「ロゼ・アプロヴァール」の版間の差分
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;「地球と人類の未来を賭け、グランドプレッシャー、出撃承ぉぉ認!」 | ;「地球と人類の未来を賭け、グランドプレッシャー、出撃承ぉぉ認!」 |
2017年4月15日 (土) 08:57時点における版
- 外国語表記:Rose Approval
- 登場作品:勇者王ガオガイガーFINAL
- 声優:有馬瑞香
- 種族:地球人
- 性別:女
- 所属:国連
- 役職:国連事務総長兼国連最高評議会議長
- キャラクターデザイン:木村貴宏
概要
国連事務総長。
老齢の女性だが、非常に豪胆で威厳があり、古くからの知り合いである大河幸太郎や火麻激も小僧呼ばわりして容赦なく叱咤する。GGGの行動や信念に理解があり、GGGと国連が衝突した際は、GGGを自由に行動させるため、あえて彼らを地球からの追放処分にするなどの手腕も見せる。
ゴルディオンハンマー・ゴルディオンクラッシャー等のハイパーツール群の使用には、彼女の許可が不可欠。現場では承認キーという形でそれが表わされている。
初出は、小説『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉 勇者王ガオガイガー2005』の一文のみで、本格的な顔出しはPS用ゲーム『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』内の挿話43.2話「金の牙・銀の爪」。GGGの上位組織である最高評議会の議長でもあり、長官の不在に際し、その役目を代行する。ゾンダー化した大河の代わりに、海底資源プラント「エクスプローラー8」内部で、ファイナルフュージョンの承認を行ったほか、ゴルディオンハンマー・グランドプレッシャーの発動も承認した(その際、張り切り過ぎて杖を高々と掲げたあとにギックリ腰になってしまうが、護の浄解後は治っている)。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 初登場。自軍部隊ヴェルターは新・国際連合事務局所属なので、最高責任者は事務総長の彼女である。最初は通信の向こうで顔を出さず、22話の分岐でガオガイガーのいないルートで初めて顔を出す。このため『ナデシコ』か『フルメタ』のキャラだと勘違いするユーザーもいたらしい。続く23話でも『Endless Waltz』の展開に違和感なく馴染んでおり、まるで『ガオガイガー』のキャラだと思えない……というか『ガオガイガー』のシナリオにほとんど絡んで来ない上、第2部でも『ナデシコ』に絡むので、原作未見だと何の作品のキャラかが本気で分からなくなりかねない。
- そういう意味では『L』におけるナタクのファクターや『UX』におけるマークデスティニーの大先輩だと言えるが、彼女の場合むしろ「『W』のオリキャラの一人」と言われても騙されそうなくらいである。
人間関係
他作品との人間関係
- リリーナ・ドーリアン
- 『W』で共演。
- マリーメイア・クシュリナーダ
- 『W』ではデキムから解放された彼女を引き取る(カズマの航海日誌によると「クリスマスが孫を運んできた」と喜んでいたとのこと)。
- デキム・バートン
- 『W』では彼の野望を「昼間から夢を見ている」と切って捨てた。なお、上記の「クリスマスが~」の発言について、カズマは「それだとデキムがサンタになってしまう…」と日誌で漏らしている。
- ハインリッヒ・フォン・フリーマン
- 『W』では大河や火麻と同じく旧知の間柄。
- アカツキ・ナガレ
- 『W』第一部で、彼と密談を交わしている場面がある。彼の父とも面識があるらしい。
- 千鳥かなめ
- 『W』では、月で、修学旅行中の彼女に道を尋ねたことから、ヴェルターの面々と関わることに。100年前の戦争のことを彼女に語るが、自身が体験した話だと勘違いされてしまい、「その頃はまだ生まれていない」と抗議する場面も。
- 白鳥九十九
- 『W』でかなめが道を尋ねようと捕まえた相手。とはいえ、月に土地勘のない木連人の彼に道がわかるはずもなかった。テロリストの爆弾探しに彼を協力させ、その後、地球代表として木連への100年前の過ちを償うつもりであることを伝えた。
- 相良宗介、ヒイロ・ユイ
- 『W』の第22話でそれぞれロゼから「ムッツリ1号」、「ムッツリ2号」と呼ばれる羽目に。…しかし流石のロゼと言えど、後に彼等の下へと更なるムッツリ野郎共が集ってしまうとは夢にも思うまい……。
- ちなみに別ルートの第22話ではDボゥイがムッツリ顔を指摘されている。
バンプレストオリジナル
- ブレスフィールド・アーディガン
- かつては、宇宙海賊だった彼を捕まえようと躍起になっていた。
名台詞
- 「聞き分けのない悪い子は、光にでもしておしまい! それが運命なら、ね……」
- 腕原種によって大河と火麻がEI-72、EI-73にされてしまうという事態に、穏やかな口調ながら苦渋の決断を下す。
- 「地球と人類の未来を賭け、グランドプレッシャー、出撃承ぉぉ認!」
- グランドプレッシャー承認時のセリフ。この時、頭上に降りてきたパネルを杖の先端で押すために背を伸ばすが、このせいで腰を痛めてしまっている。
- 「幸太郎坊や、激坊主……もう二度と、心配かけさせるんじゃないよ」
- 大河と火麻の浄解後のつぶやき。立場上厳しい決断を下さざるを得なかったが、内心心配していた事がわかる。
- 「今ここに、国連事務総長として発令します! 新型ディビジョンフリート三隻を乗っ取ったGGGクルーを、地球圏より追放処分とします!」
- 『FINAL』第3話にて、三重連太陽系に行こうとするGGGとそれを阻止しようとする国連の量産型CR(SRW未登場)との戦闘に際し、非常に大仰な振りと共にこう宣言する。
- 現在のところSRWにおいては再現されておらず(『第3次α』ではグローバルが担当し、『W』ではそもそも自軍が追放されない)、上記した外伝作品のエピソードも描かれていない事と併せてロゼが『ガオガイガー』のキャラとして認識され難い原因の一つになっている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「お嬢ちゃん…じゃあ教えてやるよ」
「この世界の悲しみも痛みも知らないあんたじゃ、まだまだみんなに未来を見せてやれないよ」
「悪いことは言わない。 婆さんのところにおいで」 - 『W』第23話にて、マリーメイアに「老人の出る幕ではない」と言われ、こう切り返した。ロゼは彼女を諭すが、この時点ではマリーメイアに届かなかった。
- 「アタシの言葉を聞いた全ての人へ! 人類は今、未曾有の危機に瀕している!」
「これを乗り切るために、我々は隣人と手を取り合い、その力の全てを結集しなくてはならない!」
「世界は変わっていく… いや、人の力で変えていく。それは一人一人の力でだ」
「力を貸して欲しい、世界のために。アタシは人間の力と心を信じている」
「そして、これを人類の新世紀宣言とする!」 - 『W』第46話、「火星の後継者」に襲撃された新・国連の新世紀記念式典での宣言。元一朗、リリーナ、マリーメイア、ジョージ・グレンと続いた「火星の後継者」への怒涛の説得の締めとなる言葉である。ニュートロンジャマーキャンセラーの存在とその軍事利用不許可を明言し、クライン派支持と「火星の後継者」との対話を希望することを表明したことで、「火星の後継者」の戦意をくじき、宇宙でノイ・ヴェルターと交戦中の戦力さえも撤退させた。