「M9D ファルケ」の版間の差分
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2015年5月17日 (日) 11:50時点における版
M9D ファルケ(M9D Falke)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 分類:第三世代型アーム・スレイブ
- 開発者:ジオトロン・エレクトロニクス社ドルトムント工場
- 主なパイロット:ベルファンガン・クルーゾー
『フルメタル・パニックシリーズ』に登場するAS。
E系列とは別系列(D系列)で製作されたM9。設定上2機が作られ、そのうち1機がクルーゾーの愛機となった。頭部形状が大きく異なる他、肩部など一部の装甲の形状が異なる。ガーンズバックのバージョン違いであり、基本性能はペイロードに多少の余裕があることを除いて変わらないが、クルーゾーの操縦スキルにより高い性能を発揮する。アーバレストと同様にラムダ・ドライバが搭載される予定だったが、その前に開発者が自殺したため果たされなかった。その代わりといっては、この機体にはちょっとした秘密がある。
名前の由来はドイツ語の隼。ドルトムントはドイツの実在都市である。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回は第37話or第41話で参戦。使い勝手のいいクリムゾンエッジが強力だが、合体攻撃の不採用やクルーゾーの精神が闘志止まりなために最大火力では他に譲る。地形適応を補うことも忘れずに。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- PV2に登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 2部も中盤になってからとかなり遅めの参戦。幸い改造段階をアーバレストから引き継ぐため、十分に改造してあれば戦える性能である。
装備・機能
武装・必殺武器
M9と別系のM9であるため、基本的に同じ装備を使用する。
- AM11 12.7mmチェーンガン
- 頭部に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数は1500発である。
- 40mmアサルトライフル
- 正式名所「エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル」。
- Wではマルチコンボ対応武器。単分子カッターと性能が被っており、あまり使われない。
- IAI 『クリムゾンエッジ』単分子カッター
- Wでは「単分子カッター」、第3次Z時獄篇では「クリムゾンエッジ」名義。
- 刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。グルカナイフのような形状で、M9に装備されているものよりも大型。
- 大型のためかWでは射程が少し長い。コンボ(マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。
- Wでは本編で披露した寸勁によるトドメ演出、時獄編ではアクロバティックな格闘コンボとクリムゾンエッジの連続攻撃で寸勁によるトドメ演出がある。
- ミサイルランチャー
- 時獄編で装備。ALL武器。
- ASマーシャルアーツ
- 天獄編で装備。クリムゾンエッジを構えて地面に突き刺した後、敵に接近して膝蹴り、背後に回り込んで裏拳、ローキックから抜き手で吹き飛ばし、パラジウム・リアクターを起動して目に止まらぬ連撃を繰り出す。
- 原作最終巻の特攻をもとにしていると思われるが、動きがやたらカクカクしている。
合体攻撃
合体攻撃のみENを消費する。
- ウルズ・スペシャル
- ファルケ、M9 ガーンズバック (マオ機)、M9 ガーンズバック (クルツ機)のコンビネーション攻撃。演出でASがさらに2機出てくる。
特殊能力
- ECS
- 電磁迷彩システム。赤外線や電磁波などによる探知や肉眼目視は不可能。ただし戦闘中には稼動できず、雨やホコリ等でショートを起こしたり、オゾン臭がきついなど弱点も多い。
- JとWでは分身系能力の一種、第3次Zは「閃き・闘志・突撃の効果を得た状態で出撃」となっている。
- 剣装備
- 単分子カッターによる斬り払いを発動。
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。
- 妖精の目
- 原作終盤、トゥアハー・デ・ダナン戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。
- 第3次Z天獄篇では中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。
移動タイプ
サイズ
- S
カスタムボーナス
- 運動性+15、『クリムゾン・エッジ』の攻撃力+200
- 第3次Z時獄篇。運動性もそうだが攻撃力の底上げにより他のM9より頭一つ抜け出す。前述の通りクルーゾーは攻撃系の精神コマンドが『闘志』止まりなので主力として使うならば取得は必須と言える。
関連機体
- M9D ファルケ改
- スパロボ未登場。TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』にて登場。再建造された後、クルーゾー共々異世界に飛ばされ、激戦の末半壊したファルケを現地のパーツで改修した機体。……と言えば聞こえが良いが、何故か下半身が馬型の反重力ユニットにされてしまっており、パカラッパカラッという効果音と共に空中を移動することができてしまう。
- なお、原作者でありクルーゾーのプレイヤーでもある賀東氏からの提案とのこと。