「マークザイン」の版間の差分

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それと引き換えに搭乗者の[[同化]]現象の進行を著しく加速させる欠点があり、後にリミッターが課せられる事となる。一騎の同化現象の進行もあって、劇中で本領を発揮できたのは[[竜宮島]]帰還時の戦いと[[蒼穹作戦]]のみと極僅かであった。
 
それと引き換えに搭乗者の[[同化]]現象の進行を著しく加速させる欠点があり、後にリミッターが課せられる事となる。一騎の同化現象の進行もあって、劇中で本領を発揮できたのは[[竜宮島]]帰還時の戦いと[[蒼穹作戦]]のみと極僅かであった。
  
猶、搭乗者が完全に同化されると自動でフェンリルが起動するようにセットされており、機体を欠片も残さないよう通常の三倍の威力のフェンリルが組み込まれている。
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搭乗者が完全に同化されると自動でフェンリルが起動するようにセットされており、機体を欠片も残さないよう通常の三倍の威力のフェンリルが組み込まれている。
  
前述のように、'''「搭乗者と味方をより多く少しでも長く生かすこと」'''を念頭に開発したのだが、再構築後では「すさまじい能力を代償に'''搭乗者を少しでも長く生かすどころが、同化=死を早めてしまう'''」という設計者が望んだこととは真逆な結果となってしまう(これはニヒトにも同じことが言える)。
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前述のように、'''「搭乗者と味方をより多く少しでも長く生かすこと」'''を念頭に開発したのだが、再構築後では「すさまじい能力を代償に'''搭乗者を少しでも長く生かすどころが、同化=死を早めてしまう'''」という、設計者の望みとは真逆な結果となってしまう(これはニヒトにも同じことが言える)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:入手と同時に他のノートゥングモデル共々参入。この機体に[[乗り換え]]てからがファフナー勢の本格参戦である。燃費の悪さ以外に隙がない超高性能なユニットである。
 
:入手と同時に他のノートゥングモデル共々参入。この機体に[[乗り換え]]てからがファフナー勢の本格参戦である。燃費の悪さ以外に隙がない超高性能なユニットである。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:単独で飛行可能になり、機動力が上がった。また同化の効果が強化されたため、フェストゥム戦では文字通り一騎当千の活躍を見せてくれる。第三部では劇場版の設定に合わせて武装が変化するので、最大火力を気にする場合は一騎の育成に注意が必要。
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:単独で飛行可能になり、機動力が上がった。また同化の効果が強化されたため、フェストゥム戦では文字通り一騎当千の活躍を見せてくれる。
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:第三部では劇場版の設定に合わせて武装が変化し、それに伴い最強技が射撃判定になるので、最大火力を気にする場合は一騎の育成に注意が必要。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:同化によって弾丸一発で大爆発する武器へと変貌した。劇中では[[マークアハト]]のものを拾って使用し、周囲を驚愕させた。
 
:同化によって弾丸一発で大爆発する武器へと変貌した。劇中では[[マークアハト]]のものを拾って使用し、周囲を驚愕させた。
 
;ルガーランス(射撃)
 
;ルガーランス(射撃)
:[[同化]]によってより強力になったレールガン。[[人類軍]]と[[竜宮島]]の[[ファフナー]]が束になっても敵わなかった[[フェストゥム]]・[[プレアデス型]]を一撃で吹き飛ばした。というか、'''本来の使い方からあまりに逸脱している。'''
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:[[同化]]によってより強力になったレールガン。通常は至近距離で撃ち込むための代物だが、レールガンというより'''超高出力のビーム砲'''と化しており。[[人類軍]]と[[竜宮島]]の[[ファフナー]]が束になっても敵わなかった[[フェストゥム]]・[[プレアデス型]]を一撃で吹き飛ばした。
:なお、劇場版のルガーランスは射撃にも使える兵装となっており、単発のプラズマを発射する。
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:劇場版仕様ではルガーランスの改良により、名称は同じだが単発のプラズマを発射する攻撃になる。
 
;ルガーランス(最大出力)
 
;ルガーランス(最大出力)
:劇場版では上述のルガーランスの強化に伴い、極太ビームの一撃はこちらに名称変更された。
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:劇場版仕様では上述のルガーランスの改良に伴い、極太ビームの一撃はこちらに名称変更された(と言っても演出自体は異なる)。
  
 
==== 格闘兵装 ====
 
==== 格闘兵装 ====
 
;格闘
 
;格闘
:文字通りルガーランスを投げ捨てて相手を殴る。劇場版におけるマークニヒト戦の再現か。
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:劇場版仕様でのみ追加。文字通りルガーランスを投げ捨てて相手を殴る。劇場版におけるマークニヒト戦の再現か。
 
;ルガーランス(格闘/斬撃)
 
;ルガーランス(格闘/斬撃)
 
:マークザインの主兵装。同化機能によって強化され、通常のフェストゥムなら一振りで一掃できる。敵を十字に切り裂いた後に突き刺し、内蔵レールガンで止めをさす。
 
:マークザインの主兵装。同化機能によって強化され、通常のフェストゥムなら一振りで一掃できる。敵を十字に切り裂いた後に突き刺し、内蔵レールガンで止めをさす。
 
;ダブルルガーランス
 
;ダブルルガーランス
:[[蒼穹作戦]]で用いたルガーランス二刀流。
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:[[蒼穹作戦]]で用いたルガーランス二刀流。劇場版仕様では使用不能。
 
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:2本で斬撃を加えた後に突き刺して射撃、更に追いかけて斬撃し、打ち上がった敵に2本による同時射撃を叩き込む。UXでは最後の射撃がとどめ演出になったため、とどめを刺せない場合(台詞も)中途半端に終わってしまう。
  
 
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:[[バリア]]。攻撃や[[バリア]]を張ることができる無人のサポート兵器。
 
:[[バリア]]。攻撃や[[バリア]]を張ることができる無人のサポート兵器。
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:[[ファフナー]]、[[フェストゥム]]系の相手を攻撃した際、[[気力]]を低下させる。気力をKでは90以下、UXでは120以下に下げるとマークザインと同化させHPとENを吸収。敵は撃破扱いとなる。但し、同化前に相手のHPが0になった場合は、吸収効果は発揮されない。
 
:[[ファフナー]]、[[フェストゥム]]系の相手を攻撃した際、[[気力]]を低下させる。気力をKでは90以下、UXでは120以下に下げるとマークザインと同化させHPとENを吸収。敵は撃破扱いとなる。但し、同化前に相手のHPが0になった場合は、吸収効果は発揮されない。
;[[クロッシングシステム]]
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:蒼穹作戦以降に搭載。出撃しているファフナーの数だけ能力が上昇する。
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:蒼穹作戦以降に搭載。Kでは[[エレメント]]システムのような機能を持つが、総士が無事に帰還するのでごく一時的にしか使用できない。UXでは出撃しているファフナーの数によってパイロットの能力が上昇する。
  
 
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:イベントシーンでは原作の雰囲気に近づくよう、サビの部分から曲が流れることがある。
 
:イベントシーンでは原作の雰囲気に近づくよう、サビの部分から曲が流れることがある。
 
:スパロボで収録BGMが曲の途中からかかるのはかなり珍しい。
 
:スパロボで収録BGMが曲の途中からかかるのはかなり珍しい。
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;「蒼穹」
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:UXの劇場版仕様マークザインのデフォルト曲。
  
 
== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==

2013年3月25日 (月) 02:31時点における版

マークザイン(Mark Sein)

日野洋治ミツヒロ・バートランドフェストゥムとの最終決戦に向けて共同開発した人類軍の最新型ファフナー、「ザルヴァートルモデル」の一機。
人類軍モルドヴァ基地にて日野洋治が主導となって建造した機体で「搭乗者と味方をより多く少しでも長く生かすこと」をコンセプトとしている。
「Sein(ザイン)」とはドイツ語「存在」の意味で、「ここにいる」を示しており、同型機のマークニヒトと対をなす。当初のカラーリングは緑白色。

人類軍の手に渡ったマークエルフのコアを移植することで完成し、人類の勝利を約束するものとしてプロパガンダに使われる。その直後のフェストゥムの総攻撃による混乱の最中に、洋治の意を受けたミョルニアによって真壁一騎に託された。
この段階では背中に翼状のアンカーユニットとホーミングレーザー発振機を備えていたが、フェストゥムの大群に同化された際、言葉によるフェストゥムとの対話を選んだ一騎の意思よって瞬時に再構築されて、背中のユニットは失われファフナーフェストゥムが入り混じったような姿に変貌を遂げた。また、カラーリングも銀白色となっている。

その性能はノートゥングモデルを遥かに凌駕する上に、再構築によって取り付いたフェストゥムを逆に同化したり、武器を機体に同化させて破壊力を劇的に向上させる等、超常的な力を有する機体となった。
それと引き換えに搭乗者の同化現象の進行を著しく加速させる欠点があり、後にリミッターが課せられる事となる。一騎の同化現象の進行もあって、劇中で本領を発揮できたのは竜宮島帰還時の戦いと蒼穹作戦のみと極僅かであった。

搭乗者が完全に同化されると自動でフェンリルが起動するようにセットされており、機体を欠片も残さないよう通常の三倍の威力のフェンリルが組み込まれている。

前述のように、「搭乗者と味方をより多く少しでも長く生かすこと」を念頭に開発したのだが、再構築後では「すさまじい能力を代償に搭乗者を少しでも長く生かすどころが、同化=死を早めてしまう」という、設計者の望みとは真逆な結果となってしまう(これはニヒトにも同じことが言える)。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦K
入手と同時に他のノートゥングモデル共々参入。この機体に乗り換えてからがファフナー勢の本格参戦である。燃費の悪さ以外に隙がない超高性能なユニットである。
スーパーロボット大戦UX
単独で飛行可能になり、機動力が上がった。また同化の効果が強化されたため、フェストゥム戦では文字通り一騎当千の活躍を見せてくれる。
第三部では劇場版の設定に合わせて武装が変化し、それに伴い最強技が射撃判定になるので、最大火力を気にする場合は一騎の育成に注意が必要。

装備・機能

武装・必殺攻撃

射撃兵装

ガルム44
同化によって弾丸一発で大爆発する武器へと変貌した。劇中ではマークアハトのものを拾って使用し、周囲を驚愕させた。
ルガーランス(射撃)
同化によってより強力になったレールガン。通常は至近距離で撃ち込むための代物だが、レールガンというより超高出力のビーム砲と化しており。人類軍竜宮島ファフナーが束になっても敵わなかったフェストゥムプレアデス型を一撃で吹き飛ばした。
劇場版仕様ではルガーランスの改良により、名称は同じだが単発のプラズマを発射する攻撃になる。
ルガーランス(最大出力)
劇場版仕様では上述のルガーランスの改良に伴い、極太ビームの一撃はこちらに名称変更された(と言っても演出自体は異なる)。

格闘兵装

格闘
劇場版仕様でのみ追加。文字通りルガーランスを投げ捨てて相手を殴る。劇場版におけるマークニヒト戦の再現か。
ルガーランス(格闘/斬撃)
マークザインの主兵装。同化機能によって強化され、通常のフェストゥムなら一振りで一掃できる。敵を十字に切り裂いた後に突き刺し、内蔵レールガンで止めをさす。
ダブルルガーランス
蒼穹作戦で用いたルガーランス二刀流。劇場版仕様では使用不能。
2本で斬撃を加えた後に突き刺して射撃、更に追いかけて斬撃し、打ち上がった敵に2本による同時射撃を叩き込む。UXでは最後の射撃がとどめ演出になったため、とどめを刺せない場合(台詞も)中途半端に終わってしまう。

合体攻撃

クロスドッグ
蒼穹作戦の際に用いられた4機のファフナーによるフォーメーション。北極点のミールへの道を切り開いた。
ツインドッグ
最終決戦で脱出しようとする敵のミールを消滅させた最後の一撃。マークジーベンのドラゴントゥースを同化機能で強化する。
劇場版仕様の場合は、2機による連続攻撃に変化。ちなみにトドメがルガーランスによる近接攻撃なためか、格闘武器扱い。

特殊能力

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動。
ノルンシステム
バリア。攻撃やバリアを張ることができる無人のサポート兵器。
同化(同化L3)
ファフナーフェストゥム系の相手を攻撃した際、気力を低下させる。気力をKでは90以下、UXでは120以下に下げるとマークザインと同化させHPとENを吸収。敵は撃破扱いとなる。但し、同化前に相手のHPが0になった場合は、吸収効果は発揮されない。
ジークフリード・システム
皆城総士をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。
クロッシング・システム
蒼穹作戦以降に搭載。Kではエレメントシステムのような機能を持つが、総士が無事に帰還するのでごく一時的にしか使用できない。UXでは出撃しているファフナーの数によってパイロットの能力が上昇する。

移動タイプ

/
なぜかKでは飛行不可能だった。

サイズ

M
Lサイズでもおかしくない大きさだが、今のところMサイズ扱い。

機体BGM

「Shangri-La」
Kではマークザイン専用曲として採用。
「マークザイン」
UXのマークザイン専用曲として採用。
イベントシーンでは原作の雰囲気に近づくよう、サビの部分から曲が流れることがある。
スパロボで収録BGMが曲の途中からかかるのはかなり珍しい。
「蒼穹」
UXの劇場版仕様マークザインのデフォルト曲。

対決・名場面など

VSフェストゥム・プレアデス型
強烈なプラズマとステルスシールド、そして自爆機能によってアルヴィスと人類軍をまとめて圧倒する新種のフェストゥム。絶体絶命の危機に現れたのは銀色に輝く未確認のファフナーだった。

関連機体

マークニヒト
同型機。

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