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*「キャラクター」からは少し外れるケースになるが、『[[スーパーロボット大戦DD]]』では[[プレイヤー部隊|プレイヤー部隊名]]を一般からの公募にて決定するキャンペーンが行われ、大賞を受賞した「[[ディバイン・ドゥアーズ]]」が実際の部隊名として採用されることとなった。 | *「キャラクター」からは少し外れるケースになるが、『[[スーパーロボット大戦DD]]』では[[プレイヤー部隊|プレイヤー部隊名]]を一般からの公募にて決定するキャンペーンが行われ、大賞を受賞した「[[ディバイン・ドゥアーズ]]」が実際の部隊名として採用されることとなった。 | ||
**また、この時未採用となった案の一部は後に登場した「[[ディスコード・ディフューザー]]」の名称の元ネタとなっている。 | **また、この時未採用となった案の一部は後に登場した「[[ディスコード・ディフューザー]]」の名称の元ネタとなっている。 |
2024年9月5日 (木) 10:14時点における版
応募キャラクターは、雑誌記事やTV番組などの企画によって一般公募されたキャラクター(人物・メカ共に含む)のこと。
制作陣が一から製作した要素とは異なるユーザー側からの提案を取り入れる形であるため、基本的に一話限りのゲスト・モブという扱いである事が多いが、漫画『キン肉マン』の各登場人物に代表されるように公募キャラクターを作品の重要なポジションに配置するケースも少なくない。
スパロボ参戦作品における応募キャラクター
- ロボットJr.(グレートマジンガー)
- 講談社の児童向けTV雑誌『テレビマガジン』の企画「マジンガーズクラブ」でデザインを公募。受賞したデザインを原案にしている。
- エレゴレラ(機動戦士クロスボーン・ガンダム)
- 同作が連載されていた角川書店の漫画雑誌『月刊少年エース』の誌上で一般公募を行い、アマチュアだった海老川兼武氏[1]のデザインが採用された機体。
- 木星軍の機動兵器はスペイン語や英語でそれぞれモチーフとなった生物の名が与えられているが、エレゴレラは海老川氏がエレファンテになぞって「エレ」を加えた名前を付けた造語である。
- ゲイツ(機動戦士ガンダムSEED)
- アニメーション制作会社のサンライズの一般公募で採用されたデザイン。アニメに登場したのはそのデザインを原案に大河原邦男氏によるリファインがされたもの。
- デススティンガー(ゾイド -ZOIDS-)
- 小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の一般公募で採用された「ブルーマリンスティンガー」という機体デザインを原案にしている。
- メタルマン、エアーマン、バブルマン、クイックマン、クラッシュマン、フラッシュマン、ヒートマン、ウッドマン(ロックマン)
- 『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する「ワイリーナンバーズ」。カプコンがゲームの販促の一環として、全国のユーザーから公募を行っており、各ステージのボスキャラクターを務める。細部のデザインや名前そのものが原案から変わっているボスもいる。同作以降『ロックマン7』まで、ナンバリングタイトルのステージボスはいずれも応募キャラクターに該当する(最後の募集企画が行われた『ロックマン8』では一部ボスは非該当)。
- カチーナ・タラスク(スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー)
- トレーディングカードゲーム『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』で一般公募され、カードに採用されたキャラクター。
- 後年に『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』等の作品に出演し、バンプレストオリジナルキャラクターとしての地位を固めた。
- ガブエル(スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー)
- 上記のカチーナと同じく、『スクランブルギャザー』の一般公募にてカードに採用されたロボット。ただしカチーナと異なり、こちらはゲーム本編への出演は果たしていない。
余談
- ボスボロット(マジンガーシリーズ)も応募キャラクターとされていたが、後にマジンガーシリーズの原作者である永井豪氏の漫画『激マン! Z&グレート編』で、この企画は出来レースでありデザインは最初から決まっていたことが明かされている。
- またジェットスクランダーも、児童誌『テレビマガジン』誌上で「マジンガーZに飛行能力を与えるアイディア募集」という形で公募キャンペーンが行われたが、これも出来レースであった模様。ジェットスクランダーの紹介記事では「きみたちのいけんをさんこうにこんな素晴らしい『空飛ぶマジンガーZ』が完成したぞ」と語られていた。
- 「キャラクター」からは少し外れるケースになるが、『スーパーロボット大戦DD』ではプレイヤー部隊名を一般からの公募にて決定するキャンペーンが行われ、大賞を受賞した「ディバイン・ドゥアーズ」が実際の部隊名として採用されることとなった。
- また、この時未採用となった案の一部は後に登場した「ディスコード・ディフューザー」の名称の元ネタとなっている。
脚注
- ↑ 当時アニメ制作会社GONZOの社員。これをきっかけにメカデザインの世界に入り、『機動戦士ガンダム00』『機動戦士ガンダムAGE』等にメカニックデザイナーとして参加。