「カナン・ギモス」の版間の差分

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*カナンは担当声優の朴璐美氏が声優デビューした役である。富野監督は「[[∀ガンダム]]」の[[ロラン・セアック|主人公]]を任せられる役者を探していた頃、舞台役者として活動中の彼女と出会い、声優としての特性を図る為にカナン役に抜擢したと語っている。
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*カナンは、担当声優の朴璐美氏が声優デビューした役である。富野監督は「[[∀ガンダム]]」の[[ロラン・セアック|主人公]]を任せられる役者を探していた頃、舞台役者として活動中の彼女と出会い、声優としての特性を図る為にカナン役に抜擢したと語っている。また、偶然にも(当時朴氏が所属していた)演劇集団 円の演出部門に、富野監督の長女である富野アカリ氏が在籍していたという。
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*朴氏はカナンに対してかなりの思い入れがある。リクレイマーの組織を抜け出した[[伊佐未勇]]を追って[[ノヴィス・ノア]]に参加する女性パイロットであり、お洒落で恰好よいが、心にトラウマを抱え、しばしば不安定になる役柄でもあった。そんなカナンは、初めての声優経験でもあった朴氏のバックボーンにも重なる部分があり、「'''カナンの人柄は、自分が当時持っていた焦燥感によく似ていた'''」とも語っている。
  
 
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2018年9月29日 (土) 23:56時点における版

カナン・ギモス
外国語表記 Kanan Gimms
登場作品 ブレンパワード
声優 朴璐美
種族 地球人
性別
年齢 22歳
所属 リクレイマーノヴィス・ノア
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カナン・ギモスは『ブレンパワード』の登場人物。

概要

リクレイマーの一員で、伊佐未勇のパートナーだった女性。

ブレンパワードに乗ってリクレイマーを離反した勇を追い、オルファンへ連れ戻そうとするが、勇との接触で自身の生き方に迷いを持ち、結果、乗機であるグランチャーに拒否されることとなる。その一連の行動が裏切りと判断されてシラーに撃墜されるが、比瑪に助けられノヴィス・ノアに投降する。後にノヴィス・ノアのクルーとなり、ブレンチャイルドに認められて、そのパイロットとなる。

望まれて生まれなかったという自らの出生に強い劣等感を持っていたが、オルファンを出た後は、そこから解放され、情熱的な面が表に出るようになる。それに伴い勇との間に温度差が生じ、関係がやや薄くなる。一方、ノヴィス・ノアで知り合ったラッセとは惹かれ合い、互いの生きる意味となっていった。

日本文化に傾倒しており着物に深い愛着を抱く。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。序盤は勇とともにリクレイマー側として登場するが、中盤以降に味方となる。クスハルートではイベントで着物姿も披露。集中鉄壁を持つが、不屈ひらめきを覚えない為、終盤戦は注意が必要である。小隊長能力は「援護攻撃時の攻撃力UP」だが、肝心の援護攻撃を覚えないため生かすなら育成で後付けしてやる必要がある。この欠点は相棒ヒギンズも同様。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
ラッセかヒギンズと組んでの合体攻撃が可能となった。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第2次αJ
集中鉄壁努力狙撃熱血

特殊技能(特殊スキル)

第2次α
抗体反応L9 、切り払いL4、援護防御L2
J
抗体反応切り払い援護防御援護攻撃コンボ

小隊長能力(隊長効果)

第2次α
援護攻撃時の攻撃力+20%

人間関係

伊佐未勇
リクレイマー時代のパートナー。姉のように振る舞う。友達以上恋人未満の関係でもあった。離反を促され従った。
宇都宮比瑪
彼女から変な名前と言われる。離反の経緯から勇同様に疑われる。序盤は勇を巡る三角関係のようになっていたが、恋愛絡みではない。
ラッセ・ルンベルク
互いに内に秘めた孤独を認めて惹かれあう。
ヒギンズ・サス
もう一体のブレンチャイルドのパイロット。戦闘でコンビを組むこともあって、プライベートでも仲の良い友人。
シラー・グラス
かつての同僚だが裏切り扱いされたことでライバル関係に。

名台詞

「あたしは…誰にも愛されていなかった…!そうよ…生まれる前から、ずっと…!」
「この子、怖がっている…体が動かないみたい…」

搭乗機体

カナン・グランチャー
ブレンチャイルド (カナン用)

余談

  • カナンは、担当声優の朴璐美氏が声優デビューした役である。富野監督は「∀ガンダム」の主人公を任せられる役者を探していた頃、舞台役者として活動中の彼女と出会い、声優としての特性を図る為にカナン役に抜擢したと語っている。また、偶然にも(当時朴氏が所属していた)演劇集団 円の演出部門に、富野監督の長女である富野アカリ氏が在籍していたという。
  • 朴氏はカナンに対してかなりの思い入れがある。リクレイマーの組織を抜け出した伊佐未勇を追ってノヴィス・ノアに参加する女性パイロットであり、お洒落で恰好よいが、心にトラウマを抱え、しばしば不安定になる役柄でもあった。そんなカナンは、初めての声優経験でもあった朴氏のバックボーンにも重なる部分があり、「カナンの人柄は、自分が当時持っていた焦燥感によく似ていた」とも語っている。