「ジン・ムソウ」の版間の差分

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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ジン役の福島潤氏とユノハ役の小倉氏とは、後に2018年現在放送中の[[変身]][[ヒロイン]]でも共演している。
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*ジン役の福島潤氏とユノハ役の小倉唯氏とは、後に2018年現在放送中の[[変身]][[ヒロイン]]でも共演しており、プログなどでネタをしている。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

2018年12月4日 (火) 04:13時点における版

ジン・ムソウ
外国語表記 Jin Musou
登場作品 アクエリオンEVOL
声優 福島潤
デザイン 倉花千夏(原案)
丸藤広貴
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
偽名 アクバルジン・バドバヤール
種族 アルテア人
性別
年齢 14歳
身長 172cm
所属 アルテア界ネオ・ディーバ
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ジン・ムソウは『アクエリオンEVOL』の登場人物。

概要

アルテア界最後の子と称される少年。電子戦を得意とする頭脳派で、ジン専用にカスタマイズされた機体ラディウス・グニスに乗る。

兵器の設計や電子工学に関して凄まじい才能を誇り、実際シミュレーションでは無敗。過去のデータを下敷きとして綿密に組み立てた作戦で戦い、ネオ・ディーバを幾度も窮地に陥れた。しかし、高いプライドが災いして想定外の事態へは対応できないと言う弱点も持っている。

3度目の敗北の後、イズモ・カムロギからアクエリオンEVOLの奪取とレア・イグラーの捜索を命じられ、「アクバルジン・バドバヤール」の偽名で聖天使学園に潜入。が、ヴェーガに関する基礎知識や女性に関する予備知識をまったく持たない状態で潜り込んだ上、周囲との交流には積極的ではなかったため、行く先々でトラブルを起こしていた。

そんな中で出会ったユノハ・スルールに思慕を抱き、それがきっかけとなってアルテア界の行動に疑問を覚えるようになり離反。聖天使学園に襲撃してきたミスラ・グニスを退けたものの、その直後にトワノ・ミカゲの制裁を受け、ユノハに看取られて死亡した。この事件は他の候補生の死と相まって聖天使学園の生徒達にも大きな衝撃を与え、退学者が続出するきっかけとなった。また、アルテア界ではミカゲによってその死がプロパガンダとして利用されることになった。

エレメント能力は「断ち切る力」。空間・現象の繋がりを切断する能力で、スパイ疑惑を向けてきたカイエン・スズシロの銃撃から自分を庇ったユノハを守ろうとしたのが引き金となって発動したが、ジン自身は自分にこの力があることを全く知らなかった。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。担当声優の福島潤氏はシリーズ初参加。
調査ルートと静観ルートでは潜入時のシチュエーションが違うが、どちらのルートでも部隊の女性陣に振り回されることになる。
通常ルートで味方になるのはスポット参戦時のみだが、IFルートに進むと生存していた事が判明し正式参戦する。なおIFルートではシュレードも生存するため、必然的にエレメントが全員揃う。
彼が生存すると使い勝手の良いMAP兵器「空間断絶砲」がゲパルトに追加されるので戦力的にも生き残る価値はある。それだけに正式参戦の遅さが悔やまれる。
IFルートでの生存に繋ぐ都合上、スポット参戦時には原作と違いコックピットから海に身を投げて退場している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
前作の運命抵抗ルートが正史となったので無事に生存している。参戦は中盤からだが時獄篇に比べれば大分早い。

パイロットステータス設定の傾向

スキルとは裏腹に回避に長けたスピード型。射撃が高いのでゲパルトにはうってつけだが、本気で「断ち切る力」を生かすなら防御を徹底的に鍛えるべし。逆にいえば連続ターゲット補正で回避が困難になった際の保険としても使える。

精神コマンド

第3次Z時獄篇
偵察集中分析努力勇気
電子戦が得意という設定を反映している。とはいえ、参戦時期の問題で「努力」「偵察」は微妙な線。「分析」をボスに撃って置くか?

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z時獄篇
敵時
???、見切りガード、気力+(命中)、援護攻撃L2、サポートアタックBセーブ
エレメント能力は未覚醒となっている。
味方時
断ち切る力見切り援護攻撃L2、サポートアタック
「断ち切る力」は気力130以上でバリア・フィールドが展開されるというもので、守りが堅くなる。
援護防御ガードを習得させて盾役に回したいところだが、ジン参戦後のボスは無茶苦茶な火力+バリア貫通を持った面子ばかりなので面倒な取り巻きを止めるのが最適。

エースボーナス

断ち切る力のダメージ軽減が1500になる
第3次Z時獄篇』。さらにガードが固くなる。

人間関係

ユノハ・スルール
転入したての頃に誤って女子更衣室に入ってしまい、ゼシカ達に制裁を受けかけた所を彼女に庇われる。その後図書室で意気投合したのを機に思慕を寄せる相手となる。
最期は彼女に看取られるが、『第3次Z時獄篇』では展開次第で再会が実現し良い仲に。
その後の続編「創生のアクエリオンEVOL」では彼女が所持していた人形に魂として宿っており彼女の危機的状況を人形に憑依したまま奪回するという少々荒々しい行動も見せた。
またこの作品で明らかになった事実としてはアマタやミコノ更にはアポロやシルヴィアといった面子と同じように過去の因果から引き寄せられた運命の相手であったことが明らかになった
ゼシカ・ウォン
誤って女子更衣室の中に入ってしまったところを彼女に見つかって覗きと間違われ、制裁を受けかけた。
カイエン・スズシロ
転入した当初からスパイ疑惑を持って突っかかられている(実際スパイだったわけだが)。なお、彼が撃った銃弾からユノハを庇ったことで初めて自分にエレメント能力があることを知ることになった。
トワノ・ミカゲ
裏切りの制裁として彼によって命を奪われる。『第3次Z時獄篇』ifルートでは彼との直接対決が実現する。
イズモ・カムロギ
上司。本編では描かれていないがドラマCDによると彼が育ての親であり、ジンの死には悲しみを見せた。
カグラ・デムリ
同僚。『第3次Z時獄篇』第27話ではジンをヘッドにすることでカグラと直接対決することが可能。ifルートでは共に自軍に入る際にカグラのことを改めて「友達」と呼んでいる。
アリシア
彼女のファンの一人。アルテア界では彼女はバーチャルドールとしても広まっており、ジンは生身の女性に興味を持っていなかった。
不動ZEN
生存していた『第3次Z時獄篇』ifルートでは彼に助けられていた事が分かる。
月島シン
OVA『創勢のアクエリオンEVOL』(SRW未参戦)に登場。ジンが昭和41年の日本に転生した姿で、ユノハの転生である河津ユノと運命の出会いを果たす。

他作品との人間関係

AG
第3次Z時獄篇』のトレーダーシナリオでは見た目のせいか彼から『ゲゲゲの鬼太郎』ネタを振られる。
碇シンジ
『第3次Z時獄篇』において親友と呼ぶべき人物。最期の瞬間には彼との会話を思い出していた。条件を満たせば再会も実現する。
谷川風花
『第3次Z時獄篇』ではその外見に反して料理上手なことに衝撃を受ける。…が、それは始まりに過ぎず…。
メリッサ・マオ葛城ミサトモームクラン・クランC.C.
『第3次Z時獄篇』では彼女達のせいで女性に対する誤った認識を持ってしまう

名台詞

前作『創聖のアクエリオン』で用いられた曲の歌詞にちなんだ台詞が多い。

「海が…見たいな…」
「何も見えない…夜だからかな…?」
「…さよなら…」
「ユノハ…君と出会えた奇跡に、もう息が止まりそうだよ…繋いだその手に、少し強くなれた気がする」
「だから…」
次元ゲートを「空間断絶砲」で閉じる事に成功するも、既にミカゲから受けた傷が致命傷となっており、ユノハへこの言葉を伝えた直後に目の前で息絶えてしまう。
第3次Z時獄篇』では直後のユノハの慟哭を含めてDVEとなっている。
ちなみに前作の挿入歌「荒野のヒース」の歌詞である。
「1万年と2000年前から、愛してる……8000年過ぎた頃から、もっと恋しくなった」
「僕はずっと一人ぼっちだった。他人なんか、どうでもいいと思ってた」
「だけど、ユノハ……君と、君達と出会って、人と、誰かと繋がりたいって。そう、願った」
「だから、生命の流れを途絶えさせないで。そして、みんな」
「僕は独りじゃないってわかったから……! 僕達の命は、決して独りだけのものじゃないから!」
墓穴特訓を受けるエレメントたちの心に接触した際に。言うまでもなく「創聖のアクエリオン」の歌詞ネタ。

スパロボシリーズの名台詞

(僕はカグラとは違う。ヴェーガの人間と不用意に接触するつもりはない。フ…正体不明のショータイム…。少しは楽しめるかな?)
第3次Z時獄篇』第16話「開かれる新世界」にて。「GO Tight!」の歌詞ネタである。
「そんな君に、絶体絶命浴びせたい」
「この僕が、絶体絶命浴びせられてる…!?」
攻撃時および被弾時。これも「GO Tight!」ネタ。
(いや、油断は出来ない。きっとこいつは、とんでもなくキレやすい獣のような男に決まってる…!)
『第3次Z時獄篇』ネオ・ジオン静観ルート第22話にてシンジを見て。搭乗機の印象からカグラが被ったらしいが、残念ながら見たままである(漫画版の描写などからするとキレると危険なのは確かだが)。なお、直後に「思ったよりいい奴かも」と見直している。
(何だ、こいつは…外見的特徴はレア・イグラー、それもかなり高レベルだが…)
(み、見ているとおかしな気持ちになる…
『第3次Z時獄篇』第22話「隻眼の転校生」にて、レイを見て。
(…心のどこかで任務が失敗した事を喜んでいる自分がいる…危険だ…。これ以上、ヴェーガにいたら、僕は僕でなくなってしまう…)
『第3次Z時獄篇』第27話「涙の行方」にて。
「シンジ!!」
『第3次Z時獄篇』第27話「涙の行方」並びに「堕ちた巨人」において、窮地に陥る友人を庇っての特殊戦闘台詞。後々のステージでもこの台詞を聞くことが出来るが、IFルートの選択且つジンに援護防御を覚えさせる事が必要になる。
「そうはさせない!」
『第3次Z時獄篇』第54話IFルート「光の闘神Z」にて、カグラもろともアマタが駆るアクエリオンを滅却しようとしたミカゲに対して。
ミカゲが操る漆黒のアクエリオンの放つ光を自身の持つエレメント能力で「断ち切った」。
「どうだろうね。あいつの事だから、どこかでしぶとく生きてるかも知れないよ」
「光の闘神Z」におけるミカゲとの決着時、「ミカゲの野郎も消えちまったみたいだな」と言うカグラに対してクールに一言。
実際、今作のミカゲはZENを拒絶して逃亡しており、天獄篇予告を見るにまたも何か起こすようだが……。
ジン「変わったね、カグラも」
ユノハ「ジン君もだよ」
ジン「ユノハのおかげだよ」
『第3次Z時獄篇』IFルート経由の第59話「決戦の銀河」より。
「いいよ…。 もうアリシアは卒業したんだ…」
エーストークにて、エースになった記念にAGがアリシアのディスクをプレゼントしようとした時に。「リアルが充実してるから、バーチャルな世界はもうケッコーって事ですか!」とAGに怒られてしまう。
「気にしなくていいよ。いつものことだから」
第3次Z天獄篇』第35話「1万2000年を超えて」のエンドデモにて、唐突に二人の世界に突入したアマタ&ミコノに唖然とするアポロに対して。1軍エレメントにとっては日常茶飯事らしい。

スパロボシリーズの迷台詞

(お、恐るべし、レア・イグラー…。たったあれだけの言葉で、ここまで僕を動揺させるとは…)
(僕は…任務を達成できるのか…?)
第3次Z時獄篇』で、の就寝時に全裸で寝ている事を盗み聞きした際の独白。何処かで聞いたような独白である。
(どうなってる…? 僕はレア・イグラーを狙うつもりだったのに、いつの間にか、レア・イグラーに狙われていた…)
(頭がどうにかなりそうだ…。逆転の発想だとか、攻守交代だとか、そんなチャチなもんじゃ…)
『第3次Z時獄篇』でボランティア部の女子部員たちに迫られての独白。元ネタは言うまでもなく『ジョジョの奇妙な冒険』のポルナレフの台詞からであろう。ただ、前作をプレイしているなら間違いなくデジャヴを感じたはずである
(信じられない…人は見かけに寄らないとはこのことか……)
(恐るべし、レア・イグラー!)
(どういう体の構造なんだ……すご過ぎるぜ、レア・イグラー!)
有能な作戦指揮官小隊長がここまで乱れるとは……奥が深いぜ、レア・イグラー!)
(ちんちくりんだと思ってたのに何がどうなったら、ここまで成長する!? デカ過ぎるぜ、レア・イグラー!)
(な、何なんだあれは……訳わからないぜ、レア・イグラー!)
『第3次Z時獄篇』第26話「暗黒の王子」インターミッションにて。個性的な女性陣に大混乱のジンであった。
ユノハ「よかったね、ジン君。穴掘り…頑張ってね」
ジン「ユノハがそう言うなら…」
『第3次Z時獄篇』第26話「暗黒の王子」にて。アンディがジンに対して勝手に穴掘り兄弟の三男と認定していたことを受けての、ユノハとのやり取り。それでいいのか。

余談

  • ジン役の福島潤氏とユノハ役の小倉唯氏とは、後に2018年現在放送中の変身ヒロインでも共演しており、プログなどでネタをしている。

搭乗機体

ラディウス・グニス
ジン専用にカスタマイズされたアブダクター。
アクエリオンゲパルト
原作では第13話、『第3次Z時獄篇』では第27話にて搭乗。「空間断絶砲」を編み出し、次元ゲートを閉じた。