「ガンダムローズ」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Rose]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Rose]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}} | *{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}} | ||
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フランスの[[騎士|近衛兵]]を模した機体で「シュバリエサーベル」を用いたフェンシングを基本としつつ、「ローゼスビット」による[[オールレンジ攻撃]]を最大の武器としている。機体色はネオフランスの国旗の色が使われている。 | フランスの[[騎士|近衛兵]]を模した機体で「シュバリエサーベル」を用いたフェンシングを基本としつつ、「ローゼスビット」による[[オールレンジ攻撃]]を最大の武器としている。機体色はネオフランスの国旗の色が使われている。 | ||
− | + | 武装や搭乗するガンダムファイターのイメージから、優美な戦い方をしがちなイメージであるが、実際にはドモンとの初戦では倒壊するエッフェル塔を支えたり、ランタオ島での最終バトルロイヤルでは巨体の[[グランドガンダム]]を持ち上げたりといった、そのイメージに反する(というよりは製作者側がそのギャップを狙った演出表現により)泥臭くパワフルな行動を行う事も多い。<ref>特にジョルジュが[[デビルガンダム]]のトラウマに苦しめられていた時期には、相手ガンダムの頭部や腕を無理矢理もぎ取るというバイオレンスな戦い方もしていた。</ref>これはダメージ描写にも同じ事が言え、前期OPでは[[ドラゴンガンダム]]との戦闘で'''顔面をビームロープに押し付けて引きずり回される'''という非常に痛そうなカットが存在している。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | ||
− | :ほぼ『64』と同仕様だが、ローゼススクリーマーが[[マップ兵器]] | + | :ほぼ『64』と同仕様だが、ローゼススクリーマーが[[マップ兵器]]なので、纏めて敵を倒す時は役に立つ。ジョルジュが[[気合]]の修得レベルが高いことと、移動後攻撃を主力とするGガンダム系と足並みが揃わないのが欠点。 |
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | ||
− | ::リメイクにより[[スキルパーツ]] | + | ::リメイクにより[[スキルパーツ]][[ヒット&アウェイ]]が追加され、より使える機体へと進化。またヒット&アウェイを付加しなくとも、フル改造ボーナスとして「全武器がP属性化」のためフル改造する価値のある機体となった。 |
+ | : | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}} | ||
:原作終了後。『A』とほぼ同仕様だが、ローゼスビットが[[射程]]が縮んだ代わりにP属性になった。 | :原作終了後。『A』とほぼ同仕様だが、ローゼスビットが[[射程]]が縮んだ代わりにP属性になった。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}} | ||
− | : | + | :今回弱い『Gガンダム』勢だが、ローゼススクリーマーの[[MAP兵器]]によりまだ使える範囲。シュバリエサーベルが有射程になったのは救い。[[ガンダムマックスター]]との[[合体攻撃]]も組み込まれた。おまけにバトラーベンスンマムまで武装にある。使用するならば、従来シリーズよりコストパフォーマンスが向上した「シャッフル同盟拳」の使用を前提とした運用を。 |
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}} | ||
:初登場作品。[[射程]]の長いローゼスビットが使えるのが、移動後攻撃できないので足を引っ張ってしまう。使えるモビルファイターとは言いがたい。 | :初登場作品。[[射程]]の長いローゼスビットが使えるのが、移動後攻撃できないので足を引っ張ってしまう。使えるモビルファイターとは言いがたい。 | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE}}) | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE}}) | ||
:原作終了後。スキルシステムに[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。今回もジョルジュは[[気合]]持ちではないので、闘争心や戦意高揚もつけたいところ。 | :原作終了後。スキルシステムに[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。今回もジョルジュは[[気合]]持ちではないので、闘争心や戦意高揚もつけたいところ。 | ||
84行目: | 84行目: | ||
:SRWでの性能はイマイチなところもあるが、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』以降の戦闘アニメは非常にスタイリッシュで中々見応えあり。『T』ではローゼスビットよりも威力が高くなっており、使用機会が増えた。 | :SRWでの性能はイマイチなところもあるが、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』以降の戦闘アニメは非常にスタイリッシュで中々見応えあり。『T』ではローゼスビットよりも威力が高くなっており、使用機会が増えた。 | ||
;ローゼスビット | ;ローゼスビット | ||
− | : | + | :左肩のショルダーアーマーを前後に展開し、左右二門・合計四門の射出口から発射される計40基の誘導兵器。バラの形をしており、ビームによる攻撃のみならずビット同士を連携させて電磁檻を作り出したりと、様々な戦法を繰り出す。脳波コントロールにより制御される。Gガン世界のビット兵器はパイロットの精神に感応しており、使い手の精神状態によって性能やパワーが向上する特性を持つ。 |
− | : | + | :SRWではUC系のビットやファンネルと違い「格闘」属性の武器として実装されている。本機のメイン兵装で、射程が長いのが特徴。稀にP属性の武器として実装されている作品もある。 |
− | :なお、ジョルジュ自身も生身で薔薇を手裏剣や投げナイフのように投擲して武器にする事が可能。 | + | :なお、ジョルジュ自身も生身で薔薇を手裏剣や投げナイフのように投擲して武器にする事が可能。 |
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;ローゼススクリーマー | ;ローゼススクリーマー | ||
:ローゼスビットを相手の周囲に展開して、電磁波の拘束とそれに伴う電撃でダメージを与える。 | :ローゼスビットを相手の周囲に展開して、電磁波の拘束とそれに伴う電撃でダメージを与える。 | ||
− | :SRWでは基本的には[[MAP兵器]] | + | :SRWでは基本的には[[MAP兵器]]扱いであり、通常攻撃版は存在しなかったため、後述のハリケーン習得まで最大火力が他のGガンユニットに劣る場合がある。 |
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:『T』では初の通常武器版が導入され、MAP兵器版はカスタムボーナスで追加される。またスーパーモードが追加されると、通常武器版の消費ENが10下がる。 | :『T』では初の通常武器版が導入され、MAP兵器版はカスタムボーナスで追加される。またスーパーモードが追加されると、通常武器版の消費ENが10下がる。 | ||
;ローゼスハリケーン | ;ローゼスハリケーン | ||
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;バトラーベンスンマム | ;バトラーベンスンマム | ||
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』のみ。執事[[レイモンド・ビショップ]]の乗るMS・バトラーベンスンマムと共に敵を挟み撃ちにする。TV本編では地味だったシュバリエサーベルがここでも光る。通常時は「バトラーベンスマム」と誤表記されており、スーパーモードでの使用時に元の表記に戻る。 | :『[[スーパーロボット大戦J|J]]』のみ。執事[[レイモンド・ビショップ]]の乗るMS・バトラーベンスンマムと共に敵を挟み撃ちにする。TV本編では地味だったシュバリエサーベルがここでも光る。通常時は「バトラーベンスマム」と誤表記されており、スーパーモードでの使用時に元の表記に戻る。 | ||
− | : | + | :この機体、[[ロラン・セアック|意外な人物]]と繋がりがあるのだが、今の所両者の競演は実現していない。 |
=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
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;シャッフル同盟拳 | ;シャッフル同盟拳 | ||
:[[シャッフル同盟|新生シャッフル同盟]]の[[ゴッドガンダム]]、ガンダムマックスター、[[ドラゴンガンダム]]、[[ボルトガンダム]]による最大限の気を集中させてエネルギー弾として放つ。 | :[[シャッフル同盟|新生シャッフル同盟]]の[[ゴッドガンダム]]、ガンダムマックスター、[[ドラゴンガンダム]]、[[ボルトガンダム]]による最大限の気を集中させてエネルギー弾として放つ。 | ||
− | : | + | :『T』では第46話で追加される。今回もシャッフルのどの機体からでも撃てるので、補給を駆使すると'''最大威力8900の技を1ターンで5発撃てる'''。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;全武器をP属性にする | ;全武器をP属性にする | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]] | + | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でのボーナス。これにより着弾点指定型MAP兵器のローゼススクリーマーを移動後に撃てるようになる。 |
;「ローゼススクリーマー(マップ)」が追加される | ;「ローゼススクリーマー(マップ)」が追加される | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦T|T]] | + | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でのボーナス。ローゼススクリーマーに着弾点指定型のMAP兵器版が追加される。 |
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
144行目: | 143行目: | ||
== 対決・名場面== | == 対決・名場面== | ||
− | ; | + | ;対[[シャイニングガンダム]] |
:アラクノガンダムとのファイト直前に乱入してきたシャイニングガンダムによって、アラクノは頭部を破壊されて失格となる。ファイト開始前だったとはいえ、ドモンの取った行動は問題があり、ジョルジュはドモンとのファイトを一度は拒絶。しかし、マリアルイゼの行動により、やむなく、ドモンとのファイトをすることになった。 | :アラクノガンダムとのファイト直前に乱入してきたシャイニングガンダムによって、アラクノは頭部を破壊されて失格となる。ファイト開始前だったとはいえ、ドモンの取った行動は問題があり、ジョルジュはドモンとのファイトを一度は拒絶。しかし、マリアルイゼの行動により、やむなく、ドモンとのファイトをすることになった。 | ||
:ローゼスビットとローゼススクリーマーで優位に立つもローゼススクリーマーを破られた上、倒壊するエッフェル塔の下敷きになろうとしていたマリアルイゼとレインを助けるべく、エッフェル塔を支えて、身動きが取れなくなってしまう。敗北を覚悟したジョルジュであったが、ドモンの情けで中断された。 | :ローゼスビットとローゼススクリーマーで優位に立つもローゼススクリーマーを破られた上、倒壊するエッフェル塔の下敷きになろうとしていたマリアルイゼとレインを助けるべく、エッフェル塔を支えて、身動きが取れなくなってしまう。敗北を覚悟したジョルジュであったが、ドモンの情けで中断された。 | ||
− | ; | + | ;対[[ジョンブルガンダム]] |
:尊敬するチャップマンが操縦するジョンブルガンダムとのファイトに挑むジョルジュのローズだったが、ジョンブルの囮戦法に翻弄され、追い詰められていく。ついにジョンブルのライフルがローズの頭部を捉えるもチャップマンの体調悪化が幸いして、頬をかすめただけですみ、失格を免れた。 | :尊敬するチャップマンが操縦するジョンブルガンダムとのファイトに挑むジョルジュのローズだったが、ジョンブルの囮戦法に翻弄され、追い詰められていく。ついにジョンブルのライフルがローズの頭部を捉えるもチャップマンの体調悪化が幸いして、頬をかすめただけですみ、失格を免れた。 | ||
− | ; | + | |
+ | ;対ミラージュガンダム | ||
:ジョルジュを逆恨みするミラボーは、ミラージュガンダムでネオフランスコロニーから脱獄して、地球に飛来後、デビルガンダム軍団の一員となり、ジョルジュに襲いかかる。デビルガンダム戦での敗北とマルセイユの悲劇のトラウマで動けずにいるジョルジュだったが、レイモンドを傷つけられたことでローズに乗り込み、怒り任せの戦い方でミラージュを圧倒。そんなジョルジュを止めたい一心でシャイニングのスーパーモードを起動させたドモンと無事だったレイモンドの説得により、落ち着きを取り戻したジョルジュの心に応えたシャッフルの紋章の力でミラボーのDG細胞は除去された。 | :ジョルジュを逆恨みするミラボーは、ミラージュガンダムでネオフランスコロニーから脱獄して、地球に飛来後、デビルガンダム軍団の一員となり、ジョルジュに襲いかかる。デビルガンダム戦での敗北とマルセイユの悲劇のトラウマで動けずにいるジョルジュだったが、レイモンドを傷つけられたことでローズに乗り込み、怒り任せの戦い方でミラージュを圧倒。そんなジョルジュを止めたい一心でシャイニングのスーパーモードを起動させたドモンと無事だったレイモンドの説得により、落ち着きを取り戻したジョルジュの心に応えたシャッフルの紋章の力でミラボーのDG細胞は除去された。 | ||
− | ; | + | ;対ジョンブルガンダム(決勝リーグ) |
:決勝リーグでの再戦。DG細胞で変わり果てたチャップマンと彼の仲間のミケロの策略でリング周囲のバリアを解かれてしまった為、マリアルイゼたちを守るための盾にならざるを得なくなってしまったが、ドモンたちの活躍でバリアが再起動し、ローズは反撃を開始。チャップマンは、グランドガンダムを使ってくるが、それも辛うじて打ち破る。 | :決勝リーグでの再戦。DG細胞で変わり果てたチャップマンと彼の仲間のミケロの策略でリング周囲のバリアを解かれてしまった為、マリアルイゼたちを守るための盾にならざるを得なくなってしまったが、ドモンたちの活躍でバリアが再起動し、ローズは反撃を開始。チャップマンは、グランドガンダムを使ってくるが、それも辛うじて打ち破る。 | ||
− | ; | + | ;対[[ゴッドガンダム]] |
− | : | + | :ドモンとシャッフル同盟の連戦の二番手を務めるはずだったのだが「決勝バトルロイヤルのために温存する」というネオフランス元首の判断で不戦敗にさせられてしまう。納得いかないジョルジュは、決闘という形でドモンのゴッドガンダムと対戦。新必殺技・ローゼスハリケーンを対抗技・ゴッドスラッシュタイフーンで破られ、最終的には、爆熱ゴッドフィンガーで敗北してしまうが、その雄姿は、ネオフランス元首も認める程であった。 |
− | ; | + | ;対[[グランドガンダム]] |
:決勝リーグにおいては、グランドに動きを封じられてしまうが、頭部をローゼスビットで集中攻撃したことで辛うじて勝利。 | :決勝リーグにおいては、グランドに動きを封じられてしまうが、頭部をローゼスビットで集中攻撃したことで辛うじて勝利。 | ||
:最終バトルロイヤルでは、ガンダムマックスターと共に立ち向かい、ローゼスビットを託しての射撃でグランドとチャップマンの両方を破る。 | :最終バトルロイヤルでは、ガンダムマックスターと共に立ち向かい、ローゼスビットを託しての射撃でグランドとチャップマンの両方を破る。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ; | + | ;ガンダムヴェルサイユ |
− | : | + | :SRW未登場。漫画『超級! 機動武闘伝Gガンダム』に登場する後継機。左肩には巨大な薔薇のような形状をしたサーベルを装備。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*[[漫画]]『超級! 機動武闘伝Gガンダム』において、DG細胞に侵された際には、「ローゼスビット」の形状も変化している。 | *[[漫画]]『超級! 機動武闘伝Gガンダム』において、DG細胞に侵された際には、「ローゼスビット」の形状も変化している。 | ||
**また同作では[[スーパーモード]]を再現した「ナポレオンモード」を機体修復の際に搭載されている。 | **また同作では[[スーパーモード]]を再現した「ナポレオンモード」を機体修復の際に搭載されている。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |