「グレート合体」の版間の差分
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:作中ではコア機のガンバルガーにパーツが強引に装着されて合体しているが、玩具ではコア機も部分的に分解して合体させるため、合体後もプロポーションが損なわれていない。その反面、大量の余剰パーツが出る。 | :作中ではコア機のガンバルガーにパーツが強引に装着されて合体しているが、玩具ではコア機も部分的に分解して合体させるため、合体後もプロポーションが損なわれていない。その反面、大量の余剰パーツが出る。 | ||
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;[[ガイキング・ザ・グレート]] | ;[[ガイキング・ザ・グレート]] | ||
:[[ガイキング(LOD)|ガイキング]]が分解されて腹部だけ残り、そこに[[ライキング]]のと上半身パーツと[[バルキング]]の下半身パーツが装着されて完成。コアとなる主役メカにまで余剰パーツが大量に発生してしまうため厳密にはグレート合体ではないという意見もある。 | :[[ガイキング(LOD)|ガイキング]]が分解されて腹部だけ残り、そこに[[ライキング]]のと上半身パーツと[[バルキング]]の下半身パーツが装着されて完成。コアとなる主役メカにまで余剰パーツが大量に発生してしまうため厳密にはグレート合体ではないという意見もある。 | ||
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+ | :元々は2号ロボとのグレート合体の形態となる予定だったが、「1号ロボを大事にしたい」という米たに監督の意向で単純な「ガオガイガーの強化形態」に変更された。この為、『勇者王ガオガイガー』は「主役ロボのグレ-ト合体による強化」が存在しない唯一の勇者シリーズとなった。続編の『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する[[ジェネシックガオガイガー]]をグレート合体による強化と見なすファンもいるが、こちらもやはり主役ロボと二号ロボとの合体形態ではない。ファンによっては[[獅子王凱|サイボーグ・ガイ]]をロボと見なし[[ギャレオン]]と合体した形態が主役ロボ「ガイガー」で、ガオガイガーへの合体が「グレート合体」にあたるという意見もある。 | ||
;[[Gコンパチブルカイザー]] | ;[[Gコンパチブルカイザー]] | ||
:[[コンパチブルカイザー]]の背に[[Gサンダーゲート]]が連結し、[[Gコンパチブルカイザー]]の形態になる。名前のGは「グレート」の意味であり、Gサンダーゲートの元ネタであるコンパチヒーローズシリーズのキャラクター「[[グレート雷門]]」からとられているのだが、寺田プロデューサーによると「グレート合体するから」という意味合いもあるという。 | :[[コンパチブルカイザー]]の背に[[Gサンダーゲート]]が連結し、[[Gコンパチブルカイザー]]の形態になる。名前のGは「グレート」の意味であり、Gサンダーゲートの元ネタであるコンパチヒーローズシリーズのキャラクター「[[グレート雷門]]」からとられているのだが、寺田プロデューサーによると「グレート合体するから」という意味合いもあるという。 | ||
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+ | :[[オルフェス]]と[[ライラス]]の合体により完成。 | ||
+ | :ロボット同士の合体ではない為、正確にはグレート合体ではないが、強化合体であることには変わりはない。 | ||
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2015年11月20日 (金) 23:39時点における版
グレート合体(Great Combine)
スーパー系のロボットアニメで多く見られる、主役ロボットのパワーアップ合体方法の俗称。「スーパー合体」とも呼ばれる。
おおまかな定義としては、複数のメカが合体して完成するタイプの1号ロボ(主役ロボ)の腕部や脚部、頭部などに2号機ロボやサポートメカが装甲パーツの形態に変形し装着され、「1号ロボに武具を着せた強化形態」となるものを指し、装甲パーツに変形する側のロボットが一度各部分を分解して、装甲パーツへ再び組みなおされるような変形を行うパターンが多くを占める(この際にいわゆる「余剰パーツ」が発生することもしばしばある)。足につけられる強化パーツは外見的に「主役ロボに履かせる靴」のような状態となることもあり、慣用句の「下駄を履かせる」とかけあわせて下駄合体と揶揄されることもある。
スポンサーの主力商品たる男児向け玩具においては、元々デザインや技術の都合で体型を犠牲にしている状態のロボットを多重に合体させるという条件の悪さに加え、2号ロボを身に纏うような合体方法が仇となり、非常にゴテゴテとした不恰好な形状となってしまうことがほとんどである。一方アニメ作品内においてはスマートなプロポーションで描かれる。また、余剰パーツも大人の都合でどこかへ消え失せる。近年では、玩具成形技術やデザインの向上で合体後もプロポーションに優れた物や、逆に「ゴテゴテ感」を極めると言わんばかりの物も登場している。
このような形式の合体は、1988年放映の特撮作品『超獣戦隊ライブマン』に登場した『スーパーライブロボ』及び、同年放映のアニメ作品『トランスフォーマー 超神マスターフォース』(スパロボ未参戦)に登場した『ゴッドジンライ』が最初に行ったとされる。
'80年代中盤は、リアル系ロボットアニメにおける主役機のパワーアップイベント、即ち新型機や後継機への乗り換えによる、新たな主役ロボの登場が確立した時期である。そういった作劇方法をスーパー系ロボットアニメに取り込むことで、所謂『グレート合体』が誕生したと推測される。
勇者シリーズの各作品では、番組後半にこのような合体方法で主役ロボが強化されることが多く、強化形態となった主役ロボットの名前が「グレート○○○」とつけられることが多かったことから、「グレート合体」という名称が自然発生的に生まれた。ただし、先述の通り「グレート合体」形式の登場自体は、勇者シリーズの誕生前である。
なお2010年9月現在、スパロボでは「グレート合体」という名称の由来となった勇者シリーズ作品は、このような合体を行わない『勇者王ガオガイガー』『勇者王ガオガイガーFINAL』以外未参戦である。しかしグレート合体を行うロボットは多少なりとも参戦している。
関連するユニット
- ゴッドライジンオー
- 2号ロボのバクリュウオーが各部装甲パーツに分解され、コアとなるライジンオーに装着されることで完成。合体コードは「超無敵合体」
- グレートガンバルガー
- 2号および3号ロボのリボルガーとゲキリュウガーが各部装甲パーツに分解され、コアとなるガンバルガーに装着されることで完成。合体コードは「超ミラクル合体」
- 作中ではコア機のガンバルガーにパーツが強引に装着されて合体しているが、玩具ではコア機も部分的に分解して合体させるため、合体後もプロポーションが損なわれていない。その反面、大量の余剰パーツが出る。
- キングゴウザウラー
- ゴウザウラーと、2号および3号ロボのマグナザウラー、グランザウラーがそれぞれ分離・再合体することで完成。3機全てをパーツ分解させる方式のためプロポーションは良好で、余剰パーツも最小限に抑えられている。合体コードは「超熱血合体」
- パーフェクトダイテイオー
- ダイテイオーとダイリュウオーの合体により完成。合体コードは「完全勝利合体」
- アルティメットグラヴィオン
- ゴッドΣグラヴィオンが4つの強化パーツに分解され、ソルグラヴィオンに装着されることで完成。現時点では合体攻撃演出でのみの登場。合体コードは「最凶合神」
- ガイキング・ザ・グレート
- ガイキングが分解されて腹部だけ残り、そこにライキングのと上半身パーツとバルキングの下半身パーツが装着されて完成。コアとなる主役メカにまで余剰パーツが大量に発生してしまうため厳密にはグレート合体ではないという意見もある。
- ダンクーガノヴァ・マックスゴッド
- ダンクーガノヴァとR-ダイガンの合体により完成。
- スターガオガイガー
- ガオガイガーを構成するステルスガオーをステルスガオーIIに換装した合体。
- 元々は2号ロボとのグレート合体の形態となる予定だったが、「1号ロボを大事にしたい」という米たに監督の意向で単純な「ガオガイガーの強化形態」に変更された。この為、『勇者王ガオガイガー』は「主役ロボのグレ-ト合体による強化」が存在しない唯一の勇者シリーズとなった。続編の『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場するジェネシックガオガイガーをグレート合体による強化と見なすファンもいるが、こちらもやはり主役ロボと二号ロボとの合体形態ではない。ファンによってはサイボーグ・ガイをロボと見なしギャレオンと合体した形態が主役ロボ「ガイガー」で、ガオガイガーへの合体が「グレート合体」にあたるという意見もある。
- Gコンパチブルカイザー
- コンパチブルカイザーの背にGサンダーゲートが連結し、Gコンパチブルカイザーの形態になる。名前のGは「グレート」の意味であり、Gサンダーゲートの元ネタであるコンパチヒーローズシリーズのキャラクター「グレート雷門」からとられているのだが、寺田プロデューサーによると「グレート合体するから」という意味合いもあるという。
- オデュッセア
- オルフェスとライラスの合体により完成。
- ロボット同士の合体ではない為、正確にはグレート合体ではないが、強化合体であることには変わりはない。
- グリッターファルセイバー
- ファルセイバーとブルーヴィクターの合体により完成。合体コードは「輝煌合体」