「ヒルダ (クロスアンジュ)」の版間の差分
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:原作では個人的に絡むことはないが、『V』ではテオドーラに乗り換えた直後に交戦すると彼から誘惑されるが、構うことなく一蹴している。 | :原作では個人的に絡むことはないが、『V』ではテオドーラに乗り換えた直後に交戦すると彼から誘惑されるが、構うことなく一蹴している。 | ||
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:協力したことでお互いに心境が変わったのか、これ以降二人の仲は徐々に縮まっていくことになる。 | :協力したことでお互いに心境が変わったのか、これ以降二人の仲は徐々に縮まっていくことになる。 | ||
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− | : | + | :第9話より。11年ぶりに母親インゲの元へ訪れたが、そこには自分と同じ名前のマナ人類である妹が既にいた。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。 |
− | :これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!''' | + | :これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!'''」と罵声を浴びせられ心に深い傷を負ってしまう…。 |
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:同上話ラスト。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。 | :同上話ラスト。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。 | ||
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:おかげで[[次回予告]]では…(後述) | :おかげで[[次回予告]]では…(後述) | ||
;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ?まさかあたしまた出番無くなる?オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」 | ;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ?まさかあたしまた出番無くなる?オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」 | ||
− | : | + | :同話の予告。'''ごらんの有様である'''。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |
2017年3月21日 (火) 21:31時点における版
ヒルダ | |
---|---|
外国語表記 | Hilda |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | 田村ゆかり |
デザイン | 小野早香 |
本名 | ヒルデガルト・シュリーフォークト[1] |
種族 | 地球人(ノーマ) |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳 |
出身 | エンデラント連合 |
髪色 | 赤 |
髪型 | ツーテール |
瞳の色 | パープル |
パーソナルカラー | 赤 |
所属 | アルゼナル |
役職 | パラメイル第一中隊突撃兵→第一中隊副隊長→第一中隊隊長代理 |
概要
アルゼナルパラメイル第一中隊の突撃兵。隊内でも一、二の強さを誇る腕前だが、皮肉屋で野心家と難のある性格をしている。そのため、トラブルメーカーとなる事も多く、実際物語序盤ではアンジュとの対立が目立っていた。しかし、中盤における出来事を境にアンジュと和解し、距離も縮まっていく。アンジュの『世界をぶっ壊す』大業に最初に乗った人物で、同時にノーマである自分も陽の下で生きられる世界を創造するべく自らの定めた道を進んでいく。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。第14話「血塗られた白き翼」より登場。担当声優の田村ゆかり氏は『第3次α』から11年ぶりのシリーズ出演。
- その性格ゆえか他作品の人物にも容赦なく噛み付く描写が多いが、シナリオが進むにつれてそのような面は薄まり(逆に、自分のアンジュへの感情に食いついてくる人物が出てきたりするが)、アンジュへの絡みが徐々に増えていく。
- 脱走の件は経緯が大きくアレンジされており、原作と異なってモモカを強引に協力させるのではなく、自分から普通に「あたしにも会いに行かなきゃ行けない人がいる」という理由でアンジュとモモカの二人に協力を持ち掛けるというものになっている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 不屈、必中、鉄壁、気合、友情、愛
- 不屈と鉄壁はもしもの被弾に有難いが、乗機と噛み合わないのが残念。性別を超える友情の次に来るのはもちろん「愛」。誰に向けてのものかが気になる。
- 余談だが、パラメイル第一中隊で「愛」を覚えるのはヒルダとアンジュのみ。理由は、原作を視聴した者ならば解ることだろう。
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 出撃時の気力+10、最終命中率+10%、最終回避率+10%。
- 『V』で採用。
人間関係
アルゼナル
- アンジュ
- 来たばかりの彼女の挙動から「痛姫(いたひめ)」と名付ける。アンジュが頭角を現してきた事から敵視し様々な嫌がらせを画策するなど犬猿の仲になるが、その後とある事件を切っ掛けに距離を一気に縮める。結果的に戦友であり親友であり悪友でもある間柄に。
- 絶望を味わった間柄だが、傷を舐め合ったり共依存になることなく自分で道を進んでいく。そして中盤以降はヒルダ自身がアンジュに本気で惚れ込んでいくようになる。ヒルダ曰く、アンジュは絶望のどん底にいた自分を助けてくれた『王子様』とのこと。
- サリア
- 部隊長。彼女の忠告を聞かず、対立する事が多い。
- ヴィヴィアン
- 同僚。
- エルシャ
- 同僚。彼女から行動を咎められる事も多い。
- ロザリー、クリス
- 幼少期からの付き合いである幼馴染で、よく一緒に行動している。後に溝を作ってしまい、ある程度修復しかけたがクリスとは後に敵対することになってしまう。
- ゾーラ
- 彼女の寵愛を受けており、肉体関係にもあった。
- 当のヒルダはそれなりにゾーラに対して尊敬心こそ持っていたものの、彼女との関係はある目的のための打算に過ぎなかったため、内心好き好んではいなかった様子。
- タスク
- アンジュを横取りしようとしている(と、ヒルダは思っている)ため、目の敵にするがそこまで露骨な嫉妬をすることはない。同時にアンジュに相応しい男かどうか見定め、最終的には二人の仲をしっかり認めている。
その他
- インゲ
- 母親。彼女に会うためアルゼナルを一度脱走したが、既にマナ人類の娘を産んでいた彼女から汚い言葉で拒絶され、心に深い傷を負うことになる。
- ヒルダ(妹)
- 血縁上の妹。ヒルダ本人と全く同じ名前で、彼女と違いマナ人類。ノーマである姉を見て怯えていた。
- エンブリヲ
- 原作では個人的に絡むことはないが、『V』ではテオドーラに乗り換えた直後に交戦すると彼から誘惑されるが、構うことなく一蹴している。
他作品との人間関係
- シン・アスカ
- 『V』の序盤では彼に辛辣な言葉をぶつけることも多かった。
- アマノ・ヒカル
- 『V』では自身のアンジュに対する性別を越えた感情を彼女に強く反応されていた。
- テンカワ・アキト
- 『V』では脱走後、母親に拒絶された後に原作通り警官に暴行を受けていたところを彼に助けられ、保護された。
- クルツ・ウェーバー、タカスギ・サブロウタ、叢雲総司
- 『V』の中盤、ヒルダの「心に決めた人がいる」という発言に真っ先に反応した彼らに「対象外だ」と一蹴している。
名台詞
- 「あんたさぁ…痛すぎだよ」
- 第3話より。負傷し運ばれてきたアンジュがゾーラを死に追いやった事でクリスから罵倒された際にアンジュが「ノーマは人ではありません」と呟いた事で明確に敵視。彼女に腹部にかかと落としを見舞った。
- 「本当…好きだったよ、ゾーラ…」
- 第4話より。買い取ったゾーラの部屋にて、彼女の形見である義眼を海に投げ捨てる。
- 「…裏切り者」
- 第7話より。ビッグホーンドラゴンを撃退した事でアンジュと和解したロザリーとクリスに向けて、一人自室へと戻る。孤立したヒルダは一体何を想ったのか。
- 「ふざけんなぁぁぁーーっ!!」
「ふざけんな…このために…何年も、何年も待ったんだ! 生き残るためならゾーラの玩具にもなった! 面倒な奴等と友達にもなってやった! 何だってやってきた! ずっと待ってたんだ! この日を! 絶対に帰るんだ…ママの所に!」 - 第8話より。アンジュと共に脱走しようとするも、これまでの行いが原因でアンジュに見捨てられそうになる。何とか輸送機にしがみつき本音を吐露した後、アンジュに引っ張り上げられた。
- だが、ヒルダを待ち受けていたのはあまりに残酷な現実だった…。
- 「アンジュ! 命だけは、大事にしなよっ!」
- 同上話ラスト。脱走に成功しアンジュやモモカとの別れ際に放った台詞。直後アンジュからも「そっちもね。ヒルダ」と返される。
- 協力したことでお互いに心境が変わったのか、これ以降二人の仲は徐々に縮まっていくことになる。
- 「ママ……ひどいよ……」
- 第9話より。11年ぶりに母親インゲの元へ訪れたが、そこには自分と同じ名前のマナ人類である妹が既にいた。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。
- これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!」と罵声を浴びせられ心に深い傷を負ってしまう…。
- 「妹に会えたかな…アンジュ…」
- 同上話ラスト。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。
- 一方、そのアンジュの方はヒルダと同じくらいに悲惨な目に遭っていた。
- 「…ポリ公50人にボコられた。全員、再起不能にしてやったけどね。」
- 第10話より。脱走の罪でアルゼナルの反省房に入れられた際、アンジュにどんな目に遭ったか聞かれた際の返答。
- 実際は10人にも満たない少人数であり、さらに放心状態だったためか一方的に暴行を受けていた。何とも哀しい強がりである。
- 「…ママだけは、受け入れてくれると思った…ママだけは、ノーマのあたしを許してくれると思ってた…でも、ダメだった。あれが、ノーマってことなんだ…外の世界にノーマの居場所なんてなかったんだ…」
- 同上話より。反省房内でうなされて目を覚ました際に、アンジュに「落ち込んでるか?」と聞かれた際の返答。この世界の住民にとってノーマが如何なる存在として扱われてるのか改めて実感させられる台詞と言える。
- 「へっ…気付くの遅っ! 思ってねえよ、最初から友達だなんて。うまくやっていくためにあんた達に合わせてやってただけだっての!」
- 同上話回想。アルゼナルへと帰され反省房へ面会に来たロザリーとクリスに対して強がりを言う。この言葉が結果的にクリスとの溝を深めてしまう事となる。
- 「ザマァねぇな!自分から友達だって名乗る奴が、本当の友達な訳ねーだろ!騙されやがって、バカが!!」
「ぐだぐだ文句ばっか言いやがって!いい加減にしろ、この根暗ブス!」 - 24話。エンブリヲに捨てられ自暴自棄になったクリスのテオドーラと鍔迫り合いながら罵倒交じりの説得をぶつける。
迷台詞
- 「あんた…ちょっと太った?」
- 第18話より。台詞だけならいつもの嫌みだが、この時のヒルダはシャワーを浴びながらアンジュの胸を揉んだり、尻をつねったり、更には肩口にキスをするなど単なる親愛以上の行為に及んでいる。
- おかげで次回予告では…(後述)
- アンジュ「私太ってなんかないからね」
「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ?まさかあたしまた出番無くなる?オイ、あたしも連れてけよ!」
アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」
「ヒルダ、泣いちゃう…」 - 同話の予告。ごらんの有様である。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ハ! 笑わせてくれるよ、シン。あんた。アスランやソレスタルビーイングの連中と殺し合いをやってたって聞いたよ」
「あんただけじゃないよ。外の世界の連中は、事ある毎に戦争してたんだろ? そんな連中にあたし達のやる事をとやかく言われたくないね」 - 『V』第17話アルゼナルルートより。
- アンジュと対立する様子に見かねたシンに「仲間だし、仲良くしたらどうだ?」と言われるが、彼がかつてアスランと対立していた事を指摘。これにはシンも口をつぐんでしまう。
- 「ば、馬鹿…! あんまり言うな!」
- 第30話西暦世界ルートにて、アンジュから「お母さんに会えるといいね」と言われて。一瞬だけデレ顔になるのが印象深い。
- だが、アンジュとヒルダを待っていたのはあまりにも残酷な結果だった…。
搭乗機体
- グレイブ ヒルダ・カスタム
- 愛機。量産型のグレイブをベースに装甲と出力をカスタマイズしている。
- アーキバス ヒルダ・カスタム
- アルゼナル崩壊後、グレイブに代わり搭乗した機体。
- テオドーラ
- アーキバス大破後、投降したクリスから渡された機体。
余談
- ヒルダ役の田村ゆかり氏とアンジュ役の水樹奈々氏は『魔法少女リリカルなのは』で共演した際に、高町なのはとフェイト・テスタロッサ、ダブル主人公を担当したが、こちらは本作のヒルダとアンジュとは違い、良心的な性格のキャラクターであった。その対比からヒルダとアンジュのコンビは「汚いなのフェイ」という呼び名がある。
脚注
- ↑ BD/DVD第3巻封入特典ブックレットでは「ヒルデガルド」となっている。
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