エリカ (ダイモス)

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エリカ(Elika)

闘将ダイモス』のヒロイン

リオン大元帥の娘で、リヒテルの妹。地球とバーム軍との戦闘の最中、記憶を失って気絶していたのを竜崎一矢に助けられ、敵味方の枠を越えた恋仲に発展する。

後にバーム星解放組織の中心として平和活動に励むことになる。捕らえられてオルバン大元帥の妻にさせられそうになり、謀略で一矢に重傷を負わせてしまうが、最後は一矢と結ばれた。

闘将ダイモス』の平和の象徴であり、オープニングに一切登場しない代わりにエンディングでは彼女の独壇場。

前作『超電磁マシーン ボルテスV』同様、クリンナップ時に別物になってしまうケースが多い中、最も聖悠紀氏の原案に近い雰囲気を残したキャラでもある。

登場作品と役柄

第4次スーパーロボット大戦S
初出演作品。マップ「荒野の死闘」ではガロイカに乗り、兄にオルバンが全ての黒幕である事を告げる。戦闘には参加しない。
第2次スーパーロボット大戦α
基本的には原作と同じ。ルートによっては『大空魔竜ガイキング』のエリカとイベントがある。
第3次スーパーロボット大戦α
前作同様に平和解放機構に参加、剛博士とともにボアザン本星で捕らえられ、ボアザン皇帝ズ・ザンバジルに求婚されるイベントがある。
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スーパーロボット大戦MX
原作終了後の設定。一矢とともに火星の開拓を手伝っていたが、火星の後継者の人質となってしまう。ちなみに草壁木連の残党組は原作通りに木星に身を投じて自害したリヒテルの死に様に感動していたが、当然、エリカは怒ることになる。

人間関係

竜崎一矢
互いに惹かれあい、彼との出会いによって地球とバームの平和に向かうきっかけになる。長谷川裕一の漫画『超電磁ビクトリーファイブ』では結婚した。
リオン大元帥
父親。
リヒテル
実の兄。
マルガレーテ
侍女。
オルバン大元帥
仇敵。

他作品との人間関係

リリーナ・ドーリアン
同志として共に行動することも多い。
エリカ (ガイキング)
第2次αにて、別の星の者ながら同じ名前同士で親しくなったが…。
ミスマル・ユリカ / テンカワ・アキト
MXでは「引き裂かれた恋人同士」という共通項ゆえ、彼女達の悲劇に感情移入する。
草壁春樹
MXでは彼ら火星の後継者に人質にとられてしまう。リヒテルの最期を美化する彼の言動に、不快感を示す場面も。
シンジョウ・アリトモ
MXでは血の気が多い彼からの恫喝に屈することなく、小バームのワープ装置を守り通す決意を示した。
ヤマサキ・ヨシオ
MXで演算ユニットのコアにされたユリカを、飄々とした口調で「研究材料」と言い切った彼に激怒する。
ズ・ザンバジル
第3次αでは彼に求婚される。

スパロボシリーズの名台詞

「ならば、あなた達にリヒテルと同じ事が出来ましょうか?」
「あなた達のその行いによって生命を落とした人々に対し、自らを裁く事が出来るのですか?」
MXリヒテルの最期を「真の指導者の姿」「高潔な魂」などと賞賛する草壁シンジョウに、兄と同じ「戦火を拡大させた責任を取る覚悟」が有るのかを厳しく問い詰める。エリカからの追求に、草壁は無言を貫くのみであった。
「行きましょう、マルガレーテ。私たちの最後の勤めを果たすために…」
「悲しい運命に引き裂かれた恋人達を救い出すために…!」
MX終盤に於ける『火星の後継者』との決戦で、エリカ達の救出よりもアキトの露払いを優先したいという一矢の心情を汲み、彼から頼まれたユリカの保護に向かう。

余談

長谷川裕一氏の執筆した外伝漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』では第一部でダイモスの兄弟機フォボスに搭乗。第二部ではやんごとなき事情で手紙での一矢との結婚式の写真以外登場しなかった。