カリス・ノーティラス

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カリス・ノーティラス(Carris Nautilus)

フォートセバーン市の自警団のリーダーをつとめる少年。
市民にはニュータイプとして称えられるが、フォートセバーン市長ノモア・ロングの手によりニュータイプとして育てられた人工ニュータイプニュータイプ専用モビルスーツであるベルティゴを駆って、ガロードガンダムエックスを大破に追い込む。

しかし、ティファが地球上では生まれるはずのない天然のニュータイプであることを知り、絶対の力として信じていた自己の存在に疑問を持つ。さらに再起したガロードに敗れたことで、生きる意味を見失い自ら死を選ぼうとするが、ガロードに命を救われ、閉ざしていた心を開く。その後、ノモアによってモビルアーマーパトゥーリアに組み込まれ、街を破壊してしまうが、ノモアが倒れた後は償いのために街の復興にその身を尽くそうとする。なお、人工ニュータイプ特有のシナップス・シンドロームに蝕まれ、定期的に死ぬほどの頭痛を味わっている。

後に北米の反新連邦組織の部隊長としてフリーデンメンバーの救援に現れる。その際もベルティゴに搭乗していたが、精神感応兵器ビットは封印していたようである。その後は、新連邦に歯向かうだけで完結した組織に見切りをつけてフリーデンに同行。最後までともに戦った。漫画版では再合流時にラスヴェートβ(ときた氏オリジナル機体)に搭乗していた。経緯についてはときた氏の同人誌内で発表されている。 ガンダムシリーズにおける強化人間に属するキャラだが、その他のシリーズでは強化人間達が悲劇的な最期を遂げる事が多いのに対し、彼は最後まで生き残った稀な例である。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦α外伝
未来の世界の住人として登場。分岐ルートで原作同様に戦うこととなるが、後半において仲間になる。
スーパーロボット大戦R
過去の世界で登場する。最初は敵だが、ガロードとのイベント戦闘以外ではパトゥーリアに乗せられている時ぐらいしか戦わない。後半、ベルティゴに乗って仲間になる。
スーパーロボット大戦Z
今回は最初から味方として登場。フリーデンにフォートセバーンの防衛を依頼する。その後、46話クリア後に正式参入する。今回は数少ない精神コマンド覚醒(Lv62)を覚える。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

α外伝R
ひらめき集中てかげん信頼熱血友情
Z
集中ひらめきてかげん信頼覚醒

特殊技能(特殊スキル)

人工ニュータイプ切り払いブロッキング援護防御

小隊長能力(隊長効果)

Z
回避率+10%

パイロットBGM

人間関係

ガロード・ラン
彼の生き方に共感し、最後は志を共にする。
ティファ・アディール
彼の悲痛な叫びはティファの気持ちを動かし、ガロードと共に彼を苦しみから解放させる。
ノモア・ロング
フォートセバーン市長。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
Rの過去の世界で、ガロード最大のピンチにティファと共に彼に連れ去る。
カミーユ・ビダン
α外伝では、史上最高のニュータイプ能力を持った彼を、かなりの力をニュータイプと称していた。Rでは、ノモアと共に彼を市長官邸に拘束していた。
フォウ・ムラサメ
強化人間繋がりか、両者が参戦する作品では絡みが多い。α外伝では、フォウの波動を自分の心を見透かすような不愉快な感じを受けていた。
ジュドー・アーシタ
α外伝では、自分の力を過信するカリスに、彼からニュータイプ一人で世直しは出来ないと釘を刺される。
ウッソ・エヴィン
α外伝では、彼から誤った力の使い方をして、それが原因で世界の混乱が起きると危険を知らせていた。

アナザーガンダムシリーズ

デュオ・マックスウェル
α外伝では、彼から生まれながらのニュータイプを何人も知っているという一言を聞きショックを受ける事に。

リアル系

アマノ・ヒカル
Rでは、初めて出会った際彼女から「可愛い」と評される。

スーパー系

流竜馬(OVA)
戦線復帰するまで護衛してもらう。

名台詞

「僕がニュータイプだ」
10話タイトル。自信満々に出てきて、本当にガロードを叩きのめす。
「さぁ…ガロード。愚かな僕を撃て!」
「愚かな僕を撃て」の部分は13話タイトル。ノモアの真意を知り、ゆがんだ方法で手に入れた力も結局はガロードに及ばず、存在意義を失ったカリスが死を決意した時のセリフ。
「希望の灯は消さない」
35話でまさかの再登場を果たした時のセリフ。処刑寸前だった、希望の灯ことフリーデンクルーを救出する時のセリフ。灯は「」と読む。

余談

カリスを演じた水谷優子氏はTV版『機動戦士Ζガンダム』のサラ・ザビアロフ、『機動戦士ガンダムΖΖ』のミリィ・チルダーを演じている。

資料リンク

リンク