「ビッグオー」の版間の差分

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:最後の決戦での相手。[[ビッグ・ファウ]]との性能の差で苦戦を強いられたビッグオーは真の力「ビッグオー・ファイナルステージ」を解放、その力での破壊を試みる。しかし必殺の一撃はギリギリの所で避けられてしまう。ビッグ・ファウの勝利かと思われた直後、突如として現れた第4のザ・ビッグ「[[ビッグヴィヌス|ビッグ・ヴィヌス]]」の介入によりビッグ・ファウはあっけなく退場することに。<br />ビッグ・オーはパラダイム・シティの全てを無へと帰していくビッグ・ヴィヌスに差し向かいで相対し、[[エンジェル|同機の行動の意志決定を行っていた存在]]との最後の交渉が[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に委ねられる事となった。
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:最後の決戦での相手。[[ビッグ・ファウ]]との性能の差で苦戦を強いられたビッグオーは真の力「ビッグオー・ファイナルステージ」を解放、その力での破壊を試みる。しかし必殺の一撃はギリギリの所で避けられてしまう。ビッグ・ファウの勝利かと思われた直後、突如として現れた第4のザ・ビッグ「[[ビッグ・ヴィヌス]]」の介入によりビッグ・ファウはあっけなく退場することに。<br />ビッグ・オーはパラダイム・シティの全てを無へと帰していくビッグ・ヴィヌスに差し向かいで相対し、[[エンジェル|同機の行動の意志決定を行っていた存在]]との最後の交渉が[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に委ねられる事となった。
  
 
== 名場面 ==
 
== 名場面 ==

2014年5月11日 (日) 22:36時点における版

ビッグ・オー(Big-O)

世間では黒いメガデウスと呼ばれる陸のザ・ビッグネゴシエイターロジャー・スミス」がドミュナス(操縦者)として乗り込む。
ロジャーが「ビッグオー・ショータイム!」と文字盤の無い腕時計にコールする声と共に地下から現れるが、その輸送には現在は使用されていない地下鉄の路線を利用している。

ザ・ビッグ達は自我を持っており、自身が動き続けるために自身の乗り手(ドミュナス)を機体自身が選ぶ。
乗り手が自身のドミュナスにふさわしく無いと判断した場合暴走を起こし、最悪乗り手の殺害まで行う。
ビッグ・オーは劇中登場したザ・ビッグの中では暴走が最も少なく、暴走らしい暴走といえば、戦闘中にある人物の危機を察知して自分から制御不能となり、ロジャーをその人物の危機に駆けつけさせたり、最終決戦で危機に陥った時ロジャーを自身の機関に取り込もうとしたりしたこと程度であり、その際も結局ロジャーを取り込まず、ロジャーと共に戦う道を選んでいる。
ロジャーとはある種の信頼関係のようなものがある事から、劇中ではロジャーがビッグ・オーにふさわしいドミュナスであることが示唆されている。

対地戦闘に主眼を置いて開発されており、全身に内蔵する射撃兵器や火器と分厚い装甲、何よりもその豪腕から繰り出すパンチを武器に戦う。
ザ・ビッグの中では最も火力と装甲の高い機体だが、それゆえ高機動な敵に苦戦するシーンも多々見られた。
なお、足のペダルで歩行、スライドするレバーが腕の動きと連動し、技それぞれも専用のボタンや使用時のみ出てくる特別なレバーを使用しているなどロボットアニメでは珍しくコックピット内での操縦方法がかなり描写されている。

ザ・ビッグシリーズはすべて仮面を被っており、下の顔は(体全体その物)アーキタイプと同じ顔をしている。

ちなみにデザインから技に至るまで、古い特撮作品のオマージュが溢れている。
(例えばあのビョインビョインという動作音は「スーパーロボット レッドバロン」から来ている)

漫画版では腕部をそのまま換装するという大胆なギミックが付加されており、落雷を受け止めて一気に莫大なエネルギーを放出するアーム、海面に巨大な渦を引き起こす程のドリルアーム(本来は地中専用なのでゲッター2のようなドリル攻撃をするものと思われる。)、トリッキーな攻撃を繰り返すアーキタイプに対抗する為に鉄球アーム、最終決戦では、三つのピストンが直結した強化型サドンインパクトを披露したが、水圧がかかった状態での運用は自壊の危険性があるという弱点があった。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
飛行できず、そのままだと最強武器がに撃てないため、地上ではミノフスキークラフトないしドライブの装備が急務。加速持ちのサブパイロットのドロシーが離脱している間は移動力の低さもネックになる。原作でベックビクトリーデラックスのビームを弾いていた事からビームコートを装備している。武装が長射程の射撃武器と短射程の格闘P武器にきれいに分かれており、パイロット養成の方針が難しい。最強武器は格闘だが、使いやすい武器は射撃に偏っているため運用方針次第であろう。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ユニット名はビッグオーになっており、「・」は無い。
陸適応S、味方ユニット屈指の耐久力、高い攻撃力、ネゴシエイター技能と至れり尽くせり。だが、やはり対空が弱いのでアダプター系かミノクラは必須(特に宇宙戦も苦手なのでアダプター系が良い)。後半に2度に渡って武装が追加されると、マップ兵器も備える上にドロシーもサブパイロットになる。最強武器は弾数制なのでBセーブと相性が良い。シールド防御も出来るが、ロジャーがブロッキングを持っていないので養成で付ける必要がある。初期状態では無消費の格闘と必殺武器のサドン・インパクトの格闘属性武器が強力だが、追加武装は最強武器のファイナルステージも含め全て射撃属性。どちらを強化するか悩み所である。細かい演出として、強化パーツで空を飛ばせて「格闘」で攻撃すると、推進機関を持たないためモビーディック・アンカーで敵機を引き寄せて攻撃する。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
ファイナルステージが使用できない点を除けば、ほぼ前作と同じ性能である。特に前作で猛威を振るった、ENを消費しない格闘は本作でも健在であり他にENを消費しない武装を持つ機体は1機のみである(∀ガンダムの手刀)。ちなみにオープニングムービーで本作で初参戦のダイ・ガードのパーツを運んでいる4台のトラックの右隣にいた黒いスーパーロボットの正体はビッグ・オーである。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
20話「白と黒と」で初参戦。カスタムボーナスと相まって非常に堅く、終盤でファイナルステージが追加される。ちなみにオープニングムービーでは、ダイ・ガードと共にパイルバンカー攻撃を行っている。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
参戦は中盤。立ち絵も含めて戦闘シーンが刷新された。
高い火力と堅牢な装甲は健在だが、相変わらず宇宙Bなので宇宙戦をする際はしっかり強化パーツで補う事。堅いとは言えカスタムボーナスが変更されているので前作ほどダメージは抑えられない事に注意。また、格闘が若干ENを消費するようになった。
今回は参戦後しばらくの間ロジャー単独で操縦する事になる。終盤ではドロシーがサブに追加され、ファイナルステージも解禁される。今作ではBセーブの仕様が変わったので、Bセーブを付けると無印Zの如く2発撃てる 。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘
その巨大な腕部で殴りつける。殴るだけなので勝負を決める程の威力は無いが、弱らせたり牽制としてはよく使われた。D、Zシリーズ共に射程は短いがENを消費しないが、第3次ZでENを消費するようになった。
サドン・インパクト
腕のストライク・パイルで吸引圧縮された空気をパンチと共に打ち出す必殺技。空気を打ち出すことがメインなので、殴りつけなくても空気砲として使え、圧縮空気だけでもビル数棟を貫通する威力がある。ちなみに水中でも水を吸引圧縮することで使用可能。Dでは最強武器で、Zシリーズでは対地・対空によって大きく演出が変わる武器のひとつ。ちなみに同作においては、シュバルツ・アラン・アレックスにトドメで使用した場合、ロジャーのカットインが入る。
モビーディック・アンカー
腰の周囲にいくつも装備されている錨。原作での使用頻度は最も高い武器。普段はそのままの状態で突き刺さるが錨の先には操作可能な二股のアームが内蔵されており展開して使用する事も出来る。最大で八方向に同時発射出来、そのまま突き刺したり、鎖で相手を捕らえたりする他、ビルなどに突き刺して巻き戻す事により高速移動を行うなど、補助的な移動手段として用いられる事も多かった。ビッグオーの巨体と比較するとかなり細い鎖だが、一本でビッグオーを吊り下げることができる強度がある。Dでは敵ユニットの移動力を1ターン半減させる効果がある。Zシリーズでは対空の格闘やサドンインパクトの戦闘演出となっている。ちなみに名前の由来は、小説「白鯨」に登場するクジラ「モビー・ディック」。なんとも小粋なネーミングである。
ミサイル・パーティー
腹部から発射する多連装ミサイル。キャノン・パーティーと併用する事が多かった。ミサイルは時限爆破及び発射ユニット1セットのみの発射も可能。
キャノン・パーティー
胸部に内蔵したキャノン砲。Zシリーズではミサイル・パーティーはこれを加えた一斉射となっている。
アーク・ライン
両眼から発射する光線。ザ・ビッグシリーズに共通して搭載されている。ビッグオーの遠距離兵装としては構えも少なく、すぐ発射されるため、遠距離牽制兵器としてよく使用された。
クロム・バスター
頭部のクリスタルから放たれる高威力の光線。独特の構えをした後、拳を突き合わせるポーズをとって発射されるが、独特の構えは省かれることもしばしば。元ネタは特撮「スーパーロボット レッドバロン」よりレッドバロンのエレクトリッガー。
Oサンダー
腕部を展開して光弾を放つ機関砲。ザ・ビッグを貫通してなお背後のビル数棟を貫通する威力があり、また相手を鷲づかみにした状態でも使用可能。使用時には普段使っているレバーが反転し、青い特別なレバーが現れる。その軌跡にはアルファベットのOのように見えるハレーションが生じる。元ネタは特撮「流星人間ゾーン」よりゾーンファイターの流星ミサイルマイト。Zシリーズでは原作アニメをとても忠実に再現している。
プラズマ・ギミック
自己中心型のMAP兵器。上半身(位置的にはキャノン・パーティの位置と同じ)と両腕の装甲を展開して放つ巨大なプラズマ球。両腕と肩が展開し、ビッグオーを中心に巨大なプラズマの光球を作り出してその圧力で敵を押し潰す。ファイナルステージの伏線でもある。第2次Z破界篇ではカスタムボーナスで追加される。
ビッグオー・ファイナルステージ
胸部中央ユニットから現れる巨大な砲身から、クロム・バスターとは比にならないような威力の光線を打ち出す。威力は作中最強レベルだが、発射の際には、モビーディック・アンカーを周囲の地面に打ち込んで機体を支えつつ、プラズマ・ギミックのごとく全身の装甲を展開して砲身を出してエネルギーをチャージしなければならない上、使用後砲身が使用不可能になる等、かなり制約が多い。ただしチャージ姿勢の時は、何故か普段存在しない電磁バリアが展開されるため、別段隙だらけになるというわけでは無いらしい。「2nd SEASON」の最終話で披露された為、Zで初登場。新たな最強武器となり、なぜか2発使える。Bセーブで3発に。何処に予備の砲身が収まっているのか、そのメモリーは誰も持っていないので永遠に謎のままである。ちなみに再世篇では「ファイナル・ステージ」表記で弾数1に。

特殊能力

ビームコート
Dのみ。ベックビクトリーデラックスのビームを弾いた(特に額部のクリスタル状物質の描写)様子からDでは所持していたと思われる。
シールド防御
巨大な両腕をボクシングのピーカブースタイルのようにかざす。ドロシー曰く「ビッグオーの腕は盾ではないわ」だそうだが、ゲーム中ではシールド扱いである。盾ではない割に、盾として使われまくった原作では1度しか損傷したことがない。

移動タイプ

空戦出来ない上に移動力は基本5しか無い。フォローは必須。

サイズ

M
Dのみ。
L
Zシリーズ。

カスタムボーナス

武器追加『プラズマ・ギミック』
第2次Z破界篇でのボーナス。
防御時、被ダメージ0.3倍
第2次Z再世篇での驚異のボーナス。ビッグオーが防御するということはつまりシールド防御が発動するので、受けるダメージは通常の0.12倍となる。ロジャーに援護防御、ビッグオーにバリア・フィールドをつければ、蜃気楼&ゼロをしのぐ最強の盾役として活躍してくれるだろう。弁慶のエースボーナスとは違い、防御しないと発動しないというのが一応の難点。
『プラズマ・ギミック』が移動後、使用可能になる
第3次Z時獄篇でのボーナス。

機体BGM

「SURE PROMISE」
D、Z、第2次Z、第3次Zの通常戦闘曲。
「BIG-O!」
Dでのサドンインパクト専用曲。

対決

ビッグ・デュオ
初めての他のザ・ビッグとの戦闘で、相手は空中を自由に動く為にかなりの苦戦を強いられるが、ドームを利用して逆転勝ちした。
ビッグ・ファウビッグ・ヴィヌス
最後の決戦での相手。ビッグ・ファウとの性能の差で苦戦を強いられたビッグオーは真の力「ビッグオー・ファイナルステージ」を解放、その力での破壊を試みる。しかし必殺の一撃はギリギリの所で避けられてしまう。ビッグ・ファウの勝利かと思われた直後、突如として現れた第4のザ・ビッグ「ビッグ・ヴィヌス」の介入によりビッグ・ファウはあっけなく退場することに。
ビッグ・オーはパラダイム・シティの全てを無へと帰していくビッグ・ヴィヌスに差し向かいで相対し、同機の行動の意志決定を行っていた存在との最後の交渉がロジャーに委ねられる事となった。

名場面

ビッグオー・ショータイム!
ご存知ロジャーの呼び声で地面から登場するシーンで、力強さを感じる演出である。なお、時計に呼び声をかければ付いて来るのでロジャーの声をコピーすれば馬の人参方式で歩かせる事が出来る。

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