「ジェネシックガオガイガー」の版間の差分
12行目: | 12行目: | ||
ジェネシックガイガーと5体のジェネシックマシンがファイナルフュージョンして誕生するジェネシックメカノイド。後述するようにこの機体の情報を元に[[ガオガイガー]]、[[ガオファイガー]]が製作された。すなわち'''オリジナル・ガオガイガー'''である。全高は複製機の二体(どちらも全高31.5m)よりも50cm小さい。 | ジェネシックガイガーと5体のジェネシックマシンがファイナルフュージョンして誕生するジェネシックメカノイド。後述するようにこの機体の情報を元に[[ガオガイガー]]、[[ガオファイガー]]が製作された。すなわち'''オリジナル・ガオガイガー'''である。全高は複製機の二体(どちらも全高31.5m)よりも50cm小さい。 | ||
− | + | 右腕の“ブロウクンマグナム”、左腕のバリアシステム“プロテクトシェード”、髪の毛状の“エネルギーアキュメーター”、無限波動であるジェネシックオーラの鎧“ジェネシックアーマー”、グラビティ・ショックウェーブを放つ“ゴルディオンネイル”、そして可変翼の“ガジェットフェザー”を装備、攻防共に絶大な戦闘能力を持ち、更には搭乗者の勇気が向上すれば限界以上のものを発揮する。劇中では「'''最強の破壊神'''」「'''勇気の究極なる姿'''」「'''人類がたどり着いた大いなる遺産'''」とも称される。 | |
元々は三重連太陽系の滅亡を前にして[[緑の星]]、[[赤の星]]の主張は対立、赤の星の指導者アベルの複製をリーダーとする[[ソール11遊星主]]の暴走を危惧した緑の星の指導者カインが、そのセーフティ・アンチプログラムとして開発した機体である。そのため遊星主達にとっては天敵とも言える存在。 | 元々は三重連太陽系の滅亡を前にして[[緑の星]]、[[赤の星]]の主張は対立、赤の星の指導者アベルの複製をリーダーとする[[ソール11遊星主]]の暴走を危惧した緑の星の指導者カインが、そのセーフティ・アンチプログラムとして開発した機体である。そのため遊星主達にとっては天敵とも言える存在。 | ||
18行目: | 18行目: | ||
機界文明の侵攻に対抗するため、Gクリスタルにて対機界昇華用に改装されるも[[ギャレオン]]の改装が終わった時点で緑の星は昇華され、カインはギャレオン以外のジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し、ギャレオンをラティオとGストーンと共にギャレオリア彗星の彼方にある青の星[[地球]]へと送った。そしてギャレオンが、Gストーンとともにもたらした三重連太陽系のテクノロジーは[[GGG]]によって解析され、サイボーグガイ及び地球製ガオーマシン誕生の鍵となった。 | 機界文明の侵攻に対抗するため、Gクリスタルにて対機界昇華用に改装されるも[[ギャレオン]]の改装が終わった時点で緑の星は昇華され、カインはギャレオン以外のジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し、ギャレオンをラティオとGストーンと共にギャレオリア彗星の彼方にある青の星[[地球]]へと送った。そしてギャレオンが、Gストーンとともにもたらした三重連太陽系のテクノロジーは[[GGG]]によって解析され、サイボーグガイ及び地球製ガオーマシン誕生の鍵となった。 | ||
− | + | 「破壊神」の別名を持つが、「ジェネシック(Genesis)」は「創世」を意味する単語である。 | |
− | + | それまでのガオガイガーのオリジナルであることや、本編における絶大な戦闘能力に反して、本来は対遊星主に特化した機体であるため、'''ゾンダーや原種に対しては不利となる'''(公式設定)。わざわざギャレオンをGクリスタルでチューンしていたのはそれが理由。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == |
2014年1月1日 (水) 20:11時点における版
ジェネシックガオガイガー(Genesic Gaogaigar)
- 登場作品:勇者王ガオガイガーFINAL
- 種別:ジェネシックメカノイド
- 全高:31.45m
- 重量:684.7t
- 動力:Gクリスタル動力炉
- エネルギー:ジェネシックオーラ
- 構成機体:ジェネシックガイガー【コア】、スパイラルガオー【右脚部】、ストレイトガオー【左脚部】、ブロウクンガオー【右上腕部】、プロテクトガオー【左上腕部】、ガジェットガオー【背部、頭部、前腕部】
- 開発者:カイン
- 搭乗者:獅子王凱
ジェネシックガイガーと5体のジェネシックマシンがファイナルフュージョンして誕生するジェネシックメカノイド。後述するようにこの機体の情報を元にガオガイガー、ガオファイガーが製作された。すなわちオリジナル・ガオガイガーである。全高は複製機の二体(どちらも全高31.5m)よりも50cm小さい。
右腕の“ブロウクンマグナム”、左腕のバリアシステム“プロテクトシェード”、髪の毛状の“エネルギーアキュメーター”、無限波動であるジェネシックオーラの鎧“ジェネシックアーマー”、グラビティ・ショックウェーブを放つ“ゴルディオンネイル”、そして可変翼の“ガジェットフェザー”を装備、攻防共に絶大な戦闘能力を持ち、更には搭乗者の勇気が向上すれば限界以上のものを発揮する。劇中では「最強の破壊神」「勇気の究極なる姿」「人類がたどり着いた大いなる遺産」とも称される。
元々は三重連太陽系の滅亡を前にして緑の星、赤の星の主張は対立、赤の星の指導者アベルの複製をリーダーとするソール11遊星主の暴走を危惧した緑の星の指導者カインが、そのセーフティ・アンチプログラムとして開発した機体である。そのため遊星主達にとっては天敵とも言える存在。
機界文明の侵攻に対抗するため、Gクリスタルにて対機界昇華用に改装されるもギャレオンの改装が終わった時点で緑の星は昇華され、カインはギャレオン以外のジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し、ギャレオンをラティオとGストーンと共にギャレオリア彗星の彼方にある青の星地球へと送った。そしてギャレオンが、Gストーンとともにもたらした三重連太陽系のテクノロジーはGGGによって解析され、サイボーグガイ及び地球製ガオーマシン誕生の鍵となった。
「破壊神」の別名を持つが、「ジェネシック(Genesis)」は「創世」を意味する単語である。
それまでのガオガイガーのオリジナルであることや、本編における絶大な戦闘能力に反して、本来は対遊星主に特化した機体であるため、ゾンダーや原種に対しては不利となる(公式設定)。わざわざギャレオンをGクリスタルでチューンしていたのはそれが理由。
登場作品と操縦者
いずれの作品でもパイロットは獅子王凱。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- シナリオ「超勇者黙示録」で登場。ガオファイガーの改造ステータスが引き継がれるのでそのまま戦闘可能。攻撃力は数多いスーパーロボットの中でも上位に位置する(合体攻撃除く)。ゴルディオンクラッシャーの補正攻撃力は全体攻撃扱いなため低い。使うならマップ兵器のほうが効率が良い。
- スーパーロボット大戦W
- 参入はヴァルザカードと同時期(48話「戦いの海に勇気の帆を」)でかなり遅いが、基本攻撃力・防御力とも本作のスーパー系最高峰。改造段階はガオファイガーから引き継がれる。ゴルディオンクラッシャーはラスト数話前で追加される。ゴルディオンクラッシャーの戦闘アニメが携帯機とは思えないほど凄まじい作り込みとなっており、トドメ演出のカットイン連発と合わせプレイヤーの度肝を抜いた。ガオファイガーと完全に互角だったパルパレーパ・プラス相手に「パワーだけならこちらが上」と言われている。
- ちなみに本作ではデビュー戦でいきなりZマスターと激突することになる。公式設定の通りなら勝ち目はないが、このZマスターは遊星主によって修正された存在のため機界昇華に関する機能や思考を制限されている可能性がある。
- スパロボ学園
- 入手し辛いユニットだがかなり強い。相変わらずの高い攻撃力に加え、強力な特殊防御のおかげでダメージを受けずに気力を上げることが出来る。タイプによっては凱が必中を覚えないのと、マップ兵器版ゴルディオンクラッシャーがオミットされているのが数少ない欠点。
装備・機能
※ここで挙げたもの以外の装備も持っている。
武装・必殺武器
- ジェネシックボルト
- ギャレオンの口部から発射される、ボルティングドライバーの三種類のボルトの内のひとつ。
- ウィルナイフ
- ガジェットツールが変形して、ナイフを形成する。Wではオミット。スピード感は無いが、悠然と動いている為か妙に力強く感じる、癖になる戦闘アニメが特徴。
- ブロウクンマグナム
- ガオガイガーと違い、拳のみを回転させて撃ち出す。その威力はブロウクンファントムをも超え、更には相手を破壊しつくすまで何度も追尾して攻撃を仕掛ける。
- 格闘
- Wにて追加。無制限に使用可能な、射程のあるP武器。無消費武器としては基本攻撃力がかなり高く、武器改造や凱へのインファイト習得で更に強化すれば、ザコ戦はほぼこれだけで事足りる。上記したウィルナイフの代替武器であり、切り払いができなくなった分、下位互換といえる。
- ゴルディオンネイル
- ゴルディオンハンマーと同原理の重力衝撃波を爪から発する(Gハンマー程の出力はない)。戦闘演出では格闘に含まれている。
- ストレイトドリル
- 左膝に装備されたドリル。錘状構造のドリルで、貫通能力に優れている。戦闘演出では格闘に含まれている。
- スパイラルドリル
- 右膝に装備されたドリル。螺旋構造のドリルで、破砕能力に優れている。劇中ではパルパレーパ・プラスを一撃で粉砕する攻撃力を見せた。戦闘演出では格闘に含まれている。
- ボルティングドライバー
- ガジェットツールが変形した後、先端部にジェネシックボルトを装着。広範囲にジェネシックオーラを放射する範囲攻撃を行う。先端部に三種類のボルト(ブロウクンボルト、プロテクトボルト、ジェネシックボルト)のどれを接続するかによって性能が変化するが、劇中で使用したのはジェネシックボルトによる広範囲攻撃のみ。ディバイディングドライバーの原型。第3次αでは全体攻撃。Wでは通常攻撃とマップ兵器がある。
- ヘルアンドヘブン
- ガジェットツールがナックルガードとなり、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…ウィータ!」と唱えながら右手と左手の攻撃と防御エネルギーを織り交ぜ、突撃して相手を砕く。ノベライズでは『ヘルアンドヘブン・アンリミテッド』と呼称される。ガオガイガーの使うヘルアンドヘブンがゾンダー核摘出に用いられるのに対し、こちらは純粋に破壊を目的とした技である。呪文の最後に唱えられる「ウィータ」は全身に纏ったエネルギーを拳の一点に集中させ、破壊力を高める効果を持つ。Wではフィニッシュデモが存在し、パルパレーパがジェネシックガオガイガーに対して抱いた「滅びを呼ぶ悪魔」のイメージがカットインする。ちなみにコピーの方は「ヘルアンドヘヴン」で、微妙に違う。
- ゴルディオンクラッシャー
- 元々は、Zマスター級(=惑星規模)の超大型敵性体に対抗する為ガオファイガー用に開発されたGGG最大最強のツール。ジェネシックガオガイガーとは規格が合わないが、コネクターを破壊して無理やり接続した後、凱のエヴォリュダー能力でシステムをハッキング、プログラムを書き換えて強引に起動している。ディビジョンフリートの「タケハヤ」「ツクヨミ」「ヒルメ」が合体して完成し、形成した全長1kmに及ぶ巨大な金槌型ツールがさらに10km×10km×20km(2000立方km)のエネルギーフィールドを形成し、そこから発生させる莫大な重力衝撃波を以て目標を光子レベルにまで分解する(ディビジョンフリートの乗組員は「タケハヤ」にある脱出艇「クシナダ」へ移り、脱出する)。想定されている対象物は惑星サイズであったが、実際の使用時には恒星サイズのピサ・ソールをも完全に光にせしめた。
起動には国連事務総長の承認と、大河幸太郎とスワン・ホワイトの起動キーが必要。スパロボでは、通常兵器版とマップ兵器版の2種が存在。第3次αではゴルディーマーグとの合体攻撃で1MAPにつき1回しか使用できないが、Wではジェネシック単機で使用可能な上、ENが許す限り使える。第3次αで15段階改造可能になると、攻撃力が1万まで表示される。
特殊能力
- 剣装備(第3次αのみ)
- 切り払いを発動させる。
- ジェネシックアーマー
- 特殊装甲。全属性ダメージを一定値軽減する。
- プロテクトシェード
- バリア。全属性ダメージを一定値まで無効化する。ガオガイガーのと同名だが、性能はプロテクトウォールよりも高いという代物。ジェネシックアーマーとは同時発動する為、それによって軽減されたダメージを更に軽減→無効化する。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「勇者王誕生!神話(マイソロジー)バージョン」
- 第3次αで採用されたデフォルトBGM。ゲームでは一番をベースにしており、サビの部分で『ガガガ! ファイティング・ガオガイガー!』と叫んでいる為、本機のBGMとしては少々妙な事になる。
- 「勇者王誕生!集大成神話バージョン」
- Wで上記曲に代わり採用されたデフォルトBGM。
- 「ジェネシック・ヘルアンドヘヴン」
- ヘル・アンド・ヘヴン使用時のBGM。
- 「ゴルディオンクラッシャー」
- ゴルディオンクラッシャー使用時のBGM。
関連機体
- ガオガイガー
- デッドコピー。ギャレオンが本体である点と獅子を象った豪快なシルエットは同じ。ちなみに対ゾンダー特化であるため、遊星主には勝てない。
- 覇界王
- 木星から姿を現した、ザ・パワーを纏う謎の機体。ジェネシックに酷似した姿を持っている。『FINAL GGG』DVD-BOX特典ディスク「ディスクZ」に登場。
対決
- 対ピサ・ソール
- 仲間が遊星主を足止めしている間にガッツでゴルディオンクラッシャーとクラッシャーコネクトし、皆の魂の後押しを受けて最後の一撃を繰り出した。
商品情報