ツナシ・タクト

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ツナシ・タクト(Tsunashi Takuto)

STAR DRIVER 輝きのタクト』の主人公

とある目的のために南十字島へやってきた少年。島まで泳いで渡るという無茶をしでかすも、砂浜に打ち上げられて生存。ワコスガタに助けられる。

学園に入学した夜、ワコを浚おうとする仮面の男たちを追いかけ、綺羅星十字団との戦いに巻き込まれる。一時はゼロ時間による時間停止効果が作用して時を止められてしまうが、その後ゼロ時間内に仮面無しで侵入。祖父から受け継いだ「タウのシルシ」によってサイバディ・タウバーンとアプリボワゼし、ワコを奪還することに成功する。

爽やかな性格で社交的なため、入学してすぐに人気者になる(そしてあらゆるところで異性とのフラグを建てまくる)。普段はどこか抜けていて、やや三枚目じみたところもあるが、本人は至って真剣。

優れた身体能力と戦闘センスを持ち、非常に高度な技能である二刀流を扱うなど剣術の心得もあるようで、タウバーンの能力を存分に引き出して戦うことが出来る。

最初こそ状況に流されていたが、やがて「全てのサイバディを破壊する」という決意を抱き、綺羅星十字団との戦いに挑む。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。南十字島へは泳いで来たらしいが、今作では更に撃墜されたガンダムのパイロットが流れてくる。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

X-Ω
閃き闘志

人間関係

アゲマキ・ワコ
助けてくれた恩人で四方の巫女の一人「皆水の巫女」。彼女を守るため、そして島の外に出すために全てのサイバディの破壊を目的に戦う事を決意する。
シンドウ・スガタ
助けてくれた恩人でワコの許婚。後に親友となり、ゼロ時間での戦いを援護する。
エンドウ・サリナ
劇団「夜間飛行」の部長。タクトを劇団に引っ張り込む。
スガタメ・タイガーヤマスガタ・ジャガー
スガタの付き人コンビ。
ヨウ・ミズノ
ある日、出会った不思議少女。おまじないの呪文を教えてもらう。
ヨウ・マリノ
ミズノの双子の姉。当初はミズノとの関係を警戒される。
ニチ・ケイト
クラスメートで委員長。彼女の叔母の店でアルバイトをする。
ワタナベ・カナコ
クラスメートで後ろの席。よくちょっかいをかけられる。
シモーヌ・アラゴン
クラスメートでカナコの付き人。
シナダ・ベニオ
学生寮の寮長。
ホンダ・ジョージ
先輩。ボクシング部に入らないかと誘われる。
マキナ・ルリ
ワコの親友として仲良くなる。
コモリ・ナツオ
中学時代の友人。病で短い生涯を閉じたが、その自由な生き方はタクトの生き方に影響を与える。
オカダ・ハナ
中学時代の友人で初恋の人。
ツナシ・イクロウ
祖父であり育ての親。彼から「タウ」のシルシを譲られた。
ソラ
母親。タクトをイクロウに預けた後は行方不明となっている。
アゲマキ・アゲハ
ワコの祖母。タクトを見ていつシルシを受け継いだか聞くなど、銀河美少年と四方の巫女について詳しい。
カタシロ・リョウスケ
レイジの旧友で、ソラの元婚約者。タクトが持っていた懐中時計は元々彼の持ち物。
ミヤビ・レイジ
実父。しかし、タクトへの愛情は皆無。

他作品との人間関係

キラ・ヤマト
X-Ω』では、海を渡ってきた者同士で絡みが多い。
野原しんのすけ
『X-Ω』では、綺羅星十字団との戦いにおいて共闘。
野原ひまわり
『X-Ω』では、彼に一目惚れ。野原一家と「夜間飛行」の会話中、ずっとタクトの方しか見ていなかった。
カンタム・ロボ
『X-Ω』では、アニメ『超電導カンタム・ロボ』を見ていたのか、カンタムロボの存在を知っていた。

名台詞

「さぁ、共に青春を謳歌しようぜ!」
タクトとこの物語を象徴とする台詞、彼の言う通りこの物語はキャラクターそれぞれの「青春の謳歌」であった。
「青春の一大イベントとして、経験する予定です!」
スガタに「ファーストキスはしたことがあるか」と聞かれた際の返答、直後に自分はワコの人工呼吸で助かったことを知り、「人工呼吸はキスに含まれるか」という疑問が生まれる。
「やりたいこととやるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえる!」
彼の信念、祖父の受け売り。
「シルシが光ったらどうするって?そっから先は聞いてねぇぞじいちゃん!」
ゼロ時間内でタウのシルシが光った際、仮面なしで動いた際の台詞。綺羅星十字団からは驚かれ、それは同時に彼が銀河美少年である証となった。タクト自身も驚いていたが、同時にワクワクしていた。
「颯爽登場!銀河美少年、タウバーン!」
タウバーンとアプリボワゼする時のセリフ。このセリフと共に貴公子のような服装になり、髪にメッシュが入る。漫画版では初名乗りでは「そう言われると恥ずかしいが…」と言っている。
実に余談だが、宮野氏が演じるウルトラマンゼロの公式ツイッターにて「今夜も颯爽登場だぜ!」というツイートがなされた(所謂声優ネタ)。
「すごいこと、やりに来た」
第1話でなぜ島にやってきたのかと問われた際の返答。
「さあ、アゲてこうか!」
口癖。様々なパターンがある。
「君の銀河はきっと輝く」 ※第1話~第7話
「叫べ、アプリボワゼ!」 ※第9話~第15話
「君の銀河は、もう輝いている」 ※第16話~第21話
「みんな、バビューンと見てくれよ!」 ※第22話~
次回予告の締め。4つ目は第22話の演劇の幕間でも発言していた。
「全てのサイバディは僕が破壊する。」
ワコ達巫女が綺羅星十字団のサイバディによってゼロ時間消滅の為に狙われていることに対して。彼はワコの為に戦うことを決めた。
「いらない…お金の価値がわからない人間からは受けとりたくない。」
カナコの従者タカシと手合わせし終えた際のカナコへの痛烈な皮肉。以後彼等は価値観の違いにより疎遠になる。
「スガタ!スガタ!っ…起きろ馬鹿っ!」
ザメクをアプリポワゼした際に気絶したスガタを目覚めさせる為に殴った際の台詞、このあとスガタの名言に繋がる。
「いくぞぉ!スガタぁ!」
ゼロ時間にて、ページェントのコントロールを奪ったスガタと一騎討ちした際の台詞。互いに表面上のみの仲だった二人が今、本音でぶつかり合う。
「全く…これだから島育ちの田舎者は!」
決闘中、ようやく本音を語ったスガタに対して。悪態だがどこか嬉しそうに吐き捨てた。
「…白々しい芝居してんじゃねぇ」
ワコとスガタがデート中、一人海岸で時間を潰してる際にとある男に話しかけられた際に台詞の途中で彼を殴った際の台詞。この時相当キレていたらしく、静かだが重低音で威圧するようにいい放った。
「今日、父さんに会ったよ。」
「一発ぶん殴ってきた。」
その後、ワコと喫茶店で話した際の台詞。彼にとっては不快な出来事だったが、爽やかにこう話した。
「ふざけんなぁ!このクソ親父!」
最終決戦時、ついに本性を現した自身の父親であるヘッド/ツナシ・トキオに対する激昂。前途の台詞と一緒でタクトはトキオ関連だとこれまでにないほど怒りを露にする。

イッツァ系

「イッツァミィラクゥル!」
1話にて、泳いで南十字島に行こうとして前途のワコの人工呼吸で助かり、シンドウ邸で目を覚ました際の台詞。そりゃぁどう考えても死ぬであろう状態から生還したらこうも思う。
「イッツァペェ~ンチッ!」
ワコの家に入ろうとして入口の金網が破れないことに対しての対抗策、タクトさん。それ犯罪です。
「イッツァパ~ンチッ!」
ワコを攫った綺羅星十字団に対しての攻撃時。隙だらけに宣言して突撃した上に相手が戦い慣れした相手だった為あっさり負けてしまう。
「イッツァピ~ンチッ!」
こちらはタウバーンに搭乗しての初戦時にピンチになった際の台詞。この回だけでパ行のイッツァが3つも登場している。
「イッツァワンダフール・・・確かに、実社会には想像を超えた驚きが待っているな・・・」
アルバイト先のカラオケショップでケイトの歌の熱演を目撃した際の言葉。

搭乗機体

タウバーン
タウバーン・オーディナリー
タウバーン・コンパートメント
劇場版で登場したタクトのリビドーで修復・強化されたタウバーン。