フルメタル・パニック! The Second Raid

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フルメタル・パニック!
The Second Raid
原作 賀東招二
四季童子
監督 武本康弘
シリーズ構成 賀東招二
キャラクターデザイン 堀内修
メカニックデザイン 海老川兼武
謂原敏明
音楽 佐橋俊彦
制作 京都アニメーション
放送局 WOWOW
放送期間 2005年7月13日 - 10月19日
話数 全13話
シリーズ フルメタル・パニックシリーズ
前作 フルメタル・パニック?ふもっふ
小説版 フルメタル・パニック! (原作小説版)
初登場SRW スーパーロボット大戦W
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フルメタル・パニック! The Second Raid』は京都アニメーション制作のテレビアニメ作品。

概要

賀東招二の小説「フルメタル・パニックシリーズ」(富士見ファンタジア文庫)のアニメ化第三弾。

原作の長編シリーズ第4巻・第5巻『終わるデイ・バイ・デイ(上・下)』にオリジナルエピソードを加えて映像化したものとなっている。短編を取り入れ不評だったアニメ第1作を踏まえ、本作では長編のみで構成されているためひたすら暗くシリアスなのが特徴。 『特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日』も製作された。

原作小説の硬い文体や作風をアニメで表現するために本作はR-15指定を受けており、作中にはグロテスクな描写やごく軽度の性描写も見られるため、視聴には注意が必要(地上波での放送は一部の表現に修正が施されていた)。 また、そのためかお色気描写も増えている。 全体的に夜のシーンが非常に多く、画面も暗い。 原作に置けるミスタKのサイコ描写を盛る形でキャラ付けされたゲイツや、原作小説があまりにも女性キャラが少なかったため性別を変更された夏玉芳(シャ・ユイファン)、夏玉蘭(シャ・ユイラン)などほぼオリジナルキャラクターも登場する。

機体デザインやキャラクターデザインは一部第一作目より変更されている。

登場人物

フルメタル・パニック!』にも登場している人物はそちらを参照。またスパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ミスリル

ベルファンガン・クルーゾー
ウルズ1。死亡したゲイル・マッカランの後任。
レイス
かなめ護衛を解任された宗介の後任。変装の達人。

アマルガム

レナード・テスタロッサ
テレサ・テスタロッサの兄。テッサのことを「出来の悪い妹」と呼ぶ。
ゲイツ
原作小説版の「ミスタ・K」をベースとするキャラクター。明るいが残虐そのものの性格をしており、口答えする部下は問答無用で撃ち殺す。かなり揉み上げが長く、思い入れも深い(頭の天辺付近の毛の寂しさが原因か)。
夏玉芳(シャ・ユイファン)、夏玉蘭(シャ・ユイラン)
ユイファンが姉で、ユイランが妹。原作小説版では兄弟であり名前も異なる。相良宗介のライバルであるガウルンに心酔しており、彼の最後のバカ騒ぎに命がけで身を投じることに。

登場メカ

フルメタル・パニック!』にも登場しているメカはそちらを参照。またスパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ミスリル

M9D ファルケ

アマルガム

プラン1058 コダールi(ゲイツ機)
プラン1059 コダールm
プラン1211 アラストル

SRWオリジナル

プラン1059 コダールc

楽曲

オープニングテーマ
「南風」
作詞・作曲:浅田信一 / 編曲:西川進 / 歌:下川みくに
『W』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
エンディングテーマ
「もう一度君に会いたい」
作詞・作曲・歌:下川みくに / 編曲:安部潤
劇中BGM
「疾走」
『W』『第3次Z』『V』『X-Ω』で採用。

登場作と扱われ方

前述の通りフルメタ本来の雰囲気に一番近く、もっともスパロボ向き…なのだが、スパロボでの扱いはあまり良くない。

第1作『フルメタル・パニック!』からの相良宗介クルツ・ウェーバーメリッサ・マオに加え、本作からはクルーゾーが常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるが、『W』ではM9 ガーンズバックとファルケには合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
ほぼ初参戦にして初の声付き作品。
『TSR』の機体デザイン、キャラクターデザインが初めて採用されたが、シナリオ再現は終盤部分のみ、分岐ルートにて数話に留まっている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
引き続き参戦。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
初参戦作品。第1作、『フルメタル・パニック?ふもっふ』の二作を含めて「フルメタル・パニックシリーズ」としてクレジットされている。
キャラクターデザイン、機体デザインは第1作のものが流用されており、シナリオ再現も極一部のみに留まっている。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
アル覚醒後なのでアニメ版はほぼ終了とも言えるタイミングとなっている。戦闘シーンは基本的に『第3次Z』からの流用だが味方ユニットが射撃武器を持った状態がデフォルトとなり、何も持たず棒立ちしていた状態から説得力が増している。また、射撃武器を持っている関係で武器を持ちかえるモーションが追加されるなど全ての味方機に大きく手が加えられている。

単独作品

スパロボ学園
『W』とは違い三作別個にクレジットされた。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年5月30日配信の「生スパロボチャンネル」にて第3期参戦作品の第1弾として発表され、2017年6月に追加参戦。

商品情報

Blu-ray

DVD

  • DVD-BOX

  • 単巻(通常版)

  • 単巻(初回限定版)

  • 特別版OVA・ファンディスク

楽曲関連

資料リンク