「左近寺公三」の版間の差分
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:[[スーパーロボット大戦A|A]]より。権威を盾にして特訓を拒む[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に対して。口の上手いアカツキを黙らせる姿はまさに鬼教官である。 | :[[スーパーロボット大戦A|A]]より。権威を盾にして特訓を拒む[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に対して。口の上手いアカツキを黙らせる姿はまさに鬼教官である。 | ||
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2015年8月14日 (金) 01:49時点における版
左近寺公三(Kozo Sakonji)
- 登場作品:超電磁マシーン ボルテスV
- 声優:大木民夫
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:ビッグファルコン
- 階級:ビッグファルコン2代目司令官
浜口博士の門下生で、彼の死後、ビッグファルコンの2代目司令官に就任する。優秀な技術と大胆な発想力を併せ持つ科学者で、戦局を逆転させる凄腕の指揮官でもある。
スパルタ式特訓でボルテスチームをしごき、彼らが脱走を企てようとする程の反感を覚えるなど、当初の信頼関係はゼロに等しかった。彼の主役回である原作第17話のサブタイトル(「愛も涙もふりすてろ!!」)が示す通り、かなり時代がかかった教育方針の持ち主で、個人を尊重する近年の学校教育や、戦争の中でも個人の意思を貫くことを良しとする近年のロボットアニメの作風とは真逆を突き進んでいる。その為、彼なりの確固たる信念や5人への配慮も描かれているとはいえ、現代では非常に共感しにくい一面も持つ(実際は『ボルテス』の作風自体がそうなのだが)。
その真意は、強力になっていくボアザン軍との過酷な戦いを生き延びるために敢えて厳しい訓練を課したという理由があり、彼らもその真意を知って信頼関係を築いたため、決して冷徹なだけの人間ではない。
登場作品と役柄
ボアザン星の獣士と戦える戦力が、地球全体でボルテスVしか存在しないという切羽詰まった状況が如実に描かれ、ギスギスしていた原作と違い、地球を護りきれる勢力が太陽系中に数多く存在し、多種多様な作風の作品が入り乱れるスパロボでは上手く溶け込めないのか、出演回数は非常に少ない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 今作で初登場。長浜作品のロボットに追加武装を施してくれる。ボルテスチームのみならず他のロンド・ベルメンバーにもランニングをさせるなど、博士系のキャラでは一線を画す。そのスパルタぶりはアムロとクワトロが打ち合わせと称して逃げ出すほど。
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦L
- 今回はボルテスが原作終了後ということもあってか最初から登場する。自軍部隊の戦闘教官を務めるなどで出番はそこそこ多い。
単独作品
人間関係
他作品との人間関係
- アムロ・レイ、クワトロ・バジーナ
- Aでは歴戦の勇士である二人も左近寺のシゴキから逃げ出してしまう(ただし、アムロにとってはクワトロの真意を問いただすために二人きりになりたいという意図もあった)。
- アカツキ・ナガレ
- Aではネルガル重工会長の権威を盾にシゴキから逃げ出そうとする彼も容赦なくしごいた。
- 早乙女アルト、ミハエル・ブラン
- Lでは彼らの上官となり、徹底的にしごく。新人のアルトに対してもその優れた素質を見出すと同時に、高難易度の訓練を課した。当然、彼らも左近寺のシゴキには不平を漏らしていた。
- オズマ・リー、ヘンリー・ギリアム
- Lでは同僚となり親しい間柄となるが、ギリアムは出会って間もなく逝ってしまうこととなる。
- 剣鉄也
- Lでは左近寺博士に影響を受けたらしく、授業中におしゃべりしたLOTUSメンバーに連帯責任としてランニングを課す。
- 南雲一鷹
- 彼にも徹底的に訓練を課す。
名台詞
- 「この腰抜けども!それがビッグファルコンに選ばれたメンバーと言えるのか!持ち場へ帰れ!」
- 第16話の初登場。ボアザンの猛攻撃から脱走した基地要員を威嚇射撃して啖呵を切る。
- 「加熱爆発する前に水で冷やし続けるという原始的な方法で、一時はカバーできる!」
- 破損したコンピューターを戦闘中に修理する際に。この直前に繊細な技術で破損を修理しているだけに、その発想力が並はずれていることを証明している。
- 「構わん!それはそれだけ腕が未熟であったというだけだ。死んだ者には気の毒だがなぁ」
- 上記の通り彼の厳しいシゴキが描かれている17話より。訓練中、何の告知もなくボルテスチームに実弾ミサイルを撃ったことを非難したボルテスチームの面々への反論。この時点では机に両足を置いて訓練に苦しむニタニタしながら見る等、かなり心証は悪い。
- 「大した兄弟愛だ。だが、わしにそんなものは通用しない。わしにとって必要なのはボルトメカを完全に乗りこなせるマシンだ!」
「日吉が子供であろうとなかろうと、わしは完璧を求める。己の能力を最高に発揮できる戦闘マシンをだ!それが戦いに勝つ手段だ!」 - 同じく17話より、ボルテスチームの中で自分の課した訓練についていけなかった日吉に対して、過酷な特別メニューを行って気絶させたことを非難する健一達への反論。
- 「ワシはお前達を殺したくない。ワシを信じて五つの命を今、預けてくれい!」
- 17話後半、パワーアップした獣士の攻撃で合体不可能に陥るボルテスチームに対し、これまで訓練してきた高度でのスピン飛行を命じ、続けて言った台詞。ここから過剰に冷徹な指揮官にしか見えなかった彼の雰囲気が変わる。
- 「ワシの訓練は少々厳しかったかもしれん。しかし、それは何としてでもお前達に生き抜いてもらいたかったからだ」
- 17話ラスト、獣士を撃退した後に語る彼の真意。ここで彼とボルテスチームの間に信頼関係が生まれる。