「パルス・アベル」の版間の差分

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== パルス・アベル(Pulse Abel) ==
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{{登場人物概要
*登場作品:[[勇者王ガオガイガーFINAL]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Pulse Abel]]<ref>[http://www.gaogaigar.net/FINAL/chara/24.php Character]、勇者王ガオガイガーFINAL、2022年3月11日閲覧。</ref>
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<!-- *年齢:不明 -->
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*階級:指導者
 
  
遊星主の一人で、彼らを束ねる司令塔的な存在。
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'''パルス・アベル'''は『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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[[ソール11遊星主]]の一人で、彼らを束ねる司令塔的な存在。
  
普段は[[ピア・デケム・ピット]]で戦闘司令を担当しているが、自身も強力なサイコキネシスの持ち主。また、戒道と相対した際に体を覆うフードから無数の銃口を発生させたことから、物理的な戦闘能力も高いと推測。
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普段は[[ピア・デケム・ピット]]で戦闘司令を担当しているが、自身も強力な[[超能力|サイコキネシス]]の持ち主。また、戒道と相対した際に体を覆うフードから無数の銃口「パルスビーム砲」を所有していたことから、物理的な戦闘能力も高いと推測される。なお、フード(と重火器)の下は'''裸'''である。
  
[[赤の星]]の指導者・アベルの姿を模しており、記憶や人格もオリジナルと同一のようである(何らかの処置もあるか?)。しかし、その実態は[[三重連太陽系]]を復活させるためのセーフティープログラムで、その思考と行動は全て三重連太陽系復活という目的に基づいたものとなっており、そのためなら、宇宙の他の星が消滅しようとも全く意に介さない。この辺りがプログラムらしい部分ではある。しかしその行動が、彼らが忌避していたゾンダー同様の大多数の犠牲を生むものだったのは皮肉といえる。また、アベルの記憶を受け継ぎ、[[赤の星]]の遺産である[[戒道幾巳]]、[[ソルダートJ]]、[[トモロ0117]]、そして戦艦[[ジェイアーク]]などの詳細は知り尽くしており、戒道、Jらを苦しめた。
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[[赤の星]]の指導者・アベルの姿を模しており、記憶や人格もオリジナルと同一のようである(何らかの処置もあるか?)。しかし、その実態は[[三重連太陽系]]を復活させるためのセーフティープログラムで、その思考と行動は全て三重連太陽系復活という目的に基づいたものとなっており、そのためなら、宇宙の他の星が消滅しようとも全く意に介さない。この辺りがプログラムらしい部分ではある。しかしその行動が、彼らが忌避していたゾンダー同様の大多数の犠牲を生むものだったのは皮肉といえる。また、アベルの記憶を受け継ぎ、[[赤の星]]の遺産である[[戒道幾巳]]、[[ソルダートJ]]、[[トモロ0117]]、そして戦艦[[ジェイアーク]]などの詳細は知り尽くしており、戒道、Jらを苦しめた。
  
戒道を拉致しピア・デケムピークの中枢に据えて揺さぶりをかけるなど、その知略で[[GGG]]やJを追い詰めたが、最期は[[ピサ・ソール]]の崩壊によりプログラムを維持できなくなって消滅した。
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戒道を拉致し[[ピア・デケム・ピーク]]の中枢に据えて揺さぶりをかけるなど、その知略で[[GGG]]やJを追い詰めたが、最期は[[ピサ・ソール]]の崩壊によりプログラムを維持できなくなって消滅した。
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実はかつて三重連太陽系が機界昇華された際にオリジナルの彼女は既に戦死しており、唯一残されたピサ・ソールが自分の使命を果たすため指令を下す存在を必要として、ピサ・ソール内部に残されていたアベルのデータを使って生み出したものが「パルス・アベル」であり、パルス・アベル自身は自分がアベルではないことも、レプリジンであることも最期まで気付いていなかったらしい。なおアベルのクローンであるアルマ達が男女両方存在していたため、アベルが本当に女なのかは不明(アルマは遺伝子データを書き換えてあるのでその際に性差が発生した可能性もある)。
  
 
ちなみに一部書籍ではカインに倣って「パル・ス・アベル」と表記されることがある。
 
ちなみに一部書籍ではカインに倣って「パル・ス・アベル」と表記されることがある。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:シリーズ初登場。原作通り、その知略で[[αナンバーズ]]を追い詰めるが敗れる。戦闘時は[[ピア・デケム・ピット]]に乗り込んでおり、戦闘時にも[[ピルナス]]と共に([[ピア・デケム]]が全く喋らないので)色々と喋ってくれる。
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:初登場作品。原作通り、その知略で[[αナンバーズ]]を追い詰めるが敗れる。戦闘時は[[ピア・デケム・ピット]]に乗り込んでおり、戦闘時にも[[ピルナス]]と共に([[ピア・デケム]]が全く喋らないので)色々と喋ってくれる。
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:担当声優の紗ゆり氏は2012年3月6日に亡くなられたため、今作が最後のスパロボシリーズへの出演となった。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦W]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
:ソール11遊星主代表として、[[ガルラ大帝国|ガルラ]]及び[[ザ・データベース]]と接触する。今作ではギャレオリア彗星自体が存在しないため、[[木星]]の[[ザ・パワー]]を利用し暗黒物質を集めている。その際、宿敵であった[[Zマスター]]を調整し復活させている。
 
:ソール11遊星主代表として、[[ガルラ大帝国|ガルラ]]及び[[ザ・データベース]]と接触する。今作ではギャレオリア彗星自体が存在しないため、[[木星]]の[[ザ・パワー]]を利用し暗黒物質を集めている。その際、宿敵であった[[Zマスター]]を調整し復活させている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[戒道幾巳]]
 
;[[戒道幾巳]]
:彼にとってアベルは生みの親とも言える存在だが、アベル本人ではないので特に意に介してはいないようである。パルス・アベルは彼を[[ピア・デケム・ピット]]の生体コンピュータとして取り込むが、結局はJに奪還されてしまう。なお、声は同じ紗ゆり氏。
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:彼にとってアベルは生みの親とも言える存在だが、アベル本人ではないので特に意に介してはいないようである。パルス・アベルはソルダートJに対する切り札として彼を[[ピア・デケム・ピット]]の生体コンピュータとして取り込むが、結局はJに奪還されてしまう。
 
;[[ソルダートJ]]
 
;[[ソルダートJ]]
:アベルに開発された[[サイボーグ]]戦士であるが、創造主であるアベルに従うことよりも「アルマを守護する」という使命に従い、アルマである戒道を守るためにパルス・アベルと敵対した。
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:アベルに開発された[[サイボーグ]]戦士であるが、創造主であるアベルに従うことよりも「アルマの守護」という使命を優先、戒道を守るために敵対した。パルス・アベルも自身の作り上げた中でも強大な戦力であるJとジェイアークを取り戻そうとしていたが強固に抵抗されたため結局は敵と見なした。
 
;[[トモロ0117]]
 
;[[トモロ0117]]
 
:アベルに開発された生体コンピューターだが、ソルダートJがパルス・アベルに従うことを拒否したため、彼と同じ選択をする。
 
:アベルに開発された生体コンピューターだが、ソルダートJがパルス・アベルに従うことを拒否したため、彼と同じ選択をする。
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:[[ペイ・ラ・カイン]]を利用することで、彼を三重連太陽系に呼び寄せ、騙してGクリスタルを破壊させようと目論むも失敗。本当の親や故郷を思う護の気持ちを踏みにじった。
 
:[[ペイ・ラ・カイン]]を利用することで、彼を三重連太陽系に呼び寄せ、騙してGクリスタルを破壊させようと目論むも失敗。本当の親や故郷を思う護の気持ちを踏みにじった。
 
;[[Zマスター]]
 
;[[Zマスター]]
:Wで再生させた。元々同じ三重連太陽系の技術であったためか、制御は簡単だったらしい。
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では再生させ手駒とした。[[アリア・アドヴァンス|アリア]]が持ち去った核を再プログラムすることで制御している。
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== 他作品との人間関係 ==
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;[[ダイ・バザール大帝王]]、[[ザ・データベース]]
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』での同盟相手。
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== 名台詞 ==
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;「おや、お気に召しませんでしたか? あなたにはこれから、三重連太陽系再興のために働いてもらわねばなりません。 私からのせめてのお礼として、もはやかなわぬはずの実父との対面を実現してさしあげたつもりですのに……」<br />「ええ、私がプログラムしたものです。ただの招待状では芸がありませんからね。喜んでいただけましたか?」
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:小説版にて、三重連太陽系に到着して間もない護に対して、[[天海護|護]]を呼んだ[[カイン]]が複製([[ペイ・ラ・カイン]])であり、その振る舞いのすべてが自らの仕込みであることをあっさり明かし、失望させた。あくまでプログラムであり、生物の情動を理解しようとしない傲慢な存在であることを感じさせる。
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;「あなた達も、アルマのようにして差し上げましょう」
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:5話、モン・サン・ミッシェルの礼拝堂内で交戦した[[ソルダートJ]]と[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]に対して。この発言の意味は、ジェイアークが発進した直後に明らかになる。ゲームでも対キングジェイダーの戦闘台詞として使われているが、何故か「アルマ」が「アベル」になっている。
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;「暗黒物質の回収に使っていたパスキューマシンの力を使って戦わなければ、止められないようですね……ジェネシック!」
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:6話、蘇った天敵[[ジェネシックガオガイガー]]の宣戦布告に対し、初めて余裕の表情を崩して激昂する。
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;「ギガフュージョン!」<br />「ピア・デケム・ピーク!」
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:7話にて、無言の[[ピア・デケム]]に代わり、変形の指令及び変形完了後の名乗りを行う。
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;「三重連太陽系が……滅びる!」
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:最終話、ゴルディオンクラッシャーによって消し飛ばされた[[ピサ・ソール]]の残滓の光の中で、アルマに羽交い締めにされたまま、悲痛な叫びを上げる。レプリジンの自覚もないまま、ただ託された使命の遂行だけを思って行動してきた彼女の最期には、どこか悲哀すら感じさせるものがある。この後、最期に口を突いて出たのは、言葉にならない電子音だった。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「油断してはいけません、ピルナス」<br />「敢えて、このような奇妙な機体を出撃させるとは、何らかの意図があると思われます」
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;「油断してはいけません、ピルナス。敢えて、このような奇妙な機体を出撃させるとは、何らかの意図があると思われます」
:[[W]]における[[ボン太くん]]との戦闘前会話。深読みのし過ぎのような気もしなくもない。これにはピルナスも「単なる趣味の問題だと思う」と突っ込みを入れている。
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:[[スーパーロボット大戦W|W]]』第53話「朝をよぶ者達」における[[ボン太くん]]との戦闘前会話。深読みのし過ぎのような気もしなくもない。これにはピルナスも「単なる趣味の問題だと思う」と突っ込みを入れている。
<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
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== 搭乗機体 ==
<!-- == 話題まとめ == -->
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;[[ピア・デケム・ピット]]
<!-- *[[namazu:パルス・アベル]] (全文検索結果) -->
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<!-- == 資料リンク == -->
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:;[[ピア・デケム・ピーク]]
<!-- *[[一覧:パルス・アベル]] -->
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== リンク ==-->
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== 脚注 ==
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2022年3月11日 (金) 07:18時点における最新版

パルス・アベル
外国語表記 Pulse Abel[1]
登場作品 勇者王ガオガイガーFINAL
声優 紗ゆり
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
テンプレートを表示
プロフィール
分類 遊星主(人型プログラム)
性別
所属 ソール11遊星主
役職 指導者
テンプレートを表示

パルス・アベルは『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ソール11遊星主の一人で、彼らを束ねる司令塔的な存在。

普段はピア・デケム・ピットで戦闘司令を担当しているが、自身も強力なサイコキネシスの持ち主。また、戒道と相対した際に体を覆うフードから無数の銃口「パルスビーム砲」を所有していたことから、物理的な戦闘能力も高いと推測される。なお、フード(と重火器)の下はである。

赤の星の指導者・アベルの姿を模しており、記憶や人格もオリジナルと同一のようである(何らかの処置もあるか?)。しかし、その実態は三重連太陽系を復活させるためのセーフティープログラムで、その思考と行動は全て三重連太陽系復活という目的に基づいたものとなっており、そのためなら、宇宙の他の星が消滅しようとも全く意に介さない。この辺りがプログラムらしい部分ではある。しかしその行動が、彼らが忌避していたゾンダー同様の大多数の犠牲を生むものだったのは皮肉といえる。また、アベルの記憶を受け継ぎ、赤の星の遺産である戒道幾巳ソルダートJトモロ0117、そして戦艦ジェイアークなどの詳細は知り尽くしており、戒道、Jらを苦しめた。

戒道を拉致しピア・デケム・ピークの中枢に据えて揺さぶりをかけるなど、その知略でGGGやJを追い詰めたが、最期はピサ・ソールの崩壊によりプログラムを維持できなくなって消滅した。

実はかつて三重連太陽系が機界昇華された際にオリジナルの彼女は既に戦死しており、唯一残されたピサ・ソールが自分の使命を果たすため指令を下す存在を必要として、ピサ・ソール内部に残されていたアベルのデータを使って生み出したものが「パルス・アベル」であり、パルス・アベル自身は自分がアベルではないことも、レプリジンであることも最期まで気付いていなかったらしい。なおアベルのクローンであるアルマ達が男女両方存在していたため、アベルが本当に女なのかは不明(アルマは遺伝子データを書き換えてあるのでその際に性差が発生した可能性もある)。

ちなみに一部書籍ではカインに倣って「パル・ス・アベル」と表記されることがある。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。原作通り、その知略でαナンバーズを追い詰めるが敗れる。戦闘時はピア・デケム・ピットに乗り込んでおり、戦闘時にもピルナスと共に(ピア・デケムが全く喋らないので)色々と喋ってくれる。
担当声優の紗ゆり氏は2012年3月6日に亡くなられたため、今作が最後のスパロボシリーズへの出演となった。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦W
ソール11遊星主代表として、ガルラ及びザ・データベースと接触する。今作ではギャレオリア彗星自体が存在しないため、木星ザ・パワーを利用し暗黒物質を集めている。その際、宿敵であったZマスターを調整し復活させている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

戒道幾巳
彼にとってアベルは生みの親とも言える存在だが、アベル本人ではないので特に意に介してはいないようである。パルス・アベルはソルダートJに対する切り札として彼をピア・デケム・ピットの生体コンピュータとして取り込むが、結局はJに奪還されてしまう。
ソルダートJ
アベルに開発されたサイボーグ戦士であるが、創造主であるアベルに従うことよりも「アルマの守護」という使命を優先、戒道を守るために敵対した。パルス・アベルも自身の作り上げた中でも強大な戦力であるJとジェイアークを取り戻そうとしていたが強固に抵抗されたため結局は敵と見なした。
トモロ0117
アベルに開発された生体コンピューターだが、ソルダートJがパルス・アベルに従うことを拒否したため、彼と同じ選択をする。
天海護
ペイ・ラ・カインを利用することで、彼を三重連太陽系に呼び寄せ、騙してGクリスタルを破壊させようと目論むも失敗。本当の親や故郷を思う護の気持ちを踏みにじった。
Zマスター
W』では再生させ手駒とした。アリアが持ち去った核を再プログラムすることで制御している。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ダイ・バザール大帝王ザ・データベース
W』での同盟相手。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「おや、お気に召しませんでしたか? あなたにはこれから、三重連太陽系再興のために働いてもらわねばなりません。 私からのせめてのお礼として、もはやかなわぬはずの実父との対面を実現してさしあげたつもりですのに……」
「ええ、私がプログラムしたものです。ただの招待状では芸がありませんからね。喜んでいただけましたか?」
小説版にて、三重連太陽系に到着して間もない護に対して、を呼んだカインが複製(ペイ・ラ・カイン)であり、その振る舞いのすべてが自らの仕込みであることをあっさり明かし、失望させた。あくまでプログラムであり、生物の情動を理解しようとしない傲慢な存在であることを感じさせる。
「あなた達も、アルマのようにして差し上げましょう」
5話、モン・サン・ミッシェルの礼拝堂内で交戦したソルダートJルネに対して。この発言の意味は、ジェイアークが発進した直後に明らかになる。ゲームでも対キングジェイダーの戦闘台詞として使われているが、何故か「アルマ」が「アベル」になっている。
「暗黒物質の回収に使っていたパスキューマシンの力を使って戦わなければ、止められないようですね……ジェネシック!」
6話、蘇った天敵ジェネシックガオガイガーの宣戦布告に対し、初めて余裕の表情を崩して激昂する。
「ギガフュージョン!」
「ピア・デケム・ピーク!」
7話にて、無言のピア・デケムに代わり、変形の指令及び変形完了後の名乗りを行う。
「三重連太陽系が……滅びる!」
最終話、ゴルディオンクラッシャーによって消し飛ばされたピサ・ソールの残滓の光の中で、アルマに羽交い締めにされたまま、悲痛な叫びを上げる。レプリジンの自覚もないまま、ただ託された使命の遂行だけを思って行動してきた彼女の最期には、どこか悲哀すら感じさせるものがある。この後、最期に口を突いて出たのは、言葉にならない電子音だった。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「油断してはいけません、ピルナス。敢えて、このような奇妙な機体を出撃させるとは、何らかの意図があると思われます」
W』第53話「朝をよぶ者達」におけるボン太くんとの戦闘前会話。深読みのし過ぎのような気もしなくもない。これにはピルナスも「単なる趣味の問題だと思う」と突っ込みを入れている。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ピア・デケム・ピット
ピア・デケム・ピーク

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、勇者王ガオガイガーFINAL、2022年3月11日閲覧。