神面岩
神面岩とは、『勇者ライディーン』に登場するライディーンの格納庫兼修理施設。
概要
その名の通り人の顔に酷似した外観が特徴であり、物語の舞台である臨海市の岬に聳え立つ。物語序盤では「しんめんいわ」とも呼称されていた。
妖魔帝国の胎動以前から街の名物として市民に親しまれていたようで、岩の頂上付近は小さな公園程度の広さが有りレッド団の面々も溜まり場として利用する事が多い。
第2話で戦闘を終えたライディーンを迎え入れるかの如く可動した事で、岩自体がライディーンの格納庫であった事が判明。以降は洸の叫びに呼応して、岩が中央から左右に分かれ素体状態のライディーンを出現させ「フェード・イン」の準備を整わせる。
当初は岩に格納されている状態でライディーンの被ったダメージが自動的に回復するものと思われていたが、岩の真下に修理工場が存在していた事が明かされ、ムトロポリスのスタッフもこちらで作業を行う事が多くなる。修理工場の更に地下の階層には古代ムー帝国の都市が秘匿されており、そこで洸をはじめとする登場人物達はムートロンが齎す奇跡の一端を垣間見る事になる。
岩の硬度は相当なもので、幾度となく化石獣や巨烈獣の猛攻に曝されるも多少岩盤が剥がれ落ちる程度で、一度たりとも破壊された事は無かった。ただし、岩の周辺の地面はごく普通の強度しか無いようで、巨烈獣コーカツのミサイルによって容易く穴を開けられた事により隠されていたムーの都市の存在が知られてしまう。
物語終盤でラ・ムーの星の発動に必要な人物の念動力を倍加させる増幅器の役割も担っている事が明かされるなど、ライディーンにとって最重要拠点とも言うべき存在である。
登場作品
出撃時のデモムービーなどで比較的目にする機会が多い。一方、戦闘マップがムトロポリスの場合は大抵その近辺に設置されており、地形効果による恩恵を齎してくれる。
関連人物
- ひびき洸
- ライディーンの損傷が軽微なものであれば、コンピューターの指示に従う事で素人の彼にも修理が行なえる。
- ひびき玲子
- バラオとの最終決戦では、彼女の念動力を増幅してラ・ムーの星を起動させた。
- 猿丸太郎
- 巨烈兄弟との戦い以降、神面岩に常駐して作業する事が多くなる。
- 東山大三郎
- ライディーンの修理時にはムトロポリスからスタッフを動員して作業を行なう。
- ダルダン提督
- 着任早々ムートロンの在処が神面岩に有ると当たりを付け、執拗に襲撃してくる。
他作品の関連人物
- 安西エリ
- 『α(『DC』)』では神面岩を実験場に、T-LINKシステムを用いてライディーンの記憶装置への強制アクセスを試みた。
- 伊吹マヤ
- 『α(『DC』)』ではエリを補佐し、洸のモニタリングを担当する。
関連用語
- 古代ムー帝国
- 物語終盤で神面岩はムー帝国の遺跡が眠る海底の方角に向けて、岩の視線が合わさるように建設された事が判明する。
- ラ・ムーの星
- 人間の額に該当する部分に、ラ・ムーの星を設置する箇所が有る。
- ムトロポリス
- 同施設から神面岩の修理工場へ、幾つかの機材が搬入されている。
- 北の洞窟
- 第14話に登場した「もうひとつの神面岩」とも言うべき場所で、ムートロンを備蓄している。ダメージを負ったライディーンを修復した上に、暗闇魔獣ダアクル(SRW未登場)に襲われ瀕死の状態だった洸をも蘇らせるが、洸の復活にムートロンを使い切ってしまい以後は単なる洞窟になってしまった模様。
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