フジヤマ・ミドリ
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フジヤマ・ミドリ | |
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登場作品 | 大空魔竜ガイキング |
声優 | 小山まみ(現:小山茉美) |
デザイン |
杉野昭夫(原案) 白土武(アニメ版) |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | ピジョン星人 |
性別 | 女 |
所属 | 大空魔竜戦隊 |
役職 | 通信担当 |
フジヤマ・ミドリは『大空魔竜ガイキング』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
大空魔竜の通信担当。
基本的にはブリッジクルーだが艦載機を用いた偵察任務に就くこともあり、きりもみ飛行や急降下といった高度な操縦技術も身に付けている。
実はピジョン星人という意外な正体を持っており、本名はグリーン。幼い頃にピジョン星がブラックホールに飲み込まれ、脱出したピジョン星人たちが行くあてもない中で生き残りを図るため、各地の星へピジョン星人を送ったが、地球に一人送られて記憶を失っていたところを大文字洋三博士に拾われて養女として育った。
第16話ではピジョン星人の母親の通信によってその過去を知ることになり、一度は安住の星を見つけたピジョン星人の元に戻ろうとしたが、窮地に陥った大空魔竜を助けるため、二度とピジョン星人の元へ行く可能性がないということを知りつつも大空魔竜に戻り、大空魔竜の仲間と共に地球に残って暗黒ホラー軍団と戦う決意を固める。
大空魔竜戦隊の男性陣に人気があるが、特に気のある男性はおらず、ツワブキ・サンシローやヤマガタケ等、自身に気のある男性のあしらいに長けた一面も持つ(一説によるとピート・リチャードソンが本命のようだが)。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
現在における参戦作品では、彼女がピジョン星人だという設定は登場していない(キャラクター事典には記載されている)。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 大空魔竜のサブパイロットで、加速や覚醒など有用な精神コマンドを覚える。本作から声が原作通りの小山茉美氏となった。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前作と同様。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。非戦闘員。デモ「ガイキング合体」で音声が収録されているが、担当声優は不明(小山茉美氏は本作に出演していない)。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 大文字洋三
- 養父。記憶を失ったミドリを引き取り、以後は実の父娘同然の関係を築いていた。
- ツワブキ・サンシロー
- 仲間。ミドリに気のある一人で、第12話では割といい関係になっているが、サンシロー自体別エピソードで他の女性とのロマンスが描かれた影響もあってか、その後の関係は最後まで進展していない。
- ピート・リチャードソン
- 仲間。互いに信頼関係のある仲間関係だが、一説にはピートがミドリの本命とも。
- ヤマガタケ
- 仲間。彼からは好意を持たれているが、男性として意識する事は皆無で、むしろわざとおだてて彼のやる気を引き出したりしている。
- ハヤミ・ブンタ
- 仲間。彼からも好意を寄せられている。
- ファン・リー
- 仲間。
- サコン・ゲン
- 仲間。第12話では、彼が誕生日プレゼントのペンダントに仕掛けておいたマイクロ通信機のお陰で洗脳状態から醒める。
- ハチロー
- 姉弟同然の関係で、時には彼のやんちゃぶりに手を焼きつつも彼からは強く慕われている。
- 母親
- ミドリの実の母親で存命。16話で彼女に通信を送り、ミドリはピジョン星人であることを知る。
- ポール(SRW未登場)
- ピジョン星人グリーンであった頃の幼馴染で、16話でミドリを迎えに来る。
- ペーラ(SRW未登場)
- 第27話でピジョン星人の科学者であるダナオン博士が大空魔竜戦隊に託したロボット兵器。普段は心優しい美少年であり、ミドリとは姉弟同然に仲良くなるが、彼に内蔵されているハートサーキット回路で冷酷な戦闘兵器となり、その姿に一時ミドリは彼を拒絶する。しかし、窮地の大空魔竜を助けるために暗黒怪獣ゴルゴーンに特攻する最期を迎え、ミドリも涙した。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ガイキングパート1、パート2、GO!」
「パート3、GO!」 - ガイキングのパーツを射出する際の台詞。ミドリ不在時にはピートが代理でコールする。
- ゲーム中も、ガイキング発進デモで聞ける。
- 「ヤマガタケ君、みんなの言ってる事まともに考えてるの? あなたが居なかったらガイキングだって勝てやしないじゃない。」
「行って! 行ってあなたの本当の力を見せてちょうだい!」 - 第5話で大空魔竜を窮地に陥らせてしまった事を後悔して落ち込むヤマガタケに対し、敢えて彼を励まして奮起させる為に言った台詞。
- 「ダリウス大帝様に逆らう者は生かしてはおけない!死ね、ガイキング!!」
- 第12話で暗黒ホラー軍団に洗脳され、ダリウス大帝への忠誠心を叫びつつ無抵抗のガイキングを徹底的に痛め付ける。
- (みんな、プレゼントありがとう…でも、一生の思い出に残るプレゼントは、きっとこれだわ…ありがとう、サンシロー君…)
- クルー達から贈られたプレゼントへ感謝を述べつつ、洗脳状態から解いてくれたサンシローのペンダントに想いを馳せる。
- 「ごめんなさい! あたしにはどうしてもみんなを見殺しにしていく事はできないわ!」
- 第16話で大空魔竜の面々と別れた後、大空魔竜の窮地を知り、その窮地を救う為に乗っていた宇宙艇を分離させて大空魔竜に向かおうとした際の台詞。
- 「わかっているのポール! お母さんを頼むわ!」
- 上の台詞の後、地球と新ピジョン星との距離の関係上、もう二度と新ピジョン星に行けなくなる可能性の高さを突きつけてミドリを説得したポールへの台詞で、彼に対しガラス越しにキスをして宇宙艇を分離させる。
- 「兵器といっての欠陥が何だっていうの、みんなあの子を兵器として使うというの!?」
「あの子が…ダナオン博士を失ってどんなに苦しんでるかわからないの? みんな、そんなに冷たい人だったの!」 - 第27話より。ダナオン博士がもたらしたロボット兵器の少年ペーラを兵器として捉える大空魔竜の面々に激怒しての台詞。
- 「あたしを助けたのはただの機械だったのよ。血の通わない冷たい機械だったのよ。あなたのあの時の顔恐ろしかったわ、もう二度と見たくない!」
- ペーラと姉弟同然の絆を築くものの、ミドリを助ける為に兵器としての本性をさらけだして暗黒鳥人を倒したペーラの残虐な姿を見た後の台詞。
- 「そうよ! おとなしくしていればつけあがって!」
- 第32話で大空魔竜の面々を振り回すゲストキャラのポー船長に激怒して。他のキャラ同様にミドリもキャラクターが崩壊し、この時の顔もギャグ顔になっている。
- 「博士、みんなは言われなくても分かっているんですよ」
「ええ、自分達が一体何をしなければいけないのか、だって、私達の地球ですもの」 - 第43話より。複数の暗黒怪獣出現の際、大文字博士の出動命令を前にそれぞれの判断で出撃した戦隊の面々の行動を大文字博士に説明した際の台詞。
- 「どうか… この平和が長く続きますように…」
- 最終話のラストシーンで流れ星が現れた際に願い事。しかし、この直後のヤマガタケとハチローの願い事でムードぶち壊しになる。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「な、なんなの? ガイキングのさっきのあれ…」
「見てるこっちが意表を突かれたわ…」 - 『第2次α』第36話月へ向かうと思うルート「涙のデビルジャガー」より。強化型ガイキングのフェイスオープンを見て発したのが最初の台詞。サコンに「あれこそフェイスオープン。相手の意表を突くガイキングの新しい武器だ」と言われて下の台詞を漏らす。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- 大空魔竜
- 通信担当やガイキング発進管制などのオペレート任務をこなす。
- ミニX1
- 4人乗りの偵察機。第12話でミドリはこの機体を駆って日本アルプスの調査に赴くが、レッドバロムの火炎攻撃で破壊されてしまう。
- ギガント(SRW未登場)
- 第12話に登場した操縦タイプの暗黒怪獣で、洗脳されたミドリがパイロットを務める。大空魔竜およびガイキングの急所を熟知しているミドリの知識が利用されガイキングを中破状態にまで追い詰めるが、最後は間一髪でサンシローに救出された。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 演者の小山氏は、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場するフジヤマ・シズカの母親役で声のみ登場(電話越し)を果たした。