「相葉祐希」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
113行目: 113行目:
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
相葉祐希を演じた声優の[[声優:保志総一朗|保志総一朗]]氏は、本作の演技が評価され、スタッフ達の印象に残った事から、本作と同じ谷口悟朗監督の次回作であり、保志氏の代表作にもなった『[[スクライド]]』の[[主人公]]・[[カズマ]]に抜擢される事となった。
 
相葉祐希を演じた声優の[[声優:保志総一朗|保志総一朗]]氏は、本作の演技が評価され、スタッフ達の印象に残った事から、本作と同じ谷口悟朗監督の次回作であり、保志氏の代表作にもなった『[[スクライド]]』の[[主人公]]・[[カズマ]]に抜擢される事となった。
 +
 +
また、本作と同じくジューヌ・ヴェルヌ原作の冒険小説『十五少年漂流記』が元となった、サンライズ制作のロボットアニメ『銀河漂流バイファム13』においても、奇しくも保志氏は主人公のロディ・シャッフルを演じている。<ref>1983年に放映された『銀河漂流バイファム』で、ロディの声を担当した難波克弘氏は、既に芸能界を引退していたため、[[代役]]として保志氏が選ばれた。</ref>
  
 
{{DEFAULTSORT:あいはゆうき}}
 
{{DEFAULTSORT:あいはゆうき}}
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:無限のリヴァイアス]]
 
[[Category:無限のリヴァイアス]]

2019年10月28日 (月) 23:32時点における版

相葉祐希
読み あいば ゆうき
外国語表記 Yuki Aiba
登場作品 無限のリヴァイアス
声優 保志総一朗
デザイン 平井久司
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 2210年8月27日
年齢 15歳
出身 地球
身長 178.0 cm
血液型 B型
所属 リーベ・デルタ第二操船課専攻
テンプレートを表示

相葉祐希は『無限のリヴァイアス』の登場人物。

概要

相葉昴治の一つ違いの弟。兄と同じく第二種航宙士免許取得の為、リーベ・デルタにやって来た。

協調性に欠け、周囲との衝突も絶えないが、頭脳明晰で身体能力に優れ、第二操船課トップの操船技術を持ち、ヴァイタル・ガーダー(リフト艦)の操縦メンバーに選ばれた後は、その才能を発揮していく。喧嘩も強く、数人掛りで絡まれても返り討ちにしている。

幼少時は泣き虫で昴治のことを慕っていたが、父親代わりになろうとする昴治を疎ましく思うようになり、本編の3年前、昴治と大喧嘩を起こし、格上だと思っていた兄に失望。それ以降、反抗的な態度を取り続けており、殴るのは日常茶飯事になるが、互いに憎らしくも兄弟の情を捨てきれないところも見られる。

幼なじみにして片思い相手の蓬仙あおいを守るべく、兄に自身の力を見せつけるべく、尾瀬イクミの独裁政権に加担するも影の支配者のシュタイン・ヘイガーにとっては、イクミ同様に都合のいい存在でしかなく、祐希の選択は結果として昴治とあおいの命を奪いかねない事態に発展した。

救助後は、昂治やあおいへの罪悪感以上に、命懸けの投降を訴えた昴治の覚悟に感化されたことで、昂治とは喧嘩をしない程度には改善。昂治と正式に付き合い始めたあおいへの片思いも自分なりにケジメをつける。性格も以前に比べれば、多少は丸くなった様子。

リヴァイアスへの再乗艦に関しては、再乗艦依頼に来た矩継真琴との会話で昴治が見せた大人たちへの怒りと自分がやるべきことのための再乗艦決意に影響されたこともそうだが、仇敵のエアーズ・ブルーも再乗艦するかもしれないことへの期待も大きく、念願の再会を果たした際、ブルーに勝負を挑み、またも敗北したが、バンダナを奪い取るという結果は残している。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。ヴァイタル・ガーダー・アインヴァルトのメインパイロットとして登録されている。イベント「じぶんらしくあるために」ではケーン達との絡みが多い。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
直感鉄壁信念
パイロットパーツ装備時
信念覚醒

人間関係

家族

相葉昴治
一つ違いの兄。本編の3年前の喧嘩から険悪となり、顔を合わせれば衝突する関係となった。ただし、どちらかと言えば祐希の方が一方的に噛み付いて昂治の方が我慢し続けるという展開になっており、傍から見ると弱い者虐めに近い。些細な事ですぐ彼に暴力を振るったり、彼の考えには矛盾すら交えてまで徹底的に否定しようとする等、その攻撃的態度は一種の「執念」さえ感じさせるもので、作中で昂治に最も暴力を振りかざしたのも、実の弟である祐希だったりする。ただし、不良達に暴行を受けているのを助ける等、心底から嫌っている訳ではない様子も見せる事が稀にある。また、昂治の方もやられっぱなしではなく、かつて付き合っていたケイコの事に関して蒸し返された際は、激怒して祐希を殴っている。
リヴァイアス事件後、ケンカしない程度には関係は改善されたが、成長した昴治の姿に寂しさと敗北感も抱く。
相葉律子
母親。兄弟が幼い頃に離婚したため、女手一つで育てられた。
父親
実父。幼い頃に離婚したが、昴治は祐希と母に内緒で、密かに会っていることが、小説版で語られており、このことも祐希の苛立ちの原因になっている。

ガールフレンド

蓬仙あおい
幼馴染み。頭が上がらない数少ない相手。密かに気があるが、昴治ばかりに気が向き自身を兄弟でセット扱いするため反発しており、リフト艦でヴァイタル・ガーダーのメインパイロットを務めるのも、彼女に自分が昂治よりも全てにおいて優れている事を証明したいというかなり幼稚な動機からである。ディカスティア戦後、イクミに突き放され孤立していく昂治を見た事で自分が全てにおいて勝ったと確信し、あおいを自分の下に引き寄せようとするが、相変わらず昂治を馬鹿にし続ける態度から拒絶され、それがイクミの独裁に加担する原因にもなってしまう。
結局、最後の最後まで祐希は自分の我を押し付けようとしかしなかった上、あおいの根は昴治一筋だったことから、失恋に終わる。
カレン・ルシオラ
火星圏離脱以降から興味を持ち、共に行動するようになり、成り行きで不良達に襲われた昂治を助けた際は、彼女に治療を任せているが、それが昂治の後の行動へと繋ぐ事になっている。
イクミが独裁者になって以降は、彼女も半ば妥協する形で祐希やイクミに協力するが、V.G.でリヴァイアスに直接攻撃を行う事等には少なからず動揺があった様で、またゲシュペンスト戦後にリフト艦へ乗り込んできた半死半生の昂治がイクミに射殺されようとした際もそれを必死に止め、祐希が兄を見殺しにしようとした事から「兄弟でしょっ!」と必死に叱咤している。
耶麻沢ケイコ
3年前に昴治が付きあっていた少女。横取りするが、昴治は怒るどころか苦笑いをしたのみでこの一件も祐希の胸中にわだかまっている。元から昂治への嫌がらせの為だけに奪ったに過ぎなかったらしく、その後すぐにフッてしまった模様。後に、この事を蒸し返した際は、さすがに昂治を怒らせる事になり、殴られている。
エリナ・リグビー
序盤で彼女と別れており、様子からもやはり一方的にフッた模様。自分以上に社交的ではない彼女に、一応別の女子グループを紹介していたが、逆に言えば、それ以降は全くの無関心であった様で、後にグループからも孤立してしまった(あるいは追い出されてしまった)彼女は、寂しさから、ファイナに漬け込まれてしまうことになった。
オープニング映像で祐希と一緒にいることや声があおいと同じことから、重要なキャラになると思われたが、そのポジションは、カレンに取られてしまった上、最終回では未登場だった。

チームメイト

尾瀬イクミ
ヴァイタル・ガーダーのパイロット仲間。協調性の無い祐希に度々呆れ、リフト艦で揉め事を起こしては、昂治に代わる形でそれを諌める役を担っていた。と言うよりも、彼の存在が無かったら、いくら祐希がパイロットとしての能力に優れていても、周囲に認められなかったと言っても過言ではない。真紅のディカスティア戦後は、互いの実力を認めるようになるが、その代わりに昂治との関係が険悪化してしまう事にもなる。
こずえの事件を切っ掛けにイクミがクーデターを起こした際は、利害の一致から真っ先にそれに乗り、イクミに次ぐリヴァイアスの最高権力者として共に艦内を支配していくが、独裁の中止を訴えた昂治にニードルガンで重傷を負わせたのを機に不安を覚え始める。後に半死半生の身で説得に現れた昂治を本気で撃ち殺そうとした際は、最初は反発心から見て見ぬ振りをしようとするも、カレンの訴えを受けて最終的にはイクミの銃撃を間一髪で制止、自分の意思を変えようとしない昂治とイクミの最後の対峙を見届ける事になった。
ラリィ・イェーガー
リーベ・デルタ時代のパートナーで、ヴァイタル・ガーダーにも共に搭乗するが、祐希の傲慢で横柄な態度から仲は悪かった。

ツヴァイ

ユイリィ・バハナ
彼女の案で昴治たちのグループに入れられる。性格面でも昴治に似ている彼女を一方的に嫌悪しており、彼女が乗組員のランク分けに反対した際も邪険に扱い、自らの意思でツヴァイと決別する原因を作っている。
シュタイン・ヘイガー
イクミ政権において、彼の傀儡にされる。ランク別導入直後、昴治とあおいのランクを尋ねるが、それにより、2人は「祐希を利用し続けるためには邪魔」として、Eランクに落とされて監禁。昴治の口から真相が明らかになった後、ヘイガーを殴ろうとするが、偉そうに彼を非難出来ないこともあってか、昴治に止められている。
チック・クラート
ゲシュペンスト戦でアインヴァルトを失った際、文句を言ってきた彼を殴り飛ばしている。

チームブルー

エアーズ・ブルー
リヴァイアスのブリッジ占拠時に返り討ちにあったことから度々彼に反抗するが、センスは高くても場数が違い過ぎる為に軽くねじ伏せられてしまっている。一方、ブルーが失脚した際は、最初は抵抗しなかった彼が庇おうとしていたユイリィを逆に庇う形で逃走を選んだ事に唯一気付き、ユイリィにブルーが残していったバンダナを手渡してもいる。結局、最後の最後まで勝つ事は無かったが、リヴァイアスの再乗船時には、彼のトレードマークであるバンダナを奪う事には成功している。

その他クルー

ファイナ・S・篠崎
リヴァイアス内のパーティにおける昴治との会話で、彼女のことで揉めてしまう。彼女の素性についてはある程度は知っていた模様で「最悪」と評している。
パトリック・キャンベル(パット)
関連サイトで肩車をしてあげている絵があったが、本編や小説では絡みすら無かった事から、結局交流に関する設定自体が無かった事にされた模様。

他作品との人間関係

ケーン・ワカバ
母艦を青のインプルスに破壊され、タップ・ライト共々リヴァイアスに拾われる。祐希とは憎まれ口を叩きあうが、喧嘩友達といった感じである。
タップ・オセアノライト・ニューマン
祐希とケーンを見守り、自身の力を過信する祐希を諭した。

名台詞

「いい加減にしろっ、このくそ野郎共っ!」
「どいつもこいつものうのうと生きやがって!他人に全部押し付けてほったらかしか!」
「なにもしねえくせに主張ばかりしやがって、しかもそれでなにかをしたつもりでいやがる、勘違いすんなっ! なんにもしてねえんだよっ、お前等は、死んでんのと同じだ! そんな奴らが偉そうに命令たれるなっ! おれは勝手にやらせてもらう、文句は言わせねえ、いいなっ!」
sere18(第18話)より。深紅のディカスティアの攻撃に苦戦し、ツヴァイもいつになく取り乱し、リフト艦内にも失望感が漂い出した際にリヴァイアス全体に叫んだ台詞。祐希本人の預かり知らぬことだが、こずえを嫌っている少女たちはこの発言をイクミが言っていると勘違いして(もしくは難癖をつけて)こずえに絡み、それがこじれて集団暴行につながってしまう。

関連機体

ヴァイタル・ガーダー・アインヴァルト
メイン操縦。

余談 

相葉祐希を演じた声優の保志総一朗氏は、本作の演技が評価され、スタッフ達の印象に残った事から、本作と同じ谷口悟朗監督の次回作であり、保志氏の代表作にもなった『スクライド』の主人公カズマに抜擢される事となった。

また、本作と同じくジューヌ・ヴェルヌ原作の冒険小説『十五少年漂流記』が元となった、サンライズ制作のロボットアニメ『銀河漂流バイファム13』においても、奇しくも保志氏は主人公のロディ・シャッフルを演じている。[1]

  1. 1983年に放映された『銀河漂流バイファム』で、ロディの声を担当した難波克弘氏は、既に芸能界を引退していたため、代役として保志氏が選ばれた。