フルメタル・パニック! (原作小説版)
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- 小説作品 1998年9月 ~ 2010年8月(本編)、2011年8月(短編)
- 単行本 富士見ファンタジア文庫より発売 長編全12巻・短編全8巻・外伝全2巻
- 初参戦スパロボ:第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇(2015年)
概要
ライトノベル作家・賀東招二による「月刊ドラゴンマガジン」連載(後に書き下ろしのみにシフト)のライトノベル。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。学園コメディの短編シリーズも存在する。
小説媒体の例に漏れず、表現規制が緩いため、陰惨な描写や不謹慎な描写が多く、論理観に反する内容を含むため、スパロボで扱われるフルメタとは雰囲気が大きく異なり、漫画やアニメでも作風が異なっている場合も多い。 『フルメタル・パニック!』並びにその続編『ふもっふ』『The Second Raid』の原作に当たり、以降の非映像化作品(長編では6巻目にあたる『踊るベリー・メリー・クリスマス』以降が該当)を示している。
詳細についてはフルメタル・パニックシリーズの項目も参照。 また当項目では原作小説版のみの登場となっている人物とメカのみを挙げる。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- ナミ
- 東南アジアの都市「ナムサク」の弱小AS闘技場(アレーヌ)チーム『クロスボウ』のオーナー兼整備士を務める少女。
- ミシェル・レモン
- ナムサクに取材旅行と称して赴いたルポライター。ASにはあまり詳しくない。
- クラマ
- アマルガム実行部隊の一人。宗介とは深い因縁がある。
- 外見は俳優ジャン・レノをイメージしている。
- リー・ファウラー
- レナードの部下の一人。黒のエリゴールに搭乗。
- サビーナ・レフニオ
- レナードの部下の一人で、忠誠心以上の感情も抱いている。白のエリゴールに搭乗。
- ヴィルヘルム・カスパー
- レナードの部下の一人で、クルツの狙撃の師匠。赤いエリゴールに搭乗。
- クダン・ミラ
- 長編1巻冒頭で宗介が助けたウィスパードの少女。漢字表記で『久壇未良』となる。
- 厳密にはアニメ第1期にも登場しているが、スパロボでの出典はこちらの表記となっている。
- ソフィア
- ナムサク11にて行われた実験の被験者となった少女で「原初のウィスパード」と呼べる存在。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ARX-8 レーバテイン
- 『つどうメイク・マイ・デイ』から登場。ARX-7 アーバレストの後継機。
- ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備
- 『ずっとスタンド・バイ・ミー』に登場。レーバテインに専用ブースター『XL-3』を装備させたもの。
- プラン1055 ベリアル
- 『つづくオン・マイ・オウン』から登場。ラムダ・ドライバを搭載したレナード・テスタロッサ専用アーム・スレイブ。
- プラン1065 エリゴール
- 『つどうメイク・マイ・デイ』から登場。レナード・テスタロッサの部下が搭乗するコダールの発展型。
- 機体デザインはアニメ版コダールiの流用となっている。
- プラン0601 リヴァイアサン
- 『踊るベリー・メリー・クリスマス』に登場。「水中用AS」とも呼べる小型潜水艦。
- サベージ (クロスボウ)
- 『燃える・ワン・マン・フォース』に登場。アーバレストと同じカラーリングと特殊な調整を施された初期型サベージ。
- 天獄篇にてHEATハンマー装備で登場決定。
- プラン1504 べヘモスi
- 『つづくオン・マイ・オウン』から登場。ベヘモスの正式量産機。A21がでっち上げた装備とは違い、多数のミサイルランチャー等を装備しており、アイオワ級戦艦の主砲を改装した16インチ砲を装備している。
登場作品と扱われ方
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初参戦作品にして、アニメ版を含めたフル参戦。ただし、時系列の都合などもあってか『踊るベリー・メリー・クリスマス』のシナリオは展開されず(コミカライズである『フルメタル・パニック!∑』に倣ったとも見れる。メインシーンにおける敵機がアラストル中心なのでそもそも再現が難しかったとも見れる。)。
- 原作にて、イラストが描かれなかったキャラクターに関しては挿絵とキャラクターデザインを担当した四季童子氏が新たに書き起こされている。
- また、シナリオ再現は無いものの宗助とカリーニンの出会いやクルツの過去など短編シリーズ初出の設定も幾つか拾われており、用語にて解説されているものもある。
商品情報
- 長編
- 短編
- 外伝