「アトロス」の版間の差分
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自身とイクサー3を「バトルタイプ」と呼び、戦う事こそが存在意義であると考えている。その戦闘力は武器や技も含めイクサー3とまったく同等であり、イクサーボムすら使いこなす。当初はネオスに忠実な戦士であったが、誕生の経緯から渚を慕う心が根底にあり、そのため何が正しいのかに苦悩することとなる。 | 自身とイクサー3を「バトルタイプ」と呼び、戦う事こそが存在意義であると考えている。その戦闘力は武器や技も含めイクサー3とまったく同等であり、イクサーボムすら使いこなす。当初はネオスに忠実な戦士であったが、誕生の経緯から渚を慕う心が根底にあり、そのため何が正しいのかに苦悩することとなる。 | ||
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:ネオス四天王。イクサー3に敗れた彼女を抹殺した。 | :ネオス四天王。イクサー3に敗れた彼女を抹殺した。 | ||
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+ | :ネオス四天王。新参者としてあまり快く扱われておらず、イクサー3を仕留めずに帰ってきた際は陰で「不要」と言われた。 | ||
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:ライバルにしてもう一人の自分。 | :ライバルにしてもう一人の自分。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「ハハハハ、見ちゃいられないね。それでもネオス様の戦士なの?」<br />「ネオス様の仰せだよ。弱い奴はこうしろってね!!」 | ;「ハハハハ、見ちゃいられないね。それでもネオス様の戦士なの?」<br />「ネオス様の仰せだよ。弱い奴はこうしろってね!!」 | ||
− | : | + | :第3話ラスト間際、戦いに敗れた[[ビグロ(イクサー3)|ビグロ]]を始末した際の台詞。 |
+ | ;「きゃっほーっ! さすがバトルタイプ!」 | ||
+ | :第4話より。[[イクサー3]]と交戦した後の台詞。「きゃっほーっ」は度々イクサー3が口にする口癖であり、性格も多少は受け継いでいることがわかる。 | ||
+ | ;「どう、命をかけた闘いってのはハラハラドキドキして最高だろ?」 | ||
+ | :同上。アトロスに苦戦し、膝をつくイクサー3に彼女の内面を見透かしたように発言。 | ||
;「渚……。 無事…だ、ね……」 | ;「渚……。 無事…だ、ね……」 | ||
− | : | + | :第6話、ネオス城のバリアに囚われ、押しつぶされそうになるクイーンフジ。アトロスはクィーンフジを、そして[[霞渚|渚]]を守るために全エネルギーを開放しバリアを中和した後、[[ネオスゴールド]]の攻撃を受け、この台詞と共に消滅する。 |
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
+ | ;「違う…違う!」 | ||
+ | :第4話。ネオス城にて、渚の言葉を思い出し、迷いを振り払おうとする台詞。 | ||
+ | :台詞だけだと苦悩するアトロスを表現しているのだが、アトロスの回想での渚は写実的な絵柄で、なおかつ全裸であったため、確かに'''違う'''と言いたくなる場面である。 | ||
;「美味しいよ!」 | ;「美味しいよ!」 | ||
− | : | + | :[[ドラマCD]]『御意見無用!ネオス四天王の逆襲!!』より。『ミスター味っ子』の主人公・味吉陽一の[[声優ネタ]]。この時点に於ける中の人の代表作のためか、開幕の挨拶や、料理対決、声優紹介に至るまで連呼する。 |
:『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオデモに於いても[[イクサー3]]達と共に作ったおにぎりを差し出す際に発言。 | :『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオデモに於いても[[イクサー3]]達と共に作ったおにぎりを差し出す際に発言。 | ||
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:『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオエンドデモより。[[イクサー1]]と[[イクサー3]]に助けられた後、[[イクサー1]]の「妹を助けるのに理由がいりますか?」という言葉を聞いて。アトロスのこの言葉をイクサー1も受け入れており、アトロスも改めてイクサー姉妹の一員になれたのであった。 | :『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオエンドデモより。[[イクサー1]]と[[イクサー3]]に助けられた後、[[イクサー1]]の「妹を助けるのに理由がいりますか?」という言葉を聞いて。アトロスのこの言葉をイクサー1も受け入れており、アトロスも改めてイクサー姉妹の一員になれたのであった。 | ||
;「お姉様、イクサー3…。あたし、負けないよ! ビッグゴールドにだって勝ってみせる!」 | ;「お姉様、イクサー3…。あたし、負けないよ! ビッグゴールドにだって勝ってみせる!」 | ||
− | :『L』第35話「永遠のソルジャー」に於ける[[ビッグゴールド]] | + | :『L』第35話「永遠のソルジャー」に於ける[[ビッグゴールド]]との[[戦闘前会話]]より。全ての元凶であるに闘志を燃やす。 |
;「人造人間だろうと何だろうと渚達は優しくしてくれた…!」 | ;「人造人間だろうと何だろうと渚達は優しくしてくれた…!」 | ||
:『L』最終話「希望の光」に於けるイクサー3と[[ルド・グロリア|グロリア]]の戦闘前会話より。「人造人間風情が人の心を語るなぞ、おこがましい」と言う言葉に反発して。 | :『L』最終話「希望の光」に於けるイクサー3と[[ルド・グロリア|グロリア]]の戦闘前会話より。「人造人間風情が人の心を語るなぞ、おこがましい」と言う言葉に反発して。 | ||
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*[[イクサー1]]と[[イクサー2]]の関係は、特撮『人造人間キカイダー』のキカイダーとハカイダーのそれがモチーフとなっていると思われるが、彼女と[[イクサー3]]の関係は、その名前の類似性から手塚治虫先生の名作『鉄腕アトム』の登場キャラクターで、『アトム』のアニメ第2作では「悪のアトム」と言える存在であったロボット「アトラス」とアトムの関係を髣髴とさせる。 | *[[イクサー1]]と[[イクサー2]]の関係は、特撮『人造人間キカイダー』のキカイダーとハカイダーのそれがモチーフとなっていると思われるが、彼女と[[イクサー3]]の関係は、その名前の類似性から手塚治虫先生の名作『鉄腕アトム』の登場キャラクターで、『アトム』のアニメ第2作では「悪のアトム」と言える存在であったロボット「アトラス」とアトムの関係を髣髴とさせる。 | ||
*総監督の平野俊弘氏によると、高山みなみ氏をキャスティングした理由はカセット文庫『黄金の戦士 イクサー1 第一部』の少年アム役で初めから声のイメージが頭の中にあったからとのことである。 | *総監督の平野俊弘氏によると、高山みなみ氏をキャスティングした理由はカセット文庫『黄金の戦士 イクサー1 第一部』の少年アム役で初めから声のイメージが頭の中にあったからとのことである。 | ||
− | * | + | *作画ミスのため、死亡した直後にもかかわらず、クィーンフジのブリッジに彼女の姿を確認できる場面がある。 |
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2016年5月7日 (土) 09:07時点における版
アトロス(Atros)
ネオスゴールドがイクサー3より強奪したイクセリオ・エネルギーから生み出したクトゥルフの戦士。その経緯からイクサー3に酷似した容姿を持つが、性格は真反対で強気にして苛烈。戦いに敗れたビグロとイオタを躊躇なく粛清している。
自身とイクサー3を「バトルタイプ」と呼び、戦う事こそが存在意義であると考えている。その戦闘力は武器や技も含めイクサー3とまったく同等であり、イクサーボムすら使いこなす。当初はネオスに忠実な戦士であったが、誕生の経緯から渚を慕う心が根底にあり、そのため何が正しいのかに苦悩することとなる。
最終的にはネオスに対して反旗を翻し、イクサー3と肩を並べて戦ったが、ネオスの本拠に攻撃をかける際に最前線に飛び出し、進攻を阻んでいたバリアを破壊。その直後、姿を現したネオスに消滅させられてしまう。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 23話で初登場。原作設定が『戦え!! イクサー1』に組み込まれているため、原作ではなかったイクサーズとの掛け合いや会話シーンもある。34話で永久離脱してしまうが、条件を満たせばそのステージの終わりで復帰する。イクサー3とPUを組めば機体性能ががっちりかみ合う。イクサーズでただ一人ロボを持たないが、火力が高いためそこまで気にする事もないだろう(ただし、サイズ差無視が必須)。後半参戦にも関わらず、初期撃墜数が0なのが問題か。
装備・機能
武装・必殺武器
- ツインビーム
- 両手から放つ光線。イクサー3と違い振りかぶった両手で投げつけるように放つ。
- ツインイクサーソード
- ビームソード。連結状態で投げつけて切り裂く。
- イクサーボム
- 全身にオーラを纏っての突撃。イクサー3がショルダータックルなのに対し、彼女のものは腕が逆でエルボーアタックになる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- SS
機体ボーナス
- L
-
- 初期:バリア1000、特殊効果無効
- 5段階:バリア1500、特殊効果無効、移動力+1
- 10段階:バリア2000、特殊効果無効、移動力+2
パイロットステータス設定の傾向
能力値
イクサー3と全く同じで、技量・命中以外の能力が高い。特に防御が高いが、SSサイズ=喰らえば撃墜、なのであまり意味はない。ただ、アトロスはバリア2000があるので、徹底的に強化すれば壁役も出来ない事もない。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- L
- カウンター、底力L8、援護攻撃L2、援護防御L1、アタックコンボL2
- 「イクサーロボ合体/分離」の代わりにカウンターがある。その他の技能はイクサー3と成長レベルまで同じ。ロボがないので活躍させるなら「サイズ差無視」が必須と言える。
機体(パイロット)BGM
- 「誓い~ICZER3…君と」
- 主題歌。
人間関係
- ネオスゴールド
- 生みの親。しかし、利用されているだけだったことを知って反逆する。
- ビグロ
- ネオス四天王。イクサー3に敗れた彼女を抹殺した。
- ゴーレム
- ネオス四天王。新参者としてあまり快く扱われておらず、イクサー3を仕留めずに帰ってきた際は陰で「不要」と言われた。
- イクサー3
- ライバルにしてもう一人の自分。
- 霞渚
- 誕生の経緯から彼女を慕う心が根底に存在している。
- 露野人
- ドラマCDにて、料理対決を繰り広げる。
- イクサー1
- 原作では特に絡みはなかったが、『L』では条件を満たすことで第34話シナリオエンドデモにてネオスゴールドの攻撃を受け瀕死だったところを彼女とイクサー3に助けられ、彼女を「お姉様」と慕うようになる。
他作品との人間関係
スーパー系
- 式波・アスカ・ラングレー
- 『L』第23話で初登場した者同士。その後も何かと彼女と絡んでおり、第26話ではアスカがLOTUSのメンバーに影響され始めている事を指摘し、第32話(地上ルート側)でアトロスがLOTUSにいる事にツッコミを入れたのはアスカだった。
- ルウ・ルー、剣、ジャック・スミス
- 『L』第23話で戦う事に異様に拘るアトロスに違和感を抱いたメンバー。3人とも「復讐」や「決着を付けるため」など明確な目的を持って戦いに身を投じていたのでなおさらアトロスの戦う姿勢に疑問を抱いたのであろう。
- 草薙剣児、司馬宙、南原ちずる
- 『L』第30話シナリオエンドデモにて第26話の時に自分とイクサー3が戦ったせいで渚がさらわれてしまったことに責任を感じていたところを彼らに励まされている。
ガンダムシリーズ
- シン・アスカ
- 『L』の第23話にて自身の発言(後述)に対して彼から「生まれた瞬間に人生が決まるだなんてそんなことはあるわけがない」と反発されるが、自身が改心してからは彼から大切な仲間の一人として認められる(事実、彼は第34話でアトロスがネオスゴールドに倒された際にネオスゴールドに対して激怒していた)。
- ギルバート・デュランダル
- 『L』の第34話にてアトロスが単身ネオスゴールドに挑む際に、直後に行わなければならなかったクトゥルフ要塞のバリアの破壊をメサイア落としという形で引き受けた。
リアル系
バンプレストオリジナル
- 悠凪・グライフ
- 『L』第32話シナリオエンドデモにて今までLOTUSの邪魔をしてきた罪悪感で部隊に馴染めない彼に対して、かつてはLOTUSの敵だった者の一人として部隊に馴染むよう励ましの言葉を贈っている。
- ルド・グロリア
- 『L』最終話にて彼の「人造人間風情が人の心を語るなぞ、おこがましい」という言葉に反発する。
名台詞
- 「ハハハハ、見ちゃいられないね。それでもネオス様の戦士なの?」
「ネオス様の仰せだよ。弱い奴はこうしろってね!!」 - 第3話ラスト間際、戦いに敗れたビグロを始末した際の台詞。
- 「きゃっほーっ! さすがバトルタイプ!」
- 第4話より。イクサー3と交戦した後の台詞。「きゃっほーっ」は度々イクサー3が口にする口癖であり、性格も多少は受け継いでいることがわかる。
- 「どう、命をかけた闘いってのはハラハラドキドキして最高だろ?」
- 同上。アトロスに苦戦し、膝をつくイクサー3に彼女の内面を見透かしたように発言。
- 「渚……。 無事…だ、ね……」
- 第6話、ネオス城のバリアに囚われ、押しつぶされそうになるクイーンフジ。アトロスはクィーンフジを、そして渚を守るために全エネルギーを開放しバリアを中和した後、ネオスゴールドの攻撃を受け、この台詞と共に消滅する。
迷台詞
- 「違う…違う!」
- 第4話。ネオス城にて、渚の言葉を思い出し、迷いを振り払おうとする台詞。
- 台詞だけだと苦悩するアトロスを表現しているのだが、アトロスの回想での渚は写実的な絵柄で、なおかつ全裸であったため、確かに違うと言いたくなる場面である。
- 「美味しいよ!」
- ドラマCD『御意見無用!ネオス四天王の逆襲!!』より。『ミスター味っ子』の主人公・味吉陽一の声優ネタ。この時点に於ける中の人の代表作のためか、開幕の挨拶や、料理対決、声優紹介に至るまで連呼する。
- 『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオデモに於いてもイクサー3達と共に作ったおにぎりを差し出す際に発言。
スパロボシリーズの名台詞
- 「真実は一つだけさ。あたしの方が強いってコト!」
「勝利者はいつもひとり! さあ、戦おうじゃないか!」
「見た目が子供だからって、なめやがって…」 - 戦闘台詞及び『L』第23話「戦士たちの邂逅」より。アトロスの声優である高山みなみ氏の演じた代表的なキャラクターである『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンの声優ネタである。
- 「そう言えば、ネオス様から聞いたよ? 戦うためだけに造られた存在があんた達の中にいるって」
「邪魔大王国って奴らもそうだったんだろ? 戦うために作られて、そして滅んだ。人間達の手によってね」
「少なくとも、あたしと邪魔大王国…そして、あんた達は同類だって事さ」 - 『L』第23話「戦士たちの邂逅」より。この台詞にクラン・クランは戸惑った。
- 「どうしてだ…? この前のイクサー3も、あの渚も…どうして自分からビームを…」
「わからない! わからないよぉぉーっ!!」 - 『L』第26話「それぞれの願い」より。加納渚が霞渚を庇ってゴーレムに連れ去られたのを目の当たりにして。
- 「みんな優しいんだよ」
- 『L』第32話「奏でられた曲は」シナリオエンドデモより。部隊に馴染めずにいた悠に対して。実にそのとおりである。
- 「…!! 妹…。」
「おねえ…さま…。お姉様って…呼んでいいの…?」 - 『L』第34話「イクセリオの輝き」シナリオエンドデモより。イクサー1とイクサー3に助けられた後、イクサー1の「妹を助けるのに理由がいりますか?」という言葉を聞いて。アトロスのこの言葉をイクサー1も受け入れており、アトロスも改めてイクサー姉妹の一員になれたのであった。
- 「お姉様、イクサー3…。あたし、負けないよ! ビッグゴールドにだって勝ってみせる!」
- 『L』第35話「永遠のソルジャー」に於けるビッグゴールドとの戦闘前会話より。全ての元凶であるに闘志を燃やす。
- 「人造人間だろうと何だろうと渚達は優しくしてくれた…!」
- 『L』最終話「希望の光」に於けるイクサー3とグロリアの戦闘前会話より。「人造人間風情が人の心を語るなぞ、おこがましい」と言う言葉に反発して。
- 「虫さんじゃなくてあい君! あたしも友達だよね、あい君!」
- 『L』エンディングより。
余談
- イクサー1とイクサー2の関係は、特撮『人造人間キカイダー』のキカイダーとハカイダーのそれがモチーフとなっていると思われるが、彼女とイクサー3の関係は、その名前の類似性から手塚治虫先生の名作『鉄腕アトム』の登場キャラクターで、『アトム』のアニメ第2作では「悪のアトム」と言える存在であったロボット「アトラス」とアトムの関係を髣髴とさせる。
- 総監督の平野俊弘氏によると、高山みなみ氏をキャスティングした理由はカセット文庫『黄金の戦士 イクサー1 第一部』の少年アム役で初めから声のイメージが頭の中にあったからとのことである。
- 作画ミスのため、死亡した直後にもかかわらず、クィーンフジのブリッジに彼女の姿を確認できる場面がある。