紅塵
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紅塵(こうじん)とは、ゴジラ S.P <シンギュラポイント>に登場する物質。
概要[編集 | ソースを編集]
ラドンなどの怪獣が保有している赤い砂状の物質。複雑な構造を持つ分子構造体で、その正体はアーキタイプの原料であり、その13あるフェーズのうちの第1段階にあたる。
怪獣の生命活動を安定させる役割を持ち、中にはサルンガなどこれをコントロールして攻防に利用する怪獣も存在する。
アーキタイプを研究するシヴァ共同事業体も紅塵の人工的な生成には成功しているが、極めて短い時間しか存在を維持出来ておらず、逆に怪獣由来のものは安定的にその状態を維持している。
アーキタイプ[編集 | ソースを編集]
紅塵を原料とする新素材。高い強靭性や軽量性などを備えており、更には光を閉じ込めてエネルギーを増幅させるほか、時には自己再生も行うなど、エネルギー保存の法則や物理法則を無視した性質を有する。
複数の次元にまたがって存在する物質であり、この世界で見えているのはアーキタイプの一部に過ぎない。この性質を利用することで時間逆行現象も可能としており、上述のエネルギーの増幅についても「葦原カスケード」と呼ばれ、過去へ送り込んだ光子を媒質に再度入射することでエネルギーを増幅させる。
本来であればハッシュ関数と同様に先に答えを知らないと発見出来ない存在であるが、シヴァ共同事業体はインドのウパラ遺跡で発見した特異点からこれを産出している。
オーソゴナル・ダイアゴナライザー[編集 | ソースを編集]
アーキタイプの13のフェーズのうちの第13段階。他のアーキタイプを変質させ、分解・消滅させることが可能であり、紅塵を無害化し、怪獣に対抗出来る唯一の手段と考えられている。
不完全なものであっても紅塵をコントロールし、結晶化させることは可能だが、生成された結晶体は時間と共に崩壊していくため、完全な状態でなければ紅塵を無害化することは出来ない。
登場作品[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Y
- 初登場作品。『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』から参戦した怪獣は、基本的に紅塵の専用のエフェクトと共に出現する。
- 世界各地で発生が確認されているが、複数の人型兵器が普及しているスパロボ世界では怪獣への対策が原作と比べて容易なためか、原作と比較して紅塵の広がっている地域は限定的となっている。
- また、次元を跨いで存在しているため、次元に作用するワルキューレの生体フォールド波によってコントロールを可能とするクロスオーバーが存在する。
- 一部ミッションでは、画面全体が変色する濃度で紅塵が発生する。この状態では、自軍ユニットの機体・武器性能に制限がかかるというペナルティが生じてしまう。本作は敵の命中が厳しいため、特にリアル系の機体は苦戦を強いられることとなる。