「ショット・ウェポン」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shot Weapon]]<ref>[http://www.dunbine.net/chara/index.html Character]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shot Weapon]]
 
| 登場作品 = [[バイストン・ウェルシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[バイストン・ウェルシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
*{{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
*{{登場作品 (人物)|New Story of Aura Battler DUNBINE}}
 
*{{登場作品 (人物)|New Story of Aura Battler DUNBINE}}
 
| 声優 = {{声優|田中正彦|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|田中正彦|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン =  
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}}
;TV版
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:{{キャラクターデザイン (登場作品別)|湖川友謙|聖戦士ダンバイン}}
 
;OVA版
 
:幡池裕行(別名義:{{キャラクターデザイン (登場作品別)|伊東岳彦|New Story of Aura Battler DUNBINE}})
 
| 初登場SRW =  
 
;TV版
 
:{{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;OVA版
 
:{{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
20行目: 12行目:
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = [[種族::地球人]](アメリカ人)
+
| 種族 = 地球人(アメリカ人)
| 性別 = [[性別::]]
+
| 性別 = 男
| 年齢 = [[年齢::28]]歳
+
| 年齢 = 28歳
 
| 出身 = アメリカ
 
| 出身 = アメリカ
 
*カリフォルニア州
 
*カリフォルニア州
| 所属 = {{所属 (人物)|アの国}}
+
| 所属 = ドレイク軍
 
}}
 
}}
 
'''ショット・ウェポン'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』および『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』の登場人物。
 
'''ショット・ウェポン'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』および『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』の登場人物。
31行目: 23行目:
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ドレイク・ルフト]]によって、初めて[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。
 
[[ドレイク・ルフト]]によって、初めて[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。
天才的なロボット工学者でオーストラリア移民のアメリカ人。少年時代に学校にも通えずに悲惨で過酷な生活を過ごしてきたため、涼しげな風貌の内に言い知れぬ憎悪と野望を抱えている。
 
  
ドレイクの下で地上人[[ゼット・ライト]]と協力して、ロボット工学と[[オーラ力]]を融合させた[[オーラマシン]]を開発する。同時にバイストン・ウェルの制覇を目論むドレイクの野心に火をつけ、荷担する。しかし、その本心はドレイクを利用して自身がバイストン・ウェルの支配者になる事を望んでいた。その為、腹心の部下であり恋人でもある[[ミュージィ・ポー]]を戦士に仕立てた。
+
ドレイクの下で地上人[[ゼット・ライト]]と協力して、ロボット工学と[[オーラ力]]を融合させた[[オーラマシン]]を開発する。同時にバイストン・ウェルの制覇を目論むドレイクの野心に火をつけ、荷担する。しかし、その本心はドレイクを利用して自分がバイストン・ウェルの支配者になることを望んでいた。その為、腹心の部下であり恋人でもある[[ミュージィ・ポー]]を戦士にしたてた。
  
地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとる。[[科学者・技術者|技術者]]として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが、失敗する。最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散った。
+
地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとっていた。技術者として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが失敗する。最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散る。
  
しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となる<ref>スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、'''ショットの肉体はミイラ化し、崩壊が進んでいる'''。</ref><ref>ちなみに、異様な姿と化したショットのOVA劇中での声は、通常の[[声優:田中正彦|田中正彦]]氏の音声に高くピッチを上げたものを二重に再生する加工が行われ、不気味さを醸し出している。</ref>。
+
しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となり(スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、肉体はミイラ化し崩壊が進んでいる<ref>この異様な肉体の表現として、OVA劇中での声も通常の田中正彦氏の音声に、高くピッチを上げたものを二重に再生する加工が行われ、不気味さを醸し出している。</ref>)、700年後の遠い未来を舞台とした『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。その一環として700年に渡ってバイストン・ウェルで保管していた[[核ミサイル]]を地上界へと撃ち込む計画を実行した末に最期は核爆発の光に飲み込まれて消滅した。
  
700年後の遠い未来を舞台とした『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。その一環として700年に渡ってバイストン・ウェルで保管していた[[核ミサイル]]を地上界へと撃ち込む計画を実行した末に、最期は核爆発の光に飲み込まれて消滅した。
+
また、[[漫画]]作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せる等、ある意味では'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。
 
 
また、[[漫画]]作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せる等、ある意味ショット・ウェポンは'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
47行目: 36行目:
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}
+
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
 
:初登場作品。[[スプリガン]]に乗ってくる。[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]への反抗を伺わせる描写はあるものの、最後まで反旗を翻す事は無く、ドレイクと同じくシナリオ「栄光の落日」にて退場する。
 
:初登場作品。[[スプリガン]]に乗ってくる。[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]への反抗を伺わせる描写はあるものの、最後まで反旗を翻す事は無く、ドレイクと同じくシナリオ「栄光の落日」にて退場する。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
+
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:音声を初収録。3割以上のダメージを与えるか[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を撃破すると、兵士達と共に撤退してしまう。
 
:音声を初収録。3割以上のダメージを与えるか[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を撃破すると、兵士達と共に撤退してしまう。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
+
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:原作同様、最終決戦でミュージィにドレイクを暗殺させようとする。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]がいないと[[暗殺]]が成功する。
 
:原作同様、最終決戦でミュージィにドレイクを暗殺させようとする。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]がいないと[[暗殺]]が成功する。
:本作では「[[ギワザ・ロワウ]]が倒されると[[ネイ・モー・ハン]][[精神コマンド]]を使用する」といった、あるキャラクターが倒されると別のキャラクターが精神コマンドを使用するイベントが多数あるが、ショットとミュージィには'''無い'''。
+
:[[ネイ・モー・ハン|後]][[アントン・ランドー|の]][[ヘッケラー・マウザー|ネ]][[ジェリド・メサ|ー]][[マウアー・ファラオ|ム]][[キヤヤ・ブフ|ド]][[ドッパ・ブフ|達]]や[[グロフィス・ラクレイン|三]][[ジュスティヌ・シャフラワース|将]][[ゼブリーズ・フルシュワ|軍]]と違って、ミュージィとの[[精神コマンド]]イベントは'''無い'''。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
+
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:バンプレストオリジナル設定とも深い繋がりが有り、[[SRX計画]]に参加していたが、[[バイストン・ウェル]]に召喚されたため行方不明になっていたという設定で登場。
 
:バンプレストオリジナル設定とも深い繋がりが有り、[[SRX計画]]に参加していたが、[[バイストン・ウェル]]に召喚されたため行方不明になっていたという設定で登場。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
 
:シーン4「海と大地を貫いたとき」にのみ登場。[[ガラバ]]に乗ってくる。
 
:シーン4「海と大地を貫いたとき」にのみ登場。[[ガラバ]]に乗ってくる。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
+
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
::戦えるのはリメイク前と同じくシーン4のみだが、シーン1で出番が追加された。
+
::戦うのはリメイク前と同じくシーン4のみだが、シーン1で出番が追加されている。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
:シーン4の「黒い、おそろしいもの」から登場。今回はNPCで、ドレイクと共に[[ウィル・ウィプス]]の完成を待っている。
+
:第1部と第3部に登場。第1部ではNPCだが、第3部でパイロットとして登場。戦う場面は少ないが今回の乗機は原作通りスプリガン。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
+
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:パイロットとして登場。戦う場面は少ないが今回の乗機は原作通りスプリガン。
+
:リメイク前と同じ。最終決戦で撃墜され死亡する際にも、通常戦闘における撤退時と同じ台詞を発するのみで、特別なものは用意されていない(恋人であるミュージィの最期も同じ扱い)。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:リメイク前と同じ。最終決戦で撃墜され死亡する際にも、通常戦闘における撤退時と同じ台詞を発するのみで、特別なものは用意されていない(恋人であるミュージィの最期も同じ扱い)。特殊技能は何も無いが性格が超強気なので厄介。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
 
:TV版とOVA版の両方が登場する。
 
:TV版とOVA版の両方が登場する。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
+
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:今回は[[NPC]]。従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えた事で世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている<ref>中盤の[[バイストン・ウェル]]ルートでは[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨み等も、こちらの世界にまで持ち出す気はないと[[ショウ・ザマ|ショウ]]達に明言している。</ref>。
+
:今回は[[NPC]]。従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えた事で世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている<ref>中盤のバイストン・ウェルルートでは[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨み等も、こちらの世界にまで持ち出す気はないとショウ達に明言している。</ref>。
:プロローグにて[[マーベル・フローズン|マーベル]]に乗機の[[スプリガン]]ごと撃墜されるが、『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』の[[バイストン・ウェル]]に転移し、ホウジョウ軍の一員となって新たに[[ナナジン]]をはじめとする[[オーラマシン]]を製造しており、このバイストン・ウェルにも新たな戦乱の火種を撒くこととなる。
+
:プロローグにて[[マーベル・フローズン|マーベル]]に乗機の[[スプリガン]]ごと撃墜されるが、[[リーンの翼 (OVA)|もう一つの]][[バイストン・ウェル]]に転移し、ホウジョウ軍の一員となって新たに[[ナナジン]]をはじめとする[[オーラマシン]]を製造しており、このバイストン・ウェルにも新たな戦乱の火種を撒くこととなる。
 
:[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を失ったホウジョウ軍が地上からバイストン・ウェルに戻された後は[[人類軍]]へと渡り、そこで[[ノーヴル・ディラン]]と接触して「ある事実」を知ったことで、ノーヴルに協力。また、[[ジン・スペンサー|ジン]]達の機体に[[オーラバトラー]]の技術を組み込んで強化を施している。
 
:[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を失ったホウジョウ軍が地上からバイストン・ウェルに戻された後は[[人類軍]]へと渡り、そこで[[ノーヴル・ディラン]]と接触して「ある事実」を知ったことで、ノーヴルに協力。また、[[ジン・スペンサー|ジン]]達の機体に[[オーラバトラー]]の技術を組み込んで強化を施している。
:終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側に付き、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも、その末路は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。
+
:終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側につき、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも……その末路は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
+
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:『UX』と違い原作再現が有るため戦闘する機会がある。『F』以来、音声が新規収録されている。
 
:『UX』と違い原作再現が有るため戦闘する機会がある。『F』以来、音声が新規収録されている。
 
:今回、[[宇宙世紀]]は『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|『00』は劇場版]]で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』は第3部とガンダム系作品の歴史が結構積み上がっている関係で、彼がバイストン・ウェルに召喚される前から[[ガンダムタイプ]]が存在していた為、[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に事前に知識を入れていた事がドレイク本人から語られる。
 
:今回、[[宇宙世紀]]は『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|『00』は劇場版]]で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』は第3部とガンダム系作品の歴史が結構積み上がっている関係で、彼がバイストン・ウェルに召喚される前から[[ガンダムタイプ]]が存在していた為、[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に事前に知識を入れていた事がドレイク本人から語られる。
 
:野心はあるようだが結局、第36話「光る島」でダンバイン系の話に決着が付くまでドレイクの元を離れなかった。同話では[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を先に撃墜すると[[精神コマンド]]で強化されるが、彼を先に撃墜するとミュージィが同時に退場してしまうため[[資金]]や[[経験値]]的には後に撃墜したい。
 
:野心はあるようだが結局、第36話「光る島」でダンバイン系の話に決着が付くまでドレイクの元を離れなかった。同話では[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を先に撃墜すると[[精神コマンド]]で強化されるが、彼を先に撃墜するとミュージィが同時に退場してしまうため[[資金]]や[[経験値]]的には後に撃墜したい。
:今作ではドレイクが地上人の召喚を思い付く前に中東で行われた[[重力炉]]の起動実験がきっかけで、[[ゼット・ライト|ゼット]]共々バイストン・ウェルにやって来た事が[[リムル・ルフト|リムル]]と[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の口から語られている。
+
:今作]]ではドレイクが地上人の召喚を思い付く前に中東で行われた[[重力炉]]の起動実験がきっかけで、[[ゼット・ライト|ゼット]]共々バイストン・ウェルにやって来た事が[[リムル・ルフト|リムル]]と[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の口から語られている。
:ショットの戦死後は特に話に出てくる事は無いが、[[隠し要素/BX|隠しユニット]]の[[ズワウス]]を仲間にすると、ズワウスの設計の何箇所かにはショットが関わったと思わしき部分がある事が判明する<ref>[[スーパーロボット大戦BX|本作]]での[[ズワウス]]は「[[ジスペル|黒幕]]が時を超えてこの世界に送り込んだ存在ではないか」と推測されており、そこからするとショットは[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]の末路を辿った可能性が考えられる。</ref>。
+
:ショットの戦死後は特に話に出てくる事は無いが、[[隠し要素/BX|隠しユニット]]の[[ズワウス]]を仲間にすると、ズワウスの設計の何箇所かにはショットが関わったと思わしき部分がある事が判明する。今作でのズワウスは[[ジスペル|黒幕]]が時を超えてこの世界に送り込んだ存在ではないかと推測されており、そこからするとショットはOVA版の末路を辿った可能性が考えられる。
:[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。
+
:[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
+
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
:ほぼ原作どおりの扱いだが、ドレイクへの反逆は実行するまでには至っていない。
 
:ほぼ原作どおりの扱いだが、ドレイクへの反逆は実行するまでには至っていない。
  
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
+
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
:NPC。終盤に入る頃に登場し、第46話ではショウに対し[[アル・ワース]]の真実を語る。
 
:NPC。終盤に入る頃に登場し、第46話ではショウに対し[[アル・ワース]]の真実を語る。
:未だに世界へ干渉する欲を捨てておらず、最後はジャコバが憑依した[[シルキー・マウ|シルキー]]の手で「死という救済のない永遠の責め苦」を与えられた上でバイストン・ウェルに送り返される。
+
:未だに世界へ干渉する欲を捨てておらず、最後はジャコバが憑依した[[シルキー・マウ|シルキー]]の手で「死という救済のない永遠の責め苦」を与えられた上でバイストン・ウェルに送り返されてた。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
+
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
:『COMPACT3』以来のOVA版設定で登場する。当初は「北の賢者」の名で呼ばれている。
 
:『COMPACT3』以来のOVA版設定で登場する。当初は「北の賢者」の名で呼ばれている。
 
:原作同様、自らの死を望むためラバーンの憎しみを煽りセフィーロからオーラロードを開かせるも死ねず、[[デボネア]]と結託。最終的にデボネアに自らを取り込ませ力を増幅させるもデボネアの敗北と共に消滅した。
 
:原作同様、自らの死を望むためラバーンの憎しみを煽りセフィーロからオーラロードを開かせるも死ねず、[[デボネア]]と結託。最終的にデボネアに自らを取り込ませ力を増幅させるもデボネアの敗北と共に消滅した。
101行目: 88行目:
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
+
;[[スーパーロボット大戦64]]
:少し遅れて地上に出たドレイクと合流する。最終決戦シナリオでは先にミュージィを撃破すると集中・気合・熱血を使用してくる。また、逆にミュージィより先に撃破するとミュージィも同じく精神コマンドを使用してくるので注意。
+
:少し遅れて地上に出たドレイクと合流する。最終決戦シナリオでは先にミュージィを撃破すると集中・気合・熱血を使用してくる。また逆にミュージィより先に撃破するとミュージィも同じく精神コマンドを使用してくるので注意。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
+
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造している。ドレイク軍が壊滅した後は『UX』同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒くが、[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。
 
:TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造している。ドレイク軍が壊滅した後は『UX』同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒くが、[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。
 
:その後は「争いの元凶を創った」罪でジャコバに不死の呪いをかけられたため、不死の身となってしまい、「解き放たれたタマシイ」では自身が死ぬためにカイルスに倒された亡者の怨念を介してクルーゼとともに宇宙崩壊を起こそうとするが、カイルスが起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により失敗に終わってしまう。
 
:その後は「争いの元凶を創った」罪でジャコバに不死の呪いをかけられたため、不死の身となってしまい、「解き放たれたタマシイ」では自身が死ぬためにカイルスに倒された亡者の怨念を介してクルーゼとともに宇宙崩壊を起こそうとするが、カイルスが起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により失敗に終わってしまう。
 
:この設定と顛末はほぼ[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]のショットのそれに準じており、『UX』以上にOVA版の設定に近づいているとも言える。
 
:この設定と顛末はほぼ[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]のショットのそれに準じており、『UX』以上にOVA版の設定に近づいているとも言える。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2019年9月のイベント「目覚め」期間限定参戦。OVA設定のNPC。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
:TV版、OVA版双方存在しているが現時点ではOVA版は名前のみの登場で、両者は「並行世界の同一人物」として解釈されている。[[Dr.ヘル]]によると、TV版のショットとゼットは地上にいた頃から生命の力を動力にする技術([[オーラコンバーター]])の研究をしていたらしい。
 
:2章Part12からTV版がNPCとして登場。存在しない筈の別のサーバインが現れた事で並行世界への扉が開かれた事態に気付き、更なる野心を抱く。
 
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
125行目: 107行目:
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
:'''[[偵察]]、[[集中]]、[[加速]]、[[強襲]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[偵察]]、[[集中]]、[[加速]]、[[強襲]]、[[熱血]]'''
:[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「悪の華」にて使用可能。第36話のイベントでは[[魂]]と[[必中]]を使用。
+
:[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」にて使用可能。第36話のイベントでは[[魂]]と[[必中]]を使用。
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
134行目: 116行目:
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ゼット・ライト]]
 
;[[ゼット・ライト]]
:同僚。彼と共に[[オーラマシン]]を開発したが、体よく手柄を横取りした。そのことで不満を抱かれるも、相手にしていない。
+
:同僚。彼と共に[[オーラマシン]]を開発したが、体よく手柄を横取りした。そのことで不満を抱かれるも相手にしていない。
 
;ジャバ
 
;ジャバ
 
:幼馴染。[[ライネック]]に乗るが、ショウに敗死する。SRW未登場だが『リアルロボット戦線』のエンディングに登場。
 
:幼馴染。[[ライネック]]に乗るが、ショウに敗死する。SRW未登場だが『リアルロボット戦線』のエンディングに登場。
140行目: 122行目:
 
:一応の上司にして召喚者。忠誠心はなく、自身の野望を達成するために利用しているに過ぎない。
 
:一応の上司にして召喚者。忠誠心はなく、自身の野望を達成するために利用しているに過ぎない。
 
;[[ミュージィ・ポー]]
 
;[[ミュージィ・ポー]]
:部下であり恋人。元は[[リムル・ルフト|リムル]]の音楽教師だった。手駒として利用するために自身に好意を抱かせ引き込んだが、交流を重ねる内にショット自身も本気で彼女を愛するようになり、相思相愛の仲となる。
+
:部下であり恋人。元は[[リムル・ルフト|リムル]]の音楽教師だった。手駒として利用するために自身に好意を抱かせ引き込んだが、交流を重ねる内にショット自身も本気で彼女を愛するようになり、相思相愛の仲となる。優れすぎた素質を持ち、ショットへの愛の気持ちがオーラ力を高め、最終的にはショウやバーンと互角以上の戦士となる。
:優れすぎた素質を持ち、ショットへの愛の気持ちがオーラ力を高め、最終的にはショウやバーンと互角以上の戦士となる。
 
 
;[[バーン・バニングス]]
 
;[[バーン・バニングス]]
 
:失脚して謹慎させられていた彼を「黒騎士」に仕立て上げ、直属の部下として戦線復帰させる。手駒。
 
:失脚して謹慎させられていた彼を「黒騎士」に仕立て上げ、直属の部下として戦線復帰させる。手駒。
;[[ジェリル・クチビ]]、[[アレン・ブレディ]]、[[フェイ・チェンカ]]
 
:13話で彼女たちが召喚された際に「ショウやトカマクにならないよう教育する」という旨の発言をしており、この三人の動向について誘導していた節がある。
 
 
;[[ラバーン・ザラマンド]]
 
;[[ラバーン・ザラマンド]]
 
:転生後のバーン当人。OVA版で[[ズワウス]]を与える。
 
:転生後のバーン当人。OVA版で[[ズワウス]]を与える。
169行目: 148行目:
 
:『UX』では終盤に密かに彼らの側に寝返り、人類軍を抹殺する。ちなみに、彼らはショットの裏切りの手際良さを「恐ろしい」と評している。
 
:『UX』では終盤に密かに彼らの側に寝返り、人類軍を抹殺する。ちなみに、彼らはショットの裏切りの手際良さを「恐ろしい」と評している。
 
;[[早乙女アルト]]
 
;[[早乙女アルト]]
:『UX』ではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達すべく、彼に[[特攻]]を仕掛ける。
+
:『UX』ではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達すべく、彼に[[特攻]]を仕掛けるが…。
 
;[[マーダル]]
 
;[[マーダル]]
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではドレイクの同盟者。中盤に[[ザ・パワー|ジュピターX]]を求め、共にオウストラル島に赴く。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではドレイクの同盟者。中盤に[[ザ・パワー|ジュピターX]]を求め、共にオウストラル島に赴く。
186行目: 165行目:
 
;[[デボネア]]
 
;[[デボネア]]
 
:『T』にて協力者となり、最終的に自らを取り込ませる。
 
:『T』にて協力者となり、最終的に自らを取り込ませる。
;[[弓弦之助]]
 
:『DD』では学会を通しての知り合いであり、ショットは彼や[[兜十蔵]]を尊敬していた。しかしバイストン・ウェルにて野心を爆発させた後にメインシナリオでの再会となってしまったため、技術を巡って敵対する。
 
  
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
213行目: 190行目:
 
;「私の本心をお前は知った…ゼットも知らんことだ。生命を私に預けてくれるな? そうすれば、このバイストン・ウェルを手に入れた時より、お前は[[女王]]だ」
 
;「私の本心をお前は知った…ゼットも知らんことだ。生命を私に預けてくれるな? そうすれば、このバイストン・ウェルを手に入れた時より、お前は[[女王]]だ」
 
:[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]に本心を話した時。
 
:[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]に本心を話した時。
;「ビショットやドレイク達を従わせた上で、アメリカという大国を俺に従わせたいのさ」
 
;「ジャバ…俺はお前と出会ったあのオーストラリアの乾いた大地が大嫌いだった。アメリカから逃げ出した両親に連れられて、あんな所へ行かされて、俺達は学校にもろくに行けずに時代錯誤の労働をさせられた。あんな目に遭わなけりゃ俺もお前も、またアメリカに戻ったりはしなかった。俺はあの惨めな生活をさせたアメリカってやつに心底腹を立てている。そのためにはビショットもドレイクも私が踊らせて…」<br>ジャバ「その上でアメリカに戻るってのか?」<br>「ああ…」
 
:第41話より。旧友ジャバとの会話で気が緩んだのか、それとも怒りで熱くなっているのか、普段の「私」という言い回しが「俺」になっている。ショットの支配欲の源泉は憎しみだということが分かる一幕。
 
  
 
=== OVA ===
 
=== OVA ===
226行目: 200行目:
 
;「ミサイルが[[地球|地上]]で爆発さえしてくれれば、あの時のように異変さえ起これば…わしは永遠の命から逃れられるのじゃ」
 
;「ミサイルが[[地球|地上]]で爆発さえしてくれれば、あの時のように異変さえ起これば…わしは永遠の命から逃れられるのじゃ」
 
:クライマックスで戦乱の真相に気づいたラバーンに追い詰められた時の台詞。
 
:クライマックスで戦乱の真相に気づいたラバーンに追い詰められた時の台詞。
:この時既にミサイル発射までのカウントダウンがすぐそこまで迫っていた。
+
:この時既にミサイル発射までのカウントダウンがすぐそこまで迫っており、そして…。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
244行目: 218行目:
  
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
;「!? な、なんと…!」
+
;「!? な、なんと…!」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第11話「招かれざるもの」シナリオエンドデモより。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。
+
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第11話「招かれざるもの」シナリオエンドデモより。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。
 
;「元より私は技術者だ。国家の庇護を受け、技術開発に励むのは天命というもの」
 
;「元より私は技術者だ。国家の庇護を受け、技術開発に励むのは天命というもの」
:『UX』第27話[[バイストン・ウェル]]ルート「王の奸計」より。[[ショウ・ザマ|ショウ]]との再会時に語った、ホウジョウ国に使えている理由。殊勝なことを言ってはいるが、[[聖戦士ダンバイン|前の宇宙]]で自身が犯したことの重大さ(そしてその事が[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]での展開にいたること)についてはまるで無頓着である。
+
:『UX』第2部第27話[[バイストン・ウェル]]ルート「王の奸計」より。[[ショウ・ザマ|ショウ]]との再会時に語った、ホウジョウ国に使えている理由。殊勝なことを言ってはいるが、[[聖戦士ダンバイン|前の宇宙]]で自身が犯したことの重大さ(そしてその事が[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]での展開にいたること)についてはまるで無頓着である。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でも同じようなことを言っているが、そっちでは清々しいほどに野心を優先させている。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でも同じようなことを言っているが、そっちでは清々しいほどに野心を優先させている。
 
;「恨みごとを並べるのならば、こちらとて想い人を殺されている!」<br/>「しかし、私はその怨念をこちらの世界にまで持ち越そうとは思っていない。でなければ、浄化を超えてここに来た意味まで見失うからな」<br/>「わかってくれ、とまで頭を下げる義理はないが…」
 
;「恨みごとを並べるのならば、こちらとて想い人を殺されている!」<br/>「しかし、私はその怨念をこちらの世界にまで持ち越そうとは思っていない。でなければ、浄化を超えてここに来た意味まで見失うからな」<br/>「わかってくれ、とまで頭を下げる義理はないが…」
 
:同上。ショウから「貴様のことは信用できん」と言われた時の返答。やはり[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]の死について思う所はあったようであるが、同時に浄化を経たことで過去の怨念は水に流すともあっさりと言ってのけ立ち去った。
 
:同上。ショウから「貴様のことは信用できん」と言われた時の返答。やはり[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]の死について思う所はあったようであるが、同時に浄化を経たことで過去の怨念は水に流すともあっさりと言ってのけ立ち去った。
 
:だが、一度浄化を経てなおホウジョウ軍の元で新たな野心をその身の内に宿している事は[[司馬懿サザビー|司馬懿]]と[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]に看破されていた。
 
:だが、一度浄化を経てなおホウジョウ軍の元で新たな野心をその身の内に宿している事は[[司馬懿サザビー|司馬懿]]と[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]に看破されていた。
;「………よろしいのですか?」<br/>ノーヴル「何が…?」<br/>「オーラコンバータの技術を組み込んだことにより、彼らの機体の出力は飛躍的にアップした。しかしそれは、マシンが彼らのオーラ力を…命を吸っていることに他ならない。ただでさえ命を削る同期臨界を、そんなマシンで行えばどうなるか…」
+
;「………よろしいのですか?」<br/>ノーヴル「何が…?」<br/>「オーラコンバータの技術を組み込んだことにより、彼らの機体の出力は飛躍的にアップした。しかしそれは、マシンが彼らのオーラ力を…命を吸っていることに他ならない。ただでさえ命を削る同期臨界を、そんなマシンで行えばどうなるか…」<br/>ノーヴル「………待つのは『死』、だけでしょうね…」<br/>「それでもあなたは…彼らを戦場に送るのですか?」<br/>ノーヴル「………それが、彼らの望んだ道よ…」
:『UX』第45話「ユダ」より。加藤機関の救援に向かうジン達を見送って。
+
:『UX』第3部第45話「ユダ」より。加藤機関の救援に向かうジン達を見送って。
:ジンとアユルの命を心配するような台詞だが、どちらかというと欠陥のあるマシンを造らされたことに対する技術者としての不満から出たものかも知れない。
+
:彼にしては珍しくジンとアユルの命を心配するような台詞だが、どちらかというと欠陥のあるマシンを造らされたことに対する技術者としての不満から出たものかも知れない。
 
;「死、運命…そして、神…決して抗えない絶対的な存在と対峙した時、人は、己の無力さを知る。だが、だからこそ人は強くなれる。立ち向かおうとする意志、乗り越えようとする力…それらがやがてカタチとなり、誇り高き命となるのだろう」
 
;「死、運命…そして、神…決して抗えない絶対的な存在と対峙した時、人は、己の無力さを知る。だが、だからこそ人は強くなれる。立ち向かおうとする意志、乗り越えようとする力…それらがやがてカタチとなり、誇り高き命となるのだろう」
:『UX』第46話「麗しのディストピア」より。「メメント・モリ」の境地へ到達したジンに対して。
+
:『UX』第3部第46話「麗しのディストピア」より。「メメント・モリ」の境地へ到達したジンに対して。
 
:なんとなく[[皆城総士|彼]]の台詞を彷彿とさせる言い回しである。
 
:なんとなく[[皆城総士|彼]]の台詞を彷彿とさせる言い回しである。
 
;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」
 
;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」
:『UX』第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。直後、ヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。だが、ショット自身が後に彼らより重い報いを受けることになろうとはまだ思っていなかった。
+
:『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。[[バジュラ本星]]にて本性を表した[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]の黒幕たちによって[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の首脳部が抹殺された事を受けて、「ハザードを呼び戻せ」と喚く[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]に[[ハザード・パシャ|ハザード]]の死を告げると共に銃口を向けて。その直後、ハザードの死とショットの裏切りに愕然とし、すべての望みが絶たれて絶望するヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。
;「フ…フフ…素晴らしい! 素晴らしいぞ、UX! 遂に道は拓かれた…!」<br/>「これこそが命の始まり! 宇宙の真理だ…!」<br/>「今こそ私は到達するのだ! 新たな、『ユガ』の誕生に…!」
+
:同時にヘスターに対する少しの同情もあるとも言えるが、ショット自身が後に彼らより重い報いを受けることになろうとはまだ思っていなかった。
 +
;「フ…フフ…素晴らしい! 素晴らしいぞ、UX! 遂に道は拓かれた…!」<br/>「これこそが命の始まり! 宇宙の真理だ…!」<br/>「今こそ私は到達するのだ! 新たな、『ユガ』の誕生に…!」
 
:同上。ギャラクシー船団の黒幕に操られた[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]と対話を果たした直後に現れて。真理の到達を見届けるべく、[[早乙女アルト|アルト]]の[[YF-29 デュランダル]]に[[特攻]]を仕掛けるが…。
 
:同上。ギャラクシー船団の黒幕に操られた[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]と対話を果たした直後に現れて。真理の到達を見届けるべく、[[早乙女アルト|アルト]]の[[YF-29 デュランダル]]に[[特攻]]を仕掛けるが…。
;「………」<br/>「ここは…どこだ…? 私は…何をしている…」<br/>「何も見えない…何も聞こえない…」<br/>「なぜだ? 私は真理に到達したはずではなかったのか?」<br/>「………」<br/>「ああ、そうか…私は選択を間違えたのだ」<br/>「ここは始まりではなく、終わり…」<br/>「輪廻の理から外れた、『ユガ』の、向こう側…」
+
;「ここは…どこだ…? 私は…何をしている…何も見えない…何も聞こえない…なぜだ? 私は真理に到達したはずではなかったのか?………ああ、そうか…私は選択を間違えたのだ。ここは始まりではなく、終わり…輪廻の理から外れた、『ユガ』の、向こう側…」
:同上。彼の為したことは真理の到達――ではなかった。まつろわぬ[[魂]]同然の存在となったショットは、宇宙の向こう側に飛ばされてしまった。そこでようやく過ちに気付いたが時すでに遅く、ただ一人で永遠に彷徨うという末路を迎えてしまう。
+
:彼の為したことは真理の到達――ではなかった。まつろわぬ[[魂]]同然の存在となったショットは、宇宙の向こう側に飛ばされてしまった。そこでようやく過ちに気付いたが時すでに遅く、ただ一人で永遠に彷徨うという末路を迎えてしまう。
 
:[[リチャード・クルーガー|リチャード]]を始め、転移してきた存在は、もれなくこうなる可能性があったのだが、運命の声の導きにより転移が成功している事を考えると、彼は「必要悪以上の運命は求められていなかった」ということだろう。ただ、[[世界観/UX|『UX』の世界観]]を考えると、この後[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]の再現に至った未来も十分にあり得るのが、恐ろしいところ。
 
:[[リチャード・クルーガー|リチャード]]を始め、転移してきた存在は、もれなくこうなる可能性があったのだが、運命の声の導きにより転移が成功している事を考えると、彼は「必要悪以上の運命は求められていなかった」ということだろう。ただ、[[世界観/UX|『UX』の世界観]]を考えると、この後[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]の再現に至った未来も十分にあり得るのが、恐ろしいところ。
 
;「正体不明の相手にまず警告とは…。相も変わらず悠長な国と見える」
 
;「正体不明の相手にまず警告とは…。相も変わらず悠長な国と見える」
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話より。[[武田長官|長官]]からの警告を受け取っての反応。もっとも、交渉によるリスク回避の可能性を捨てて即攻撃を行う、というのもどうかと思われる上、そもそも[[世界観/BX|この世界の歴史]]には不可抗力とは言え[[マクロスシリーズ|正体不明の相手を攻撃した結果、大変な事が起こった]]過去もあるはずであるが。
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話。[[武田長官|長官]]からの警告を受け取っての反応。もっとも、交渉によるリスク回避の可能性を捨てて即攻撃を行う、というのもどうかと思うが。
;「うぐっ…スプリガンが落ちるかっ…」<br/>「ここまで…やってみせたのだがな…あっけない…ものだ…」<br/>「ミュージィ…」
+
;「うぐっ…スプリガンが落ちるか…ここまで…やってみせたのだが…あっけない…ものだ…ミュージィ…」
:『BX』第36話「光る島」より。最期の台詞。『UX』での暗躍を思えば、本人が言う通りあっけない末路であった。
+
:『BX』第36話にて、最期の台詞。『UX』での暗躍を思えば、本人が言う通りあっけない末路であった。
:…が、本作の[[サーバイン]]と[[ズワウス]]の設定を思えば、この後にOVA版通りになったことが推察される。
+
:…が、今作の[[サーバイン]]と[[ズワウス]]の設定を思えば、この後にOVA版通りになったことが推察される。
  
 
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
 
;「ま…まだ地獄を…歩めというのか…」<br/>「永劫に続く地獄を…」
 
;「ま…まだ地獄を…歩めというのか…」<br/>「永劫に続く地獄を…」
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』イベント「放たれたタマシイ」より。
+
:『CC』イベント「放たれたタマシイ」にて。不死の呪いをかけられた自身が死ぬために宇宙崩壊を引き起こそうとしたが、計画は頓挫されてしまい、彼は死ぬ事の許されない地獄を味わうこととなった。
:不死の呪いをかけられた自身が死ぬために宇宙崩壊を引き起こそうとしたが、計画は頓挫されてしまい、ショットは死ぬ事の許されない地獄を味わう事となった。
 
  
 
=== OVA ===
 
=== OVA ===
281行目: 255行目:
 
;「ふははは…もはや手遅れ…これでようやく、わしの願いが…!」
 
;「ふははは…もはや手遅れ…これでようやく、わしの願いが…!」
 
:同上話より。原作通りに核ミサイルを起動させた時の台詞。この場面を最後に700年後におけるショットはフェードアウトし、シオンはショウ達と共に700年前のバイストンウェルへと飛ばされた。
 
:同上話より。原作通りに核ミサイルを起動させた時の台詞。この場面を最後に700年後におけるショットはフェードアウトし、シオンはショウ達と共に700年前のバイストンウェルへと飛ばされた。
;「黒騎士…いや、ラバーンよ…。そのまま怒りに身を委ねろ…」<br />「お前は今、[[バーン・バニングス|真実のお前]]に目覚めようとしている…」<br />「そうだ…! その怒りと憎しみを解放しろ! 力と狡猾さを手に入れろ!」<br />「そして、オーラロードを開くのだ!」
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』治安維持ルート第20話「黒い野望」にて、ラバーンにズワウスを見せつけた際に。
 
 
;「さあ、デボネアよ…。私を取り込み、その力としろ」<br />「そして、世界を滅ぼせ! 私に罰を与えるだけの世界など消えてなくなればいい!」
 
;「さあ、デボネアよ…。私を取り込み、その力としろ」<br />「そして、世界を滅ぼせ! 私に罰を与えるだけの世界など消えてなくなればいい!」
 
:『T』第49話「果てしなく広がる未来へ」にて、デボネアとの決戦の際に現れ、自らを取り込ませようとする。直後にショウからデボネアに利用されていると止められるが…。
 
:『T』第49話「果てしなく広がる未来へ」にて、デボネアとの決戦の際に現れ、自らを取り込ませようとする。直後にショウからデボネアに利用されていると止められるが…。
292行目: 264行目:
 
=== 搭乗機体 ===
 
=== 搭乗機体 ===
 
;[[スプリガン]]
 
;[[スプリガン]]
:ショットが自身の専用機として開発し、搭乗する[[オーラマシン|オーラクルーザー]]。
+
:
 
 
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
;[[ファミール艦]]
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でMAP上のアイコンで搭乗。
 
  
 
=== 開発機体 ===
 
=== 開発機体 ===
318行目: 286行目:
 
:
 
:
  
=== SRWでの関連機体 ===
+
=== スーパーロボット大戦の関連機体 ===
 
;[[ナナジン]]
 
;[[ナナジン]]
 
:原作では開発者は不明だったが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではホウジョウ軍に与したショットが開発した機体となった。
 
:原作では開発者は不明だったが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではホウジョウ軍に与したショットが開発した機体となった。
325行目: 293行目:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[プレイステーション]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では戦場で散る事も、バイストン・ウェルに帰還する事も無く地上に残留するifエンディングがあり、戦乱が終結した後に聖戦士達が統治した地上でいつの日か再び自身の野望を叶える為に表舞台から姿を消した。
+
*[[プレイステーション]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では戦場で散る事も、バイストン・ウェルに帰還する事も無く地上に残留するifの結末があり、戦乱が終結した後に聖戦士達が統治した地上でいつの日か再び自身の野望を叶える為に表舞台から姿を消した。
**「ショットが生存する」という珍しい展開だが、原作と違って[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]の浄化が行われず、「地上を統治する聖戦士」と「聖戦士を恐れる地上人」との間に溝が生まれて'''バイストン・ウェルに再び戦乱が起こる可能性が示唆される'''等、どこか後味の悪い結末であった。
+
**「ショットが生存する」という珍しい展開だが、原作と違って[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]の浄化が行われず、「地上を統治する聖戦士」と「聖戦士を恐れる地上人」との間に溝が生まれて'''バイストン・ウェルに再び戦乱が起こる可能性が示唆される'''等、どこか後味の悪い場面であった。
*現実世界で燻っていた人間が、[[異世界]]に渡ったことをきっかけで活躍する様は、近年のアマチュア小説でよく見られ定番化している「異世界転移・転生系作品」のテンプレートにかなり似ている<ref>悪役も転移・転生した人間というのは珍しいのか、流石にショット程の罪と罰までが克明に描かれることはそうはない。</ref>。特にその中でも、後年参戦した『[[ナイツ&マジック]]』の主人公[[エルネスティ・エチェバルリア]]はショットと同じく「'''元の世界の知識で軍事技術を発展させた者'''」として比較して語られる事が多い。
 
**しかし、ショットは世界を自らの手中に収めんと暗躍し、戦乱を引き起こしたのに対し、エルは様々な兵器を開発して災害や戦乱に立ち向かう、世界の守り手である。また、強い野心を持ち他者を利用する事に躊躇の無い策謀家として描かれたショットと異なり、エルは目的のために手段を選ばない所はあれ、他者を敬い礼節を弁えており、率先して前線に立つ。何より、ショットはロボットを「野望を果たすたの'''道具'''」として扱うのに対し、エルは「'''趣味'''」という側面が強いなど、明確な相違点がいくつかある。
 
***『ナイツマ』初参戦の『[[スーパーロボット大戦30|30]]』作中では、『[[バイストン・ウェルシリーズ]]』が未参戦ながら、このエルとショットとの比較を意識したような会話が存在する。
 
**ちなみに、エルは転生後の世界を逸脱した特別な能力の一切(俗に言う「転生特典」)を所持していないが、ショットは地上人故に高い[[オーラ力]]を持ち、『BX』では[[聖戦士]]技能まで持ち合わせているため、ある意味特典を所持していると言える(ショットは転生ではなく転移だが)。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)