「宇宙の騎士テッカマンブレードII」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の10年後を舞台とする続編だが、前半は当時隆盛を誇った所謂「美少女戦士」路線であり前作のファンを唖然とさせた。
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『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の10年後を舞台とする続編だが、当時隆盛を誇った所謂「美少女戦士」路線であり、前作の暗い世界観とは打って変わった明るいストーリーの他、「アキのテッカマン化」や「Dボゥイの復活」など、前作との繋がりが不明瞭な展開もとも相まって前作のファンを唖然とさせた。
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こういったストーリーにおいての謎は当時のメディアミックス展開であるドラマCDや関連書籍などで補完されている。
  
後半における[[デッド・エンド]]登場後はシリアスな前作のムードを取り戻している。
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売上自体は好調だったためか、新たに3話分の制作が決定・発売(現在で言うTVアニメの「第2期」に近い)。後半における[[デッド・エンド]]登場後はシリアスな前作のムードを取り戻している。
  
 
== 登場人物 ==
 
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;[[Dボゥイ]](相羽タカヤ) / [[テッカマンブレード]]
 
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:『W』後半での[[Dボゥイ]]は初代『ブレード』寄りの設定。ただ、[[GGG]]アメリカ(原作では[[スペースナイツ]]本部)の地下に篭り、サングラスをかけた姿でユミと遭遇するシーンにおける姿は『ブレードII』のものである。
 
:『W』後半での[[Dボゥイ]]は初代『ブレード』寄りの設定。ただ、[[GGG]]アメリカ(原作では[[スペースナイツ]]本部)の地下に篭り、サングラスをかけた姿でユミと遭遇するシーンにおける姿は『ブレードII』のものである。
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:回想にて登場。現在は[[ハインリッヒ・フォン・フリーマン|フリーマン]]と共に金星へと左遷されてしまっている。
  
 
=== その他 ===
 
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;システムボックス
 
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:今作では形状が一人一人ちがう。
 
:今作では形状が一人一人ちがう。
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;第一次ラダム戦役
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:前作『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』における一連の戦いを指す。
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;第二次ラダム戦役
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:本作から8年前に行われた二度目のラダムの襲撃。この戦いでアキはテッカマンとなり、Dボゥイは廃人状態から一応回復する事となる。
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;プラハの黒い九月
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:本編の過去に行われた素体テッカマンによる暴動事件。この事件の生き残りがダービッドとデッドであり、ナターシャに父との確執が生じたりと多くの人物の運命を狂わせた。
  
 
== 楽曲 ==
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
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;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:初参戦作品。原作は『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の最終回後の話だが、本作品では『ブレード』の原作中盤にあたる時期に『ブレードII』の話を組み込むという大幅な変更がなされている。そのためユミ達は早咲きの[[ラダム樹]]に取り込まれて[[テッカマン]]となったことになっている。また、デッドは原作では[[ラダム]]のシステムでフォーマットしたが、本作では[[地球]]製のシステムでフォーマットしたことになっている。
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:初参戦作品。原作は『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の最終回後の話だが、本作品では『ブレード』の原作中盤にあたる時期に『ブレードII』の話を組み込むという大幅な変更がなされている。そのためユミ達は早咲きの[[ラダム樹]]に取り込まれて[[テッカマン]]となったことになっている。
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:また、デッドは原作では[[ラダム]]のシステムでフォーマットしたが、本作では[[地球]]製のシステムでフォーマットしたことになっている。なお、「プラハの黒い九月」については全く語られない。
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== 各話リスト ==
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!話数!!サブタイトル!!登場[[テッカマン]]<br />メカ、[[ラダム獣]]!!備考!!再現スパロボ
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|第1話||VIRGIN-FLUSH||[[テッカマンイーベル]]<br />[[テッカマンゾマー]]<br />[[テッカマンベスナー]]<Br />[[量産型ソルテッカマン]]<br />[[ラダム艦]]<br />[[異星人テッカマン]]||||W
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|第2話||VIRGIN-BLOOD||[[テッカマンアキ]]<br />[[ペガスII]]||||W
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|第3話||VIRGIN-DREAM||[[テッカマンブレード]]||||W
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|第4話||DEAD-BOY||[[テッカマンデッド]]||||W
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|第5話||DIRTY-NIGHT||テッカマンミハエル<br />素体テッカマン||||
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|第6話||DANGEROUS-BOYS||||||W
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== 余談 ==
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*本作の初期案は「前作から2年後の世界を舞台に、ラダムの再度の侵略が描かれる」という前作同様の暗く悲劇的な世界観によるストーリーが描かれる予定だった。
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**その後、制作が一旦中止<ref>前作の脚本を担当したあかほりさとる氏による「前作と同じになってはいけない」という鶴の一声が切欠と言われているが、[https://twitter.com/poli_aka/status/1228466049323896833 あかほり氏本人は「自分が権利を持っているわけでは無いのでそんな大それた事を言っても通らない」と否定している。]</ref>となりストーリーも大幅に変更され現在の『II』が生まれる事となった。初期案である脚本はパソコン通信サービス『ニフティサーブ』にて「ラダム再び」の題名で公開された(現在はパソコン通信サービス終了により閲覧不可能)。
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***この「ラダム再び」を元にし、予告編という体歳で断片的に映像化したものがLD-BOXの特典として収録されている。
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**上述の通り、本作のストーリーもこの初期案を下敷きにしたものが多い。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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DVD・Blu-rayの単品販売は現在でも行われておらず、前作のDVD/Blu-ray BOXに映像特典扱いで収録されている。
=== DVD ===
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=== VHS ===
 
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== 脚注 ==
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2020年11月30日 (月) 02:02時点における版

宇宙の騎士テッカマンブレードII
監督 殿勝秀樹
脚本 川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン 佐野浩敏
メカニックデザイン 佐山善則
中原れい
音楽 工藤崇
制作 竜の子プロダクション
発表期間 1994年7月21日 -
1995年4月21日
話数 全6話
巻数 全6巻
前作 宇宙の騎士テッカマンブレード
初登場SRW スーパーロボット大戦W
テンプレートを表示

宇宙の騎士テッカマンブレードII』は竜の子プロダクション制作のOVA作品。

概要

宇宙の騎士テッカマンブレード』の10年後を舞台とする続編だが、当時隆盛を誇った所謂「美少女戦士」路線であり、前作の暗い世界観とは打って変わった明るいストーリーの他、「アキのテッカマン化」や「Dボゥイの復活」など、前作との繋がりが不明瞭な展開もとも相まって前作のファンを唖然とさせた。 こういったストーリーにおいての謎は当時のメディアミックス展開であるドラマCDや関連書籍などで補完されている。

売上自体は好調だったためか、新たに3話分の制作が決定・発売(現在で言うTVアニメの「第2期」に近い)。後半におけるデッド・エンド登場後はシリアスな前作のムードを取り戻している。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

スペースナイツ

ユミ・フランソワ / テッカマンイーベル
ナターシャ・パブロチワ / テッカマンベスナー
ダービット・クリューゲル / テッカマンゾマー
ハヤト・カワカミ
ゴリアテ・バージナル
アニタ・ブラニガン
如月アキ / テッカマンアキ
W』後半では初代『ブレード』と『ブレードII』の折衷のような設定で登場する。
Dボゥイ(相羽タカヤ) / テッカマンブレード
『W』後半でのDボゥイは初代『ブレード』寄りの設定。ただ、GGGアメリカ(原作ではスペースナイツ本部)の地下に篭り、サングラスをかけた姿でユミと遭遇するシーンにおける姿は『ブレードII』のものである。
本田
ノアル・ベルースミレッタ・ルルージュ
回想にて登場。現在はフリーマンと共に金星へと左遷されてしまっている。

その他

デッド・エンド / テッカマンデッド

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

スペースナイツ

ブルーアース号
分離合体機能を持つスペースナイツの母艦。マザー機からα・β・γの三機に分離できる。SRWでは分離した各機体が下記のテッカマンの合体扱いで登場する。
ブルーアース号
前作のブルーアース号もそのまま登場する。
テッカマンイーベル
γ号との合体形態も登場。
テッカマンベスナー
α号との合体形態も登場。
テッカマンゾマー
β号との合体形態も登場。
テッカマンアキ
ペガスIIとの合体形態も登場。
ペガスII

地球連合

量産型ソルテッカマン

その他のテッカマン

テッカマンデッド
ノーマル形態とブラスター化形態の両方が登場。プレイヤーが使用できるのはノーマル形態のみ。
異星人テッカマン
4種類が登場。触手が二本あるタイプが騎乗したタイプを含めると、全5種類。
テッカマンミハエル
二人のテッカマンが融合した特殊な形態のテッカマン。SRW未登場。
素体テッカマン
テッカマンが戦闘用の装甲や武器を持たない状態の形態。SRW未登場。

その他

ラダム艦

用語

素体
素体クリスタル
システムボックス
今作では形状が一人一人ちがう。
第一次ラダム戦役
前作『宇宙の騎士テッカマンブレード』における一連の戦いを指す。
第二次ラダム戦役
本作から8年前に行われた二度目のラダムの襲撃。この戦いでアキはテッカマンとなり、Dボゥイは廃人状態から一応回復する事となる。
プラハの黒い九月
本編の過去に行われた素体テッカマンによる暴動事件。この事件の生き残りがダービッドとデッドであり、ナターシャに父との確執が生じたりと多くの人物の運命を狂わせた。

楽曲

主題歌
「REINCARNATION」
作詞:有森聡美、作曲:工藤崇、歌:奥井雅美
3話まではED曲、4話以降はOP曲として使用。『W』で採用。
「Live alone 千年たっても」
作詞:有森聡美、作曲:工藤崇、歌:奥井雅美
4・5話のED曲。
「It's DESTINY-やっと巡り会えた-」
作詞:有森聡美、作曲:工藤崇、歌:奥井雅美
最終話のED曲。
劇中BGM
「GIVE OUT YOUR LIGHT」
『W』で採用。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
初参戦作品。原作は『宇宙の騎士テッカマンブレード』の最終回後の話だが、本作品では『ブレード』の原作中盤にあたる時期に『ブレードII』の話を組み込むという大幅な変更がなされている。そのためユミ達は早咲きのラダム樹に取り込まれてテッカマンとなったことになっている。
また、デッドは原作ではラダムのシステムでフォーマットしたが、本作では地球製のシステムでフォーマットしたことになっている。なお、「プラハの黒い九月」については全く語られない。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場テッカマン
メカ、ラダム獣
備考 再現スパロボ
第1話 VIRGIN-FLUSH テッカマンイーベル
テッカマンゾマー
テッカマンベスナー
量産型ソルテッカマン
ラダム艦
異星人テッカマン
W
第2話 VIRGIN-BLOOD テッカマンアキ
ペガスII
W
第3話 VIRGIN-DREAM テッカマンブレード W
第4話 DEAD-BOY テッカマンデッド W
第5話 DIRTY-NIGHT テッカマンミハエル
素体テッカマン
第6話 DANGEROUS-BOYS W

余談

  • 本作の初期案は「前作から2年後の世界を舞台に、ラダムの再度の侵略が描かれる」という前作同様の暗く悲劇的な世界観によるストーリーが描かれる予定だった。
    • その後、制作が一旦中止[1]となりストーリーも大幅に変更され現在の『II』が生まれる事となった。初期案である脚本はパソコン通信サービス『ニフティサーブ』にて「ラダム再び」の題名で公開された(現在はパソコン通信サービス終了により閲覧不可能)。
      • この「ラダム再び」を元にし、予告編という体歳で断片的に映像化したものがLD-BOXの特典として収録されている。
    • 上述の通り、本作のストーリーもこの初期案を下敷きにしたものが多い。

商品情報

DVD・Blu-rayの単品販売は現在でも行われておらず、前作のDVD/Blu-ray BOXに映像特典扱いで収録されている。

VHS

漫画版

小説版

レンタルビデオ・動画配信

サイト名 取扱いの有無 備考
レンタルビデオ
ツタヤディスカス × 
DMM ×
サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV × 
DMM動画
バンダイチャンネル ×
GYAO!ストア
東映アニメオンデマンド ×
ユーネクスト 配信期限・見放題対象の時期あり
ビデオマーケット
フジテレビオンデマンド
Amazonプライムビデオ 見放題対象の時期あり
dアニメストア

脚注

  1. 前作の脚本を担当したあかほりさとる氏による「前作と同じになってはいけない」という鶴の一声が切欠と言われているが、あかほり氏本人は「自分が権利を持っているわけでは無いのでそんな大それた事を言っても通らない」と否定している。