アレックス・ゴレム

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アレックス・ゴレム(Alex Gollem)

  • 登場作品リーンの翼
  • 声優:大川透
  • 種族:地球人(アメリカ人)
  • 性別:男
  • 所属:アメリカ軍岩国基地
  • 階級:大佐
  • 役職:アメリカ軍岩国基地司令
  • キャラクターデザイン:okama(原案)、工藤昌史(アニメ用デザイン)

アメリカ軍岩国基地司令。

かつてアメリカに妻がいたが、日本に滞在した際に敏子と恋に落ち、身籠った子供を堕ろそうとする敏子を止める為にアメリカに戻って妻と離婚する。その子供がエイサップであり、彼の実父にあたるのだが、不貞の子であった故か、その存在を長らく認知していなかった。

マキャベルの理想に賛同して彼のクーデターに参画するが、までも利用しようとする様子を見て反旗を翻し、その計画を阻止した。全ての騒動が終わった後、リュクスに「アレックス・鈴木」と名乗り、エイサップへ日本に帰化することを伝えた。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
NPC。今作ではユニオン軍から人類軍に出向しており、人類軍における数少ない良識派の軍人である。人類軍首脳幹部のハザードヘスターが敢行したあまりの愚行を諌めようとしたが、逆に拘束される羽目になってしまう。最終的にはヒューズに救助されて人類軍から離反する。

人間関係

鈴木敏子
愛人。当初はアレックスが既婚者であったために辛辣な態度を返しており、アレックスのほうも離婚こそしたものの中途半端な対応をしていたが、最終的には結ばれた。
エイサップ・鈴木
実の息子だが、敏子と不貞を働いて身籠ったため、彼の存在を長らく認知していなかった。
エメリス・マキャベル
パブッシュ艦隊の司令。当初は従っていたものの、敏子の国を焼きたくない一心から部下達と共に反乱を起こす。SRW未登場。

他作品との人間関係

ハザード・パシャドッグ・タック
『UX』ではアレックスも地球を侵略する異星人と手を組んだ罪で逮捕・投獄されながら、(推進派の助力もあったとはいえ)人類軍総司令に返り咲いたハザードに疑念を抱き、後述の蒼穹作戦の一件で彼らに反抗したため、彼らに謀殺されかけた。
ハザードは今作未登場のマキャベル司令のポジションを担っているが、アレックスが反抗した際には賛同者が現れず、原作とは逆にアレックスのほうが拘束されてしまった。一緒にいた人物がドッグやヘスターなので当然の結果だが……
なお、ハザードがアレックスの名前を聞いて、かつてハザード自身を失脚に追いやった「もう一人のアレックス」を思い出し、不快感を露わにする場面がある。
アクセル・ヒューズ
ハザード達に拘束されていた所を彼に救われた。

名台詞

(想像する世界と現実世界をゴッチャにしている……)
核弾頭を受け取って、まるでオモチャを貰ったかのように振舞う朗利を見て。
「私はワシントンを諌める為のクーデターに賛同しただけです! 敏子さんの国を破壊するためではない! 諸君!! 司令を拘束する、核兵器を利用しようとした罪でだ!」
終盤で、マキャベルのエゴを目の当たりにして、彼に反旗を翻す。ここに居た兵士も賛同し、マキャベルを拘束する。
エイサップ「あとで一発ぐらい殴らせろよ」
アレックス「いいよ」
日本に帰化することを伝えた後、エイサップの言葉に対して笑顔で返した台詞。アレックスも息子と同じく、家族と向き合うことを決めた瞬間だった。

スパロボシリーズの名台詞

「我々は軍人です。過程を見るのではなく、結果を見据えるべきではありませんか…?」
「我々は救われたのです。ファフナーで戦った少年と…オーラバトラーで戦った、少年の意志に…」
『UX』第38話にて、アルティメット・クロスに助けられておきながらを愚弄するハザードを窘めた際の台詞。さすがのハザードも、この言葉には反論できず黙りこむしかなかった。
「いいえ、どきません! この核の発射ボタンだけは!」
「血迷っておられるのはあなた方だ!」
「UXは、こんな卑劣な手段の犠牲となる為に戦ったのではない!」
『UX』第39話にて、アルティメット・クロスとフェストゥムのいる北極へ向けて核ミサイル発射ボタンを押そうとするハザードを止めようとして。ドッグから「血迷ったか」と言われるも、ハザードのあまりにも卑劣な作戦にアレックスもついに反抗した。しかしハザードに一撃を食らわされ、核発射を防げなかったうえに拘束されてしまう。
尤も、このアレックスの行動が原因で核ミサイルの発射準備を一旦やり直す羽目になっており、結果的にアルティメット・クロスが北極から離脱する時間を稼ぐ結果にはなった。

余談

  • 富野作品には「家庭を顧みない父(母)親」が多いのだが、アレックス・ゴレムはその例にあてはまらない数少ない人物である。最終的に男(そしてエイサップの父親)として自身の家庭問題にケジメをつけており、幸福な結末を迎えることができた。