「ビゾン・ジェラフィル」の版間の差分
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2018年4月29日 (日) 00:52時点における版
ビゾン・ジェラフィル | |
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外国語表記 | Bizon Gerafil |
登場作品 | |
声優 | 櫻井孝宏 |
別名 | エフゲニー・ケダール |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 |
20歳 90歳(エフゲニー時) |
血液型 | AB型 |
所属 | 大ゾギリア共和国軍 |
所属部隊 | 193独潜旅団501機動中隊 |
役職 | 行政局局長(エフゲニー時) |
軍階級 | 中尉 |
概要
ヴァリアンサー・ネビロスに乗る名門出身のゾギリア軍パイロット。
アルフリード・ガラントの部下で、彼に次ぐ501機動中隊のエースとして活躍する。同僚のヒナ・リャザンとは幼少時からの幼馴染であり、彼女に対して恋愛感情を持つ。プライドが高くエリートらしい面もあるものの、当初は真面目に戦闘をこなし、仲間達とも良好な関係を築いていた。
しかし、自由条約連合軍の渡瀬青葉と出会い、ヒナが青葉と接触したことで彼女に対して異常な嫉妬心や執着心を見せるようになり、性格も歪んでしまう。また、青葉に対しても尋常ではない憎しみを抱き、彼への殺意を募らせる。
第1話で彼が2014年の現代へとタイムスリップしたこと[1]で物語が始まり、完結編においても青葉たちの前に憎悪を露わにしつつ立ちはだかるなど、物語では終始大きく取り扱われており、影の主役とも呼べるキャラクターでもある。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。通常の軍服姿、ネルガル搭乗時のマスク姿、エフゲニー・ケダール時の老齢姿の3種類のグラフィックを持つ。作中では、何故かゼロシステムに強く警戒されていた。
- ちなみにアニメ1話ではフルフェイスのヘルメットで顔がわからずEDでキャスト名も伏せられているなど正体が隠されていたのだが、本作では初登場時の名前こそ「???」名義ではあるものの、最初のタイムスリップのシーンから顔が出ている立ち絵が使われている。
- 本作の隠しパイロットにもなっており、フラグ条件を満たせば終盤に加入。なんと平行世界の同一人物としてビゾンとエフゲニーの二人が存在し、対決も見られる。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%。
- 『X』で採用。
人間関係
- ヒナ・リャザン
- 部隊の同僚で、好意を抱いている少女。
- 渡瀬青葉
- ヒナを巡る宿敵。彼に対し激しい憎悪を抱く。
- 隼鷹・ディオ・ウェインバーグ
- 因縁はないが、青葉の相方のため敵対する。
- アルフリード・ガラント
- アルフリード隊の隊長で、上官。
- タルジム・ヴァシリー、ラーシャ・ハッカライネン
- アルフリード隊の同僚達。
- マルガレタ・オキーフ
- 行政局の特務武官。
- ヴィクトル・リャザン
- 強奪作戦時に彼の部隊に同行する。
- ヴィルヘルム・ハーン
- 科学アカデミーの技術研究者。
- エフゲニー・ケダール
- 同一人物。
他作品との人間関係
- ヒイロ・ユイ
- 『X』では、彼のウイングガンダムゼロと幾度となく戦い続けた。ビゾン自身は敵愾心を抱いているが、ヒイロからは「感情のままに動く」として、興味を持たれている。
- 彼によって止めを刺されることになるのだが、隠し要素のフラグが立っている場合は撃墜されず、ゼロシステムの推論データを渡され自身の運命を知る。
- エンブリヲ
- 『X』における仇敵。自身の運命を歪ませた事で憎悪しており、その憎しみを神聖ミスルギ皇国にも向ける程。
名(迷)台詞
- 「時計が狂っているのか…?」
「2014年だと!?まさか、俺は時を超えたのか?」 - 第1話。西暦2014年の世界に現れた彼は現状を確認し…。
- 「ハハハハッ…そうだ!確かにお前だ、渡瀬青葉!」
「ハハハハハッ、こんな所でもお前に会えるとはなぁ!」 - 同話より。青葉のデータを発見し、歓喜の表情を見せる。
- 「どぉしてなんだ!ヒナァ!!」
- 同話より。青葉を助けたカルラのコクピットに座る雛を見て驚愕することに。
- 「まさか、お前が来ていたとはな、ヒナ…」
雛「私はあなたが来ることを知っていたわ」
「…そうか、だったらこの先も知っているか?」
「お前は渡瀬青葉と!そしてこの俺と一緒に死ぬんだ!」 - 同話より。カルラとの戦闘で負傷し、ただでは死なんと乗機の自爆装置を作動させるが…。
- 「タルジム、我々の目的は敵を倒すことではない」
「怪しい設備や武装を何一つ見逃すな!」 - 第2話。連合の研究ラボを襲撃して。タルジムやラーシャ、部下に指示を出す。この頃は小隊長としても優秀だったのだが…。
- 「貴様ぁ!ヒナから離れろぉぉぉッ!」
- ヒナ「ビゾン!?」
- 第3話。ヒナに呼びかける青葉を視認して突撃し、フォルトナを抱えて離脱する。
- 「中佐、リャザンが…ヒナが敵に通じているはずがありません!」
- アルフリード「…分かっている」
- 第4話。青葉と接触したことで営倉入りとなったヒナ。中佐からは「一日も早く解放されるよう手を尽くす」と言われ、今はそれを信じるしかなかった。
- 「ヒナ!一人で行くな!危険すぎる!」
- マルガレタ「そのままやらせなさい。ここで新型を鹵獲できれば、疑いも晴れるというもの。国家戦略にもかなっています」
- 「…まだ疑われてるのか!」
- 第5話。マルガレタのヒナに対するスパイ疑惑が消えていないことに愚痴をこぼす。
- 「そうだな、鹿はいい。特に小鹿の方はトマトで煮込むと、うまいからな」
- ヒナ&ラーシャ「えっ?」
- タルジム「よし、ちょっくらライフルでも借りてくるか」
- 第6話。ラーシャが気分転換にとヒナを外へ連れ出し、鹿の可愛らしい姿を見て和んでいた二人だが、ビゾンの言葉で狩りが始まってしまいそうに。
- 「何故ですか!何故リャザン少尉の捜索を認めて頂けないのですか!」
マルガレタ「下級士官の捜索などに何の意味が…?」
「なっ…!」 - 第8話。行方不明になったヒナの捜索をしたいと詰め寄るが、マルガレタの対応に絶句してしまう。
- 「次から、俺にはもっと早く話すんだ。何があっても信じてやれるのは、俺だけなんだぞ!」
- ヒナ「…わかったわ」
- 第9話。遭難時にどうやって救難信号を出したのかと、ヒナからその真相を告げられて。彼女を心配しつつ、心の中にはヒナに対する疑念が渦巻く。
- 隊員「家が、隣同士と聞きましたが」
- 「私が10歳の頃に、隣に越されてきて。あの時は、勇敢で名高いリャザン少佐が、隣に越してくるとは夢にも…」
- 第10話。ヴィクトル・リャザンの部下達とにこやかに会話して。ヒナと幼馴染になったという思い出を語る。
- 「ヒナ、お前はゾギリアの軍人で、俺達の仲間じゃなかったのか…!」
「今まで一緒に戦ってきた俺達を…なぜ!」
「リャザン少佐は!お前にそんなことをさせるために死んだわけじゃない!」
「お前は父親をも裏切るのか!!」 - 第11話。ハワイ基地での強奪作戦中、青葉と一緒にいるヒナを見つけて激高し、ディオが呼んだ青葉の名を脳に刻みこむ。
- 「ふざけるなぁ!!」
「いいか!お前がなんと言おうと、連合のパイロットと一緒にいた事実は変えられない!」
「俺がそれを報告すれば、さすがのアルフリード中佐も許してはおかないだろう」
「お前を許してやれるのは俺だけなんだ!余計なことを考えず、俺の言う通りに大人しくしてろ!いいな?」
ヒナ「…わかったわ」 - 第12話。ヒナから聞いた青葉の話をでたらめだと決めつけ、彼女が持っていた髪留めを叩き飛ばしたあげく、無理やり彼女にキスをする。もはやかつての冷静で真面目なビゾンの姿はどこにもなかった。
- 「かまうものか!それでヒナの力になれるのなら、俺は地獄の業火にだって抱かれてやる!!」
- 同話より。ハーンの言葉に乗せられ、ヒナの相方のカップラーとして名乗りを上げ、苦痛を伴う同調試験すらも耐えて見せると決意する。
- 「うおおぉぉおお!!ヒナァァ!!コネクティブヒナァァァ!!」
- 第13話。ネルガルとカルラを強制デカップリングされ、正気を取り戻したヒナの意思すら無視し、錯乱気味のビゾンは無理やり彼女とカップリングしようとするが、その結果は…。
搭乗機体
脚注
- ↑ 第1話のエンディングクレジットでは「パイロット ???」と表記されていた。