「宇都宮比瑪」の版間の差分
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2015年8月14日 (金) 17:21時点における版
宇都宮 比瑪(Hime Utsumiya)
幼い頃に両親が他界しており、孤児院「ひだまりの館」で暮らしていたが、たまたまヒメ・ブレンのリバイバルに立ち合い、その際に伊佐未勇と出会う。1年後、彼女はノヴィス・ノアの一員となっていた。オルファンを巡る世界の混沌に真っ向から立ち向かう。
勇とは対照的に明朗で心優しい性格で誰からも愛される。ナイーブで心揺れやすい勇に比べ、精神面が極めて安定しており芯の強さも備える。また、混乱した時代を生き抜くたくましさを備えており母親がわりとしてクマゾーら子供達を育てている。
人としては大人な反面、女性としてはまだまだ子供。勝ち気でやきもち焼き。主に女性絡みで勇とは度々衝突を繰り返す仲。だが、ファーストキスの相手として勇以上に意識している。
ブレンへは生物として個性を認め、誰よりも優しく接する。ブレンにとって巫女的存在であり、ヒメ・ブレンのみならず他のブレンたちからも慕われる。協力して大津波を防ぐ、単独で核ミサイルを弾き飛ばすなど戦闘力に留まらない可能性を十二分に引き出した。独特の感性を持ち、物事の本質を誰よりも明確に捉えている部分も見受けられ、オルファンの少女にも認められる。そうした彼女の性格は、勇を始めとした他の人間達へ大きく影響を与えている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 勇よりも味方参入が早く、主人公によってはEDにて海岸で倒れていたイルイを見つけることになる。勇とほぼ同等のパラメータを持つが、精神コマンドがサポート用のものが多く、小隊長能力からも勇の小隊員が妥当か。愛を覚えるので、勇を削り役にして比瑪が止め、というのも有り。強力で使い勝手の良い勇との合体攻撃「チャクラ・エクステンション」を持つ上、広域バリアや分身を持つブレンの特性上、序盤から終盤まで前線でトップを張れる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ほぼ第2次α同様。勇とセットで運用するのが望ましい。本作では、勇にはない版権ボスやラスボスとの戦闘前会話が用意されている。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
人間関係
- 伊佐未勇
- ファースト(次いでセカンド)キスの相手。初めはスパイとの疑いを抱き、しばしば衝突するが、互いに惹かれあっていく。最終話で結ばれた。
- ユキオ、アカリ、クマゾー
- 孤児院「ひだまりの舘」で育った仲間でヒメ・ブレンのリバイバルに立ち会う。年長であることから彼らの母親代わりを勤める。子供たちに勇を含む元オルファンの関係者を監視させたことも。
- ナンガ・シルバレー、ラッセ・ルンベルク
- 劇中当初からノヴィス・ノアの専属パイロットであったことから互いに信頼関係で結ばれる。
- 伊佐未直子
- 勇の祖母。孤児である比瑪にとって大事な存在で彼女を邪険に扱う肉親たち以上に慕う。
- ウィンストン・ゲイブリッジ
- 初代ノヴィス・ノア司令。比瑪の才能を高く評価し、彼女をノヴィス・ノアに導いた。終盤オルファン側の首魁ガバナーという正体が明らかとなる。
- クインシィ・イッサー
- 勇の姉。パイロットとしてはライバル。また、実姉でありながら彼を巡るライバルでもある。ブレンに深く愛される比瑪に対し、グランチャーに深く愛されるクインシィは正に対極的な存在。
- アイリーン・キャリアー
- ノヴィス・ノアの二代目艦長。鍼灸整体師として心身をサポートする主治医。良き相談相手。
- オルファンの少女
- オルファンに導かれた比瑪が幻視の中で出会った少女。擬人化したオルファンそのもの。
他作品の人間関係
スーパー系
- OVA
- 第2次αでは同じ母親代わりという繋がりもあって、彼女の心情を理解しようと相談相手になる。
- ヤッター・ラ・ケルナグール
- 第2次αでは彼に至極まっ当な説教を放ち、大いにへこませた。
バンプレストオリジナル
搭乗機体
名台詞
- 「立てたのよあなた、落ちついてあなたはちゃんと歩けるわ。さあ、自信を持って!」
- 生まれたばかりのヒメ・ブレンに呼びかけた際の台詞。
- 「シュートォォー!!」
- 「ブレェェェン!」
- 第2次αではバリア防御時の台詞に採用されている。やたら長く叫ぶ。
- 「カナン・ギモスだって。変な名前!」
- 「魂胆悪いからでしょ!宇津宮比瑪・ブレン、根性直してやるから!」
- 「そんなあんたはクマゾー以下!」
- 「こんなもの無くったって、人は…生きていけます!!」
- 核ミサイルを弾き飛ばした際の台詞。勇たちは6人がかりだったが、(数がそれより少なかったとはいえ)比瑪は一人で止めた。
- 「オルファンさん!あたしの一番大切な人をあげるのよ!あたしの愛している人なんだから、寂しくないでしょう!」
- 最終話でオルファンの説得に向かった勇を送り出す際の台詞。直前のキスで二人は結ばれた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「もうこうなったら、タカとかイルカのロボットが出てきても驚かないんだから!」
- 第2次α序盤、EI-02に対して出現した巨大ライオンことギャレオンを見ての台詞。元ネタは「超獣戦隊ライブマン」のライブロボか「忍風戦隊ハリケンジャー」の旋風神と思われる。
- 「結構です!そんなお金があるのなら、少しは世のため人のために使いなさいよ!」
- 第2次α終盤、共闘したよしみで「チキンをサービスしてやる」と発言したケルナグールを、上述の台詞でバッサリ斬り捨てる。比瑪のお説教に、流石のケルナグールも「手厳しい…!」と返すのが精一杯であった。
- 「話し合いで来れば、こっちだって話し合いで受け止めます!」
- 第2次α終盤、「バーム星人は地球人によって壊滅させられる」と決め付けるオルバン大元帥の妄言を、上述の台詞で完全否定した。
- 「それでも、私はあの子を信じます!私達と一緒にいた頃のイルイを信じます!」
- 第2次α最終話でのブリーフィングより。イルイがガンエデンの単なる端末に過ぎない、という獅子王博士の仮説を否定し、その救出を誓う。
- 「だからね…私達、あなたとも分かり合えると思うんだ…」
「だって、イルイは…私達の大事な友達なんだもの」 - 同・最終話での説得イベントより。「オルファンとも分かり合えた」という勇の言葉を受けて、穏やかに語りかける。