「バイオリレーションシステム」の版間の差分
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2024年3月7日 (木) 07:21時点における最新版
バイオリレーションシステム(Bio Re-Ration System)とは、『重戦機エルガイム』に登場するシステム。
概要[編集 | ソースを編集]
人間の生体エネルギーを吸収し、様々に応用するシステム。日本語訳すれば「生命再配給システム」となる。
生体エネルギーは首都スヴェートの人間達から微弱ながら吸収し続け、吸収されたエネルギーは「ラキシスの心臓」と呼ばれる中枢部に集約される。
細胞を活性化させて若さを保ち、不老不死にしたり、物理的なエネルギーを生み出して機体を強化したりする事ができるが、副作用があるので完璧という訳ではない。特に、人間に使用して長い間生き永らえていた場合は、一度でもシステムの恩恵を失ってしまうと、一分も持たずに急速に老化し、死に至ってしまう事になる。また、肉体が原型をとどめないまでに損傷する形で死亡してしまった場合も、蘇生は不可能となる模様。また、このシステムを応用する事で、システムを利用している人間と他者の意志を同調させる事も可能となっており、クワサン・オリビーがポセイダル(ミアン)と精神を同調させられていた。
劇中では、アマンダラ・カマンダラ(真のオルドナ・ポセイダル)とオルドナ・ポセイダル(ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー)、フル・フラットの3人がこの力を使う事で永遠の命を得ていた。だが、フラットはエルガイムMk-IIに押し潰されてしまう形で死亡し、アマンダラとミアンの二人はバイオリレーションシステムそのものを解除された結果、急速に老化・風化してしまう形で死亡を迎えた。なお、精神を同調させられていたオリビーは、最終的に同調していた精神と本来の精神が重なってしまった結果、精神崩壊を引き起こす末路となっている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
原作と異なり、システムを停止させても即座にポセイダルが消滅する事はない。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第4次スーパーロボット大戦
- クワサン救出後のアムとレッシィの会話に登場。
- オージの能力としては、「HP自動回復」として再現されている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ヴァルシオンにも搭載された。同機の場合、システムが有効な間は毎ターン「魂」「鉄壁」「根性」を使用する上に、たとえ倒せたとしても復活する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ほぼ原作通りの扱い。後述のラキシスの心臓がMAP上の建物ユニットとして登場。
- ラキシスの心臓を破壊するまではオージは気力150で無限に復活してくるが、それ以外の特殊な効果は無く、『F完結編』程の強烈さは無い。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 後述のラキシスの心臓がMAP上のユニットとして登場。
- ラキシスの心臓を破壊するまでは無限復活。オージがかなりの性能を持つ上、連続シナリオの都合上、戦力の振り分けを間違えると苦労する。
- スーパーロボット大戦30
- オージの特殊能力として採用。被ダメージを0.1倍にし、ダイレクトアタック無効という能力を持つ。更にEN回復(大)、オールキャンセラーも別に追加されている。イベント発生後は全て取り除かれる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- リアルロボット戦線
- ポセイダルルートにのみ登場するオージの特殊能力として登場。毎ターンHPを全回復する為、1ターンで完全に倒さなければならない。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- バイオセンサー
- バイオリレーションシステムの一部であり、使用者の精神を同調させる事によって他者を遠隔操作する事が可能である。操作には「コントローラーハーケン」と呼ばれる受信装置を、操られる側の人間に手術で埋め込む必要がある。
- なお、宇宙世紀ガンダムシリーズにも同名のシステム(こちらは「生体コントローラーの一種」を指す)がある。
- ラキシスの心臓
- 惑星ガストガルの首都スヴェートの地下にあったバイオリレーションシステムの中枢。
- レッシィと共に潜入したポセイダル(ミアン)が命懸けでシステムを停止させた事により、真のポセイダル(アマンダラ)は力を失う事になる。
- オージ
- バイオリレーションを力へ還元するヘビーメタル。その力は対峙したダバ曰く「まるで吸い取られる感じがする」と衰弱し、大量の汗をかいている。