「イドゥン」の版間の差分
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(「スパロボシリーズの迷台詞」に加筆) |
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== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
2013年7月16日 (火) 22:25時点における版
イドゥン(Idun)
知能を有し、他のフェストゥムを束ねる司令塔の役割を果たすマスター型と呼ばれるフェストゥムの一体。
竜宮島とは別の人工島の少年型コアと融合したことで、普段は青年男性の姿をとるようになる。
もう一体のマスター型であるミョルニアと異なり、あくまで人類を同化か殲滅の対象としてしか見ていない。
「情報」の概念を理解したことで、人類軍士官に化けてモルドヴァ基地に潜入し、新型ファフナーの情報を収集していた。
その過程でマークニヒトと狩谷由紀恵を同化した際、彼女の抱いたフェストゥムへの強い憎しみと絶望に影響を受けて「憎しみ」を理解し、人類に対する憎悪の感情に染まったことで、人類との全面対決を望むようになる。
蒼穹作戦では、拉致した皆城総士から戦術を強引に引き出し、アルヴィスと人類軍相手に優位に立つものの、作戦の意図――消耗戦を理解しなかった為に気付かぬうちに消耗を強いられ、緩慢と死に至る「痛み」と死への「恐怖」を知ってしまった事で敗北を喫する。
北極のミールの死によってフェストゥムから切り離され完全に個を確立してしまうが、なおも一騎や総士を同化し、無の世界に引きずり込もうとする。
しかし、春日井甲洋の助けもあって「存在すること」を選んだ一騎達の意思に敗れ、マークザインに同化されて消滅する末路を辿った。
なお、「イドゥン」という名は原作の作中では一度も呼ばれていない。これはTVアニメのエンディングロールにキャスト名が必要だったために便宜的に付けられたもので、彼自身は自分の名前という概念を持っておらず、人間達もイドゥンに対して特別なコードネームの類は付けなかった。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。戦闘では殆どの攻撃で彼のカットインが入る。
- スーパーロボット大戦UX
- スフィンクス型フェストゥムの際には共通の問いしか言わないが、マークニヒト搭乗時の台詞はKよりも多く、反撃不能などの状態も冷静に理解する。HP減少されても無機質かつ無感情のままだが、『蒼穹-そら-』終盤では動揺する。
- 能力と読心レベルが強く、TV版マークニヒトは敵味方識別可能のマップ兵器を持つ、ファフナー系ラスボスの一人に相応しい強敵。ただ本作TV版ニヒトのHPは8万しかなく、『蒼穹-そら-』終盤ではフェイのイベントで気力がリセットされている。
- なお、初登場時に撃墜するとスキルパーツ「少年冒険キング」を落とすが、彼なりに「情報」を収集する一環で読んでたのだろうか?
パイロットステータスの傾向
リアル系ラスボスらしく、スキル補正による命中・回避率が非常に高く、マップ兵器を使用する前に勝負をかけよう。
特殊技能(特殊スキル)
- C・コードL9(ニヒト搭乗時)、読心L3、カウンター、サイズ差無視、アタックコンボL3
- Kでのラインナップ。由紀恵と同様、C・コードと読心を同時修得。Kのコンボシステムも強力なので要注意。
- 読心L3、援護攻撃、全体攻撃
- UXでのラインナップ。ニヒト搭乗後でもこれらしかいないが、命中・回避率とマップ兵器が相変らず厄介。今回の最終決戦時はスフィンクス型で闘わず、底力も持たないので、操とは違って短時間で撃墜できる。
- 読心L3も充分脅威なのだが、プロローグに登場するスフィンクス型の方がさらに読心レベルが高いのは一体……
人間関係
- ミョルニア
- 同じフェストゥムだが、異分子として排除しようとする。
- 皆城総士
- イドゥンが「アルヴィスの子」と呼ぶ者の一人。「作戦」を理解し、人類との最終決戦に備えてジークフリードシステムもろとも彼を拉致する。
- 狩谷由紀恵
- 同化した彼女を操りミツヒロを殺害させた事が、彼に「憎しみ」を理解させる発端となった。
- ミツヒロ・バートランド
- 由紀恵を操り彼を殺害する。
他作品との人間関係
名台詞
- 「我々はここで分岐する。我々は私を行動させる」
- 人の姿をしているが、彼もミールの意を受けて行動する端末に過ぎない為、人間らしさは全く感じさせない。
- 「戻せ…!我々を…!無へ戻せぇぇぇぇぇっ!!」
- 「痛み」を認識し、消えることへの恐怖におののき取り乱し、叫ぶ。痛みを感じ、消える恐怖を理解したフェストゥムは既に一つの「存在」となった。
- 「私は、ここにいるぅぅぅう!!!」
- マークザインに同化される直前に発した断末魔。フェストゥムから完全に切り離され、遂に彼は存在する事に耐えられなくなってしまった。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「我々は私によって、エネルギー切れの概念を理解した」
- UXにおけるマークニヒトがEN切れしている時の反撃不能台詞。本人は真面目なんだろうが、ギャグにしか聞こえない。例によって淡々とした無機質な口調がかえって笑いを誘う。