ストライカー

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ストライカー
外国語表記 Striker
登場作品 翠星のガルガンティア
声優 藤村歩
デザイン 石渡マコト
分類 指揮官マシンキャリバー
認識番号
クーゲル機
X-3752
全高 10m
所属
クーゲル機
人類銀河同盟 → クーゲル船団
パイロット クーゲル
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ストライカーは『翠星のガルガンティア』の登場メカ。

概要

人類銀河同盟が運用する対ヒディアーズ殲滅兵器である指揮官マシンキャリバー

基本構造は量産型であるチェインバーと同様ではあるが、基本性能はこちらの方が高く、外観も太腿が大きく胴体が細いなど女性的なフォルムであり、頭部はチェインバーとは異なり能面であるなど、細身の外見と相まり不気味さを感じさせるデザインとなっている。なお、カメラアイは首元に存在しており、チェインバー同様、会話する際には点滅する。

クーゲルが搭乗した機体は原作1話にてヒディアーズとの戦いの後に消息不明となった後、地球へと漂着。風土病を患ったクーゲルが死亡した後に残された遺言を元に死を偽装していた。自身は現地の船団員から「の使者」「雷の巨人」と評されるなど畏怖と崇拝の対象となっていた。

レドとチェインバーが求める「共存」とは違い、止めるパイロットも無く「支配」を選んでいたため、システムが自らを「神」と呼称するまでに暴走する。元々の機体性能に加え、無人機となったゆえのパイロットを考慮しないレベルの戦闘機動によってレドとチェインバーを圧倒したが、最後はチェインバーによって破壊された。

ストライカー当人はこのように自らを支配者・奉仕の対象と位置づけていたが、その一方マシンキャリバーとしての在り方が第一原則にあるため、学習判断により自己判断能力を得たチェインバーを「暴走」と認識していた。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。ギャラクシー船団と結託しており、そのため原作シナリオ自体は中盤で締めるが決着は終盤へと持ち越される。
終盤で再登場した際はスレイブとして同型機を大量に生み出された。
指揮官用とはいえ元々が高性能量産機の類なので同型機が大量生産されるのは理に適っているものの、曲がりなりにも原作では「神」と称し称された機体が「少し強いザコ」程度の扱いに堕している様はさすがに哀れではある(もっとも、それを言ったら本作には本当に『神』の名を冠しながらザコ同然に扱われている不遇な連中も存在するが)。
ストライカーの暴走具合は原作よりも深刻でギャラクシー船団に人類銀河同盟の技術の象徴的な存在であるマシンキャリバーの技術を銀河同盟の許可もなく提供している。その他にもいずれは人類銀河同盟と敵対する可能性があるギャラクシー船団に協力しており(人類銀河同盟は人の姿形に固執している為)、いくら社会構造が銀河同盟に似ていようとも、もはや人類銀河同盟の思想理念から完全に外れている。

装備・機能

武装・必殺武器

内蔵武器

グラビティ・ウェイバー
胸部に装備されたバリア展開機構も有する主砲。

携行武器

ビームライフル
近接戦闘時にはレーザーブレードにもなる手持ち銃。

その他の武器

機関砲
左腕部に装備する単銃身の機関砲。
ミサイルランチャー
背部に2基搭載する6連装ミサイルランチャー。天獄篇では「ミサイル一斉発射」名義の全体攻撃。
余談だがこの武器の戦闘アニメをよく見ると台詞に合わせるように首元が点滅している。

特殊能力

グラビティ・ウェイバー
全属性ダメージを1000軽減。

移動タイプ

飛行可能。マシンキャリバーゆえに水中行動も可能。

サイズ

S

パイロットステータス設定の傾向

能力値

射撃に優れるスピード型。クーゲルに扮していたため彼と能力値が全く同じ。

精神コマンド

第3次Z天獄篇
偵察分析加速必中直撃
能力値と同じ理由で、ラインナップもクーゲル同様。

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z天獄篇
指揮官L3、マルチターゲットカウンターL6、サイズ差補正無視再攻撃ガード援護攻撃L2

エースボーナス

自軍フェイズ開始時に「集中」がかかる
天獄篇。気力の制限がない分厄介である。

人間関係

クーゲル
搭乗者。

他作品との人間関係

レオン・三島
第3次Z天獄篇では彼と協力関係。レオンの声がチェインバー同じと考えると中々に意味深ではある。
ギャラクシー船団
第3次Z天獄篇では三島と同様に協力関係。彼らの社会構造はストライカーの目指す世界と類似のものらしい。終盤でAIごとコピーしたスレイブが量産される。

名台詞

「当機は、人類支援啓蒙レギュレーションシステム。即ち神と呼ばれる存在である」
「唯一絶対の圧倒的支配者が君臨することで、民衆は思考判断の責務から解放される」
クーゲルの計画を続行するに当たってのスタンスの一つ。
機体ナンバーK6821。貴官はもはや、対人支援回路としての第一原則すら放棄した。貴官の暴走は明白である。ただちに初期化、再起動せよ。これは最後通告である」
劇中での最後のセリフ。それに対するチェインバーからの返答は「くたばれ、ブリキ野郎」であった。

関連機体

チェインバー
下位機種であるマシンキャリバー。

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