「テッカマンデッド」の版間の差分
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+ | テックシステムは[[テッカマンオメガ]]率いる侵略部隊が全てブレード=テッカマンに抹殺されたことをデータとして受け取っており、これを反映して「対テッカマン用の武装フォーマット」を最適解として導き出していた。結果、このシステムで武装フォーマットを受けたデッドはまさに「テッカマンを倒すためのテッカマン」として仕上がったのである。 | ||
− | + | 素体テッカマンと同じくスリムな体つきであり、デッド本来の髪が露出しているが、テックセット中は金髪に変色する。また、通常形態に加えて、対テッカマン用の武装を展開する「重装形態」への変身能力を持ち、この状態になるとV字のフェイスマスクと黒いショルダーアーマーが追加され、テッカマン戦に限ればほぼ無敵に近い状態となる。 | |
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+ | この状態のデッドには戦闘用テッカマンですら歯が立たず、ブラスターテッカマンか、オメガのような特別なフォーマットを受けたテッカマンでなければ対抗不可能とされる。ただし、デッド自身はあくまでラダム樹による素体フォーマットを受けているため、防御力だけは低い。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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+ | :重装形態のデッドはブラスターテッカマンに匹敵する設定に基づいてか、敵対時の能力は正式加入後と異なる(後述)。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:形状は鞘のある剣。鞘自体も一種の剣となっており、そのままでも戦闘が可能である。[[テッカマンブレード|ブレード]]のように諸刃の状態にする事も可能。下記のボルテッカを撃つ際はこの状態にする。 | :形状は鞘のある剣。鞘自体も一種の剣となっており、そのままでも戦闘が可能である。[[テッカマンブレード|ブレード]]のように諸刃の状態にする事も可能。下記のボルテッカを撃つ際はこの状態にする。 | ||
:味方で使用する際のトドメ演出は原作6話のラストでラダム艦隊を殲滅していた場面が使われている。 | :味方で使用する際のトドメ演出は原作6話のラストでラダム艦隊を殲滅していた場面が使われている。 | ||
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− | : | + | :発射機構を体内に持たず諸刃にしたテックランサーに盾状のユニットを装着して発射するという、独特のギミックを持っている(通常の状態でも撃てるが反動と照準調節ができないため、諸刃にすることでバランスを取っている)。 |
:味方で使用する際にはカットインがあり、原作6話で反応弾を撃ち落とす場面のものが使われている。(ただし、原作ではアーマーがボロボロの状態となっている) | :味方で使用する際にはカットインがあり、原作6話で反応弾を撃ち落とす場面のものが使われている。(ただし、原作ではアーマーがボロボロの状態となっている) | ||
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− | + | テッカマンのお約束通り[[格闘 (能力)|格闘]]・[[回避#回避(能力)|回避]]に長ける。[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]以外も高い水準でまとまっており、実は素の状態だとブレードを上回る。 | |
− | + | 敵対時の重装形態では、正式加入時と比べて格闘・[[射撃 (能力)|射撃]]・[[技量]]・[[命中#命中(能力)|命中]]が+10されている上、防御に至っては+30という脅威の強化が施されている。ただし、逆に回避は-10されている。 | |
なお、この重装形態時の技量値は作品に登場する全パイロットの中で[[インファレンス|ラス]][[クリティック|ボス]]をも凌ぐ最高の数値となっている。 | なお、この重装形態時の技量値は作品に登場する全パイロットの中で[[インファレンス|ラス]][[クリティック|ボス]]をも凌ぐ最高の数値となっている。 |
2023年8月19日 (土) 09:48時点における最新版
テッカマンデッド | |
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登場作品 | 宇宙の騎士テッカマンブレードII |
初登場SRW | スーパーロボット大戦W |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
---|---|
分類 | 対テッカマン型テッカマン |
変身者 | デッド・エンド |
テッカマンデッドは『宇宙の騎士テッカマンブレードII』に登場する生体兵器。
概要[編集 | ソースを編集]
デッド・エンドがテックセットした姿であり、本作のボス格。
地球製のシステムで戦闘フォーマットされたテッカマンイーベル・テッカマンゾマー・テッカマンベスナーとは違い、第一次ラダム戦役時に侵攻してきたラダムが遺したテックシステムによって戦闘フォーマットがされている為その能力は桁違いに高く、単独で大気圏離脱も可能。ユミ・フランソワたち三人がかりでも歯が立たない上、テッカマンブレードに瀕死の重傷を負わせる程の強さを持つ。
なお、これほどに高い戦闘能力の由来は、デッドが自身の戦闘フォーマットに使用したテックシステムが、ブレードに退けられた第一次ラダム戦役時から10年間稼働し続けていたため。 テックシステムはテッカマンオメガ率いる侵略部隊が全てブレード=テッカマンに抹殺されたことをデータとして受け取っており、これを反映して「対テッカマン用の武装フォーマット」を最適解として導き出していた。結果、このシステムで武装フォーマットを受けたデッドはまさに「テッカマンを倒すためのテッカマン」として仕上がったのである。
素体テッカマンと同じくスリムな体つきであり、デッド本来の髪が露出しているが、テックセット中は金髪に変色する。また、通常形態に加えて、対テッカマン用の武装を展開する「重装形態」への変身能力を持ち、この状態になるとV字のフェイスマスクと黒いショルダーアーマーが追加され、テッカマン戦に限ればほぼ無敵に近い状態となる。
この状態のデッドには戦闘用テッカマンですら歯が立たず、ブラスターテッカマンか、オメガのような特別なフォーマットを受けたテッカマンでなければ対抗不可能とされる。ただし、デッド自身はあくまでラダム樹による素体フォーマットを受けているため、防御力だけは低い。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- 初登場作品。第2部中盤から登場。本作では地球製のテッカマンという設定。
- アマルガムの技術によりテッカマンになるが離反、エビルに受け入れられ以後ラダム側につく。その後ブレードとの戦いなどを経て仲間に加わる。敵対時は重装形態であり、正式加入後のデッドには追加装甲がない。
- 他の味方側のテッカマンたちと異なりペガスなどのサポートマシンが無いため移動力や精神コマンドで劣るが、それ以外は軒並み高水準で十分な活躍が期待できる。
- 重装形態のデッドはブラスターテッカマンに匹敵する設定に基づいてか、敵対時の能力は正式加入後と異なる(後述)。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- クラッシュイントルード
- ラダムのシステムで武装フォーマットされているため使用可能。スパロボでは前述の通り地球製ということになっているが普通に使用できる。飛翔するその姿は悠然と羽ばたく不死鳥をイメージするブレードに対して、猛々しい猛禽類をイメージしたものとなっている。
- テックランサー
- 形状は鞘のある剣。鞘自体も一種の剣となっており、そのままでも戦闘が可能である。ブレードのように諸刃の状態にする事も可能。下記のボルテッカを撃つ際はこの状態にする。
- 味方で使用する際のトドメ演出は原作6話のラストでラダム艦隊を殲滅していた場面が使われている。
- ボルテッカ
- 発射機構を体内に持たず諸刃にしたテックランサーに盾状のユニットを装着して発射するという、独特のギミックを持っている(通常の状態でも撃てるが反動と照準調節ができないため、諸刃にすることでバランスを取っている)。
- 味方で使用する際にはカットインがあり、原作6話で反応弾を撃ち落とす場面のものが使われている。(ただし、原作ではアーマーがボロボロの状態となっている)
- ブレスショット
- 両腕部のブレスレットからリング状の赤い光弾を発射する。主に牽制用として用いられるが、テッカマンの装甲を容易く削り取る威力がある。SRW未実装。
- ボルテッカドレイン
- 重装形態のデッドが両肩に装備している対テッカマン用兵装であり、テッカマンエビルのPSYボルテッカのようにボルテッカのエネルギーを吸収し無力化したり、そのまま撃ち返す事ができる。吸収したボルテッカを自分のボルテッカに上乗せする事も可能。
劇中ではイーベルの放ったリアクターボルテッカさえも吸収してしまった。SRW未実装。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- SS
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「REINCARNATION」
- 主題歌。なおデッドは『II』のボルテッカ持ちで唯一「GIVE OUT YOUR LIGHT」が流れない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
テッカマンのお約束通り格闘・回避に長ける。防御以外も高い水準でまとまっており、実は素の状態だとブレードを上回る。
敵対時の重装形態では、正式加入時と比べて格闘・射撃・技量・命中が+10されている上、防御に至っては+30という脅威の強化が施されている。ただし、逆に回避は-10されている。
なお、この重装形態時の技量値は作品に登場する全パイロットの中でラスボスをも凌ぐ最高の数値となっている。