「シレーヌ」の版間の差分
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− | + | 裏切り者のアモン抹殺の命を受け、アグウェルとゲルマーを連れて牧村家を襲撃、二人を倒して油断した[[デビルマン]]に襲い掛かる。 | |
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:初登場作品。序章ワールド1第7話から登場するボスユニット。攻撃&回避タイプ。声はOVA版の榊原氏を起用。 | :初登場作品。序章ワールド1第7話から登場するボスユニット。攻撃&回避タイプ。声はOVA版の榊原氏を起用。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *永井豪氏は漫画『激マン!』にて、シレーヌはアニメ側の「女デーモンが欲しい」という要望に応える形で作られたキャラクターであり、名付け親はアニメ版の脚本家・辻真先氏であった事を明らかにしている。 |
− | * | + | **ちなみに「シレーヌ」とは、[[海]]の怪物「[[セイレーン]]」を[[フランス語]]読みしたものである。 |
+ | *アニメ版では漫画とは対照的に青い肌に紺色の翼等の青系統のカラーリングであり、恰好もテレビの規制に合わせてボディコン状のドレス姿となっている。永井氏は漫画同様の裸体準拠で出したかった様子。中盤の山場を担っている原作とは違い、一介の妖獣として扱われている。 | ||
**また、アニメ版では「'''マダム・シレーヌ'''」とも呼ばれており、派生漫画である『デビルマンG』でもこの呼び名が用いられている。 | **また、アニメ版では「'''マダム・シレーヌ'''」とも呼ばれており、派生漫画である『デビルマンG』でもこの呼び名が用いられている。 | ||
− | * | + | *「頭部に翼が生えている」という特徴的なデザインは、[[マジンガーエンジェル]]版[[ミネルバX]]や[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]の[[ウイングル]]等のデザインに強く影響を与えている。 |
− | * | + | *「シレーヌの腕を飛ばす攻撃が後の[[マジンガーZ|ロケットパンチ]]の元ネタとなった」とされており、『激マン!』内でもそう解説されているが、『マジンガーZ編』にて「実際はマジンガーの方が先に企画されており、単に記憶違いだった」と訂正している。 |
− | * | + | *外伝作品や派生作品では、シレーヌはアモン(デビルマン)への淡い恋心を抱いている事が多く、叶わぬ恋に悩み苦しむ悲劇のヒロインポジョンになる事も多い。 |
− | *「[[劇場版マジンガーシリーズ]]」『マジンガーZ対デビルマン』の前日談になる漫画『デビルマン対ゲッターロボ』では[[メカザウルス]] | + | *「[[劇場版マジンガーシリーズ]]」『マジンガーZ対デビルマン』の前日談になる漫画『デビルマン対ゲッターロボ』では[[メカザウルス]]と合体し、「劇場版マジンガーシリーズ」の後日談になる『ダイナミックヒーローズ』ではデビルマンの攻撃で重症を負ったため、[[Dr.ヘル]]に改造されて[[サイボーグ]]になっている。 |
**前者では(合体している状態では)[[メカギルギルガン|表皮の下にメカになった姿]]が存在し、後者では機械になった目からビームを発射し、右腕はロケットパンチのように発射している。 | **前者では(合体している状態では)[[メカギルギルガン|表皮の下にメカになった姿]]が存在し、後者では機械になった目からビームを発射し、右腕はロケットパンチのように発射している。 | ||
− | *上記の通り、初登場作品は『[[スーパーロボット大戦DD]]』だが、『[[スーパーロボット大戦MX]] | + | *上記の通り、初登場作品は『[[スーパーロボット大戦DD]]』だが、『[[スーパーロボット大戦MX]]』の時点における[[兜甲児]]の発言で存在自体は示準されていた。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2019年11月7日 (木) 00:45時点における版
シレーヌ | |
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漢字表記 | 死麗濡 |
登場作品 | デビルマン (原作漫画版) |
声優 |
榊原良子(OVA版・SRW) 田中敦子(crybaby) |
デザイン | 永井豪 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
異名 | 妖鳥 |
分類 | デーモン |
シレーヌは『デビルマン』の登場キャラクター。
概要
頭部から巨大な翼を生やした女性型デーモンで、「妖鳥シレーヌ」の異名を持つ。
手足は鳥のようになっており、ほぼ全裸で股間を羽毛で隠しただけの煽情的ながらも逞しさを感じさせる姿をしている。OVA版では戦闘意欲が高まると、眼元付近がアイシャドウの如くピンク色に染まる。
裏切り者のアモン抹殺の命を受け、アグウェルとゲルマーを連れて牧村家を襲撃、二人を倒して油断したデビルマンに襲い掛かる。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド1第7話から登場するボスユニット。攻撃&回避タイプ。声はOVA版の榊原氏を起用。
- さすがに原作通りのデザインはまずかったためか、OVA北米版や実写映画版等を参考にした胸も羽毛で隠した姿になっている。
関連作品
- バトルドッジボールII
- 「ダイナミックウォーズ」にデビルマン、マジンガーZと共に所属。必殺技Lv1がグラビティボム、Lv2が合体「カイム」。
- TV版での参戦だが、デザインは漫画版がベース。羽毛がレオタード状になっていて肌の露出がとても抑えられている。
身体機能
技・必殺技
- 鉄のツメ
- 手足の強力なかぎ爪。約5000ボルトの電流が流れており、不動明を変身不能の状態に陥れた。
- 飛鳥了に銃撃された際は腕を引きちぎって念力で飛ばすという芸当も見せた。
- 『DD』では通常攻撃。
- 触角(念力)
- 頭部から生えている2本の触角。嵐を呼んだり引きちぎった腕をコントロールするなどの念力を発する。
- 腕のコントロール範囲は半径約20km圏内まで遠隔操作可能。
- 超能力
- OVA版では戦闘に直接能力を使用。念力で相手を押し潰すほどの高圧を加えたり、テレポート移動で戦場を一気に離脱したり、能力を集中させ何も無いところで原子核爆発を発生させるなど凄まじい力を見せる。
- デビルマンの動きを念力で封じた上に核爆発を発生させる連携で街ひとつごと吹き飛ばし勝利を確信するが、同じくテレポートが可能なデビルマンには通用しなかった。
- 妖鳥のはばたき
- 翼を羽ばたかせて強風を起こし、樹木を飛ばして攻撃する。
- 『DD』では必殺技。
- グラビティボム
- 『バトルドッジボールII』で使用する必殺技。輝く左手を振り下ろし念力で敵全体にダメージを与える。
- 合体「カイム」
- 同じく『バトルドッジボールII』で使用する必殺技。
サイズ
- SS
人間関係
- カイム
- デーモンの仲間でシレーヌを愛している。
- アグウェル、ゲルマー
- 部下。二人を犠牲にデビルマンの油断を誘った。
- 不動明 / デビルマン
- 裏切り者である彼を襲撃する。
- 飛鳥了
- 明のピンチを救おうとする彼から銃撃される。
名台詞
- 「風よ! 吹け~~~っ うつくしき月よ そなたはこれから起こることを見ないほうがいい みにくい血でそまりたくないならば」
- 牧村家の屋根に降り立ち、嵐を呼んで月光を遮りながら詩的につぶやく。
- 上記の台詞は『マジンガーZ対デビルマン』客演時にも引用されている。
- 「わたしは…勝てるだろうか…デビルマンに…地獄の野獣とよばれ かずおおくのデーモンをふるえあがらせた勇者アモン その勇者アモンに人間 不動 明の強じんな意志と頭脳がくわわり…いぜん以上の超悪魔と化しているという…おそるべしデビルマン!」
- 襲撃直前、さらなる強さを得たというデビルマンを恐れつつ。
余談
- 永井豪氏は漫画『激マン!』にて、シレーヌはアニメ側の「女デーモンが欲しい」という要望に応える形で作られたキャラクターであり、名付け親はアニメ版の脚本家・辻真先氏であった事を明らかにしている。
- アニメ版では漫画とは対照的に青い肌に紺色の翼等の青系統のカラーリングであり、恰好もテレビの規制に合わせてボディコン状のドレス姿となっている。永井氏は漫画同様の裸体準拠で出したかった様子。中盤の山場を担っている原作とは違い、一介の妖獣として扱われている。
- また、アニメ版では「マダム・シレーヌ」とも呼ばれており、派生漫画である『デビルマンG』でもこの呼び名が用いられている。
- 「頭部に翼が生えている」という特徴的なデザインは、マジンガーエンジェル版ミネルバXやマジンカイザーSKLのウイングル等のデザインに強く影響を与えている。
- 「シレーヌの腕を飛ばす攻撃が後のロケットパンチの元ネタとなった」とされており、『激マン!』内でもそう解説されているが、『マジンガーZ編』にて「実際はマジンガーの方が先に企画されており、単に記憶違いだった」と訂正している。
- 外伝作品や派生作品では、シレーヌはアモン(デビルマン)への淡い恋心を抱いている事が多く、叶わぬ恋に悩み苦しむ悲劇のヒロインポジョンになる事も多い。
- 「劇場版マジンガーシリーズ」『マジンガーZ対デビルマン』の前日談になる漫画『デビルマン対ゲッターロボ』ではメカザウルスと合体し、「劇場版マジンガーシリーズ」の後日談になる『ダイナミックヒーローズ』ではデビルマンの攻撃で重症を負ったため、Dr.ヘルに改造されてサイボーグになっている。
- 前者では(合体している状態では)表皮の下にメカになった姿が存在し、後者では機械になった目からビームを発射し、右腕はロケットパンチのように発射している。
- 上記の通り、初登場作品は『スーパーロボット大戦DD』だが、『スーパーロボット大戦MX』の時点における兜甲児の発言で存在自体は示準されていた。
商品情報
SRWでのデザインは下のOVA北米版を参考にしている。