狐森レイコ

狐森レイコは『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。

概要

天海護のクラスメイト。

取り巻きを従え、今時（1997年当時）の女子高生言葉を駆使する高飛車なお嬢様。特技は同級生数人をまとめて引っ張り上げるほどの怪力。実家は超のつく金持ちとされ、数納鷹泰の自慢話をそれ以上に豪華な自慢話で叩き潰すのがお約束となっている。

第1話で自分たちのピンチを救ってくれた獅子王凱のことを「チョベリカチョロン様」（チョーベリーカッチョイイロン毛の略）と呼び慕っている。他にも「チョーベリーナイスなパツキンボーイ」を略して「チョベリナキンボ」と呼ぶなど、独特な言語センスを持つ。

実は彼女の家はとっくの昔に没落しており、現在では質素な暮らしをおくっていることがドラマCD『最強勇者美女軍団』にて明らかになった。牛山末男だけがそれを知っており、その秘密を決して漏らそうとしない彼に内心惹かれている。

スーパーロボット大戦BX: 第43話で木星からのELSの映像を見た地球の人々の一人として登場。その後も第46話で東京観光中のBX一行に合流し、ジャークフィールドの相殺を試みる護（並びにJ再加入の際には戒道）に声援を送る。

「電話を持って歩かなきゃいけないだなんて、生活に余裕が無くって…嫌だわ～」: 14話にて、数納鷹泰が携帯電話を取り出して先生に連絡を取ろうとした際に。ガオガイガー放送当時の1997年はまだポケベルやPHSも現役で、携帯電話は数を伸ばしていたがまだ現代のように普及してはいなかった。時代を感じさせる台詞である。; ちなみにガオガイガーの劇中年は2005年とされている。現実ではこの頃には携帯電話は既にカメラ内蔵、高速通信も始まるなど普及し、2007年にはスマートフォン「iPhone」が発表されたりしており、制作陣の想像にケータイの進化が追いついていなかったのかもしれない。
「フザけんじゃ…ないわよぉっ！」: 物語中盤、マイクの手の上から落下しそうな護達を助けた際の叫び声。この時火事場の馬鹿力なのか護含むイツメン4人が少し宙に飛び上がるほど投げ飛ばしている。実は結構強いのかもしれない。

「あれ、連邦軍の発表でしょ。どうせあれも『ぷろぱがんだ』ってのをやる為の嘘なんじゃないの？」: 『BX』第43話「Trailblazer」のエンドデモにて、木星からのELSの映像を見て。小学生ながらにどうにも痛烈な批判である。
「ッ！戒道！あんた簡単にへこたれるんじゃないわよ！」: 『BX』第46話「心」にて、護と共にジャークフィールドの相殺に力を振り絞る戒道に対し、華に促されて発した叱咤激励。高飛車キャラのせいかどうにも微妙にツンデレくさくも感じる（当時はそんな言葉はないだろうが）。