのバリエーション。戦い方は変わらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。
 
:同様の敵へのバリエーション。戦い方は変わらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。
 
;「化け物退治も慣れている」
 
;「化け物退治も慣れている」
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で増えた同様の敵のバリエーション。2つの戦いを経て、もはや人外との戦いも手慣れてしまった感のある台詞。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で増えた同様の敵のバリエーション。
 
;「無駄弾を使うつもりはない」
 
;「無駄弾を使うつもりはない」
 
:射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。
 
:射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。
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*担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。
 
*担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。
 
*TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。この見た目は「谷口版キリコ」として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。
 
*TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。この見た目は「谷口版キリコ」として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。
*キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア[[映画]]『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。
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*キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。
**アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、スパロボでは代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。主題歌「炎のさだめ」の歌詞の一節「むせる」にちなんでファンからは「'''にせる'''」と呼ばれている。
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**アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、スパロボでは代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。
 
*郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から1990年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。
 
*郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から1990年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。
  

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