「ラッキースター」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(9人の利用者による、間の28版が非表示)
1行目: 1行目:
『[[スーパーロボット大戦X]]』にて初登場した特殊技能。
+
{{Otheruses|特殊技能としてのラッキースター|『[[ギャラクシーエンジェル]]』の登場メカ|GA-001 ラッキースター}}
 +
'''ラッキースター'''は、[[特殊技能]]のひとつ。
 +
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
出撃時に、精神コマンド「[[幸運]]」がかかるというもの。
+
初出は『[[スーパーロボット大戦X]]』。出撃時に精神コマンド「[[幸運]]」がかかるようになる。
  
もっとも、ステージ開始時に相手取るのは基本的には所持資金が少ないザコ敵であり、資金が多いボスクラスの敵はステージの奥に配置されているか、増援として後から登場してくるため、このスキルを生かすのは難しいと言える。固有スキルではなく、一応誰でも修得できるが、必要TacPも[[再攻撃]]と同じ350と多いため、そこまでして覚える必要があるかといえば微妙である。
+
一見便利に見えるが、ステージ開始時に相手取るのは所持資金が少ない雑魚敵がほとんどであり、資金の多いボスクラスの敵は概してステージマップの奥に配置されているか増援として登場してくるため、活用するのは難しいと言える。
  
ステージが始まって即座に[[加速]]や[[覚醒]]、[[決意]]などを掛けてボス敵へと突撃し、撃墜するといった特殊な場合、あるいはザコ敵が[[空中戦艦]]しか存在しない第46~47話などが使いどころだろうか。
+
ステージマップの多くの敵を幸運状態で倒すプレイスタイルの時に最初に戦う雑魚戦でSPを使わずに済む、程度。
  
または、主人公やワタルなど、'''出撃回数が多いパイロット'''に養成するかであろう。一回で得られる量がどうしても相対的に少なくなってしまうのであれば、回数で補うべきである。
+
後の『[[スーパーロボット大戦T|T]]』や『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではレベル制となり、レベル2では気力130以上になると自軍フェイズ開始時に毎ターン幸運がかかり、更に育成した「EX」では敵撃墜時に資金3000を追加獲得できる。
  
=== 試算 ===
+
== 採用作品 ==
:1.『X』の雑魚敵の獲得資金の相場は2000前後。
+
;[[スーパーロボット大戦X]]
:2.出撃回数の多いパイロットの出撃回数の相場は50前後。
+
:初登場作品。取得TacPは[[再攻撃]]と同じ350と割高であり、対価に見合っているとはいい難い。
:3-1.故に、開始初期組(主人公・ワタル・シバラクら)に養成してフルに活用した場合、ゲーム全体を通じて資金が一人当たり+100000される程度にはなる。
+
;[[スーパーロボット大戦T]]
:3-2.逆に、終盤参加組や隠れキャラの場合は、ほぼ恩恵はないということになる。
+
:前述の通り、追加育成でレベル2を修得可能になった。
 +
:Ver.1.03にてラッキースターEXへの追加育成が可能になった。[[改造]]が20段階に拡張され、全味方機体の改造を目指すなら莫大な資金が必要となったこともあり、価値が上がっている。
 +
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:初期状態ではスキル生産ができず、ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」でスキルパーツを入手すると解禁される。
 +
:本作ではSP回復系強化パーツの充実に加えて[[鳳凰寺風]]のエースボーナスが『T』以上に強化されていることもあり、中盤以降はラッキースター無しでも全ての敵を幸運状態で倒すことも難しくないが、あればあるだけ敵が多いマップでも確実に狙えるようになり、操作数も減らせる。
 +
:後に『T』と同じく、アップデートでEXが追加された。改造段階の拡張も同様。
  
== 所持者 ==
+
== 主な所持者 ==
 
;[[ベルリ・ゼナム]]
 
;[[ベルリ・ゼナム]]
:[[隠し要素/X|条件を満たすと加入する]]トッドを除けば、唯一の初期所持者。
+
:『X』にて所持。[[隠し要素/X|条件を満たすと加入する]]トッドを除けば、唯一のデフォルト所持者。
 
;[[トッド・ギネス]]
 
;[[トッド・ギネス]]
:敵対時は所持しない。
+
:『X』、『T』にて所持(『T』はレベル1)。貴重なデフォルト所持者の一人。敵対時は所持しない。
 +
:なお[[エースボーナス]]で掛かる[[不屈]]と合わさって、'''[[神勝平|不幸]]になる'''ネタ要素がある。
 +
;[[シャルロッテ・ヘイスティング]]
 +
:『T』にて所持。レベルは2だが、ストーリー本編では[[隠し要素/T|シークレットシナリオ]]「Vジャンクション」におけるスポット参戦のみの登場で、本格的に活用できるのはエキスパンションシナリオより。
 +
;[[ダバ・マイロード]]
 +
:『30』にて所持。レベルは1だが、加入ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」クリア後にスキルパーツとしても一つ手に入るため直ぐにレベル2に上げることが出来る。
 +
;[[エリカ・フォンティーヌ]]
 +
:『30』にて所持。レベル2だが、[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]購入が必要。
 +
 
 +
== 養成を推奨されるパイロット ==
 +
;[[スパイク・スピーゲル]]
 +
:特殊技能の「カウボーイ」は、獲得資金に関する要素があるため相性は抜群。
 +
:特にEXまで上げると、大抵の敵ユニットから手に入る獲得資金は'''5000を超える'''ため倒すたびに気力が大きく上昇する。更に気力120以上だと'''全ての敵ユニットから手に入る獲得資金が確実に5000を超える'''。
  
 
{{DEFAULTSORT:らつきいすたあ}}
 
{{DEFAULTSORT:らつきいすたあ}}
 
[[Category:特殊技能]]
 
[[Category:特殊技能]]

2022年5月30日 (月) 14:31時点における最新版

ラッキースターは、特殊技能のひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

初出は『スーパーロボット大戦X』。出撃時に精神コマンド「幸運」がかかるようになる。

一見便利に見えるが、ステージ開始時に相手取るのは所持資金が少ない雑魚敵がほとんどであり、資金の多いボスクラスの敵は概してステージマップの奥に配置されているか増援として登場してくるため、活用するのは難しいと言える。

ステージマップの多くの敵を幸運状態で倒すプレイスタイルの時に最初に戦う雑魚戦でSPを使わずに済む、程度。

後の『T』や『30』ではレベル制となり、レベル2では気力130以上になると自軍フェイズ開始時に毎ターン幸運がかかり、更に育成した「EX」では敵撃墜時に資金3000を追加獲得できる。

採用作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
初登場作品。取得TacPは再攻撃と同じ350と割高であり、対価に見合っているとはいい難い。
スーパーロボット大戦T
前述の通り、追加育成でレベル2を修得可能になった。
Ver.1.03にてラッキースターEXへの追加育成が可能になった。改造が20段階に拡張され、全味方機体の改造を目指すなら莫大な資金が必要となったこともあり、価値が上がっている。
スーパーロボット大戦30
初期状態ではスキル生産ができず、ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」でスキルパーツを入手すると解禁される。
本作ではSP回復系強化パーツの充実に加えて鳳凰寺風のエースボーナスが『T』以上に強化されていることもあり、中盤以降はラッキースター無しでも全ての敵を幸運状態で倒すことも難しくないが、あればあるだけ敵が多いマップでも確実に狙えるようになり、操作数も減らせる。
後に『T』と同じく、アップデートでEXが追加された。改造段階の拡張も同様。

主な所持者[編集 | ソースを編集]

ベルリ・ゼナム
『X』にて所持。条件を満たすと加入するトッドを除けば、唯一のデフォルト所持者。
トッド・ギネス
『X』、『T』にて所持(『T』はレベル1)。貴重なデフォルト所持者の一人。敵対時は所持しない。
なおエースボーナスで掛かる不屈と合わさって、不幸になるネタ要素がある。
シャルロッテ・ヘイスティング
『T』にて所持。レベルは2だが、ストーリー本編ではシークレットシナリオ「Vジャンクション」におけるスポット参戦のみの登場で、本格的に活用できるのはエキスパンションシナリオより。
ダバ・マイロード
『30』にて所持。レベルは1だが、加入ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」クリア後にスキルパーツとしても一つ手に入るため直ぐにレベル2に上げることが出来る。
エリカ・フォンティーヌ
『30』にて所持。レベル2だが、DLC1購入が必要。

養成を推奨されるパイロット [編集 | ソースを編集]

スパイク・スピーゲル
特殊技能の「カウボーイ」は、獲得資金に関する要素があるため相性は抜群。
特にEXまで上げると、大抵の敵ユニットから手に入る獲得資金は5000を超えるため倒すたびに気力が大きく上昇する。更に気力120以上だと全ての敵ユニットから手に入る獲得資金が確実に5000を超える