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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2022年6月11日 (土) 01:56時点における版
エルドラV | |
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読み | エルドラファイブ |
登場作品 | ガン×ソード |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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正式名称 | 古代合体エルドラV |
分類 | ヨロイ |
全高 | 57 m |
重量 | 不明 |
動力 |
EDR複合動力炉 電動 |
最大出力 | 100万馬力 |
装甲材質 | アブソルート複合鋼 |
所属 | エルドラメンバー |
パイロット |
概要
正式名称「古代合体エルドラV」。その名の通り戦闘機「グランヘッダー」、重爆撃機「パワーハンダー」、鳥形メカ「ボディガンダー」、重戦車「ナイスフッター」、鳥形サポートメカ「ピンクアミーゴ」の5体のマシンが合体して誕生するレプリカ最強のヨロイ(カギ爪の男の集団による技術革新前)。合体時の掛け声は「レッツゴー!エルドラド!(Let's go! El dorado!)」。合体時にはスーパー戦隊シリーズに登場する巨大ロボットのように搭乗員のシートが一つのコクピットに集結する。
主に格闘戦に主眼を置いた設計であり、その巨体から繰り出される力はレプリカ最強の名に恥じないが、燃費は悪いようである。オリジナル7を除いた他のヨロイと同様に二足歩行は出来ないため、足の裏のローラーで移動する(飛行機や戦車が高速飛行しながら空中合体できる癖に歩行だけは無理というのも奇妙な話ではあるが)。
その昔エルドラチームが本機を駆り「ザウルス帝国」と呼ばれる敵と戦って勝利を収め、この世界に平和を取り戻した。なお現在のエンドレス・イリュージョンにヨロイが少ないのは、当時エルドラVによって無法者の乗るヨロイが大量にぶっ壊されたためである。
その後、使命を終えたエルドラVはグローリアの町の郊外のピラミッドに未整備のまま収納されていたが、ブッチが引き起こしたヨロイ騒ぎをきっかけに再び勇者達が乗り込んだ。そしてこの後エルドラソウルに生まれ変わることになりカギ爪の男の野望を止める為に旅立つ。
構成機体
- グランヘッダー
- 頭部を構成する戦闘機。ネロが搭乗。
- パワーハンダー
- 腕部を構成する重爆撃機。バリヨが搭乗。
- ボディガンダー
- 胴体を構成する鳥型メカ。ホセが搭乗。
- ナイスフッター
- 脚部を構成する重戦車。カルロスが搭乗するが、劇中ではカルロスは寝っぱなしである。
- ピンクアミーゴ
- バックパックに装着される鳥型サポートメカ。チヅルが搭乗した機体であったが、彼女が既に故人であった為、ブッチ戦では当初これを欠いた状態での戦闘を強いられた。
エルドラIV
当初出撃したときのエルドラ。補給ユニットであるピンクアミーゴを欠く形態のため、出力が大幅に落ちる。必殺技もほとんど使えず敵のヨロイに大苦戦することになる。ピンクアミーゴの有無以外でのこの形態の特徴は角部分が小さいこととフェイスガードが無いこと。
スパロボではユニットアイコンのみの登場。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。今回は原作に近いが敵はシベ鉄で、グローリアの町をプリシラとヴァン(原作では参加せず)と共に守る。ちなみに今作の数少ない複数合体ロボである。次に合流するとエルドラソウルになるのでこの一話だけ使用可能のスポット参戦。戦闘演出がよく出来ているのでたった一話しか使用出来ないのが悔やまれる。残念ながら「虹の彼方」はBGMに無い。数千年も前から存在しているらしい。なお、同ステージには同じく最強クラスのレプリカであるヴォルケインも登場する。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 名前のみの登場。本作ではエルドラメンバーは火星の各地で目撃されたテロリストを退治するためにグローリアの町から旅立っており、その際ピンクアミーゴは置いて行かれたようでエルドラIVがマップアイコンだけの登場をしている。
- 旅の途中で知り合ったプリシラと共にトリノリアの町までやってくるが、ジョーの攻撃からブラウニーをかばった事でガタが来てしまい、離脱する。背を向けて登場するのでピンクアミーゴが欠けていることが分かりやすい。本作では10年ぶりに立ち上がったと説明されており、未整備期間が短くなったためかエルドラIVでありながら鮮やかな色をしている(もっとも、ネロ達がブラックマイトガインの面倒を見ていた事を考えると普通に動かしていた可能性も考えられるし、グローリアの町から旅立ってしばらく転戦していた事が示唆されているのでその間に埃が取れた可能性もある)。
装備・機能
武装・必殺武器
主役機のダン・オブ・サーズデイはちっとも技名が無いのに、エルドラはしつこいくらい名前がついている。ただ、その場のノリで叫んだだけと思われる技も多い。
- フリーフォールグラッチェ
- 訳すると「自由落下ありがとう」。空中での合体から落ちてきた時に踏みつける技(当たるかどうかは完全に運次第)。
- 『K』ではエルドラフィストの演出に組み込まれた。なお英語とスペイン語が混ざっているのは、エルドラメンバーの出身であるグローリアの町の文化によるものである。
- ボンバディーロ
- ボディガンダーの口から発射されるミサイル。
- エルドラでは珍しい(『K』に至ってはエルドラソウルがこの武器を使えないので、エルドラ唯一の)射撃武器。また、『K』ではエルドラ唯一のENを使わない武器でもある。
- エルドラフィスト
- ナックルガードをはめて打ち出す左ストレート。本来は白熱化した左手を叩き込む技であるが、使用時にはエネルギーが十分ではなかったためこのような形になった。
- 『K』ではフリーフォールグラッチェからの連続技となっている。
- エルドラVアルティメット
- 赤熱化した右手で敵を粉砕する技。原作では上記の技を受け止められて左手が破壊され、下記の必殺技が放てなかったためこうなったと思われるが、フルパワーなら右手一発でもブッチのヨロイを粉砕できるという破壊力を見せ付ける。
- 『K』では左手があるため使われていない。
- エル・インフェルノ・イ・シエロ
- 本編では設定のみだったが、『K』で始めて映像化された。赤熱化した右手と白熱化した左手を合わせて敵に叩き込むエルドラV最大の必殺技。
- 両手を合わせて出す・技名がスペイン語で「地獄と天国」など、ガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンが元ネタであることが示唆されており、『K』では、技のモーション及び戦闘アニメの演出について、チヅルのカットインが入ること以外は『W』でのヘルアンドヘヴンとほとんど同じである。実はエルドラソウルが単品では備えていない「バリア貫通」がある上に、エルドラソウルの初期必殺武器ディアマンテクラッシュよりも攻撃力が高い。
- ちなみに非常にそっくりな2者の技ではあるが、ヘル・アンド・ヘブンが「右腕の攻撃エネルギーと左腕の防御エネルギーという対局の力を合わせてスパークさせて融合させる」技なのに対して、こちらは「赤熱化した右手と白熱化した左手を合わせて熱の相乗効果として融合させる」技なので性質は対局と言える。ドラゴンクエストで例えるところの前者「メドローア」と後者「ミナデイン」といったところだろうか。
移動タイプ
サイズ
- L
機体BGM
対決・名場面
- 合体シーン
- 専用曲つきで往年の勇者シリーズの手法を踏襲している。ちなみにわざわざこれのために勇者シリーズを手がけたスタッフを呼んできたという逸話がある。後述の通りデザイナーの関係で細かい演出はエルドラン系の方が近いが。
- 勇者は再び
- 町の人々に疎まれて復讐しようとするブッチを止めるために数十年ぶりに乗り込む。ブッチと同様に町の人達に疎まれても恨まないのは、爺さん達が町と町に住む人々を愛しているためであった。そして愛する者達を守る為に駆けつけた(正確には彼らの心意気を認めたヴァンがダンで投げ飛ばした)ピンクアミーゴが合体。そこでチヅルの魂と思われる姿が、四人の心を一つにし勝利を収める。
余談
- エルドラとパイロット達は過去のロボットアニメ(特にコン・バトラーVと勇者シリーズ)などをモチーフとした設定が多く、オマージュの宝庫となっている。例えばエルドラのシルエットは一見してわかる通り勇者王を彷彿とさせている。大まかなシルエットや未使用必殺技は勇者王っぽいが各部の細かいデザインや合体演出等だけを切り取るとデザイナーの関係もあってむしろエルドランシリーズの要素が強い(丸みが少ないデザイン、丸い手の指や合体で伸びるアンテナ、合体完了時に手を広げたポーズを取る等)
- ちなみに『ガン×ソード』の前番組は『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』で、前作の『勇者王ガオガイガー』に谷口監督もスタッフ(主に演出)として関わっている。
- エルドラIVからエルドラVへ合体した際にまるでフェイズシフト装甲が起動したかのように機体の色が鮮やかになる描写があるが、これは単に何十年も未整備だったためにこびりついていた埃が最大稼動の熱で吹き飛んだだけである。
関連機体
- エルドラソウル
- パワーアップした機体。