「無尽合体キサラギ」の版間の差分

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| 読み = むじんがったいキサラギ
 
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『'''無尽合体キサラギ'''』は、A-1 Pictures制作のテレビアニメ作品。アニメ『THE IDOLM@STER』第15話劇中内で放映された。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
正式なタイトルは「劇場版 無尽合体 キサラギ 〜宇宙の果てまでイッテきM@S〜」。TVアニメ版『THE IDOLM@STER』の作中内で、2011年冬に公開された映画。いわゆる[[劇中劇]]で、実写とCGを使用したいわゆる特撮作品であることがアニメのサイドストーリーを描いたコミカライズで示されている<ref>公式コミカライズ4巻の書き下ろしにてその事実が明らかにされている。TV本編はCGだったが、劇場版では予算が下りて実写も使われたらしく、キサラギの実物大の頭部が作られている、というシーンがある。</ref>。
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正式なタイトルは「劇場版 無尽合体 キサラギ 〜宇宙の果てまでイッテきM@S〜」。TVアニメ版『THE IDOLM@STER』の作中内で、2011年冬に公開された[[映画]]。いわゆる[[劇中劇]]で、劇場版とある通りTV版もあることや[[実写]]とCGを使用した特撮作品であることがアニメのサイドストーリーを描いた漫画版で示されている<ref>単行本第4巻の描き下ろしにてその事実が明らかにされている。TV本編はCGだったが、劇場版では予算が下りて実写も使われたらしく、キサラギの実物大の頭部が作られている、というシーンがある。</ref>。
  
 
TVアニメ『THE IDOLM@STER』という作品自体は、アイドルプロデュースゲーム「[[アイドルマスターシリーズ]]」をベースとするアニメ作品で、芸能事務所「765(ナムコ)プロダクション」に所属するアイドル達の活躍を描く内容である。『無尽合体キサラギ』は同アニメの第15話において、765プロのアイドルが総出演する映画という設定で登場したのが初出である。
 
TVアニメ『THE IDOLM@STER』という作品自体は、アイドルプロデュースゲーム「[[アイドルマスターシリーズ]]」をベースとするアニメ作品で、芸能事務所「765(ナムコ)プロダクション」に所属するアイドル達の活躍を描く内容である。『無尽合体キサラギ』は同アニメの第15話において、765プロのアイドルが総出演する映画という設定で登場したのが初出である。
  
また、2014年にはボイス付き小説アプリ「ボイノベ」にて小説化。本格的な設定やストーリーが公開された。SRWでもこのボイノベでの設定を基準としているのだが、参戦時点でボイノベはサービスが終了していた。2017年8月には『生スパロボチャンネル』にてこのボイノベの書籍化が発表され、翌年1月に一迅社より刊行されることとなった。なお、小説版のエピソードは劇場版の前日談にあたる。
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また、2014年にはボイス付き小説アプリ「ボイノベ」にて小説化。本格的な設定やストーリーが公開された。SRWでもこのボイノベでの設定を基準としているのだが、参戦時点でボイノベはサービスが終了していた。2017年8月には『生スパロボチャンネル』にてこのボイノベの書籍化が発表され、翌年1月に一迅社より刊行されることとなった。なお、小説版はTV版の総集編という位置づけなので劇場版の前史にあたるエピソードを描いている。
  
 
=== スーパーロボット大戦への参戦の経緯 ===
 
=== スーパーロボット大戦への参戦の経緯 ===
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スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
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: アミとマミから爺ちゃんと呼ばれる。2人の誕生日に2人を自分の研究室に呼び、キサラギとキラブレを託すがその時点で故人となっている。希煌石(キラジェム)に遺志を残ししばらくの間は青い鳥の姿で登場する。
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: アミとマミから爺ちゃんと呼ばれる。2人の誕生日に2人を自分の研究室に呼び、キサラギとキラブレを託すがその時点で故人となっている。希煌石(キラジェム)に遺志を残ししばらくの間は蒼い鳥の姿で登場する。
  
 
== 登場メカ ==
 
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スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
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; キサラギ
 
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: 『X-Ω』では参戦記念として再編曲された「arcadia(X-Ω Ver.)」がアプリに実装される。『X-Ω』にて参戦作品楽曲が採用されるのはこれが初となる。
 
: 『X-Ω』では参戦記念として再編曲された「arcadia(X-Ω Ver.)」がアプリに実装される。『X-Ω』にて参戦作品楽曲が採用されるのはこれが初となる。
  
== 登場作品と扱われ方 ==
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== 余談 ==
 
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* アニメコンテンツエキスポ2012にて劇場版「無尽合体キサラギ」セットグッズが販売された。パンフレット等も含まれており、これによって一部の設定が判明した。
 
* アニメコンテンツエキスポ2012にて劇場版「無尽合体キサラギ」セットグッズが販売された。パンフレット等も含まれており、これによって一部の設定が判明した。
*『無尽合体キサラギ』のパートの制作には、一部『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』のスタッフ(錦織敦史氏ら)が関わっている。
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*『無尽合体キサラギ』のパートの制作には、一部『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』のスタッフ(今石洋之氏ら)が関わっている。
 
*『[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]』において、[[インベル]]に執着していた[[如月千早]]は最終的にはそのインベルと'''物理的に融合'''しようとして、結果彼?に拒絶されてしまう事で最期を迎える事となるのだが、'''当作は果たしてその件と関係があるのだろうか'''(キサラギのデザインや他のロボットとの強引な合体能力等々、知っている人からすれば洒落にならない設定が存在しているため)。
 
*『[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]』において、[[インベル]]に執着していた[[如月千早]]は最終的にはそのインベルと'''物理的に融合'''しようとして、結果彼?に拒絶されてしまう事で最期を迎える事となるのだが、'''当作は果たしてその件と関係があるのだろうか'''(キサラギのデザインや他のロボットとの強引な合体能力等々、知っている人からすれば洒落にならない設定が存在しているため)。
 
*『V』において、同じ苗字の[[如月千歳]]が登場していた事もあってか、参戦発表時に'''「そっちの如月かよ!」'''というファンのツッコミも出ている。
 
*『V』において、同じ苗字の[[如月千歳]]が登場していた事もあってか、参戦発表時に'''「そっちの如月かよ!」'''というファンのツッコミも出ている。
 
*敵ロボットは「[[怪ロボット]]」という区分だが、『アイドルマスター』のキャラクターデザインの窪岡俊之氏は『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』のキャラクターデザインも担当している。
 
*敵ロボットは「[[怪ロボット]]」という区分だが、『アイドルマスター』のキャラクターデザインの窪岡俊之氏は『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』のキャラクターデザインも担当している。
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2024年5月22日 (水) 19:18時点における最新版

無尽合体キサラギ
読み むじんがったいキサラギ
原作 バンダイナムコゲームス
監督 錦織敦史
シリーズ構成 待田堂子
錦織敦史
脚本 髙橋龍也
キャラクターデザイン 錦織敦史
窪岡俊之(原案)
音楽 高田龍一
制作 A-1 Pictures
放送局 TBSテレビほか
公開日 2011年10月13日
シリーズ アイドルマスターシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
備考 脚本と公開日は本作の初出となるテレビアニメ『THE IDOLM@STER』第15話のもの。
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無尽合体キサラギ』は、A-1 Pictures制作のテレビアニメ作品。アニメ『THE IDOLM@STER』第15話劇中内で放映された。

概要[編集 | ソースを編集]

正式なタイトルは「劇場版 無尽合体 キサラギ 〜宇宙の果てまでイッテきM@S〜」。TVアニメ版『THE IDOLM@STER』の作中内で、2011年冬に公開された映画。いわゆる劇中劇で、劇場版とある通りTV版もあることや実写とCGを使用した特撮作品であることがアニメのサイドストーリーを描いた漫画版で示されている[1]

TVアニメ『THE IDOLM@STER』という作品自体は、アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスターシリーズ」をベースとするアニメ作品で、芸能事務所「765(ナムコ)プロダクション」に所属するアイドル達の活躍を描く内容である。『無尽合体キサラギ』は同アニメの第15話において、765プロのアイドルが総出演する映画という設定で登場したのが初出である。

また、2014年にはボイス付き小説アプリ「ボイノベ」にて小説化。本格的な設定やストーリーが公開された。SRWでもこのボイノベでの設定を基準としているのだが、参戦時点でボイノベはサービスが終了していた。2017年8月には『生スパロボチャンネル』にてこのボイノベの書籍化が発表され、翌年1月に一迅社より刊行されることとなった。なお、小説版はTV版の総集編という位置づけなので劇場版の前史にあたるエピソードを描いている。

スーパーロボット大戦への参戦の経緯[編集 | ソースを編集]

2017年1月に放送された『生スパロボチャンネル』にて、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の参戦を機に、こちらも参戦したことが語られている。

2分とかなり短い劇中劇(というより、正確には予告編)ということで、まともな設定のほとんどが存在せず、主役機であるキサラギの背面の設定画すら存在しないということで、制作にとても苦戦したということが語られている。

ちなみにオオチプロデューサーに『XENOGLOSSIA』の参戦について相談された際は「何言ってんだ」と突っ込んだ寺田プロデューサーだが、『無尽合体キサラギ』の参戦については既に決定した後で知らされたという。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

アミマミ
双子の主人公。学生であったが亡き父の遺志を継ぎ、突如巨大ロボット「キサラギ」のパイロットとなる。
ミキ
地球防衛軍スペシャルタスクチームのパイロットであり「リッチェーン」を操縦する。
ヒビキ
惑星アニマの巫女。アニマの秘宝である希照石(テラジェム)を守ってきた。家族同然の存在のアニマルロボ達がいる。
アズサ
アミとマミの学校の女教師。
ハルシュタイン
全宇宙支配を目論む闇の総統。「ハルカイザー」を操縦する。
ヤヨイ
アミとマミの学校に転入し、後に地球防衛軍のキサラギ輸送機「ベローチェ・ローダー」のパイロットとなるが実はハルシュタインの手下である。
マコト
ハルシュタインの手下。
イオリ
ハルシュタインの手下。地球攻撃は主にイオリが担当していた。「アズサイズ」を操縦する。
タカネ
ハルシュタインの手下。手下でありながら対等にハルシュタインと会話する。惑星アニマの侵攻を担当。「ユキドリル」のパイロット。
エージェントスノー
ハルシュタインの手下でありイオリの部下。怪ロボットでキサラギと対峙した。
アミとマミの祖父
アミとマミから爺ちゃんと呼ばれる。2人の誕生日に2人を自分の研究室に呼び、キサラギとキラブレを託すがその時点で故人となっている。希煌石(キラジェム)に遺志を残ししばらくの間は蒼い鳥の姿で登場する。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

キサラギ
アミマミが操縦する巨大ロボ。希煌石(キラジェム)の力で動作する。また、周囲の無機物を取り込み武装できる無尽合体の能力を持つ。コードはIMR-765-S。
駆動音なのか時折「くっ」という声が聞こえる。胸部は極端なまでに平坦であり、ミサイルを跳ね返すことが出来る。
スターキサラギ
キサラギがリッチェーンと飛行怪ロボットと無尽合体した姿。飛行能力とハイパーリッチェーンハンマーをもつ。
キサラギ (オーバーマスター)
キサラギがリッチェーン、アズサイズ、ユキドリルと無尽合体した最終形態。
ベローチェ・ローダー
地球防衛軍のキサラギ運搬機。キサラギはこれを掴み、連結されて輸送されることができる。ヤヨイによってベロチョロの略が普及。
リッチェーン
ミキが操縦する地球防衛軍のキサラギに似せた巨大ロボ。頭部にチェーンで繋がれた二つの鉄球を装備。飛行能力は無い。コードはIMR-765-N。
アズサイズ
イオリが操縦する怪ロボット。頭部のアホ毛状パーツは巨大な鎌になる。胸部はミサイルとして発射できる
ユキドリル
タカネが操縦する両腕に巨大なドリルを装備した怪ロボット。ドリルを用いて穴を掘って埋めることができる。
ハルカイザー
ハルシュタインが操縦する怪ロボット。
アニマルロボ
ヒビキの所有する動物を模したロボット。

楽曲[編集 | ソースを編集]

「arcadia」
作詞:白瀬彩 / 作曲:上松範康 / 編曲:中山真斗 / 歌:如月千早(声:今井麻美)
元々はキサラギ以前から存在する普通のキャラクターソングだったのだが、アニメ版にてキサラギの主題歌に設定された。
『X-Ω』では参戦記念として再編曲された「arcadia(X-Ω Ver.)」がアプリに実装される。『X-Ω』にて参戦作品楽曲が採用されるのはこれが初となる。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。2017年2月開催のイベント「想いを紡ぎ繋ぐ少女達」で参戦。
2017年9月には復刻参戦。こちらでは『XENOGLOSSIA』『鋼鉄公演』と共演することとなる。
「想いを紡ぎ繋ぐ少女達」の時系列は予告編で発表された劇場版に相当し、ボイノベでの設定を基準としてボイノベでは描かれなかったハルシュタインとの対決を描く。復刻参戦ではその数ヶ月後。

余談[編集 | ソースを編集]

  • アニメコンテンツエキスポ2012にて劇場版「無尽合体キサラギ」セットグッズが販売された。パンフレット等も含まれており、これによって一部の設定が判明した。
  • 『無尽合体キサラギ』のパートの制作には、一部『天元突破グレンラガン』のスタッフ(今石洋之氏ら)が関わっている。
  • アイドルマスター XENOGLOSSIA』において、インベルに執着していた如月千早は最終的にはそのインベルと物理的に融合しようとして、結果彼?に拒絶されてしまう事で最期を迎える事となるのだが、当作は果たしてその件と関係があるのだろうか(キサラギのデザインや他のロボットとの強引な合体能力等々、知っている人からすれば洒落にならない設定が存在しているため)。
  • 『V』において、同じ苗字の如月千歳が登場していた事もあってか、参戦発表時に「そっちの如月かよ!」というファンのツッコミも出ている。
  • 敵ロボットは「怪ロボット」という区分だが、『アイドルマスター』のキャラクターデザインの窪岡俊之氏は『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』のキャラクターデザインも担当している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 単行本第4巻の描き下ろしにてその事実が明らかにされている。TV本編はCGだったが、劇場版では予算が下りて実写も使われたらしく、キサラギの実物大の頭部が作られている、というシーンがある。

商品情報[編集 | ソースを編集]