「ダレ・コチャック」の版間の差分
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[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が所属していた「[[バーコフ分隊]]」の隊員。小柄で肥満体、「'''どう見ても40過ぎ'''」と言われる老けた容姿をしている。 | [[キリコ・キュービィー|キリコ]]が所属していた「[[バーコフ分隊]]」の隊員。小柄で肥満体、「'''どう見ても40過ぎ'''」と言われる老けた容姿をしている。 | ||
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操縦技術は腕利き揃いのバーコフ分隊においても見劣りしないが、病的なまでの臆病者で、なおかつそのことを隠そうともしない恥知らずな[[性格]]。分隊としての初任務であるマニド峡谷での空挺作戦では着地に失敗して敵に察知され、突入した基地では恐怖の余りパニックを起こして味方を誤射。挙句基地内の敵機すべてに止めを刺せと命ぜられた際には途中で気分が悪くなったため徹底を欠き、生き延びていた敵によって峡谷を崩落され、進軍していた友軍に壊滅的な被害を与えるなど、失態の連続であった。 | 操縦技術は腕利き揃いのバーコフ分隊においても見劣りしないが、病的なまでの臆病者で、なおかつそのことを隠そうともしない恥知らずな[[性格]]。分隊としての初任務であるマニド峡谷での空挺作戦では着地に失敗して敵に察知され、突入した基地では恐怖の余りパニックを起こして味方を誤射。挙句基地内の敵機すべてに止めを刺せと命ぜられた際には途中で気分が悪くなったため徹底を欠き、生き延びていた敵によって峡谷を崩落され、進軍していた友軍に壊滅的な被害を与えるなど、失態の連続であった。 | ||
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実はウォッカムの観察対象であると同時に彼が分隊の動向を監視するために送り込んだ[[スパイ]]でもある<ref>しかし、「ペールゼン・ファイル」にその名が記されており、彼もまた他の隊員同様異能生存体候補として選出された兵士であった。</ref>。ガレアデ脱出直後にバーコフ分隊がウォッカムと謁見する機会を得た際に、自分を除隊させるようウォッカムに直訴してしまったため他の隊員にその事が露見して彼らから強い怒りと軽蔑の視線を浴び、その後のせっかくの休暇を非常に肩身の狭い思いで過ごすことになる<ref>尤も直訴の際、背後で[[ノル・バーコフ]]と[[ガリー・ゴダン]]が何やら打ち合わせをしている事から既に隊員達もその事実に薄々気づいていたようではある。</ref>。また「自分は単に報告していただけで仲間に危害を与えたつもりはない」と認識しており、モナドで「仲間を売って生き延びようとするイヌ野郎」と言われた際には逆上してゴダンに(まるでイヌのように)噛みついている。 | 実はウォッカムの観察対象であると同時に彼が分隊の動向を監視するために送り込んだ[[スパイ]]でもある<ref>しかし、「ペールゼン・ファイル」にその名が記されており、彼もまた他の隊員同様異能生存体候補として選出された兵士であった。</ref>。ガレアデ脱出直後にバーコフ分隊がウォッカムと謁見する機会を得た際に、自分を除隊させるようウォッカムに直訴してしまったため他の隊員にその事が露見して彼らから強い怒りと軽蔑の視線を浴び、その後のせっかくの休暇を非常に肩身の狭い思いで過ごすことになる<ref>尤も直訴の際、背後で[[ノル・バーコフ]]と[[ガリー・ゴダン]]が何やら打ち合わせをしている事から既に隊員達もその事実に薄々気づいていたようではある。</ref>。また「自分は単に報告していただけで仲間に危害を与えたつもりはない」と認識しており、モナドで「仲間を売って生き延びようとするイヌ野郎」と言われた際には逆上してゴダンに(まるでイヌのように)噛みついている。 | ||
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− | :第39話前半マップで[[スポット参戦]] | + | :初登場作品。担当声優の後藤哲夫氏は今作でSRW初参加だが、以降新録をすることなく2018年11月6日に亡くなったため、本作が唯一の収録作品となった。 |
+ | :第39話前半マップで[[スポット参戦]]する。分隊で唯一命中率を上げる精神コマンドを持たないので、攻撃をよけられることが多い。バーコフを隣接させ、指揮官技能とリレーション補正を受ければかなり安定する。隠し要素のため最低1機は撃墜しておこう。なお、自分たちを異能生存体だと思い込んでハイになっていた時だからなのか、[[性格]]が強気になっている。 | ||
:また、[[中断メッセージ]]では'''24時間連続プレイに挑戦した結果、謎の爆死を遂げてしまった'''。 | :また、[[中断メッセージ]]では'''24時間連続プレイに挑戦した結果、謎の爆死を遂げてしまった'''。 | ||
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:今回はストーリー再現がされているが、原作と違い自分達が異能生存体である事はむしろ積極的に否定していた。そのためか、バーコフ分隊全員と共に生き残る。バーコフ分隊でグループを組めるが、能力的には他の分隊員の方がメインに向いている。 | :今回はストーリー再現がされているが、原作と違い自分達が異能生存体である事はむしろ積極的に否定していた。そのためか、バーコフ分隊全員と共に生き残る。バーコフ分隊でグループを組めるが、能力的には他の分隊員の方がメインに向いている。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:分隊長。AT技術者の技量、そしてその臆病さからPR液の調合が可能と判断して命じる。なお彼がスパイだという事は薄々感づいていたらしい。 | :分隊長。AT技術者の技量、そしてその臆病さからPR液の調合が可能と判断して命じる。なお彼がスパイだという事は薄々感づいていたらしい。 | ||
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:同僚。彼からも徹底的に侮られている。 | :同僚。彼からも徹底的に侮られている。 | ||
;フェドク・ウォッカム | ;フェドク・ウォッカム | ||
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:『第2次Z破界篇』の中断メッセージにて。この台詞の直後コチャックは'''謎の爆死を遂げスパロボ史上初の中断メッセージ中での死亡者となってしまった'''。この後ゴダンの'''「コチャックーッ!」'''へと続いている。 | :『第2次Z破界篇』の中断メッセージにて。この台詞の直後コチャックは'''謎の爆死を遂げスパロボ史上初の中断メッセージ中での死亡者となってしまった'''。この後ゴダンの'''「コチャックーッ!」'''へと続いている。 | ||
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+ | :しかし、[[スーパーロボット大戦T|破界篇の8年後]]では'''「[[カメオ|登場する間も無く殺された挙句、調理されてしまう]]」'''という笑撃の展開が起きてしまった。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年3月9日 (土) 19:52時点における最新版
ダレ・コチャック | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 後藤哲夫 |
デザイン | 塩山紀生 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間(アストラギウス銀河出身) |
性別 | 男 |
年齢 | 34歳 |
身長 | 165 cm |
所属 | バーコフ分隊 |
役職 | 隊員 |
軍階級 | 軍曹 |
ダレ・コチャックは『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
キリコが所属していた「バーコフ分隊」の隊員。小柄で肥満体、「どう見ても40過ぎ」と言われる老けた容姿をしている。
操縦技術は腕利き揃いのバーコフ分隊においても見劣りしないが、病的なまでの臆病者で、なおかつそのことを隠そうともしない恥知らずな性格。分隊としての初任務であるマニド峡谷での空挺作戦では着地に失敗して敵に察知され、突入した基地では恐怖の余りパニックを起こして味方を誤射。挙句基地内の敵機すべてに止めを刺せと命ぜられた際には途中で気分が悪くなったため徹底を欠き、生き延びていた敵によって峡谷を崩落され、進軍していた友軍に壊滅的な被害を与えるなど、失態の連続であった。
元々はAT開発者であるためAT技術者としての技量は非常に優れており、ガレアデ極北基地においては零下200℃でも凍結しないPR液の調合に成功、無数のバララント軍が凍死、ついでに自分なりにPR液を調合した基地司令のワップが爆死する中、分隊員全員を生還させることに成功する[1]。
実はウォッカムの観察対象であると同時に彼が分隊の動向を監視するために送り込んだスパイでもある[2]。ガレアデ脱出直後にバーコフ分隊がウォッカムと謁見する機会を得た際に、自分を除隊させるようウォッカムに直訴してしまったため他の隊員にその事が露見して彼らから強い怒りと軽蔑の視線を浴び、その後のせっかくの休暇を非常に肩身の狭い思いで過ごすことになる[3]。また「自分は単に報告していただけで仲間に危害を与えたつもりはない」と認識しており、モナドで「仲間を売って生き延びようとするイヌ野郎」と言われた際には逆上してゴダンに(まるでイヌのように)噛みついている。
惑星モナド攻略戦において、キリコが分隊員全員が異能生存体である可能性を示唆した際には、その臆病な性格から本気で信じ込んでしまう。これまでの行動が嘘のように無謀な突撃を繰り返し、重傷を負ってさらに躁状態となり一人敵陣に突出した際、敵からの集中砲火を浴び機体ごと跡形もなく爆散する。異能生存体のはずである彼の死は、同様に自分も異能生存体だと信じ込んでいた、また信じ込もうとしていた分隊員に恐慌をもたらすこととなった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。担当声優の後藤哲夫氏は今作でSRW初参加だが、以降新録をすることなく2018年11月6日に亡くなったため、本作が唯一の収録作品となった。
- 第39話前半マップでスポット参戦する。分隊で唯一命中率を上げる精神コマンドを持たないので、攻撃をよけられることが多い。バーコフを隣接させ、指揮官技能とリレーション補正を受ければかなり安定する。隠し要素のため最低1機は撃墜しておこう。なお、自分たちを異能生存体だと思い込んでハイになっていた時だからなのか、性格が強気になっている。
- また、中断メッセージでは24時間連続プレイに挑戦した結果、謎の爆死を遂げてしまった。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 今回はストーリー再現がされているが、原作と違い自分達が異能生存体である事はむしろ積極的に否定していた。そのためか、バーコフ分隊全員と共に生き残る。バーコフ分隊でグループを組めるが、能力的には他の分隊員の方がメインに向いている。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 第2次Z破界篇
- 偵察、幸運、脱力、不屈、気合、突撃
- 幸運と脱力を併せ持つ所から、本作の玉城を思い出してしまう構成。脱力の消費SPも30と低く、もしモナド攻略戦から生き延びてくれていれば玉城と並んで脱力係として輝いていたかも知れない。
- OE
- 根性、応援
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 獲得資金+25%
- 『第2次Z破界篇』で採用。クロウやエルチの下位互換。玉城やエルチと違って必中を覚えないので、仮に正式に仲間になっても資金稼ぎとしての活躍は難しいだろう。
- 回避
- 『OE』で採用。回避+20%。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- キリコ・キュービィー
- 同僚。彼同様異能生存体だと信じ込んでしまった。
- ノル・バーコフ
- 分隊長。AT技術者の技量、そしてその臆病さからPR液の調合が可能と判断して命じる。なお彼がスパイだという事は薄々感づいていたらしい。
- ガリー・ゴダン
- 同僚。自身の臆病さから誤射したことをきっかけに徹底的に蔑視されている。
- ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ
- 同僚。彼からも徹底的に侮られている。
- フェドク・ウォッカム
- バーコフ分隊を監視するよう命じた人物。
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「そうさ! 俺達は死なねえんだ! 24時間以上の連続プレイにだって…」
- 『第2次Z破界篇』の中断メッセージにて。この台詞の直後コチャックは謎の爆死を遂げスパロボ史上初の中断メッセージ中での死亡者となってしまった。この後ゴダンの「コチャックーッ!」へと続いている。
- 破界篇の6年後に中断メッセージにて日曜日に朝から晩までスパロボをプレイするキャラやコチャックと同様に24時間以上のスパロボ連続プレイを行ったキャラが登場したが、そちらの方は爆死しなかった。
- しかし、破界篇の8年後では「登場する間も無く殺された挙句、調理されてしまう」という笑撃の展開が起きてしまった。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- スコープドッグ
- ヘヴィマシンガン改を装備。
- スコープドッグTC・ISS
- モナド攻防戦において諜報部特殊部隊ISS仕様の機体に搭乗。扱いの難しいはずのこの機体を普通に乗りこなしていることから、やはり彼のAT操縦技術自体は高いと思われる。
余談[編集 | ソースを編集]
- 唯一の功績と言っていいPR液の配合だが、この時キリコ、ザキ、ゴダンの手で保温させた各サンプルの内ザキとゴダンのものは爆発。キリコの持っていたボウルが安定を見せたことから、この成功はコチャックのスキルによるものではなく、キリコの異能生存体が齎した結果ではないかと見る向きもある。