「キョウスケ・ナンブ」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 漢字表記 = | + | | 漢字表記 = 南部響介 |
− | | | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
− | + | *[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]({{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|第1部}}/{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部|第2部}}/{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第3部|第3部}}) | |
− | |||
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | ||
− | + | *[[OGシリーズ]] | |
− | + | **初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} | |
− | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ}} | |
− | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}} | |
− | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION}} | |
− | + | *[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]](※[[ドラマCD]]) | |
− | {{ | + | | 声優 = {{声優|森川智之}} |
− | | | ||
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人) | | 種族 = [[種族::地球人]](日本人) | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
| 年齢 = [[年齢::22]]歳 | | 年齢 = [[年齢::22]]歳 | ||
− | | 身長 = [[身長::180 cm]] | + | | 身長 = [[身長::180 cm]](OVA版の身長設定より) |
| 所属 = | | 所属 = | ||
− | + | *[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]・[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]:[[地球連邦軍]][[ガンドール]]隊 | |
− | + | *[[OGシリーズ]]:{{所属 (人物)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}{{所属 (人物)|ATXチーム}} | |
− | |||
− | |||
| 階級 = [[階級::曹長]](OGシリーズのみ)→[[階級::少尉]]→[[階級::中尉]](OGシリーズのみ) | | 階級 = [[階級::曹長]](OGシリーズのみ)→[[階級::少尉]]→[[階級::中尉]](OGシリーズのみ) | ||
*([[シャドウミラー]]の[[平行世界]]では大尉) | *([[シャドウミラー]]の[[平行世界]]では大尉) | ||
| コールサイン = [[コールサイン::アサルト4]]→[[コールサイン::アサルト1]](OGシリーズ) | | コールサイン = [[コールサイン::アサルト4]]→[[コールサイン::アサルト1]](OGシリーズ) | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|斉藤和衛}}(元デザイン)、{{キャラクターデザイン|河野さち子}} | ||
}} | }} | ||
− | |||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | === COMPACT2 / IMPACT === | + | === COMPACT2/IMPACT === |
− | + | 極東支部に配属されたテストパイロット。無口で感情をあまり表に出さないが、良くも悪くも真面目な性格の持ち主で秘めた激情を持っており、意外と感動屋。射撃より接近戦に長けていたため、獣戦機隊に送られていた[[アルトアイゼン]]の正パイロットとなる(公式から抜粋)。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | === OG === | |
+ | 連邦軍北米支部[[ラングレー基地]]所属のATXチーム隊長。無口で表情変化が少ないため、一見冷静沈着に見えるが、実際は静かに燃える熱血漢である。また、弱点として、エクセレンやラミアなど親しい者の生死が関わると、精神不安定気味になり、判断力が鈍る描写が散見される。賭け事が好きだが、常に分の悪い方に賭ける主義。その様は、多くの人物に「1%でも勝ち目があれば、そこに全額を賭ける男なのです」と言われるほど。実際の[[ギャンブル]]では常時大穴狙いなのが祟ってか殆ど勝てないが、死に直面した際に圧倒的な強運を発動させる(後述)。 | ||
− | + | 元々は連邦軍極東地区伊豆基地に所属する[[テストパイロット]]だった。しかし、彼の存在を疎ましく思っていた[[ハンス・ヴィーパー]]の陰謀により、[[ビルトラプター]]のテスト中に事故を起こし、その責任を取る形でラングレー基地に転属。[[ゼンガー・ゾンボルト]]率いるATXチームに配属された。この時に、後の恋人となる[[エクセレン・ブロウニング]]と運命的な『再会』を果たす。向こうは初めて会った時のことを覚えており、意味ありげな言葉を告げる。しかしキョウスケが彼女と出会った時のことを思い出すのは、後になってからのことである。エクセレンと恋人関係になってからも普段は素っ気ない態度を見せるが、内面では非常に大切に思っている。 | |
− | |||
− | + | ラングレー基地への配属直後は[[量産型ゲシュペンストMk-II]]に乗っていたが、ATX計画の責任者[[マリオン・ラドム]]博士から格闘戦比率と機体損耗率の高さを指摘される。しかしこれはキョウスケの技術が未熟なわけではなく、彼の操縦技術に機体が追従できなかったためである。マリオンもその事に気付いており、キョウスケの操縦技術を見込んだ彼女は自身が作り上げた[[アルトアイゼン]]のパイロットとしてキョウスケを指名し、受領することになった。 | |
− | + | キョウスケは士官学校時代に乗っていたスペースシャトルの衝突・墜落事故に巻き込まれ、その時に重傷のエクセレンと居合わせ、助けようとしたことがあった。エクセレンはこの後死亡してしまい[[アインスト]]の手で復活することになるが、彼は持ち合わせた純粋な強運のみで生還した。病院送りにはなったものの、エクセレンを含めて乗り合わせた数十人から百人単位の人々が皆死亡してしまった中、キョウスケはケガのみで済んでいることからも彼の強運が窺い知れる。この出来事を経験したことから、彼とエクセレンにはアインストの発する思念を言葉として捉える能力が身についていた。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | また常に体を鍛えている[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]が乗って体調を悪くしてしまった操縦シミュレーターを「Gが少なすぎて参考にもならない」と評すほどであり、生まれつきかなり丈夫な体であると思われる。ビルトラプターのテスト時に機体ごと墜落した時もたいした怪我もなく帰ってきた上(アバラは何本か折れていたようだが。『Record of ATX』では'''自力でコックピットを掻き分けて這い上がっている'''。さらに後の話で「パイロットスーツを着たまま泳いだ」と言っており、この後'''泳いだ'''らしい)、『Record of ATX』ではDC戦争中に度重なる戦闘で実は骨にひびが入っていたが、休暇に入って検査を受けるまでその事を誰にも告げず、休暇に入ってからも「肋骨だとギブスを付けれないから関係ない」と意に反さず、エクセレンに怒られた。[[アクセル・アルマー]]の駆る[[ソウルゲイン]]に、乗機のアルトアイゼンごと完膚無きまでに叩きのめされた時も手術室送りにはなったが、殆ど間を置かずに(間に挟まれた直後シナリオ数は分岐で別ルートを通らなければ二話のみ)[[アルトアイゼン・リーゼ]]を受け取ってパイロットとして復帰する荒業を見せている。更にOGSでは手術どころか打撲と擦過傷、即ちかすり傷のみで済むと言う神がかり的な強運を見せた。ちなみに生身の戦闘能力については「拳銃があれば腑抜けたブリットでも倒せる」程度。ちなみに当たり前だとエクセレンに突っ込まれていた。 | |
− | + | これらが示すような悪運の強さは[[アラド・バランガ]]にも「負けた」と言わしめ[[タスク・シングウジ]]に「本当にただの悪運なのか?」と疑問視され、ファンの間ではたびたび[[異能生存体]]、ラッキーレベル9(持っていないが)などと評されていたのだが | |
== アインストとの関係に関する考察 == | == アインストとの関係に関する考察 == | ||
<!-- 長くなり過ぎなので、設定考察は別枠にしてみました --> | <!-- 長くなり過ぎなので、設定考察は別枠にしてみました --> | ||
− | + | 上記のとおり、悪運・身体能力に関して非の打ちどころのないキョウスケであったが、OGS以降は設定の整理に伴い、本当に悪運だけで生き残ってきたのかは疑問符が付き始めている。つまりはエクセレン同様にアインストの影響を受けているのでは?という疑惑である。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | * | + | * アクセルに敗北した際、GBA版では手術室送りになっていたが打撲と擦過傷のみに(OGS) |
− | * | + | * 上の一件の際、ラミアに大きく不審がられ、勘の鋭さに定評のあるタスクも疑念を抱く(OGS) |
− | * [[ベーオウルフ|平行世界のキョウスケ]] | + | * [[ベーオウルフ|平行世界のキョウスケ]]の大幅な設定変更(OGS) |
− | * | + | * 近場で戦闘を目撃するだけで感染し、黒い霧で大量の一般人を完全に異形化させるアインストの侵蝕能力(OGIN) |
* 意識不明のキョウスケの夢の中に現れ、覚醒を促すベーオウルフ(OGIN) | * 意識不明のキョウスケの夢の中に現れ、覚醒を促すベーオウルフ(OGIN) | ||
− | * | + | * 戦闘中のキョウスケに対しアルフィミィが行った深い干渉(RoA) |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | など、思わせぶりで不可解な描写がどんどん増えている。これらの点からシャトル事故でアインストと接触しているキョウスケが影響を受けている可能性は十分に考えられる。 | |
− | + | 特に、キョウスケのアクセル戦での負傷の度合いの変更についてはGBA版で多くの批判を受けたわけでもなく(OGSは全体的にGBA版で[[アクセル・アルマー|物議を]][[リュウセイ・ダテ|醸した]]設定が軒並み変更されている)非常に不可解な部分といえる。エクセレン救出までの時間経過次第では、むしろ大怪我負っていた場合のほうが不自然(回復能力が異常になる)とも言えるが、軽傷になるだけならともかく、ラミアとタスクに怪しまれている点は十分に怪しいと言える。 | |
− | |||
− | + | …と、これだけならば明らかに黒なのだが、悪運の強い人物としての扱いは相変わらずの上、穿った見方をすればラミアとタスクに怪しまれるのもミスリードとも取れる(ノイ・レジセイアとの決着後のやりとりを考えれば尚更である)。 | |
+ | ジ・インスペクターでもOGSでの変更点の一つだったアクセル戦での負傷が重傷に戻されている。同作では'''アインスト化された人間の右目がアインストコアになっていており、負傷後のキョウスケは右目に眼帯を付けていた'''のだが、エクセレン救出の為に負傷を押して出撃する際、'''思わせぶりな眼帯をして出撃'''(しかも直前に夢の中でベーオウルフに覚醒を促されるというフラグ付き)も'''何事もなかった'''という結末に終わった。更には最終話では'''エクセレンはベーオウルフの出現を察知するが、キョウスケは察知していない'''という描写があり、さらにベーオウルフがキョウスケの「何故俺は選ばれなかった?」との問いかけに対して「それは古きレジセイアの過ち」と(こちら側の)'''キョウスケはアインストに選ばれなかった事を認めている'''。 | ||
− | + | 以上のような要因から実際の所どうなっているのか、断定は現状では非常に難しくファンの間でも意見が別れている。間を取るならば「アインストの影響」を受けつつも、その類稀な悪運」により影響は僅かで済んだ(または影響を受けつつも何らかの要因で自我を保っている)と言った所だが、それもまた推測でしかない。 | |
− | |||
− | + | 第2次OGではOG外伝で撒かれた[[イェッツト|アインスト絡みの伏線]]が[[フリッケライ・ガイスト|一応回収]]され、キョウスケの周囲には相変わらずアインストとの因縁がついてまわっているものの、彼自身の疑惑は放置されたままであった。 | |
− | + | しかし[[ナシム・ガンエデン]]によってOG世界の[[フューリー|人類のルーツに関わる勢力]]が叩き起こされた可能性が高く、人類のルーツに関わる勢力だった事を考えればそれが進展といえば言えなくもないか。 | |
− | == | + | == 平行世界のキョウスケ == |
[[シャドウミラー]]の存在した[[平行世界]]においては、地球連邦軍特殊鎮圧部隊『'''[[ベーオウルブズ]]'''』の隊長であり、階級も大尉になっている。さらに搭乗機も制式採用された『'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''』である。この世界のキョウスケは主に『'''[[ベーオウルフ]]'''』と呼ばれており、名前で呼ばれることは稀。 | [[シャドウミラー]]の存在した[[平行世界]]においては、地球連邦軍特殊鎮圧部隊『'''[[ベーオウルブズ]]'''』の隊長であり、階級も大尉になっている。さらに搭乗機も制式採用された『'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''』である。この世界のキョウスケは主に『'''[[ベーオウルフ]]'''』と呼ばれており、名前で呼ばれることは稀。 | ||
こちらの詳細は[[ベーオウルフ]]の項を参照されたし。 | こちらの詳細は[[ベーオウルフ]]の項を参照されたし。 | ||
+ | |||
+ | == パイロット能力に関して == | ||
+ | 格闘戦の技術はかなり高く、ゼンガー・ゾンボルトと真正面から互角に戦える数少ない人物とされる。しかし、グルンガスト零式とアルトアイゼンのサイズ差を考えるとかなり驚異的なものである(参考までに両機の全高を比べるとグルンガスト零式の50.3mに対しアルトアイゼンの全高は半分以下の22.2m)。一方射撃戦は不得意らしく、戦闘でも射撃時に「…射撃は苦手なんだがな。四の五の言っていられんか」と呟くことがある。ただあくまでも格闘戦に比べればの話で、パーソナルトルーパーパイロットとして十分な技量は持っている。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
− | : | + | :初出演作品。[[主人公]]。WS本体のパーソナルデータにより[[能力]]が上下する(後述)。アルトの武装は[[クリティカル]]率が非常に高く、キョウスケも援護Lvが高いので、スキルコーディネートで「クリティカル+20%」をつけると[[援護攻撃]]で活躍する。[[狙撃]]を覚えればなお良し。精神パターン次第では[[奇跡]]を覚える場合もあるが、まだこの頃は[[突撃]]や[[切り札]]が存在しないのでパンチ力に欠ける。 |
:この頃のキョウスケは子供を除くほとんどの相手に敬語で話す人間であった。また、版権キャラクターとの会話はそこそこあるものの、まだキョウスケ自身が会話の中核になることは少ない。 | :この頃のキョウスケは子供を除くほとんどの相手に敬語で話す人間であった。また、版権キャラクターとの会話はそこそこあるものの、まだキョウスケ自身が会話の中核になることは少ない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]] |
:エクセレンとの通信シーンで登場。本作では使用できない。 | :エクセレンとの通信シーンで登場。本作では使用できない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
:主人公。シナリオ進行と共に[[アインスト]]が本格的に絡んでくるので話の中核を担う事が多くなってくる。強制出撃が13回もあるので絶対に育てておこう。 | :主人公。シナリオ進行と共に[[アインスト]]が本格的に絡んでくるので話の中核を担う事が多くなってくる。強制出撃が13回もあるので絶対に育てておこう。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | + | :声が入った。また、『無類のギャンブル好き』という設定が追加され、OGシリーズへ反映される、キョウスケのキャラクター性の大半が本作で確立されたと言ってもよい。ロマンチストな一面もあり、アキトとユリカのキスを巡るシーンでは艦の通信を切るように指示したり、エクセレンにもEDで凄まじい殺し文句を放ったりしている。能力はスーパー寄りの格闘重視で調整され、味方全体でも上位に位置する。最終的に[[奇跡]]も覚えるのでまさに主人公である。能力的にも設定的にも本作で基本が定まっている。 | |
− | |||
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
− | :キョウスケ編主人公。内面がより深く描かれるようになり、数々の台詞回しも相まって彼のキャラ人気を大きく伸ばした。ギャンブル好きという設定はさらに個性的に演出され、[[タスク・シングウジ|タスク]] | + | :キョウスケ編主人公。内面がより深く描かれるようになり、数々の台詞回しも相まって彼のキャラ人気を大きく伸ばした。ギャンブル好きという設定はさらに個性的に演出され、[[タスク・シングウジ|タスク]]との対決では負けが込んでアルトアイゼンを担保にしてしまうなど(最終的には勝った)、度々ギャンブルに准えた発言が目立つようになる。悪運は強いが殺されかけたり裏切られたりと上司運は最悪。ゼンガーが離反した際、隊長代理となり(コールサインも同時に「アサルト1」となった)、イングラムが離反した際に中尉への昇進とともに正式にATXチームの隊長となり同時に部隊の前線指揮官に任命された。そのため『[[指揮官]]』技能を持っている。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] |
− | : | + | :本作の真の主人公。アクセルに執拗に狙われている挙句、アインストがメインストーリーに組み込まれている話の展開上、彼にスポットが当たる機会も多い。殆ど主人公待遇で話が進む。相変わらず上司運は悪い。ATXチームの隊長を続けているのになぜか『指揮官』の技能が消えた。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] | |
− | + | :上記2作品のリメイク移植なので、当然のごとく全般にわたり主役待遇。OGS収録のOG2シナリオ第3話にて、向こう側のアインスト化したキョウスケが登場した。OGs版OG2の中断メッセージでは、タスクにポーカーで負けてエクセレンに借金する羽目になり、担保代わりとして熱い予告をやらされている。 | |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] |
− | ; | + | :ラミアが「[[ODEシステム]]」に取り込まれて、救出するOVA版のシナリオがある。しかし、ラミアを救えなかったことが後悔として残り、強く落胆しているところを[[カイ・キタムラ]]に叱咤激励された。また、ラミアを最終的に救出した[[アクセル・アルマー|アクセル]]には未熟さと覚悟の無さを指摘されており、若さゆえの脆弱さも垣間見せた。<br />ゲームでの使い勝手で言えば最初から[[アルトアイゼン・リーゼ]]を駆り戦力的には申し分ないが、格闘戦に関しては[[フォルカ・アルバーク|フォルカ]]の登場で極めて危ない。せめて[[援護攻撃]]の[[特殊技能]]がデフォルトで付いていれば良かったのだが。 |
− | :ラミアが「[[ODEシステム]]」に取り込まれて、救出するOVA版のシナリオがある。しかし、ラミアを救えなかったことが後悔として残り、強く落胆しているところを[[カイ・キタムラ]]に叱咤激励された。また、ラミアを最終的に救出した[[アクセル・アルマー|アクセル]]には未熟さと覚悟の無さを指摘されており、若さゆえの脆弱さも垣間見せた。 | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
− | + | :序盤のリューネルート第3話から登場。マサキのルートの場合は使用できるのは中盤以降となる。パイロット勢では階級の高めな中尉のおかげか統率を覚える。従来のシリーズ同様アルトアイゼン・リーゼのポテンシャルを最大限引き出せるパイロットで、同機体を使うなら一択である。しかし[[加速]]を失ったのが少し痛い。シナリオ面での活躍は大人し目で、[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]の露払い役やエクセレンと共に[[アリエイル・オーグ|アリエイル]]の相談役といった良き先輩パイロットという印象。また鋼龍戦隊のトップエースコンビとしてアクアから理想のパートナー像と羨ましがられている。今回、機体と共に強力なボーナスを失った(とはいえ仮に従来の技能とボーナスに今回の新技能:統率が加わると恐ろしいことになるのでやむを得ない)が[[フリッケライ・ガイスト]]と異常なほど燃費の良い合体攻撃ができるようになり、使いやすさが増したため従来作よりも活躍の幅が広がった。また今作で追加された「マキシマムブレイク」に必要な技能[[統率]]も習得しているため、[[アヤ・コバヤシ|アヤ]]、[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]と同様、[[合体攻撃]]4連発という芸当も可能である。<br/>細かいところでは、台詞回しが全体的に勢いづいている(有体に言うと内容はそのままでノリがリュウセイ寄りになっている)。 | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] |
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
:本人はリューネの章とのクロスポイントでのみの登場だが、アーカイブモードで声が入っている関係でスタッフロールにクレジットされている。 | :本人はリューネの章とのクロスポイントでのみの登場だが、アーカイブモードで声が入っている関係でスタッフロールにクレジットされている。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
:ATXチームが[[ヒリュウ改]]に配属されているため、宇宙ルート7話から使用可能。中盤のルート分岐では[[L5戦役]]での実績を買われて、指揮官役になる場面も(指揮官技能が復活したわけではないが)。 | :ATXチームが[[ヒリュウ改]]に配属されているため、宇宙ルート7話から使用可能。中盤のルート分岐では[[L5戦役]]での実績を買われて、指揮官役になる場面も(指揮官技能が復活したわけではないが)。 | ||
:[[エースボーナス]]が「カウンターが発生した場合、与える最終ダメージ+20%」とキョウスケのメインテーマとなる「貫け、奴よりも速く」通りとなったが、最大限に生かすには格闘系遠距離武器持つ[[グルンガスト改]]と[[グルンガスト弐式]]が有効。 | :[[エースボーナス]]が「カウンターが発生した場合、与える最終ダメージ+20%」とキョウスケのメインテーマとなる「貫け、奴よりも速く」通りとなったが、最大限に生かすには格闘系遠距離武器持つ[[グルンガスト改]]と[[グルンガスト弐式]]が有効。 | ||
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ||
:[[主人公]]として登場。更にベーオウルフも登場する。最後は同一の存在たるベーオウルフと対峙する。主人公ではあるが、主演のない回もある。リクセント公国に立ち寄った際には正装を進められさっさとタキシードに早着替えしてしまうという意外とノリのいい一面も久しぶりに描かれた(最終的には何故か紋付き袴にお色直しした)。 | :[[主人公]]として登場。更にベーオウルフも登場する。最後は同一の存在たるベーオウルフと対峙する。主人公ではあるが、主演のない回もある。リクセント公国に立ち寄った際には正装を進められさっさとタキシードに早着替えしてしまうという意外とノリのいい一面も久しぶりに描かれた(最終的には何故か紋付き袴にお色直しした)。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]] | ;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]] | ||
− | : | + | :本人は登場しないが、ドラマCDのエクセレンの台詞によると「テスラ研究所でリュウセイと共に何かのテストを行っている」らしい。 |
− | === | + | === その他 === |
;[[Another Century's Episode:R]] | ;[[Another Century's Episode:R]] | ||
− | : | + | :OG世界のキョウスケが登場(時系列は『[OG外伝』終了直後)。テストの為にリュウセイと共にテスラ研を訪れ(おそらく、上記のドラマCDでエクセレンが語った「テスト」の事だと思われる)、そこでリュウセイと『OG1』以来となる模擬戦を行う。その後、リュウセイと共に惑星エリアへと跳ばされ、異世界(他版権作品)のキャラクター達と共に、シーズンと戦う事になる。[[ATXチーム]]の隊長を務めている為、自軍部隊のまとめ役の一人でもあるのだが、やや影は薄めでリュウセイやマサキに比べても『OG』のキャラの中では出番は少なめ。自身の愛機とカラーリングなどが似たところもあるナインボール・セラフを前にして、ちょっとした反応を示す。 |
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | |||
− | |||
;COMPACT2 | ;COMPACT2 | ||
− | :キョウスケ・エクセレン共に、WS本体に登録されたパーソナルデータの名前・性別に応じてステータスが上下する。特に「0000000」とし残りを全て空欄にした場合に、名前によるステータスの上昇値が最大になる。また、性別を「Male」に設定すると更にキョウスケのステータスに、「Female」に設定するとエクセレンに、「?」にすると両方に半分ずつボーナスが入る。こうなるとデフォルトではさほど高くないキョウスケの[[ | + | :キョウスケ・エクセレン共に、WS本体に登録されたパーソナルデータの名前・性別に応じてステータスが上下する。特に「0000000」とし残りを全て空欄にした場合に、名前によるステータスの上昇値が最大になる。また、性別を「Male」に設定すると更にキョウスケのステータスに、「Female」に設定するとエクセレンに、「?」にすると両方に半分ずつボーナスが入る。こうなるとデフォルトではさほど高くないキョウスケの[[射撃]]もリアル系のエースパイロットに見劣りしなくなり、「射撃は苦手」どころか、アムロに匹敵する射撃値を誇る。当時の攻略本ではこのステータス変化について触れられておらず、「敵の一般兵並みのステータス」「人工知能のほうが優秀」と散々な言われようだった。変化する前の値だけを見ていたのか、はたまた攻略本の記事執筆時に入力していた名前が悪かったのか。WS本体を買って全く何も入力しない状態で始めると、記事通り一般兵程度の能力になる。 |
;IMPACT以降 | ;IMPACT以降 | ||
− | :[[ | + | :[[格闘]]、[[防御]]などがずば抜けて高く、[[技量]]も高め。デフォルト搭乗機体であるアルトアイゼンに乗るために生まれてきたようなキャラクター。[[命中]]、[[回避]]はスーパー系とリアル系の中間的な能力値。「射撃は苦手なんでな」という台詞通り、[[射撃]]は得意ではない。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
180行目: | 120行目: | ||
;[[IMPACT]] | ;[[IMPACT]] | ||
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[見切り]]、[[奇跡]]''' | :'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[見切り]]、[[奇跡]]''' | ||
− | :[[突撃]]はアルトのP属性でないのに[[射程]] | + | :[[突撃]]はアルトのP属性でないのに[[射程]]が短いクレイモア系の武器のためにあるような精神コマンド。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[OG1]] | ;[[OG1]] | ||
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[見切り]]、[[熱血]]、[[直撃]]''' | :'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[見切り]]、[[熱血]]、[[直撃]]''' | ||
199行目: | 128行目: | ||
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[不屈]]、[[連撃]](ツイン)''' | :'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[不屈]]、[[連撃]](ツイン)''' | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ||
− | :'''[[ | + | :'''[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[不屈]]、[[連撃]](ツイン)''' |
− | |||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | + | 指揮官はOG1まで取得。IMPACTでは地上編で強運を覚えさせられる機会があり、主人公で出撃機会の多いキョウスケに覚えさせたプレイヤーも多いかと思われる。そのこととギャンブル好きという設定を反映してか、後の作品では固有技能として強運を所持している。近年では単機での性能に特化したため援護に関する技能は修得しなくなった。Bセーブやインファイト、アタッカーで攻撃能力の底上げを図ろう。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]] | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]] | ||
:'''[[防御]]、[[援護]]''' | :'''[[防御]]、[[援護]]''' | ||
:このシリーズでは援護主体だったため、援護のLvがかなり高く成長する傾向にあった。防御も結構高レベルになる。 | :このシリーズでは援護主体だったため、援護のLvがかなり高く成長する傾向にあった。防御も結構高レベルになる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ||
− | :'''[[ | + | :'''先手必勝、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]''' |
− | + | :先手必勝は気力120以上で反撃が必ずカウンターになる強力な技能だが、敵HPがインフレしている本作では先制攻撃一発で倒せるような場面は非常に稀であり、事前に長距離武器で削っておくなどしないと有効活用するのは困難。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]] | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]] | ||
:'''[[強運]]、[[カウンター]]L7、[[指揮|指揮官]]L3''' | :'''[[強運]]、[[カウンター]]L7、[[指揮|指揮官]]L3''' | ||
238行目: | 146行目: | ||
:'''[[強運]]、[[カウンター]]L6、[[統率]]''' | :'''[[強運]]、[[カウンター]]L6、[[統率]]''' | ||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
;カウンターの発生率+10%、格闘武器の与える最終ダメージ+10% | ;カウンターの発生率+10%、格闘武器の与える最終ダメージ+10% | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]]から[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]まで採用。 |
;カウンターの発生率+15%、クリティカル率+25% | ;カウンターの発生率+15%、クリティカル率+25% | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]で新たに採用。 |
;カウンターが発生した場合、与える最終ダメージ+20% | ;カウンターが発生した場合、与える最終ダメージ+20% | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]で採用。アルトアイゼンで活用するならば射程を伸ばしてあげよう。場合によっては乗り換えしてもよい。リベンジとの併用も可能なため、反撃時の火力が跳ね上がる。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
259行目: | 161行目: | ||
同年代の仲間や部下とはそれなりに良好な関係を築くのだが何故か上司運が壊滅的に悪く、行く先々で上司が何か企んでいたり快く思われないことが多かったり、好人物に限って死亡するなど散々である。 | 同年代の仲間や部下とはそれなりに良好な関係を築くのだが何故か上司運が壊滅的に悪く、行く先々で上司が何か企んでいたり快く思われないことが多かったり、好人物に限って死亡するなど散々である。 | ||
;[[エクセレン・ブロウニング]] | ;[[エクセレン・ブロウニング]] | ||
− | :恋人。OG1キョウスケ編では、恋人になるまでの過程が描かれる。彼女が[[イングラム・プリスケン]]やアインストに操られた時は憎悪を露わにしており、特に前者のケースでは最初笑っているが、[[レオナ・ガーシュタイン]]や[[リュウセイ・ダテ]] | + | :恋人。OG1キョウスケ編では、恋人になるまでの過程が描かれる。彼女が[[イングラム・プリスケン]]やアインストに操られた時は憎悪を露わにしており、特に前者のケースでは最初笑っているが、[[レオナ・ガーシュタイン]]や[[リュウセイ・ダテ]]は彼が完璧にキレていることを察した。C2とIMPACTの隠しマップでは戦後に結婚している事が判明しているが、OGシリーズでは現時点ではまだ未婚。 |
;[[アクセル・アルマー]] | ;[[アクセル・アルマー]] | ||
:OGシリーズ全般での[[ライバル]]。後に協力することとなる。 | :OGシリーズ全般での[[ライバル]]。後に協力することとなる。 | ||
− | ;[[ブルックリン・ラックフィールド | + | ;[[ブルックリン・ラックフィールド]] |
:部下。 | :部下。 | ||
+ | ;[[クスハ・ミズハ]] | ||
+ | :同じく部下で、ブリットの恋人。 | ||
;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ||
:元上司。今では対等の関係である。 | :元上司。今では対等の関係である。 | ||
271行目: | 175行目: | ||
:元部下。OG外伝におけるラミアの救出では自分の実力の無さを痛感させられており、ある意味キョウスケの今後を占う結末となった。 | :元部下。OG外伝におけるラミアの救出では自分の実力の無さを痛感させられており、ある意味キョウスケの今後を占う結末となった。 | ||
;[[アインスト・アルフィミィ]] | ;[[アインスト・アルフィミィ]] | ||
− | : | + | :[[ノイ・レジセイア]]の短絡的な思考から生み出された犠牲者。 |
;[[ベーオウルフ]] | ;[[ベーオウルフ]] | ||
:並行世界の同一人物。彼のせいでキョウスケはOG2で数々の災難に遭うハメになったと言える。そして、『ジ・インスペクター』では最後の敵となった。 | :並行世界の同一人物。彼のせいでキョウスケはOG2で数々の災難に遭うハメになったと言える。そして、『ジ・インスペクター』では最後の敵となった。 | ||
277行目: | 181行目: | ||
:ATX計画責任者。 | :ATX計画責任者。 | ||
;[[リュウセイ・ダテ]] | ;[[リュウセイ・ダテ]] | ||
− | : | + | :主人公格同士。イングラムの寝返り後、ショックを受けるリュウセイを気遣う場面もあった。なおOG1、OG2ではお互い援護台詞はなかったが、OGsではきっちり用意された。なお、「あちら側」の世界のリュウセイは、[[ベーオウルフ|アインストに支配されたキョウスケ]]に'''撃墜・殺害された'''。 |
;[[タスク・シングウジ]] | ;[[タスク・シングウジ]] | ||
:ギャンブル仲間で、無類の勝負運を発揮する強敵。OG1では彼とのギャンブル対決でアルトアイゼンを担保にされるまで追い込まれており、OGsの中断メッセージではタスク自身は出ないが、彼にポーカーで無一文にされたとキョウスケが語っている。 | :ギャンブル仲間で、無類の勝負運を発揮する強敵。OG1では彼とのギャンブル対決でアルトアイゼンを担保にされるまで追い込まれており、OGsの中断メッセージではタスク自身は出ないが、彼にポーカーで無一文にされたとキョウスケが語っている。 | ||
;[[イルムガルト・カザハラ]] | ;[[イルムガルト・カザハラ]] | ||
− | : | + | :伊豆基地時代からの知り合い。キョウスケの理解者の一人。 |
;[[ハンス・ヴィーパー]] | ;[[ハンス・ヴィーパー]] | ||
:元上官。キョウスケが私怨で戦った数少ない敵。殺されかけたのだから、無理はない。 | :元上官。キョウスケが私怨で戦った数少ない敵。殺されかけたのだから、無理はない。 | ||
287行目: | 191行目: | ||
:初めて会った時から、彼の不遜な態度にハンスに近い嫌な感覚を感じていた。彼が裏切った後は当然敵対関係となる。特にOG1のキョウスケ編ではさらったエクセレンを暗示にかけ、キョウスケを挑発して潜在能力を引き出そうとしたため、キョウスケを完全に怒らせてしまった。 | :初めて会った時から、彼の不遜な態度にハンスに近い嫌な感覚を感じていた。彼が裏切った後は当然敵対関係となる。特にOG1のキョウスケ編ではさらったエクセレンを暗示にかけ、キョウスケを挑発して潜在能力を引き出そうとしたため、キョウスケを完全に怒らせてしまった。 | ||
;[[フォルカ・アルバーク]] | ;[[フォルカ・アルバーク]] | ||
− | : | + | :OG外伝自体の短さもあり、絡みといえるシーンはほぼ皆無。が、フォルカに対する援護台詞はしっかり存在する。登場作品がCOMPACT3ということで後輩に当たるためか。 |
;[[ジョシュア・ラドクリフ]] | ;[[ジョシュア・ラドクリフ]] | ||
:対極の決め台詞を持つ人物。しかし、どっちも突撃屋。なお、第2次OGのPVでは2人の関係性を示すかのようにジョッシュの戦闘デモの直後にキョウスケの戦闘デモが流れた。 | :対極の決め台詞を持つ人物。しかし、どっちも突撃屋。なお、第2次OGのPVでは2人の関係性を示すかのようにジョッシュの戦闘デモの直後にキョウスケの戦闘デモが流れた。 | ||
;[[楠舞神夜]] | ;[[楠舞神夜]] | ||
− | : | + | :現状共演した事はないが、キョウスケをモチーフにデザインされている。『姓の読み方が同じ』『前髪にメッシュが入っている』『分の悪い賭けが嫌いじゃない(彼女の場合は花札がモチーフ)』など、共通点が多い。 |
== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
;[[葉月考太郎]] | ;[[葉月考太郎]] | ||
− | : | + | :[[COMPACT2]]及び[[IMPACT]]序盤から彼の指揮下に加わり行動を共にする。終盤では彼と共に、アムロ達へシャトル事故の詳細を明かす。 |
;[[ミスマル・ユリカ]] | ;[[ミスマル・ユリカ]] | ||
− | : | + | :「場の空気を読まない行動」という共通項ゆえ、彼女を見ているとエクセレンを想起するらしい。後に『[[なぜなにナデシコ]]』で彼女が披露したウサギ姿は悪い意味で印象に残ったらしく、「またあれをやられては敵わん」とボヤいている。 |
;[[ニナ・パープルトン]] | ;[[ニナ・パープルトン]] | ||
− | : | + | :自身で図面を引いたアルトの強化プランを彼女に提出した結果、アルトアイゼン・リーゼの完成に漕ぎつける。 |
;[[ドモン・カッシュ]] | ;[[ドモン・カッシュ]] | ||
:エクセレンが彼の熱烈なファンである為、キョウスケも[[ガンダムファイト]]などについては或る程度の知識を持っていた。 | :エクセレンが彼の熱烈なファンである為、キョウスケも[[ガンダムファイト]]などについては或る程度の知識を持っていた。 | ||
;[[アムロ・レイ]]、[[クワトロ・バジーナ]]、[[ひびき洸]]、[[破嵐万丈]] | ;[[アムロ・レイ]]、[[クワトロ・バジーナ]]、[[ひびき洸]]、[[破嵐万丈]] | ||
− | : | + | :彼らにシャトル事故の詳細を語った。 |
;[[ランバ・ノム]] | ;[[ランバ・ノム]] | ||
:[[ラー・カイラム]]の窮地を救う為、アインストの虜となったエクセレンの撃墜を決意した際、彼女からの悲痛な訴えで辛うじて思い留まる。 | :[[ラー・カイラム]]の窮地を救う為、アインストの虜となったエクセレンの撃墜を決意した際、彼女からの悲痛な訴えで辛うじて思い留まる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== 共通 === | === 共通 === | ||
;「分の悪い賭けは嫌いじゃない…!」 | ;「分の悪い賭けは嫌いじゃない…!」 | ||
− | : | + | :キョウスケを代表する台詞で、多くの作品でリスペクトされている。MXの主人公[[ヒューゴ・メディオ]]の「多少の無茶は、承知の上だ!!」という台詞もこれが元ネタと見られる。OVA1巻では次回予告の締めに使われ、OGSではマップBGMの曲名にまでなった。 |
− | :「[[ | + | :「[[#「分の悪い賭け」について言及した人物]]」も参照のこと。 |
;「どんな装甲だろうと(でも)、撃ち貫くのみ!!」 | ;「どんな装甲だろうと(でも)、撃ち貫くのみ!!」 | ||
:リボルビング・ステーク使用時の台詞。作品によって細部が異なる。ちなみにバンカーの場合、「ただ、撃ち貫くのみ」となることがある。『[[PROJECT X ZONE]]』ではゼンガーが零児&[[小牟]]およびダンテ&デミトリ・マキシモフとユニットを組んだ時の掛け合いでこれを元にした台詞が登場する。また、続編の『PROJECT X ZONE 2』でもレオン・S・ケネディが零児&小牟との掛け合いでこれを元にした台詞を話す。 | :リボルビング・ステーク使用時の台詞。作品によって細部が異なる。ちなみにバンカーの場合、「ただ、撃ち貫くのみ」となることがある。『[[PROJECT X ZONE]]』ではゼンガーが零児&[[小牟]]およびダンテ&デミトリ・マキシモフとユニットを組んだ時の掛け合いでこれを元にした台詞が登場する。また、続編の『PROJECT X ZONE 2』でもレオン・S・ケネディが零児&小牟との掛け合いでこれを元にした台詞を話す。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「さて、やろうか……!」 | ;「さて、やろうか……!」 | ||
:決め台詞その3。大体戦闘開始時にこれが出る。 | :決め台詞その3。大体戦闘開始時にこれが出る。 | ||
+ | |||
+ | ==== 「分の悪い賭け」について言及した人物 ==== | ||
+ | ;[[アクセル・アルマー]] | ||
+ | :キョウスケとは対照的に、分の悪い賭けに乗ることを嫌う。…が、EXCEEDに登場した際、特殊技能に博打を発動させるものがある。しかも、こう言っている割に当人は賭けにすらなっていない無茶をすることも(本人も自嘲している)。 | ||
+ | ;[[ジョシュア・ラドクリフ]] | ||
+ | :Dの男主人公。彼もキョウスケと対照的な決め台詞「分の悪い賭けをする気はない」を使用。ただし、やっていることはかなり無茶な上、分の悪い賭けを公言するキョウスケとは違い、周囲に殆ど何も伝えずに無茶をやるため、ある意味キョウスケ以上にタチが悪い。 | ||
+ | ;[[カズマ・アーディガン]] | ||
+ | :Wの主人公。台詞をパクっている。尤もジョッシュの決め台詞との混同があったらしく、途中で詰まる。どっちでもいいらしい。 | ||
+ | ;[[セレーナ・レシタール]] | ||
+ | :第3次αの主人公の1人。相棒である[[エルマ]]から「分の悪い賭けですね」と言われた時、「全額突っ込むわけじゃない」と返しており、慎重さと大胆さを併せ持つ性格である事が分かる。 | ||
+ | ;[[クロウ・ブルースト]] | ||
+ | :[[第2次Z]]の主人公。守銭奴で借金返済のため戦う傭兵。キョウスケと同様に戦闘のプロフェッショナルで、彼もキョウスケと同様に[[強運]]をもち、性格のきつい女性が開発者の機体を破壊されたこともある。分の悪い賭けは主義ではないらしい。 | ||
+ | ;[[エスター・エルハス]] | ||
+ | :[[第2次Z]]の準主人公。現時点ではテストパイロット。彼女のいい草はクロウに触発されたもの。しかし、武器の名前に「バンカー」があり、台詞もキョウスケをリスペクトしたようなギャグ染みたものが入っている。 | ||
+ | ;[[楠舞神夜]] | ||
+ | :[[無限のフロンティア]]のヒロイン。技名が花札関係で、[[ハーケン・ブロウニング]]と「分の悪い賭けは…」「嫌いじゃありません♪」という戦闘前の掛け合いがある他、シナリオ中も「分の悪い賭けをする気はない」と言う[[守天]]に対して「私は嫌いじゃありません」と応えたり、ハーケンの賭けに対する考え方に対して「賭けになってない」と呆れたりしている。 | ||
+ | ;[[有栖零児]] | ||
+ | :[[NAMCO x CAPCOM]]の主人公。「分の悪い賭けは好きじゃない」と発言している。ハーケンが賭けに出た際は「俺は分の悪い賭けは好きじゃない。頭数は多い方がいい」と協力を申し出た。 | ||
+ | ;[[月臣元一朗]] | ||
+ | :[[スーパーロボット大戦BX|BX]]第8話宇宙ルート「月面の邂逅」での戦闘前台詞の一つに、「その分の悪い賭けで攻めてくる姿、俺は嫌いじゃないぜ!」と発言しているのがある。無論[[声優ネタ]]。 | ||
=== COMPACT2 / IMPACT === | === COMPACT2 / IMPACT === | ||
335行目: | 248行目: | ||
;「心配するな。エクセレンよりも先に………お前の所へ行ってやる」<br />「ただし、鋼鉄の塊付きだ。ただで済むと思うな……!」 | ;「心配するな。エクセレンよりも先に………お前の所へ行ってやる」<br />「ただし、鋼鉄の塊付きだ。ただで済むと思うな……!」 | ||
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第19話or『OG2』第45話「白騎士の心」より。エクセレンを操るアルフィミィに対して。完全にキレているが、相手が未だ謎の存在だけに、『OG』におけるイングラムの時と比べるとまだ落ちついている。なお、上の台詞の次にアルフィミィの「…え…?」と戸惑いと喜びが入り混じったような描写が入り、直後に下の台詞に繋がる。自業自得とは言え、キョウスケを求めるアルフィミィからすればまさに天国から地獄である。 | :『IMPACT』第3部銀河決戦篇第19話or『OG2』第45話「白騎士の心」より。エクセレンを操るアルフィミィに対して。完全にキレているが、相手が未だ謎の存在だけに、『OG』におけるイングラムの時と比べるとまだ落ちついている。なお、上の台詞の次にアルフィミィの「…え…?」と戸惑いと喜びが入り混じったような描写が入り、直後に下の台詞に繋がる。自業自得とは言え、キョウスケを求めるアルフィミィからすればまさに天国から地獄である。 | ||
− | |||
;「残酷な結末だな……」<br />「だが、それは……奴自身が望んだことだったのかも知れん……」 | ;「残酷な結末だな……」<br />「だが、それは……奴自身が望んだことだったのかも知れん……」 | ||
:『IMPACT』エンディングor『OG2』最終話より。アルフィミィの最期を見届けて。色々と因縁深くはあったが、最後に戦友となった彼女をこの時一番理解していたのは、恐らくキョウスケであろう。 | :『IMPACT』エンディングor『OG2』最終話より。アルフィミィの最期を見届けて。色々と因縁深くはあったが、最後に戦友となった彼女をこの時一番理解していたのは、恐らくキョウスケであろう。 | ||
349行目: | 261行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]』第3話「斬られる前に斬れ」より。この台詞を言いつつエクセレンがバスタオル一丁でブリットに迫っているのを目撃する。血で血を洗う修羅場になる、と思いきや…。 | :『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]』第3話「斬られる前に斬れ」より。この台詞を言いつつエクセレンがバスタオル一丁でブリットに迫っているのを目撃する。血で血を洗う修羅場になる、と思いきや…。 | ||
;「すまん、邪魔した。続けてくれ」 | ;「すまん、邪魔した。続けてくれ」 | ||
− | : | + | :この台詞と共にクールに去る。あまりにもあっさりした反応に当のエクセレンもツッコミを入れた。 |
:なお、『Record of ATX』ではこの直後にスクランブル発令のアラートがかかるのだが、キョウスケは'''しがみ付いて必死に突っ込みを入れているエクセレンをスルーしてそっちの方の内容を聞き入っている'''(というか、若干面倒くさそうな顔をしている) | :なお、『Record of ATX』ではこの直後にスクランブル発令のアラートがかかるのだが、キョウスケは'''しがみ付いて必死に突っ込みを入れているエクセレンをスルーしてそっちの方の内容を聞き入っている'''(というか、若干面倒くさそうな顔をしている) | ||
;「興味がないと言ったぞ。そんなに雰囲気が大切なら、部屋にこもってTVゲームでもやっていろ。それを邪魔する気はない。お前だけの、お前にだけ都合のいい時間だ」 | ;「興味がないと言ったぞ。そんなに雰囲気が大切なら、部屋にこもってTVゲームでもやっていろ。それを邪魔する気はない。お前だけの、お前にだけ都合のいい時間だ」 | ||
:『OG』キョウスケ編第4話「鋼鉄の孤狼」より。ゲーム感覚で戦争を行っている[[テンザン・ナカジマ|テンザン]]に対して「戦争とゲームをいっしょにするな、とか言わないの?」とエクセレンに言われて「…興味が無い。言わせておけばいい」とテンザンを完全無視してアルトアイゼンの最終調整を行ない、その様子に「俺を無視するな。カンジ悪いな」と憤るテンザンに対しての発言。テンザン如き眼中に無いという格の違いを見せ付ける台詞である。が、『OG』がゲームである以上この台詞を目にする者の大半がキョウスケの皮肉そのままの状況にいるわけで…。この台詞にテンザン以上に身に詰まされる思いをしたプレイヤーも多かったと思われる。 | :『OG』キョウスケ編第4話「鋼鉄の孤狼」より。ゲーム感覚で戦争を行っている[[テンザン・ナカジマ|テンザン]]に対して「戦争とゲームをいっしょにするな、とか言わないの?」とエクセレンに言われて「…興味が無い。言わせておけばいい」とテンザンを完全無視してアルトアイゼンの最終調整を行ない、その様子に「俺を無視するな。カンジ悪いな」と憤るテンザンに対しての発言。テンザン如き眼中に無いという格の違いを見せ付ける台詞である。が、『OG』がゲームである以上この台詞を目にする者の大半がキョウスケの皮肉そのままの状況にいるわけで…。この台詞にテンザン以上に身に詰まされる思いをしたプレイヤーも多かったと思われる。 | ||
− | ; | + | ;「ジョーカーが切られていないのに、勝負を焦ったお前の負けだ…!」 |
− | + | :『OG』第27話「ゲイム・システム」にてキョウスケでハンスを撃墜した際に追加される台詞。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | : | ||
;「……黙れ…!」 | ;「……黙れ…!」 | ||
:『OG』第32話「消えた白騎士」より。エクセレンが誘拐されたのに追おうとしない事をブリットに責められた時の台詞。 | :『OG』第32話「消えた白騎士」より。エクセレンが誘拐されたのに追おうとしない事をブリットに責められた時の台詞。 | ||
393行目: | 291行目: | ||
:OGS版OG2シナリオ及び[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]にて、エクセレンに冗談で「ブリット君達に対抗してハグを」とねだられた時に。キョウスケにとっては何気ない返答だったのだが、冗談のつもりだったエクセレンにはダメージがでかく、この後凄まじいデレっぷりを見せる。これに関してはゲームよりも原作の漫画で詳しく描写されている。 | :OGS版OG2シナリオ及び[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]にて、エクセレンに冗談で「ブリット君達に対抗してハグを」とねだられた時に。キョウスケにとっては何気ない返答だったのだが、冗談のつもりだったエクセレンにはダメージがでかく、この後凄まじいデレっぷりを見せる。これに関してはゲームよりも原作の漫画で詳しく描写されている。 | ||
;「『向こう側』のことなど知らん。おれは敵と戦い……勝っただけだ」 | ;「『向こう側』のことなど知らん。おれは敵と戦い……勝っただけだ」 | ||
− | : | + | :OGs限定のアクセルにキョウスケでとどめを刺した時の台詞。兵士としての本質はキョウスケのほうが上だったことが解る。しかし、後に……。 |
;「もし自分の心変わりを心配しているのなら、気にするな」<br />「その時は……おれ達がお前を止めてやる」<br />「だから、戻ってこい」 | ;「もし自分の心変わりを心配しているのなら、気にするな」<br />「その時は……おれ達がお前を止めてやる」<br />「だから、戻ってこい」 | ||
:OG2で自ら機能停止しようとしていたラミアへの説得。 | :OG2で自ら機能停止しようとしていたラミアへの説得。 | ||
;「原始的な武器の方が性に合っているのでな……!」 | ;「原始的な武器の方が性に合っているのでな……!」 | ||
:ブーストハンマー使用時の台詞。だからこそアルトアイゼンを乗りこなせるのだろう。 | :ブーストハンマー使用時の台詞。だからこそアルトアイゼンを乗りこなせるのだろう。 | ||
− | |||
− | |||
=== OG外伝 === | === OG外伝 === | ||
405行目: | 301行目: | ||
:ラミアの乗るバルトールを攻撃して。OVAでは、ラミアが生体コアにされているバルトールをリボルビング・バンカーで撃ち貫いて、腕がちぎれるなど大きな破損をラミアに負わせながらも救出している。OG2.5及びOG外伝では展開が変更された。 | :ラミアの乗るバルトールを攻撃して。OVAでは、ラミアが生体コアにされているバルトールをリボルビング・バンカーで撃ち貫いて、腕がちぎれるなど大きな破損をラミアに負わせながらも救出している。OG2.5及びOG外伝では展開が変更された。 | ||
;「迷宮に囚われたあいつをおれは救えなかった……! だから、二度と……二度とあいつのような犠牲を出さないために……!」<br />「さあ……やろうかッ! ヴィルヘルム・V・ユルゲン……!」 | ;「迷宮に囚われたあいつをおれは救えなかった……! だから、二度と……二度とあいつのような犠牲を出さないために……!」<br />「さあ……やろうかッ! ヴィルヘルム・V・ユルゲン……!」 | ||
− | :OG2 | + | :OG2,5及びOG外伝でラミアを撃墜したユルゲンに対して。 |
− | |||
− | |||
;「お前が剣を語るのか? ……笑わせるな!」 | ;「お前が剣を語るのか? ……笑わせるな!」 | ||
:[[ムラタ]]との特殊戦闘台詞。ゼンガーという求道者を、リシュウという達人を、ブリットというその道を志す者を知るキョウスケは、剣をただの手段としてしか扱わないムラタを真っ向否定する。 | :[[ムラタ]]との特殊戦闘台詞。ゼンガーという求道者を、リシュウという達人を、ブリットというその道を志す者を知るキョウスケは、剣をただの手段としてしか扱わないムラタを真っ向否定する。 | ||
419行目: | 313行目: | ||
=== 第2次OG === | === 第2次OG === | ||
;「詳しくは話せんが、おれとマサキ、リュウセイで行動していて、その後で転移……いや、召喚されてしまったようだ」 | ;「詳しくは話せんが、おれとマサキ、リュウセイで行動していて、その後で転移……いや、召喚されてしまったようだ」 | ||
− | :リューネルート第3話「孤狼との再会」にて。『ACE: | + | :リューネルート第3話「孤狼との再会」にて。『ACE:R』における惑星エリアでの出来事をぼかして語る。ここで重要なのは、誰からも口止めされたわけでもなく、その必要もないのに、詳しくは話せんという'''大人の事情'''をキャラクターの口から言わせていることにある。ある意味ミオも真っ青のメタ発言。なおマサキのほうは「説明すると色々ややこしい」という、まだ自然なほうの発言である。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;キョウスケ「かつて、アインストを超えようとしたモノは、おれ達に撃ち砕かれた……!」<br />アクセル「進化の果てに何があるか、身を以って知れ!」 | ;キョウスケ「かつて、アインストを超えようとしたモノは、おれ達に撃ち砕かれた……!」<br />アクセル「進化の果てに何があるか、身を以って知れ!」 | ||
:「ラスト・クライ」より、[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]に対して。ここでいう「アインストを超えようとしたモノ」とは[[イェッツト]]のことか。あるいは[[ベーオウルフ]]という説もある。もしそうであるなら、正史上ではジ・インスペクターでのベーオウルフ戦も正史ということになるが…。 | :「ラスト・クライ」より、[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]に対して。ここでいう「アインストを超えようとしたモノ」とは[[イェッツト]]のことか。あるいは[[ベーオウルフ]]という説もある。もしそうであるなら、正史上ではジ・インスペクターでのベーオウルフ戦も正史ということになるが…。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;「ブリット、クスハ……お前達もATXチームの一員なら、この賭けに勝って見せろ」 | ;「ブリット、クスハ……お前達もATXチームの一員なら、この賭けに勝って見せろ」 | ||
:「母なる星の護り神」より。 | :「母なる星の護り神」より。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== Record of ATX === | === Record of ATX === | ||
450行目: | 328行目: | ||
;「…冷静?」<br />「当たり前だ」<br />「俺達は戦争をしているんだ。自軍に被害が出た程度で…」<br />「当然だ。俺は冷静だ」<br />「指揮権を持つ者が、感情で動くなどあり得ん」<br />「俺は、冷静だ」 | ;「…冷静?」<br />「当たり前だ」<br />「俺達は戦争をしているんだ。自軍に被害が出た程度で…」<br />「当然だ。俺は冷静だ」<br />「指揮権を持つ者が、感情で動くなどあり得ん」<br />「俺は、冷静だ」 | ||
:エクセレンとクスハが誘拐された後、ブリットに詰め寄られた際の台詞。ゲーム本編における上記の「……黙れ…!」に当たる台詞なのだが、この時のキョウスケは指揮をする立場なので冷静を装おうとしているものの、明らかに精神的に病んだ様子で、目のハイライトが消された虚ろな表情でひたすら自分に言い聞かせるように「俺は冷静だ」と繰り返す。その姿は激昂するブリットと落ち込むリュウセイを脂汗を流してビビるほど引かせ、イルムがブリットに「しばらくキョウスケに逆らうな」と忠告するほど不安定だった(イルムの制止が入った事で露骨にホッとするリュウセイと、恐怖で引きつるブリットが印象的)。しかも、エクセレンを助けるまでこの状態が続く。ちなみにこのような状態はOG外伝でも少しだけ見られる。余談だが、リュウセイはこの後、イングラム離反を原因とした拘束等のSRXチームのイベントに突入するため、主な被害者はブリット(とハンス・ヴィーパー)に絞られる結果となる。 | :エクセレンとクスハが誘拐された後、ブリットに詰め寄られた際の台詞。ゲーム本編における上記の「……黙れ…!」に当たる台詞なのだが、この時のキョウスケは指揮をする立場なので冷静を装おうとしているものの、明らかに精神的に病んだ様子で、目のハイライトが消された虚ろな表情でひたすら自分に言い聞かせるように「俺は冷静だ」と繰り返す。その姿は激昂するブリットと落ち込むリュウセイを脂汗を流してビビるほど引かせ、イルムがブリットに「しばらくキョウスケに逆らうな」と忠告するほど不安定だった(イルムの制止が入った事で露骨にホッとするリュウセイと、恐怖で引きつるブリットが印象的)。しかも、エクセレンを助けるまでこの状態が続く。ちなみにこのような状態はOG外伝でも少しだけ見られる。余談だが、リュウセイはこの後、イングラム離反を原因とした拘束等のSRXチームのイベントに突入するため、主な被害者はブリット(とハンス・ヴィーパー)に絞られる結果となる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;キョウスケ「来たか、ブリット」<br/>ブリット「はいッ」<br/>キョウスケ「ならば後は打ち合わせ通りに…」<br/>「各自突貫」 | ;キョウスケ「来たか、ブリット」<br/>ブリット「はいッ」<br/>キョウスケ「ならば後は打ち合わせ通りに…」<br/>「各自突貫」 | ||
:ブリットがグルンガスト2号機に乗って駆けつけた際の台詞。…打ち合わせ通りとは言うが、それは'''何も打ち合わせていない'''というのではないだろうか。 | :ブリットがグルンガスト2号機に乗って駆けつけた際の台詞。…打ち合わせ通りとは言うが、それは'''何も打ち合わせていない'''というのではないだろうか。 | ||
465行目: | 340行目: | ||
;「そうだな…」<br/>「全機突貫」 | ;「そうだな…」<br/>「全機突貫」 | ||
:ジ・インスペクター版、対DC残党での一言。真顔で言って、エクセレンからは「うん、言うと思った」と言われている。彼にとって作戦とは何なのだろうか…。 | :ジ・インスペクター版、対DC残党での一言。真顔で言って、エクセレンからは「うん、言うと思った」と言われている。彼にとって作戦とは何なのだろうか…。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== ジ・インスペクター === | === ジ・インスペクター === | ||
489行目: | 354行目: | ||
;「あれが奴の切り札か……!」 | ;「あれが奴の切り札か……!」 | ||
:惑星エリアでの最終決戦、ウィンター・ワンが繰り出した「切り札」であるナインボール=セラフと対峙した時の発言。 | :惑星エリアでの最終決戦、ウィンター・ワンが繰り出した「切り札」であるナインボール=セラフと対峙した時の発言。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== [[中断メッセージ]] === | === [[中断メッセージ]] === | ||
;「長いゲームだからな。それに、ゲームは1日1時間だ」 | ;「長いゲームだからな。それに、ゲームは1日1時間だ」 | ||
− | : | + | :IMPACT中断メッセージにて。元ネタはファミコン時代の某ゲーム名人の発言から。律儀というか何というか・・・。なお、本作は話数の多さや難易度、テンポの悪さなどからクリアまでに全SRW中でも屈指のプレイ時間がかかることになるため、「長いゲーム」という台詞が決して誇張ではないことをプレイヤーは実感することになるだろう。 |
;「うなれ、リボルビングステェェェクッ!そして刮目せよ!吹き荒れるロマンスの嵐…! 次回、スーパーロボット大戦OG!!俺のアルトが、愛と悲しみの空を切り裂くッ! 地獄で会おうぜ、友よ…」 | ;「うなれ、リボルビングステェェェクッ!そして刮目せよ!吹き荒れるロマンスの嵐…! 次回、スーパーロボット大戦OG!!俺のアルトが、愛と悲しみの空を切り裂くッ! 地獄で会おうぜ、友よ…」 | ||
− | : | + | :OGS中断メッセージにて。タスクにポーカー対決でボロ負けして無一文となってしまい、エクセレンに借金したキョウスケは、罰ゲームとして[[Dボゥイ|自分と同じ声、かつエクセレンと同じ声の妹を持つヒーロー]]風の予告をすることに。しかもここまでやったにもかかわらずエクセレンにダメ出しされ、もう一回やらされることとなって、その場にいたアクセルに同情される。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
510行目: | 371行目: | ||
: | : | ||
;[[量産型ゲシュペンストMk-II]] | ;[[量産型ゲシュペンストMk-II]] | ||
− | : | + | :最初に搭乗した機体。相性は良かったが、彼の操縦技術についてこれなくなった。 |
;[[ビルトラプター]] | ;[[ビルトラプター]] | ||
:変形機能の欠陥を残したまま、キョウスケが搭乗。その結果、ビルトラプターは変形後に爆発墜落。しかしキョウスケは無事であったことから、彼の強運振りを証明した。 | :変形機能の欠陥を残したまま、キョウスケが搭乗。その結果、ビルトラプターは変形後に爆発墜落。しかしキョウスケは無事であったことから、彼の強運振りを証明した。 | ||
516行目: | 377行目: | ||
:『ジ・インスペクター』にてタイプS(SA)に搭乗。格闘戦仕様のタイプSなので、キョウスケの戦闘スタイルとは相性が良い。 | :『ジ・インスペクター』にてタイプS(SA)に搭乗。格闘戦仕様のタイプSなので、キョウスケの戦闘スタイルとは相性が良い。 | ||
;[[グルンガスト弐式]] | ;[[グルンガスト弐式]] | ||
− | : | + | :『RoA』にて改修中のアルトアイゼンの代機として[[T-LINKシステム]]のブレーカーが落ちた本機に搭乗している。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*「OGS」においては乗り換え時の専用台詞が他キャラに比べて地味だったため(種類自体はそれなりに多い)、ファンの間では「'''ガッカリウルフ'''」と呼ばれてしまった(ちなみに、ゲシュペンストキックで叫ばなかった事に関しては「'''[[Dボゥイ|キョウスケ役の森川氏が、かつて絶叫する演技でマイクを二本破壊した伝説があるからではないか]]'''」とも囁かれた)。「OG外伝」においてはこの点が補強され、「'''シッカリウルフ'''」、「'''やったぜウルフ'''」等と評された。 | *「OGS」においては乗り換え時の専用台詞が他キャラに比べて地味だったため(種類自体はそれなりに多い)、ファンの間では「'''ガッカリウルフ'''」と呼ばれてしまった(ちなみに、ゲシュペンストキックで叫ばなかった事に関しては「'''[[Dボゥイ|キョウスケ役の森川氏が、かつて絶叫する演技でマイクを二本破壊した伝説があるからではないか]]'''」とも囁かれた)。「OG外伝」においてはこの点が補強され、「'''シッカリウルフ'''」、「'''やったぜウルフ'''」等と評された。 | ||
− | |||
*「ガッカリウルフ」と呼ばれた件に関しては、「[[無限のフロンティアEXCEED]]」で[[小牟]]が狼の獣人である[[ルボール・ククルス|ルボール]]に対して「がっかり担当?」と発言しており、公式のネタとなったようである。 | *「ガッカリウルフ」と呼ばれた件に関しては、「[[無限のフロンティアEXCEED]]」で[[小牟]]が狼の獣人である[[ルボール・ククルス|ルボール]]に対して「がっかり担当?」と発言しており、公式のネタとなったようである。 | ||
*名誉挽回と見せかけてACERでは割とガッカリな性能であった事に突っ込んではいけない。とっつき(パイルバンカー)使いがロマン'''だけ'''なのはフロム・ソフトウェアの(それこそ'''変態的'''とも言える)こだわりなのだ。 | *名誉挽回と見せかけてACERでは割とガッカリな性能であった事に突っ込んではいけない。とっつき(パイルバンカー)使いがロマン'''だけ'''なのはフロム・ソフトウェアの(それこそ'''変態的'''とも言える)こだわりなのだ。 | ||
− | * | + | *名前の由来は銃器の「南部式自動拳銃」及び「ニューナンブM60」、そして「キョウスケ」という元スタッフの愛猫の名前から。南部式自動拳銃は日本が最初に開発した自動拳銃シリーズであり、明治~昭和初期を舞台とするドラマ等でその時代の雰囲気を出すためのガジェットとして頻繁に登場する。愛機のアルトアイゼン(ドイツ語で「古い」「鉄」)同様キョウスケのキャラクターを端的に示している。 |
− | + | ||
− | |||
<!-- == 商品情報 == --> | <!-- == 商品情報 == --> | ||
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} |