第13使徒バルディエル

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第13使徒バルディエル(13th Angel Bardiel)

EVA3号機が寄生型使徒に乗っ取られた姿。

寄生場所は原作冒頭の積乱雲の中と思われる。起動実験の際に接続信号を送ったところで目覚める(使徒自身では起動できなかった可能性もある)。コクピットブロックが張り出し粘菌状の本体が現れ、同時にEVAと融合した。

EVA3号機の武装は使用しなかった(できなかったと思われる)が、腕を伸ばす、侵食液といった攻撃を見せた。劇中では侵食液でEVA零号機改を侵食している。

原作中では、EVA零号機改EVA弐号機を瞬く間に撃破してEVA初号機と対峙、戦闘を行う。しかし、初号機のパイロットである碇シンジが戦おうとしないため、碇ゲンドウ司令が初号機のダミープラグへの切り替えを指示し、これによって半ば暴走状態になった初号機に成す術もなく破れた。初号機は3号機が沈黙した後も攻撃を続け、3号機のエントリープラグを中にいる鈴原トウジごと破壊した。トウジは瀕死の重傷、アニメ版では一命は取り留めたものの左足を失い、漫画版では搬送中に死亡している。なお、エントリープラグを潰した原因はバルディエルの本体(?)があったためである可能性が高い(この点は後述の新劇場版を参照)。

EVA同様にプラモデルがリリースされているが、販売形態によっては3号機にバルディエル時のパーツが同梱されている物、キット自体は3号機と同一で腕と一部パーツが違うだけの第13使徒バルディエルの物がある。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では「第9の使徒」として同様の存在が登場。ただしEVA3号機のパイロットがアスカに変更されている他、TV版にはなかった、覚醒時のエントリープラグ内の様子も描かれた。粘菌部分は青色となっている。また、腕を二本増やす能力まで持つ。

新劇場版においてはエントリープラグに粘菌(使徒)の本体とみられるものがあり、初号機にプラグごと噛み砕かれている。

ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では、条件によってはEVAに寄生するも(実は3号機以外にも寄生していた)発見され、カビ扱いされて掃除されて殲滅という情けない結果になることもある(類似する使徒『イロゥル』よりも、である。もっとも、自力で起動できないのだとすればバルディエルの弱点を突かれたともいえる)。ちなみに、普通にシンジが戦うと攻撃をするたびにAT(気力の様なもの)が減少し、動けなくなるほど減ると暴走イベント、という流れになる。まともにやると倒せなさそうだが、実はやり方次第では撃破できる。また、トウジのATが高い場合は起動実験でバルディエルに乗っ取られる事なくシンクロに成功している。ATを気力で例えるならば気合いでなんとかなるのだろうか?

名前の由来であるバルディエルは「霰」を司る天使で、エノク書に出てくる堕天使「バラキエル」の別称でもある。

登場作品と操縦者

スパロボでは他作品の神秘的な力を持つ機体によって、使徒のみが浄化されるのがパターン。

スーパーロボット大戦α
敵として登場。トウジと3号機を自軍入りさせるにはダミープラグに任せずにシンジ自身がバルディエルと戦う意思を示す選択肢を選び、かつ3号機のHPを30%以下にまで削らなければならない(撃墜するとゲームオーバー)が、実はこの「戦う意思を見せる」ほうの選択肢決定だけで入手フラグの一つが成立している為、撃墜による暴走に陥っても実質的に問題はない(敗北条件さえ成立させなければOK)。なお、選択肢やダミープラグ発動の有無に関わらず、最期はイベントが発生して真・ゲッター1のストナーサンシャインにより浄化・消滅させられる(しかも、粘菌状のバルディエルそのものにピンポイント攻撃をしたらしい)。なお、天使の名を冠するバルディエルであるが竜馬からは3号機の内部に巣食う悪魔呼ばわりされている。また、初号機(ダミープラグ発動の有無関係なく)そっちのけで目の前の初号機よりも乱入してきた、真・ゲッター1に攻撃目標を変えて襲いかかるも結果は先述の通り。初号機よりも色々な意味で危険な存在の真・ゲッターに何故襲いかかろうとしたのかは謎。
スーパーロボット大戦MX
今回はラーゼフォンに魂が消滅させられる。その後はEVA3号機として使用可能。なお、「MX」では原作とバルディエルの覚醒の経緯が異なり、正常に起動した後に突如覚醒している。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘
腕を伸ばす能力を身に付けた。MXでは「暴走」と表記。

特殊能力

A.T.フィールド
HP回復(MX
状態変化耐性(MX

移動タイプ

宇宙

サイズ

L

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