ジョルディ・ボーダー
ジョルディ・ボーダー(Joedy Vorder)
『機甲界ガリアン』の主人公。
惑星アースト最大の国家・ボーダー王国の嫡子。自身が生まれた日にボーダー城がマーダル軍により陥落、王国の重臣であったアズベスと共に落ち延び、彼の孫「ジョジョ」として育てられる。
征服王マーダルを打倒するため、「世の闇を打ち払う」と惑星アーストに伝わる伝説の鉄巨人・ガリアンを求めるアズベスとの12年に渡る旅の末、反マーダル勢力が集う地「白き谷」にてガリアンと出会う。更に自らの出自も知り、打倒マーダルの決意を新たなものとする。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。担当声優の菊池英博氏は当作品でスパロボ初参加。星を越えて出会った多くの友人達、導いてくれる大人たちによって王として、そして勇者として成長していく。アズベスの永久離脱後は、戦術指揮も担当するようになる。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
戦術指揮
- 命中率上昇、クリティカル率上昇、射程1上昇
人間関係
- アズベス
- ボーダー王国の重臣である剣豪。彼の孫として育てられた。
- チュルル
- 仲間で同年代の友人。ジョジョに想いを寄せる。
- ヒルムカ
- 仲間で、姉貴分的存在。
- フェリア・ボーダー
- ボーダー王国の王妃。実母。
- マーダル
- ジョジョにとっては、祖国を奪った最大の仇敵。
- ハイ・シャルタット
- ライバル。
他作品との人間関係
- ロッド・バルボア
- BXでは彼がオウストラル島の危機の際に頭を下げて依頼した事を覚えており、惑星ランプレートでの決戦後に、「マーダル軍に危害を加えないでほしい」とアースト人に願った際、地球で学んだ事として「心からの願いであれば頭も下げる」として、頭を下げた。
- 騎士アレックス
- BXでは惑星アーストへ転移後、白い谷の協力者となっている。彼を信頼すると共に、彼からもその成長を期待されている。
- 騎士ゼノンマンサ
- BXではマーダルから見込まれた存在として、彼からも一目置かれている。
- チヨ・ザマ
- BXでは原作通りに母親失格な彼女の振る舞いに対して強い憤りを見せる。
- リュウ・ホウメイ
- BXでは、彼の為に惑星アーストの料理を再現した。
- フリット・アスノ
- BXでは、ある時を境に彼の成長を騎士アレックスと共に見守っていく。
スパロボシリーズの名台詞
- 「復讐は新たな復讐を呼ぶ。それじゃ、何も解決しない。これは俺が地球で学んだ事だ」
- BX第45話「伝説の光芒」にて、マーダル軍およびZマスターとの決戦後にマーダル軍の残党に危害を加えないように惑星アーストの民に求めた際の台詞。惑星アーストを離れ、地球で多くの事を学んだジョジョは「勇者」として、そして「王」としての強さと風格を身に着けていた。
- 「心からの願いであれば頭も下げる。これも俺が地球で学んだ事だ」
- 同じく決戦後に、マーダル軍の残党に危害を加えないように求めた際、戸惑う惑星アーストの民に頭を下げて願った際の台詞。どれだけ地位の高い人間でも、真剣に願うのであれば相応の礼儀が必要だと、ロッドの姿を見て学んだジョジョであった。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「海動達はいいけど、氷竜や炎竜がケンカはじめちゃったらどうなるんだ?」
- BXキャンペーンマップ「最強は誰だ!?」で海動と真上のケンカを見ながら溢した一言。
- なお、本作ではそういう事態にはならなかったが、Wではある人物が溢した一言で壮絶な兄弟喧嘩に発展してしまった…。
余談
- ジョルディ・ボーダーの担当声優である菊池英博氏は『機甲界ガリアン』本放送の収録当時、ジョジョとほぼ同じ年齢(13歳)でちょうど変声期を迎える頃だった。そのため本放送中に声質が若干変化しており、番組終盤には初期に比べてやや声が低くなっている。
- 言うまでもなく、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(1987年1月2日~連載中)とは関係が無い。
- ちなみに作品発表は『機甲界ガリアン』(1984年10月5日~1985年3月29日)の方が先であり、「ジョジョ」というと『ガリアン』の方を連想する人も少なくないとか。
- 寺田プロデューサーもまた、公式ラジオにて「僕にとって『ジョジョ』って言ったら、『ガリアン』なんですけど」と発言している。
- ちなみに作品発表は『機甲界ガリアン』(1984年10月5日~1985年3月29日)の方が先であり、「ジョジョ」というと『ガリアン』の方を連想する人も少なくないとか。