ロゼ

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ロゼ(Rose)

ズール皇帝によって洗脳されたマーグに監視役として付けられた凛々しい美少女副官。マーグ同様、超A級クラスにカテゴリ分けされている超能力者で、思念体を応用した攻撃や変身能力に長ける。

マーグの洗脳コントロールが解けかかると再度調整するなど、皇帝の命令には忠実だったが、同時に自分を大事にし、時には守ってくれる上官マーグに敬愛の念も抱いていた。

明神タケルを狙った自らの攻撃から、彼を庇う形でマーグが戦死した後、自らも死を覚悟してタケルに決闘を申し込む。しかし明神静子の言葉や、負傷した際に自らのパワーを分け与えてくれたタケルの行動などから、ズール皇帝な忠実な部下としての自分に疑問を持ち離反。以降はタケルの共闘者となり、やがて彼を愛するようになる。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
ロゼおよびバレンの担当声優の鵜飼るみ子氏はスパロボ初出演。今回はゼーロンが登場しないため敵対時はガニメデスに搭乗し、味方時はコスモクラッシャーのサブパイロットとなる。プレイヤーにとっては31話のあのシーンが印象に残っているだろう。加入するのはかなり遅く、残り話数が7話しか無い。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
敵対はしないのだが、原作再現でコスモクラッシャーのサブパイロットになるのが終盤に差し掛かる頃とかなり遅い。ただ、前作よりは加入する話数自体は遅いが残り話数は12話あるので使えないことはない。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
最初からコスモクラッシャーに搭乗している。精神ポイントの仕様変更により感応以外をいきなり使うのは難しい。なによりカットインがなくなったのが残念。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
条件によってコスモクラッシャーのサブパイロットか、ゼーロンのメインパイロットのどちらかで参戦する。

単独作品

スーパーロボット大戦64
説得を行うことにより仲間になる。超能力バグのおかげで命中・回避が高いうえに、タケルと信頼補正もあるためゼーロンを強化すれば十分に一線を張れる。惜しむらくは熱血or魂を習得しないためパンチに欠ける点か。

パイロットステータス設定の傾向

コスモクラッシャーのサブパイロット。クラッシャー隊に欠けているサポート系精神を一手に引き受ける。

精神コマンド

リンクバトラー
ひらめき必中激励覚醒信頼
64
ひらめき必中激励信頼覚醒
D
ひらめき必中信頼献身激励
第2次Z
感応祝福期待再動
極めて優秀なサポート精神の使い手。最後にテレパシーで愛を伝えたからか、感応のSP消費は15と下手な必中より低い脅威の低さ。問題は感応以外の消費が割高なことで、感応以外は2回使うのも難しい。だが、単純に感応係として使うなら最優のキャラクターと言えるだろう。
第3次Z
感応激励祝福

特殊技能(特殊スキル)

64
超能力

パイロットBGM

「宇宙の王者!ゴッドマーズ」
オープニング主題歌。

人間関係

ルイ
妹。ズールに対するレジスタンス活動に身を投じており、その配下であるロゼには敵意を抱いていた。肉親だが、彼女は非超能力者である。
マーグ
上官ではあり、敬愛している存在。
明神タケルマーズ
木曽アキラ
変身能力で「アカネ」と名乗って彼に近づき、恋人役を演じる。
ズール皇帝

他作品との人間関係

グレース・マリア・フリード
兜甲児 (真マジンガー)
第2次Z 破界篇ではZEXISに参入した際、それまでの行為を彼から責められ敵視されるも、タケルの仲介により仲間として認められる。
ブランチ
第2次Z 再世篇では音声変換装置を用いてブラックオックスを操る彼に奇襲を仕掛け、エネルギー衝撃波で装置を破壊しオックスの奪還に貢献する。

名台詞

(マーズ、目を開けて。あなたはどんな苦難も乗り越えてきたはずよ…!)
「マーズ、死なないで!愛しているわ!!」
最終回、6体の分身体であるゲシュタルトの合体により復活したズールの猛攻に苦戦するタケルをテレパシーで励ますロゼ。彼女の祈りはやがてゴッドマーズに大いなる奇跡の光をもたらした。

スパロボシリーズの名台詞

「お、恐るべし、地球人! 恐るべし、ZEXIS!」
第2次Z破界篇第31話にて自ら率いるマーズ暗殺部隊を生身のZEXISメンバーに壊滅させられたのを目の当たりにして。人外の領域にある面々によって超合金製の糸で絡め取られ目、鼻、耳を裂かれ一方的に斬られては最後には兵員輸送機を一発で撃墜されてプレイヤーも同情を抱きかねない。

搭乗機体

ゼーロン
コスモクラッシャー

余談

所謂「腐女子人気」の草分け的存在として、熱狂的に支持されたマーグ×マーズ兄弟だが、その反面マーグのファンからは彼を死に追いやった元凶として、マーズ支持層からは物語が進むにつれ、親密度を増していった事に対する嫉妬心から、女性ファンのロゼに対する風当たりは凄まじいものがあった。これらの現象は、現在でも時折見られる腐女子層からの過剰なバッシング騒動の先駆けとして知られている。