「阿嘉松紗孔羅」の版間の差分
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2023年5月23日 (火) 20:33時点における最新版
阿嘉松紗孔羅 | |
---|---|
読み | あかまつ さくら |
外国語表記 | Sakura Akamatsu[1] |
登場作品 | |
声優 | 岩男潤子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人、母親がドイツ人の日独ハーフ) |
性別 | 女 |
年齢 |
15歳(ベターマン) 25歳(覇界王) |
身長 | 150 cm |
体重 | 39 kg |
阿嘉松紗孔羅は『ベターマン』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
阿嘉松滋の娘。場に存在する意志を読み取る能力、リミピッド・チャンネルを持つ少女。
同時にデュアルインパルスを併せ持つ強力なデュアルカインドでもあるのだが、その代償であるとでもいうかのように生まれつき極度の虚弱体質であり、更にADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱えている。このため、ニューロノイドのヘッドダイバーとしては登録されておらず(予備員扱い)、それどころか普通の日常生活を送る事すら不可能であり、一日の大半をマニージマシン(治療と生体活動維持を行う医療機器)と接続されて過ごしている。
その能力は千里眼、未来予知などとも言えるほど強力なものだが、本人の意思に関係なく情報を「知れて」しまうというものであり、他人の悪意を読み取ってしまったり、本人の許容量を超える情報を読み取ってしまったりと生きている事が地獄とも言える様な状態にある。しかし、幸いにも家庭的で温かいアカマツ工業の面々に囲まれ、純粋な性格へと育っている。
劇中、一般に知られるADHDの症状が現れた機会は多くなく、実際は能力を制御できていない状態がADHDと診断されたと考える者も少なくない。実際、リミピッド・チャンネルを一時的に消失したときはマニージマシンも必要としなくなっている。
最終決戦ではラミアとカンケルとの戦闘の間近にいたことでリミピッド・チャンネルを介して膨大な情報を読み取ってしまい、昏睡状態に陥ってしまった。
約10年後となる『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の時代でも昏睡から覚めることはなく、本人の意識はソムニウム・羅漢の棲家に影のような意識体として滞在していた。覇界王ジェネシックとの戦闘時に意識を回復している。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。中盤までは会話の登場のみだが、覚醒人1号にグリアノイドが追加される際にパイロットとして搭乗可能になる。毎回の出撃ともなると冗談ではなく命がけである。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 第2章Part4から登場。
- スーパーロボット大戦30
- 『覇界王』設定。ボイスも初収録で担当声優の岩男潤子氏は、第3次αのサリー・セイント・フォード役から16年ぶりとなる版権キャラ役での出演となる。名前の読みが難しいと思われたのか、初登場時のIM会話では名前に読み仮名が振られている。条件を満たせばキーミッション「対 -VERSUS-」後にサポーターとして加入。味方全員に先見をかける為、立ち回り次第では敵のMAP兵器を無力化出来る。
- デウスが未参戦のため原作とは異なり、覇界王キングジェイダー戦後に起こったギャレオリアプライヤーの暴走に巻き込まれて行方不明になり、覇界王ジェネシックに取り込まれる。またこの時は意識が戻っておらず、ベターマン・カタフラクト戦後に回復する。
- 中断メッセージにも次回予告再現で登場するが…(後述)。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力[編集 | ソースを編集]
全体的に能力が低く、ベターマン系で最も低い能力。ただし、技量だけはベターマン系で最も高い。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- COMPACT3
- 集中、ひらめき、祝福、かく乱、信頼、復活
- 祝福、復活と有用なものを習得。ただし、復活は通常のプレイではゲームクリアしてしまうくらいの高レベルで習得するため意図的にレベル上げをしないと習得できない。
特殊技能[編集 | ソースを編集]
- COMPACT3
- デュアルカインド、リミピッド・チャンネル、見切り
- デュアルカインドはケータの次に伸びがよくLv8まで伸びる。ソムニウムとの交信ができるリミピッド・チャンネルを習得。また、見切りもあるため回避力上昇スキルを二つも習得する。
サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]
名称 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
リミピッドチャンネル | 30 | 40 | 全味方に「先見」をかける | 自軍最終命中率85%以上なら必中 | 隠し要素 |
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「鎮-requiem-」
- エンディング曲。COMPACT3で採用された。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 阿嘉松滋
- 父親。意外に明言されたのは最終回のみ。それまでエンディングクレジットも含め「サクラ」と呼ばれていた。
- 蒼斧蛍汰
- 完全に日常と隔離されて育ったため、年が近く普通に接してくれる事から好意を抱いている。読み取ってしまっても裏表がないその性格も影響しているのだろう。…ただ男女としてのという意味では無い。
- アンジェリカ・アネモネ・阿嘉松
- 別居中の母親。SRW未登場。『覇界王』にてGGGドイツ技研の科学者、ドクトル・アーとして初登場。ロボットアームやサイボーグ用の義肢の権威。研究に集中するために紗孔羅や滋と別居している。
勇者王ガオガイガー[編集 | ソースを編集]
- 獅子王雷牙
- 祖父。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- 叔母。
- 獅子王凱
- 叔従父。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「悪夢ばかりの千一夜。あなたの名は、<ベターマン>」
- 次回予告は全て彼女の語りという形式をとっている。途中までエコーがかかっており、最後の一言だけエコーが外れる。次回予告の話ではないが、演じる岩男氏自身が自分の声が怖いと言ったという逸話も。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「君達に最新情報を公開しよう…」
「迫り来る異星人、異世界人、怪獣、モビルスーツ…」
「勇者と仲間達の戦いは、明日も続く…」
「次回も、スーパーロボット大戦に、ファイナルフュージョン承認…」
「君が、『勝利の鍵』だ」 - 『30』中断メッセージにて。次回予告の再現なのだが、台詞は『ベターマン』ではなく『勇者王ガオガイガー』の再現で、しかも語り口調は『ベターマン』のままなので『ガオガイガー』風の熱い台詞と凄まじいギャップを感じる。一方で「途中までエコーがかかり、最後の一言でエコーが外れる」という『ベターマン』の要素も再現されている。
- なお、この後初野華が「怖くない、怖くない…」と呟くが、バックの曲が「勇者王誕生! ‐御伽噺ヴァージョン‐」なので原作ほど怖くはない。
- 「にげて…!」
- 『30』にて、覇界王ジェネシックに囚われている際の戦闘台詞。2パターン収録されているがこちらはヘルアンドヘブンが命中した時の台詞。覇界王から逃げるよう促すが、この台詞を発しているということは命中したと判定されているためどう足掻いても逃げられない。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- 覇界王ジェネシック
- V2の機内からソムニウムの異端者・デウスに拉致されストレイトガオーの操縦席に置き去りにされた。意識を回復しておりGGGに退避を呼びかけるが、その勇気がジェネシックのGストーンを反応させ覇界王に更なる力を与える事になった。