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− | + | 基本的には飛影と同様に自立稼働する機体の様だが、性能を完全に発揮するにはやはり搭乗者を必要としている模様。純白の飛影とは対照的に漆黒の機体をしており、飛影に全く引けを取らない高い機動性と運動性を備えているが、バーニア推進を行うなどの差異がある。また、飛影に比べると、単独での戦闘を想定し攻撃力や火力を重視したコンセプトとなっており、二刀流の忍者刀や大型の手裏剣を装備し、ミサイルランチャーも内蔵していたりする。 | |
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+ | 原作終盤にて飛影と同じくエルシャンクと融合したりする等、飛影と同様に謎に包まれた存在である。 | ||
設定上、[[飛影]]の様に'''獣鬼'''、'''烈火牛'''、'''ムササビ'''という[[合体]]用ロボットが設定されていたが、番組が[[打ち切り]]となった為に登場する事は無かった。 | 設定上、[[飛影]]の様に'''獣鬼'''、'''烈火牛'''、'''ムササビ'''という[[合体]]用ロボットが設定されていたが、番組が[[打ち切り]]となった為に登場する事は無かった。 | ||
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+ | しかし、修復が完了しても肝心の機体を起動出来る者が全くおらず、ザ・ブーム内では[[エルシャンク]]陣営に協力し太刀打ち出来なかった飛影に対抗出来る機体として期待されていながらも、半ば死蔵状態となってしまっていた。だが、原作第24話で乗機である[[スケルトン]]を破壊されて窮地に陥った[[イルボラ・サロ]]の叫びに反応する形で遂に起動。瀕死の重傷のイルボラを取り込み、それまでほぼ無敵であった飛影と合体していた[[獣魔]]([[黒獅子]])を歯牙にもかけない形で圧倒する程の性能を発揮した。 | ||
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+ | その後、イルボラという主を得た零影に対抗する為か、[[ジョウ・マヤ]]と融合した飛影と幾度も抗戦する事になり、最終決戦でも飛影と1対1での戦いを演じるのだが、[[ハザード・パシャ]]の仕掛けた爆弾によって損傷を受けてしまい、搭乗者のイルボラも瀕死の重傷を負ってしまう。しかしその後、満を持したかの様に、互いの主を取り込む形で飛影と共にエルシャンクの動力炉と思われる部分と融合。エルシャンクの性能を完全に発揮させ、ラドリオ星系へと進路を向けるのだった。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | スペックは[[飛影]] | + | スペックは[[飛影]]と同様という設定のはずだが、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』・『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では[[飛影]]の能力とはだいぶ開きがあり、本機の方がかなり冷遇されている。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では改善され、互角になった。 |
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− | :初登場作品。イルボラが乗る敵ユニット。[[説得]]で仲間になる。[[飛影]] | + | :初登場作品。イルボラが乗る敵ユニット。[[説得]]で仲間になる。[[飛影]]とほぼ同等の能力値だが、[[移動力]]だけは半分の5と劣っている([[飛影]]は10)。4mしかないのに、なぜかM[[サイズ]]。 |
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | ||
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:六角盤から刃が飛び出す大型の手裏剣。 | :六角盤から刃が飛び出す大型の手裏剣。 | ||
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:背負った鞘に2本収納されている刀。刀身には伸縮機能が付いており、収納時は短くなっている。 | :背負った鞘に2本収納されている刀。刀身には伸縮機能が付いており、収納時は短くなっている。 | ||
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:原作では度々装備して戦っていたが、SRWでは未装備。 | :原作では度々装備して戦っていたが、SRWでは未装備。 | ||
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:手持ちの実弾銃。恐らく飛影と同型の物と思われる。 | :手持ちの実弾銃。恐らく飛影と同型の物と思われる。 | ||
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− | : | + | :『COMPACT2』時は、どういう訳かM。 |
=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === |
2024年3月10日 (日) 21:50時点における最新版
零影 | |
---|---|
登場作品 | 忍者戦士飛影 |
デザイン | 森木靖泰 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 忍者型ロボット |
全高 | 4 m |
重量 | 550 kg |
所属 | ザ・ブーム軍 |
パイロット | イルボラ・サロ |
概要[編集 | ソースを編集]
アネックス・ザブームが秘密裏に秘蔵していた忍者型のロボット。作中において、無双の強さを誇っていた飛影と唯一対等かそれ以上に戦える戦闘力を持ったロボットである。
基本的には飛影と同様に自立稼働する機体の様だが、性能を完全に発揮するにはやはり搭乗者を必要としている模様。純白の飛影とは対照的に漆黒の機体をしており、飛影に全く引けを取らない高い機動性と運動性を備えているが、バーニア推進を行うなどの差異がある。また、飛影に比べると、単独での戦闘を想定し攻撃力や火力を重視したコンセプトとなっており、二刀流の忍者刀や大型の手裏剣を装備し、ミサイルランチャーも内蔵していたりする。
原作終盤にて飛影と同じくエルシャンクと融合したりする等、飛影と同様に謎に包まれた存在である。
設定上、飛影の様に獣鬼、烈火牛、ムササビという合体用ロボットが設定されていたが、番組が打ち切りとなった為に登場する事は無かった。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
理由は不明だがザ・ブーム軍が所有しており、元々は損傷をしていたらしく、似ている部分のあった飛影のデータを元にする事で復元されていた。
しかし、修復が完了しても肝心の機体を起動出来る者が全くおらず、ザ・ブーム内ではエルシャンク陣営に協力し太刀打ち出来なかった飛影に対抗出来る機体として期待されていながらも、半ば死蔵状態となってしまっていた。だが、原作第24話で乗機であるスケルトンを破壊されて窮地に陥ったイルボラ・サロの叫びに反応する形で遂に起動。瀕死の重傷のイルボラを取り込み、それまでほぼ無敵であった飛影と合体していた獣魔(黒獅子)を歯牙にもかけない形で圧倒する程の性能を発揮した。
その後、イルボラという主を得た零影に対抗する為か、ジョウ・マヤと融合した飛影と幾度も抗戦する事になり、最終決戦でも飛影と1対1での戦いを演じるのだが、ハザード・パシャの仕掛けた爆弾によって損傷を受けてしまい、搭乗者のイルボラも瀕死の重傷を負ってしまう。しかしその後、満を持したかの様に、互いの主を取り込む形で飛影と共にエルシャンクの動力炉と思われる部分と融合。エルシャンクの性能を完全に発揮させ、ラドリオ星系へと進路を向けるのだった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
スペックは飛影と同様という設定のはずだが、『COMPACT2』・『IMPACT』では飛影の能力とはだいぶ開きがあり、本機の方がかなり冷遇されている。『UX』では改善され、互角になった。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 初登場作品。イルボラが乗る敵ユニット。説得で仲間になる。飛影とほぼ同等の能力値だが、移動力だけは半分の5と劣っている(飛影は10)。4mしかないのに、なぜかMサイズ。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』同様、説得で仲間になる。移動力が9に上昇、Sサイズになり飛行可能となった。飛影と同様に地形が空陸宇S。敵としてはただでさえボスクラスとしてHPが高い上、超強気+分身+高回避率は脅威であり、底力もあって削れば削るほど硬く、素早くなる。各種精神コマンドの補助は必須。必中が無く命中の低いパイロットでは泣きを見る。
- 仲間になると例の如く思いっきり弱化するが、飛影との合体攻撃がある。相違点としては移動力が1低く、パーツスロット2。(相手側に合わせるため)フル改造で見ると、耐久性が少し高い代わりに運動性が50以上も低い(サイズS+忍者+分身で必要十分、底力を活用すれば憂い無し)。特に装甲は全機体の中でも最上位でグレンダイザーと同値という脅威の硬さ。ENは合体攻撃以外で使いもしないのに420もあって飛影に分けろと言いたくなる。武装に関しては、最大攻撃力・最長射程は同値。マップ兵器が無く、遠距離武器(弾が多く、射撃がジョウより高い)とP武器射程では上回る。特に最強武器は無消費かつP射程2と使い勝手の面で言えば飛影を遥かに凌く。加速で敵陣に突っ込みやすく、総じて実戦面では飛影よりも便利だったりする。問題点としては、飛影と違い未改造なので資金が必要、飛影同様に合体攻撃が無いと火力が低い、気合が無く分身発動に手間が必要、必中が無いので隠しステージでの切り払いに弱い、といったところ。十分に強いことは強いのだが、本作のクリアボーナスは手持ちの資金だけしか引き継がないため、加入が最終盤の本機は改造費的に若干今更感は拭いきれない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- イルボラ機として中盤から登場。サイズの割に攻撃力と耐久力が高く、飛影でもかなり厳しい相手。初登場のシナリオでは一定数の敵を撃破するまでの間、ターン開始時と一定数撃破ごとに自軍全体のHPを削ってくる。最終的に50%以上削られる上に演出も長いためかなり厄介。第49話で味方になるが、隠し要素のフラグが成立していないとクリア時にイルボラ共々永久離脱してしまう。その場合、合体攻撃「ダブル忍者殺法」はイベントで使う一度しか見られない。参入すれば飛影の火力が大幅に上がり、ラストバトルの助けになるため、出来れば味方にしたい。
- 今回は飛影から合体を無くしその分性能を上げたような機体。武装は分身攻撃こそ無いものの、飛影より忍者刀の威力(と必要気力)が高い。
- 原作ではその正体はさっぱり不明だったが、今作に関してはある程度推測できる。飛影とぶつかり合った際に獣魔が劇的なパワーアップを果たしたこと・忍者伝説の真相を垣間見たイルボラが以降「ロミナ姫の真の守護者になる」ことを目的にジョウと戦い続けたこと・ジョウの魂が飛影に宿って未来まで存在し続けていることを考えると、その役割は飛影を倒すことではなくぶつかることでお互いを高め合うことであり、仮に飛影に倒されるのでなく倒すことができていた場合はエルシャンクを守護するのは零影になっていたと思われる。仮に「強い方がラドリオ星の守護者になる」と言うことをループが飛影のストーリーに分岐するたびに繰り返していたとすれば、手加減していたとはいえリベル・レギスを袋叩きにできるスペックも納得と言える。ただし、誰がザ・ブームに零影の情報を渡したかは完全に不明。
- 現時点では歴代最強の零影と言える。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 脚部ミサイルランチャー
- 脚部に内蔵されたミサイルランチャー。
- 『IMPACT』では最長射程武器。『UX』では武装に無いがダブル忍者殺法で使用。
- マキビシランチャー
- 胸部から放つマキビシ。
- ビームライフル的な有射程P武器。『IMPACT』でもマップ兵器版が追加されなかった。『UX』では運動性低下の特殊効果。
- 手裏剣
- 一般的な小型の手裏剣。
- 『IMPACT』で追加。射撃武器。
- 手裏剣(大型)
- 六角盤から刃が飛び出す大型の手裏剣。
- 『UX』で使用。格闘武器。
- カタナ / 忍者刀
- 背負った鞘に2本収納されている刀。刀身には伸縮機能が付いており、収納時は短くなっている。
- スパロボでは単独での最強武器。『IMPACT』では飛影と違い射程が2あるのが便利。『UX』では「忍者刀」表記で、攻撃力・射程・燃費共に優秀だが、必要気力が120なのがネック。
- 三叉槍
- 原作では度々装備して戦っていたが、SRWでは未装備。
- 『UX』では、ダブル忍者殺法で零影の分身が装備しているのが確認できる。
- バトルショット破剣銃
- 手持ちの実弾銃。恐らく飛影と同型の物と思われる。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- 残像殺法 / ダブル忍者殺法
- 『IMPACT』で追加。ジョウ・マヤの飛影との合体攻撃。射程2~4の非P武器でクセはあるがジョウもイルボラも覚醒持ちのため使い勝手を補える。零影の場合主武装のカタナが射程2でも使えるためここから続けて発動させやすく、ENもこの技にのみ注力できるのが利点。
- 『UX』では「ダブル忍者殺法」名義。怨敵ハザードを誅滅した技としてプレイヤーに鮮烈な印象を残したが、味方にしないとイベント用となる。ミサイルやバトルショット破剣銃、三叉槍等、武器に無い武装も大盤振る舞いで攻撃する。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
- 『COMPACT2』時は、どういう訳かM。
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- UX
-
- 初期段階:運動性+5 格闘武器+100
- 第二段階:運動性+10 格闘武器+150 装甲値+100
- 第三段階:運動性+20 格闘武器+200 装甲値+125
- 最終段階:運動性+30 格闘武器+300 装甲値+150 射程+1
- 格闘武器ボーナスは使い勝手の良いマキビシランチャーには適用されないものの恩恵は充分。全ての武器が射程2以上なので射程ボーナスの恩恵も強い。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「飛影見参!」
関連機体[編集 | ソースを編集]
- 獣鬼
- 設定のみのサポートメカ。合体後は「獣鬼王」となる。
- 烈火牛
- 設定のみのサポートメカ。合体後は「獣魔烈火牛」となる。
- ムササビ
- 設定のみのサポートメカ。合体後は「翔魔ムササビ」となる。
- 飛影
- 対を成す存在。
- 魔影
- 設定のみ存在する飛影、零影に相当する機体。シャルムが搭乗予定だった。
商品情報[編集 | ソースを編集]