「マジンガーZ (真マジンガー)」を編集中
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| タイトル = マジンガーZ | | タイトル = マジンガーZ | ||
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mazinger Z]] | | 外国語表記 = [[外国語表記::Mazinger Z]] | ||
− | | 登場作品 = | + | | 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|真マジンガー 衝撃! Z編}} |
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | ||
| SRWでの分類 = [[機体]] | | SRWでの分類 = [[機体]] | ||
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}} | }} | ||
− | '''マジンガーZ'''は『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』の[[登場メカ | + | '''マジンガーZ'''は『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。 |
この項目では追加ブースターである「[[ジェットスクランダー]]」「ゴッドスクランダー」を装備した形態についても説明する。 | この項目では追加ブースターである「[[ジェットスクランダー]]」「ゴッドスクランダー」を装備した形態についても説明する。 | ||
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=== 真マジンガーZERO版 === | === 真マジンガーZERO版 === | ||
サポート連載の[[漫画|漫画版]]『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|真マジンガーZERO]]』においては「[[マジンカイザー|カイザー]]や[[グレートマジンガー|グレート]]でなくてもマジンガーは強い」という作者の意向により、甲児ともども「[[神]]にも[[天使・悪魔|悪魔]]にもなれる」という言葉が[[マジンガーZERO|そのまま実現したかのようなとんでもない姿]]で暴れまわっている。 | サポート連載の[[漫画|漫画版]]『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|真マジンガーZERO]]』においては「[[マジンカイザー|カイザー]]や[[グレートマジンガー|グレート]]でなくてもマジンガーは強い」という作者の意向により、甲児ともども「[[神]]にも[[天使・悪魔|悪魔]]にもなれる」という言葉が[[マジンガーZERO|そのまま実現したかのようなとんでもない姿]]で暴れまわっている。 | ||
− | |||
劇中で魔神パワー「変態」によりアイアンカッター、ドリルミサイル等の[[マジンガーZ|東映版]]の追加武装が追加されており、一部は魔神パワーを発動していない状態でも残されている。 | 劇中で魔神パワー「変態」によりアイアンカッター、ドリルミサイル等の[[マジンガーZ|東映版]]の追加武装が追加されており、一部は魔神パワーを発動していない状態でも残されている。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
:初登場作品。[[日本]]ルート第3話から登場。パイロット[[乗り換え]]は不可。初登場時は極端に武装が少ないが、徐々に追加されていく。 | :初登場作品。[[日本]]ルート第3話から登場。パイロット[[乗り換え]]は不可。初登場時は極端に武装が少ないが、徐々に追加されていく。 | ||
:原作同様'''光子力ビームが凄まじい威力'''と長射程を兼ね備え、装甲が'''[[スーパーロボット大戦Z|前作]]の[[グレンダイザー]]よりも上'''というとんでもないスペックである。また、『真マジンガー』の設定を反映し[[EN回復]]を持っているため、継戦力が高い。 | :原作同様'''光子力ビームが凄まじい威力'''と長射程を兼ね備え、装甲が'''[[スーパーロボット大戦Z|前作]]の[[グレンダイザー]]よりも上'''というとんでもないスペックである。また、『真マジンガー』の設定を反映し[[EN回復]]を持っているため、継戦力が高い。 | ||
:代わりに[[マジンパワー]]がないが、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]の[[エースボーナス]]が同様のものなので十分カバーされる。 | :代わりに[[マジンパワー]]がないが、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]の[[エースボーナス]]が同様のものなので十分カバーされる。 | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:[[ジェットスクランダー]]の矛盾に関しては、ドイツの一件では飛べない[[ドナウα1]]との決闘のために一度解除し、[[エネルガーZ]]の一件で破壊される、という流れになった。 | :[[ジェットスクランダー]]の矛盾に関しては、ドイツの一件では飛べない[[ドナウα1]]との決闘のために一度解除し、[[エネルガーZ]]の一件で破壊される、という流れになった。 | ||
:ゴッドスクランダー装備版は第41話『遺恨! くろがね屋の一番長い日!』より登場。原作同様、[[錦織つばさ|つばさ]]の叫びとともにゴッドスクランダーが出現し、マジンガーZと合体する(専用カット有り)。 | :ゴッドスクランダー装備版は第41話『遺恨! くろがね屋の一番長い日!』より登場。原作同様、[[錦織つばさ|つばさ]]の叫びとともにゴッドスクランダーが出現し、マジンガーZと合体する(専用カット有り)。 | ||
:ビッグバンパンチや百連発の追加で戦闘力は上がったが、一方で[[EN]]消費が激しくなったために継戦力はガタ落ちした。 | :ビッグバンパンチや百連発の追加で戦闘力は上がったが、一方で[[EN]]消費が激しくなったために継戦力はガタ落ちした。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | : | + | :第2次Zから引き続き真マジンガー版で登場。立ち絵のグラフィックが変更されている。 |
:第3話で早速参戦し、即主力として使っていける。ただ全体攻撃化した光子力ビームの燃費が悪く、どちらかというとボス戦向け。全体的に敵の火力がインフレ気味なため、早めに装甲やHPを強化しないと壁としては役に立たなくなる。逆に5段階でも改造してしまえば強力な壁となりうる。EN回復もある為、バリア・フィールドとは好相性。 | :第3話で早速参戦し、即主力として使っていける。ただ全体攻撃化した光子力ビームの燃費が悪く、どちらかというとボス戦向け。全体的に敵の火力がインフレ気味なため、早めに装甲やHPを強化しないと壁としては役に立たなくなる。逆に5段階でも改造してしまえば強力な壁となりうる。EN回復もある為、バリア・フィールドとは好相性。 | ||
:当初からゴッドスクランダーを装備しているが、「過去の戦いの影響で光子力が尽きかけている」ためビッグバンパンチを使用できなくなっており、通常版は第45話、MAP兵器版のビッグバンパンチは通常ルート第50話、またはifルート第54話で追加され同時にHP、EN、装甲も強化される。今回はロケットパンチ100連発は無し。 | :当初からゴッドスクランダーを装備しているが、「過去の戦いの影響で光子力が尽きかけている」ためビッグバンパンチを使用できなくなっており、通常版は第45話、MAP兵器版のビッグバンパンチは通常ルート第50話、またはifルート第54話で追加され同時にHP、EN、装甲も強化される。今回はロケットパンチ100連発は無し。 | ||
:第45話での覚醒時には'''[[真ドラゴン]]のゲッタービームを叩き込まれており'''、天獄篇予告では「真の力」の解放を促されている。 | :第45話での覚醒時には'''[[真ドラゴン]]のゲッタービームを叩き込まれており'''、天獄篇予告では「真の力」の解放を促されている。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:ロケットパンチ・コンビネーションが追加し、序盤戦から[[マップ兵器]]「ビッグバンパンチ」も使える。遠近双方で活用できる強みは[[真ゲッター1]]にはないところ。序盤から終盤まで登場し、時獄篇と同じ感覚で使える。 | :ロケットパンチ・コンビネーションが追加し、序盤戦から[[マップ兵器]]「ビッグバンパンチ」も使える。遠近双方で活用できる強みは[[真ゲッター1]]にはないところ。序盤から終盤まで登場し、時獄篇と同じ感覚で使える。 | ||
:中盤に100連発が追加される。やはり弾数は1だが、[[Bセーブ]]によって[[ビッグオー]]同様に2に上げられる。 | :中盤に100連発が追加される。やはり弾数は1だが、[[Bセーブ]]によって[[ビッグオー]]同様に2に上げられる。 | ||
73行目: | 70行目: | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:参戦は第2話から。ドナウα1との原作再現前のプロローグ~第1話の間にジェットスクランダーは破壊されたらしく登場しない。何気に初登場時にマップアイコンとしてパイルダーがドッキングしていない状態が初めて登場した。 | :参戦は第2話から。ドナウα1との原作再現前のプロローグ~第1話の間にジェットスクランダーは破壊されたらしく登場しない。何気に初登場時にマップアイコンとしてパイルダーがドッキングしていない状態が初めて登場した。 | ||
− | :EN回復が付いている上に機体ボーナスでENが増やせる為継戦能力は高めだが、''' | + | :EN回復が付いている上に機体ボーナスでENが増やせる為継戦能力は高めだが、'''光子力ビームどころかブレストファイヤーまで射撃化してしまったのに甲児の射撃は低い'''為、序盤は少々火力に悩まされる。ゴッドスクランダーが装着される中盤からが本領発揮。更に中盤終わり頃に[[マジンカイザーSKL]]との[[合体攻撃]]が追加される。 |
:今回は[[ゼウス神]]の助言を元に、[[ファルセイバー]]の力を取り戻させるために光子力ビームを撃ち込み、自身の力を分け与えた。 | :今回は[[ゼウス神]]の助言を元に、[[ファルセイバー]]の力を取り戻させるために光子力ビームを撃ち込み、自身の力を分け与えた。 | ||
:ちなみにベーシックオーダーを行うとビューナスともボロットとも組まされないが、これはデフォルトのPUにドナウα1が設定されているため。最強武器の射程が合わないが、ビッグバンパンチ解禁までは光子力ビームとゲルマンブリザードが大体一致するのと、マジンガーの苦手な水適応を得られるためそこそこの相性。 | :ちなみにベーシックオーダーを行うとビューナスともボロットとも組まされないが、これはデフォルトのPUにドナウα1が設定されているため。最強武器の射程が合わないが、ビッグバンパンチ解禁までは光子力ビームとゲルマンブリザードが大体一致するのと、マジンガーの苦手な水適応を得られるためそこそこの相性。 | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :今回は何と参戦は'''第26話''' | + | :今回は何と参戦は'''第26話'''と(マジンガーZとしても)歴代最遅。 |
:最初からゴッドスクランダー装備。ビッグバンパンチも初期から解禁済みと原作終盤仕様。 | :最初からゴッドスクランダー装備。ビッグバンパンチも初期から解禁済みと原作終盤仕様。 | ||
:また、本作では『真マジンガーZERO』の設定が加わっており、アイアンカッターやドリルミサイルが使用可能。これらは原作同様に『魔神パワー「変態」』の影響で使用可能になったものである。 | :また、本作では『真マジンガーZERO』の設定が加わっており、アイアンカッターやドリルミサイルが使用可能。これらは原作同様に『魔神パワー「変態」』の影響で使用可能になったものである。 | ||
88行目: | 85行目: | ||
:性能は高水準で、十分終盤まで使っていけるほど。ZEROと比べ最大攻撃力は劣るが、燃費と最大射程で勝る。 | :性能は高水準で、十分終盤まで使っていけるほど。ZEROと比べ最大攻撃力は劣るが、燃費と最大射程で勝る。 | ||
:武器性能面以外の機体性能はZEROの方が少し硬い程度でほとんど違いはない。なので、敵本陣に突っ込むまでの雑魚処理はマジンガーZ、ボス戦はZERO化するのがよい。 | :武器性能面以外の機体性能はZEROの方が少し硬い程度でほとんど違いはない。なので、敵本陣に突っ込むまでの雑魚処理はマジンガーZ、ボス戦はZERO化するのがよい。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X]] |
− | : | + | :加入当初からロケットパンチ百連発も使用可能。ただし、『V』と違いZEROとは別機体のため、アイアンカッターは削除された。 |
− | :また、[[マジンカイザー]] | + | :また、[[マジンカイザー]]を入手した後も乗り換え可能機体として残る。カイザーよりも長射程・高威力の光子力ビームやビッグバンパンチ・ロケットパンチ百連発などの必殺技の存在もあり、またカイザーは合体攻撃を早期に追加できなければ終盤までバリア貫通・サイズ差補正無視付きの武装が無いという欠点があるため、火力を重視するならこちらをメイン運用にするのも手。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
+ | :配信当初はイマイチな性能だったが、ソフトアップデート(Ver.1.02)の際に行われたゲームバランス調整で性能面に上方修正(パラメータ上昇、[[特殊能力]]および武器特殊効果追加)が施され、使い勝手が増した。また、第5章で条件を満たす事によってビッグバンパンチが追加される。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | ||
:『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』版の[[マジンガーZ]]と競演を果たす。 | :『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』版の[[マジンガーZ]]と競演を果たす。 | ||
− | |||
− | |||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
− | ; | + | ;格闘 |
− | : | + | :相手を殴り飛ばす。ジェットスクランダー無しでも空中に攻撃できるが適正は悪い。空中の敵に攻撃する時は飛び上がって踏みつけるように攻撃する。『BX』では飛び蹴りからパンチに連係する。ゴッドスクランダー追加前は空中への攻撃は不可。 |
:『OE』でも押出およびヒット&アウェイ特性つきの武器として採用。 | :『OE』でも押出およびヒット&アウェイ特性つきの武器として採用。 | ||
==== 内蔵兵装 ==== | ==== 内蔵兵装 ==== | ||
;[[ロケットパンチ]] | ;[[ロケットパンチ]] | ||
− | : | + | :握り拳を作り前腕部を飛ばす、マジンガーZの代名詞的武器。 |
− | |||
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では射程が1~5もあり更に曲射特性が付いているためメイン武装になる。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では射程が1~5もあり更に曲射特性が付いているためメイン武装になる。 | ||
;ルストハリケーン | ;ルストハリケーン | ||
− | : | + | :口から酸を纏った突風を放つ。 |
:[[装甲]]値低下の[[特殊効果]]が付加されている。 | :[[装甲]]値低下の[[特殊効果]]が付加されている。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では上述の効果に相当するショック…ではなく対空特性付き。アップデートにより更にガードアーム追加と移動後使用が可能になった。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では上述の効果に相当するショック…ではなく対空特性付き。アップデートにより更にガードアーム追加と移動後使用が可能になった。 | ||
118行目: | 114行目: | ||
:『BX』では[[マジンカイザーSKL|もう一体の魔神]]に合わせる形で射撃属性に変更されている。 | :『BX』では[[マジンカイザーSKL|もう一体の魔神]]に合わせる形で射撃属性に変更されている。 | ||
;光子力ビーム | ;光子力ビーム | ||
− | : | + | :両目から発射するビーム。初使用時は最低出力の暴発同然でありながら山をも切り裂き、最大出力で放った2発目は光の奔流となって[[グロイザーX10]]を爆散させた。 |
:'''ブレストファイヤーより高威力<ref>旧シリーズ版[[マジンガーZ]]含め、光子力ビームは[[トドメ演出|トドメ]]に使用した回数はブレストファイヤーに次ぐものの、描かれ方は地味で設定上の威力はミサイルパンチの10分の1。</ref>であり、1~7と長射程'''(更に必要気力120以上)。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』時点ではマジンガーの最強武装である。 | :'''ブレストファイヤーより高威力<ref>旧シリーズ版[[マジンガーZ]]含め、光子力ビームは[[トドメ演出|トドメ]]に使用した回数はブレストファイヤーに次ぐものの、描かれ方は地味で設定上の威力はミサイルパンチの10分の1。</ref>であり、1~7と長射程'''(更に必要気力120以上)。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』時点ではマジンガーの最強武装である。 | ||
:あまりにも従来のイメージとかけ離れたド派手な演出に、真マジンガー未見及びプレイヤーからは'''「俺の知ってる光子力ビームと違う」'''という感想が漏れたとか。 | :あまりにも従来のイメージとかけ離れたド派手な演出に、真マジンガー未見及びプレイヤーからは'''「俺の知ってる光子力ビームと違う」'''という感想が漏れたとか。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では3~5となっており、所持する兵装で唯一近距離に対応していない武装になっている他、ロックオン特性が付いている。一方、必要気力が130と跳ね上がっている。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では3~5となっており、所持する兵装で唯一近距離に対応していない武装になっている他、ロックオン特性が付いている。一方、必要気力が130と跳ね上がっている。 | ||
− | : | + | :『真マジンガーZERO』では魔神パワー「変態」の影響で搭載された形になっており、世界観を大きく揺るがした武装になっている。 |
− | |||
==== 追加ブースター ==== | ==== 追加ブースター ==== | ||
129行目: | 124行目: | ||
:すぐに破壊されたため出番は少ない。 | :すぐに破壊されたため出番は少ない。 | ||
:;スクランダーカッター | :;スクランダーカッター | ||
− | :: | + | ::旧シリーズ版同様、ジェットスクランダーの翼ですれ違いざまに斬り付ける。 |
::なお、原作では上述のようにすぐ破壊されたため未使用。スパロボでは現在のところ[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]のみ実装。 | ::なお、原作では上述のようにすぐ破壊されたため未使用。スパロボでは現在のところ[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]のみ実装。 | ||
;ゴッドスクランダー | ;ゴッドスクランダー | ||
146行目: | 141行目: | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『X』では変形の際ゴッドスクランダー翼部の変形から始まるので頭部収納等の再現が無かったが、『OE』では最初から全て再現されている。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『X』では変形の際ゴッドスクランダー翼部の変形から始まるので頭部収納等の再現が無かったが、『OE』では最初から全て再現されている。 | ||
:また、『OE』では[[バリア貫通]]特性付きで、『第3次Z』以降の作品では更に[[サイズ差補正無視]]付き。さらに『OE』では[[突破攻撃]]版も使用可能。 | :また、『OE』では[[バリア貫通]]特性付きで、『第3次Z』以降の作品では更に[[サイズ差補正無視]]付き。さらに『OE』では[[突破攻撃]]版も使用可能。 | ||
− | |||
;ロケットパンチ100連発 | ;ロケットパンチ100連発 | ||
:最終話にて[[地獄王ゴードン]]に繰り出した必殺技。撃墜された量産型マジンガー軍団に内蔵されていた無数のロケットパンチが相手に向かって発射され、ダメージを与えつつ拘束し一部を除いてマジンガーの元に集合し最終的に一つの巨大なロケットパンチを形成。そのロケットパンチと共に突撃したのち、ビッグバンパンチに変形して[[トドメ演出|トドメ]]。 | :最終話にて[[地獄王ゴードン]]に繰り出した必殺技。撃墜された量産型マジンガー軍団に内蔵されていた無数のロケットパンチが相手に向かって発射され、ダメージを与えつつ拘束し一部を除いてマジンガーの元に集合し最終的に一つの巨大なロケットパンチを形成。そのロケットパンチと共に突撃したのち、ビッグバンパンチに変形して[[トドメ演出|トドメ]]。 | ||
− | :名前こそ100連発であるが、画面を見る限り'''どう見ても100発以上飛んでいる'''(『BX』では[[日向仁|仁]] | + | :名前こそ100連発であるが、画面を見る限り'''どう見ても100発以上飛んでいる'''(『BX』では[[日向仁|仁]]がその点にツッコんでいる)。[[Dr.ヘル]]をして「馬鹿か!」と言わしめた。ちなみにフィニッシュデモで甲児のカットインがあるが、原作では[[トラウマイベント#スーパー系作品|この後……]]。 |
:『第2次Z再世篇』で初実装。『第3次Z時獄篇』ではオミットされていたが『第3次Z天獄篇』では[[光子力エネルギー]]によって生成したロケットパンチを使用する形で復活。 | :『第2次Z再世篇』で初実装。『第3次Z時獄篇』ではオミットされていたが『第3次Z天獄篇』では[[光子力エネルギー]]によって生成したロケットパンチを使用する形で復活。 | ||
:『BX』では甲児が[[正義]]を覚えるため、1ターンの間だけだが[[援護攻撃]]や反撃で何度も使うことが可能。 | :『BX』では甲児が[[正義]]を覚えるため、1ターンの間だけだが[[援護攻撃]]や反撃で何度も使うことが可能。 | ||
:『V』では原作同様にDr.ヘルとの決戦時に追加されるが、[[科学要塞研究所]]から照射された光子力エネルギーを[[マジンパワー|魔神パワー]]でロケットパンチに変換して行うものになっている([[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|真マジンガーZERO]]の同決戦時の再現)が、次のシナリオで[[マジンガーZERO]]に変貌し、その次のシナリオで自由に変貌できるようになるため、ボス戦で使う機会はあまりない。 | :『V』では原作同様にDr.ヘルとの決戦時に追加されるが、[[科学要塞研究所]]から照射された光子力エネルギーを[[マジンパワー|魔神パワー]]でロケットパンチに変換して行うものになっている([[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|真マジンガーZERO]]の同決戦時の再現)が、次のシナリオで[[マジンガーZERO]]に変貌し、その次のシナリオで自由に変貌できるようになるため、ボス戦で使う機会はあまりない。 | ||
:『X』では最初から使用可能。単体での攻撃力はカイザーノヴァ追加前の[[マジンカイザー]]より上であるため、状況に応じてZに乗り換えるのも手。 | :『X』では最初から使用可能。単体での攻撃力はカイザーノヴァ追加前の[[マジンカイザー]]より上であるため、状況に応じてZに乗り換えるのも手。 | ||
− | :ちなみに、『真マジンガーZERO』での使用シーンでは、差異次元のマジンガーZのロケットパンチを[[如月ハニー| | + | :ちなみに、『真マジンガーZERO』での使用シーンでは、差異次元のマジンガーZのロケットパンチを[[如月ハニー|ビューティーハニー]]から託された空中元素固定装置のエネルギーで実態を固定、更に兜甲児を除いたDr.ヘルと敵対する生存者の思念波をあばしり 駄ェ門のサイコキネシスで集結して射出、それをアステカイザーのアステカの星で増幅する事で超合金Zに変換した物になっている。この直後の甲児や生存者達の台詞は『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の主題歌でもある『SKILL』並びに『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』第2クール主題歌『守護神-The guardian』の歌詞が引用されている。 |
==== 『真マジンガーZERO』での武装 ==== | ==== 『真マジンガーZERO』での武装 ==== | ||
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:BX37話「降臨!大いなる神の化身!」。激戦に次ぐ激戦の中、降臨してしまった暗黒大将軍。決死の猛攻の末なんとか追い詰めたかに見えたが、暗黒大将軍はこれからが本番と言わんばかりに猛火の如き反撃を繰り出してきた。消耗しきった自軍に対して甲児は「あいつは俺達マジンガーが倒す!」と叫び自軍を逃がす。二対一。勝機は無いに等しかった。しかしそれは「普通に戦えば」の話だった。暗黒大将軍の一撃を受け止めたカイザーが剣を掴んだまま、かつて自らも飛び込んだ『重力炉』へ飛び、マジンガーも後を追う。 | :BX37話「降臨!大いなる神の化身!」。激戦に次ぐ激戦の中、降臨してしまった暗黒大将軍。決死の猛攻の末なんとか追い詰めたかに見えたが、暗黒大将軍はこれからが本番と言わんばかりに猛火の如き反撃を繰り出してきた。消耗しきった自軍に対して甲児は「あいつは俺達マジンガーが倒す!」と叫び自軍を逃がす。二対一。勝機は無いに等しかった。しかしそれは「普通に戦えば」の話だった。暗黒大将軍の一撃を受け止めたカイザーが剣を掴んだまま、かつて自らも飛び込んだ『重力炉』へ飛び、マジンガーも後を追う。 | ||
:暗黒大将軍が無謀を通り越して気が狂ったかと猛るも、甲児達にとっては関係無かった。神のように利口でも賢くもない、だが、だからこそ神を超える力を発揮するのが人。輝きに包まれていく二体の魔神を見て暗黒大将軍は狼狽える。「神か、それとも悪魔か」そのどちらでもない。ミケーネの神は気づいていなかった。神や悪魔も平等に落ちる場所があることを。そして今ここにいる場所こそがそうなのだと。 | :暗黒大将軍が無謀を通り越して気が狂ったかと猛るも、甲児達にとっては関係無かった。神のように利口でも賢くもない、だが、だからこそ神を超える力を発揮するのが人。輝きに包まれていく二体の魔神を見て暗黒大将軍は狼狽える。「神か、それとも悪魔か」そのどちらでもない。ミケーネの神は気づいていなかった。神や悪魔も平等に落ちる場所があることを。そして今ここにいる場所こそがそうなのだと。 | ||
− | : | + | :神を模した拳に飛び乗る魔神が暗黒大将軍に迫る。雷が跳ねて、牙斬刀が奔る。そして魔神達の胸元と両の眼から伸びる炎と光の波動が暗黒大将軍を重力炉もろとも灰燼と帰した。生命一つ残らない大爆発の後、二体のマジンガーは自軍の元へと帰還した。片や地獄と恐れられる骸骨の魔神、片や[[ゼウス神|大いなる光の神]]を模した救世の魔神。あの世の閻魔大王すらも匙を投げる二体のロボット――人は奴らを、魔神・カイザーと呼ぶ。 |
== 関連機体 == | == 関連機体 == |