「ルイ・ジャンギャル」の版間の差分
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「今までの恨みの限りを込めて、トドメを刺せい!」 | ;「今までの恨みの限りを込めて、トドメを刺せい!」 | ||
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+ | :第32話。カザリーンに培養途中のボアザネリア菌を作戦に使う事の真意を明かして。これにはカザリーンも驚きを隠せなかった。 | ||
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+ | :同話。健太郎の名を聞いたハイネルは「奴は死んだ!死んだ者がなにゆえ問題になる?」と声を荒げる。実際ボアザン側からの視点では健太郎の生死は曖昧な状況であり、仮に生きていた場合はボアザン本星にまで事が及ぶことを進言する。この事態にはハイネルも「事は地球上の問題だけでは済まなくなるという事か」と得心する。 | ||
+ | :…本作の最終盤の展開を鑑みれば、この時点でのジャンギャルの危惧は概ね的を得ていたと言えるだろう。 | ||
+ | ;「御意。それ故ハイネル様、まず剛三兄弟が事実我々ボアザン星人の血を受け継いでいるかどうかを知る必要が出てくるのでございます」<br/>ハイネル「事実でなければ、剛健太郎の元ボアザン星人説も消える。消えればジャンギャルの言う「恐れ」も消える…」<br/>「御意! 更に、剛健太郎の生死も確かめれば言う事はありませぬ」<br/>ハイネル「して何か策があるのか?」<br/>「はい、御座います。まずは敵から探るかと…」<br/>ハイネル「何?ファルコンの者どもからか!?」<br/>「はい、剛健太郎が生きておれば生きているなりの、死んでおればそれなりの反応を見せるはず! 彼らの握っている情報から確かめるのが、この際先決かと…!」 | ||
+ | :同話。改めてハイネルに自身の策の「肝」を明かすジャンギャル。この綿密に練られた策にはハイネルも感心する他なかった。 | ||
+ | ;「感謝するぞ、健一」 | ||
+ | :第37話、健一が剣を持たせてくれた際に礼を返す。この後ジャンギャルは自決の道を選ぶ。 | ||
+ | ;「ワシも誇り高きボアザン星の武将…!己の死に際は心得ておるつもりだっ…!」<br/>「健一、拙者に剣を返してくれた礼に一つだけ教えてやろう…。お前の父・剛健太郎は…ぐっ!」<br/>健一「何!? お父さんがどうした!どうしたんだっ!おいっ!どうしたっ!?」<br/>「剛は…剛は、グルルの手によってボアザン星へ連れ去られた…っ!」<br/>健一「しっかりしろ、ジャンギャル!」<br/>「ハイネル様に、栄光あれぇぇェェ…ッ!!」 | ||
+ | :同話、最期の台詞。[[ボアザン星|祖国]]でも[[ズ・ザンバジル|皇帝]]でもない、飽くまで忠義を尽くすべき主君は[[プリンス・ハイネル|ただ一人]]だ、という彼自身の気骨が窺える。この最期をモニター越しに見届け、ハイネルは「惜しい勇者を亡くしてしまった…!」と落涙した。 | ||
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+ | ;[[スカールーク]] | ||
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+ | <!-- == 脚注 == | ||
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2024年11月18日 (月) 11:23時点における最新版
ルイ・ジャンギャル | |
---|---|
登場作品 | 超電磁マシーン ボルテスV |
声優 | 飯塚昭三 |
デザイン | 聖悠紀 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ボアザン星人 |
性別 | 男 |
所属 | ボアザン帝国 |
役職 | 将軍 |
ルイ・ジャンギャルは『超電磁マシーン ボルテスV』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
プリンス・ハイネルの側近。
ハイネルに忠実で勇敢な将軍で、主に前線の指揮を執る。
荒々しい三本の角を持つなど見た目通りの勇猛果敢な人物だが、下等な種族と見下している地球人には卑劣な作戦も辞さない。また作中で一番最初に剛兄弟がボアザン星人とのハーフである事に気付くなど、知性派の面も窺える。 最期は地底城に攻め込んできたボルテスVからハイネルを逃がすため、ボルテスチームと生身で戦うが剣を取られ敗れる。
降伏を促す健一に対し、降伏をするから将軍として剣だけは持たせてくれと要求。これを受けた健一に感謝を示しつつも降伏をよしとせず自身の剣でそのまま自決。 将軍として死ぬ事が出来たジャンギャルは健一に感謝を示し、死の間際に剛健太郎がボアザン星に拉致された事を剛兄弟に伝え、ハイネルの栄光を祈って息絶えた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- バルマー勢でスカールークの艦長を務める。中盤以降スーパーロボットが活躍する分岐ルートで頻繁に登場。終盤、月面での戦闘で死亡する。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- ハイネルの補佐を務めており、戦場やシナリオデモでも顔を見かけるが、実際に戦闘するのは地底城での決戦時のみ。命中・回避の能力は低いものの格闘は高いので、スカールークの最強武器である超大型ドリルには注意。
- スーパーロボット大戦R
- ハイネルと共に各地でボアザン軍の指揮を取る。ネオ・ジオンとマリーメイア軍のコロニー落とし時にはコロニーを奪って自分たちの作戦に利用しようとした場面も。
- スーパーロボット大戦J
- ナデシコルートの14話から登場。今回も前線指揮官として何度か戦うが、一番の見せ場はド・ズールをその手で始末した瞬間か。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ハイネル共々バルマー軍に参加。スカールークに乗る。彼に対する対応次第でハイネルが仲間になる可能性がある。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド2にて登場するエネミーユニット。声付きでの登場は『AP』以来11年ぶりとなる。
- 3章Part14にて地底城を攻められた際に剛健太郎をボアザン星に移送するために動いていたド・ベルガンと交戦。致命傷を負うも健太郎を奪取しており、健一等と遭遇した際に彼を託して死亡する。なお偽装降伏や自決はせずに健一との一騎討ちを希望し健一もそれに応える形となっている。勝負は直接描かれなかったので最期の台詞はない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- プリンス・ハイネル
- 主君。役割を超えた絶対の忠誠を以て従っており、ハイネルのためであれば本国への反逆すら厭わない覚悟を持っていた。
- リー・カザリーン
- 同僚。共にハイネル個人に忠誠を誓う同志・盟友でもあり、自分たちこそがハイネルの部下に最も相応しいという矜持を持つ。立場を危うくする新任の将軍を共謀して排斥しようとしたこともあった。
- ド・ズール
- 同僚。
- ド・ベルガン
- 自身に取って代わろうとしていた彼とは当初はあまり仲が良くなかった。実際に最後は裏切られている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ダンゲル将軍
- 『R』では同じ立ち位置だが、仲が悪い。
- ゼロ
- 『CC』では彼からド・ベルガンの細工を聞かされる。
- レビ・トーラー
- 『α』ではジュデッカの撤収をフォローするべく戦場へと馳せ参じるが、機に乗じて彼女の暗殺をも目論んでいた。然しながら仕損じた場合、帝国観察軍に於けるハイネルの立場が危うくなる事を憂慮し、辛うじて堪える冷静な判断も示している。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「今までの恨みの限りを込めて、トドメを刺せい!」
- 第25話で超電磁ボールVの字斬りが不完全なため自爆したボルテスVに対してデスラーをけしかける時の台詞。
- スパロボでは戦闘台詞として採用され、『α』ではDVEで再現。
- 「毒性が弱くとも結構! 剛三兄弟が事実、ボアザン星の血を引く者か否か、ハッキリ確かめられれば良い…!」
- 第32話。カザリーンに培養途中のボアザネリア菌を作戦に使う事の真意を明かして。これにはカザリーンも驚きを隠せなかった。
- 「しかし殿下お聞きくだされ。もし彼らの言葉通り、ボアザン星人の血が流れていた場合…」
ハイネル「フン、その場合どうなる?」
「はい。その場合ボルテスV・ファルコンの強さが、改めて頷けるというもの…」
「二つともボアザン星人・剛健太郎に創り出されたもの故、ボアザンの科学力がそれを支えてきたと裏付けされます。という事は我々は自分の星の科学力と戦っている事になり、この戦いは勝つことが難しくなる、と言えます。そしてその時問題になるのが剛健太郎の行方…!」 - 同話直後のシーン。作戦を進言されたハイネルは「健一ごときの言葉を信じ作戦まで立てたと言うのか」とジャンギャルを糾弾するも、ジャンギャルは自身の策を遂行することのメリットをハイネルに説く。
- 「いいえハイネル様!だが残念な事にその死体は確認されてはおりませぬ」
ハイネル「という事は、生きているという意味か?」
「いいや!そうとも言い切れません。確かに死んだようにも思われます。つまりは死体が無き故その生存は非常に曖昧模糊としているという事です」
「そこでもし仮に剛が生きていたとすると、まず何らかの方法でさらにボルテスの強化が図られるに違いありませぬ。そして悪くすると…彼らはボアザン星の労奴の反乱軍と結びつく恐れさえあります」 - 同話。健太郎の名を聞いたハイネルは「奴は死んだ!死んだ者がなにゆえ問題になる?」と声を荒げる。実際ボアザン側からの視点では健太郎の生死は曖昧な状況であり、仮に生きていた場合はボアザン本星にまで事が及ぶことを進言する。この事態にはハイネルも「事は地球上の問題だけでは済まなくなるという事か」と得心する。
- …本作の最終盤の展開を鑑みれば、この時点でのジャンギャルの危惧は概ね的を得ていたと言えるだろう。
- 「御意。それ故ハイネル様、まず剛三兄弟が事実我々ボアザン星人の血を受け継いでいるかどうかを知る必要が出てくるのでございます」
ハイネル「事実でなければ、剛健太郎の元ボアザン星人説も消える。消えればジャンギャルの言う「恐れ」も消える…」
「御意! 更に、剛健太郎の生死も確かめれば言う事はありませぬ」
ハイネル「して何か策があるのか?」
「はい、御座います。まずは敵から探るかと…」
ハイネル「何?ファルコンの者どもからか!?」
「はい、剛健太郎が生きておれば生きているなりの、死んでおればそれなりの反応を見せるはず! 彼らの握っている情報から確かめるのが、この際先決かと…!」 - 同話。改めてハイネルに自身の策の「肝」を明かすジャンギャル。この綿密に練られた策にはハイネルも感心する他なかった。
- 「感謝するぞ、健一」
- 第37話、健一が剣を持たせてくれた際に礼を返す。この後ジャンギャルは自決の道を選ぶ。
- 「ワシも誇り高きボアザン星の武将…!己の死に際は心得ておるつもりだっ…!」
「健一、拙者に剣を返してくれた礼に一つだけ教えてやろう…。お前の父・剛健太郎は…ぐっ!」
健一「何!? お父さんがどうした!どうしたんだっ!おいっ!どうしたっ!?」
「剛は…剛は、グルルの手によってボアザン星へ連れ去られた…っ!」
健一「しっかりしろ、ジャンギャル!」
「ハイネル様に、栄光あれぇぇェェ…ッ!!」 - 同話、最期の台詞。祖国でも皇帝でもない、飽くまで忠義を尽くすべき主君はただ一人だ、という彼自身の気骨が窺える。この最期をモニター越しに見届け、ハイネルは「惜しい勇者を亡くしてしまった…!」と落涙した。