友永勇太
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友永勇太 | |
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読み | ともなが ゆうた |
登場作品 | 勇者警察ジェイデッカー |
声優 | 石川寛美 |
デザイン | 石田敦子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | サポーター |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 10歳 |
身長 | 135 cm |
体重 | 30 kg |
所属 |
|
学年 | 4年3組(小学校) |
警察階級 | 警部 |
嫌いな物 |
芋虫 お化け |
友永勇太は『勇者警察ジェイデッカー』の主人公。
概要[編集 | ソースを編集]
ブレイブポリスのボスに任命された少年刑事で、七曲小学校に通う小学4年生。
物語開始の半年前の夏休み、ラジコンで遊んでいた際に偶然警視庁の地下工場に迷い込み、開発中だったデッカードと出会った。それ以来、デッカードと交流を深めていったことでデッカードには心が芽生え、その存在を重視した冴島警視総監によって少年刑事として登用された。非番の日は日曜日。
明るく元気な性格で、通常はごく普通の少年。少々泣き虫だが度胸も据わっており、緊急時には適確な判断を行って犯罪者や災害に立ち向かう姿を見せる。トレードマークは音符マークで、シャツの胸元やパジャマにデザインされている。また、いつも着ている大きな上着は父親のものを改造して着ている。姉二人との三人暮らしで、それゆえか中性的な容姿をしており、華奢な見た目も手伝って第31話で女装して女子校に潜入した際も全く疑われなかった。
潜入捜査を行う事も多々あり、女装以外にも様々なコスチュームを身にまとっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。最速登場は地上ルート「ブレイブアップ」。
- サポーター要員。ブレイブポリス戦闘時や中断メッセージにも登場するため、ボイスが収録されている。担当声優の石川寛美氏は『新』のフランチェスカ・オハラ役から25年ぶりの新録となる。
- 「勇者の魂」ではデッカードがさらわれた直後のために、若干涙声になるという細かい演出もある。
- 終盤のキーミッション「ハートtoハート」または「光あふれる未来へ」クリアで、条件を満たすと中盤のキーミッション「炎の合体」でファイヤージェイデッカー登場と同時にサポーター能力が強化され、30のS-SPで「勇気」を付与するという強力な効果になる。
- ボーナスミッション「広がる未知の世界」では原作同様に潜入任務として女装姿である友永勇子を披露し、キャラクター事典にも別個に登録される。他に女装する二人は事典には登録されないので、ある意味優遇されている。
ステータス[編集 | ソースを編集]
サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]
名称 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ | 備考 |
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ボスのエール | 30 | 30 | 「必中」「不屈」をかける | 全味方気力上限+5 | |
「勇気」をかける | 全味方気力上限+10 |
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族[編集 | ソースを編集]
ブレイブポリス[編集 | ソースを編集]
- デッカード
- ブレイブポリスのリーダーで一番の友達。
- レジーナ・アルジーン
- スコットランドヤードから来た天才少女。ブレイブポリスに「絶対の正義」を求める彼女に最初は反発するが、彼女の過去を知ってからは理解者となる。
- マクレーン
- ブレイブポリスの部下。人造巨龍ガワンに飲み込まれたときは彼に助けられた。
- パワージョー
- ブレイブポリスの部下。小学校に乗り付けてきた彼に怒ったことも。
- ダンプソン
- ブレイブポリスの部下。トレンド騒動で揉めたことも。
- ドリルボーイ
- ブレイブポリスの部下。精神年齢が近いためにデッカードの次に仲が良い。
- ガンマックス
- ブレイブポリスの部下。彼からは「おチビさん」と呼ばれる。
- シャドウ丸
- ブレイブポリスの部下。彼からは「チビボス」と呼ばれる。
- デューク
- ブレイブポリスの部下。最初はデッカードを蔑ろにするデュークに怒りを見せるもデュークの勇気と人間味に感化されてからは信頼するようになる。
- カゲロウ
- 『30』では条件を満たすと、復活した彼も正式にブレイブポリスの部下となる。
警視庁[編集 | ソースを編集]
- 冴島十三
- 上司。彼によって特別に少年刑事に任命される。
- 藤堂俊助
- ブレイブポリスの開発主任。
- 東一門
- 副総監。警察官としての使命感や責任感は強いが堅物な面があり、それゆえに当初はブレイブポリスは不確定要素が多いとして、快く思っていない面も見られた。
その他[編集 | ソースを編集]
- 喜多川勝気、愛原絵美里、鷹野菊麿
- 学校のクラスメイト。
- 岩木レイ子
- 担任教師。勇太が少年刑事である事情は把握しており、学校にやって来たパワージョーに帰ってもらうように注意していた。SRW未登場。
- 尾上せいあ
- 陸上防衛軍の一等陸佐。時折一緒に事件を解決する。
- 君塚綾子
- フリールポライター。ブレイブポリスの取材に来た彼女と知り合う。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 響裕太
- 「ユウタ」違いの主人公。『30』にて競演。
- 天海護
- 『30』にて競演。10年前の戦いで自分と同じくらいの年でありながら地球を救う為に戦った彼の話を、幼い頃より姉のあずきに聞かされて憧れの存在になる。対面を果たした時に告げた言葉は『ガオガイガー』1話を彷彿させ、後に彼が凱を呼ぶのと同様に『護兄ちゃん』と呼び慕うようになる。
- 獅堂光
- 『30』では次姉の友永くるみの学友という設定のため、互いに面識がある。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 彼女にいたく気に入られており、ボーナスミッション「広がる未知の世界」では彼女を始めとする女性クルーにより女装させられた。
- あしゅら男爵
- 『30』ではくるみに聞かされていたため、恐怖の対象となっている。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ブレイブアップ! ジェイデッカー!!」
- ブレイブポリスへの合体指令。頭上に電子警察手帳を掲げながら叫ぶ。この手帳に記録された合体データを各員の超AIに飛ばすことで合体可能となる。機体の名前は合体する対象を叫ぶため、一度に複数の名前を叫ぶこともある。なお、ポーズは冴島が考えたもので、最初は恥ずかしがっていた。いわゆる「合体バンク」的なポーズであり、だいたいの回で使われるカットなのだが、夏服verと冬服verの他、31話用にわざわざ制作された女装でのバージョンや、第37話の北極での服装(手元と手袋のみのアップ)など細かいバージョンが存在する。
- 「待て!!」
ドクトル・ガウス「ん?何だコイツは?」
「デッカードは僕が渡さないぞ!デッカード! 僕だ、勇太だ!僕の声が聞こえるだろ!?」
「目を覚ますんだデッカード!!目を覚まして戦うんだ!!」
ドクトル・ガウス「うるさいヤツめ!!」
「…!! デッカードぉ!!!」 - 第1話にてデッカードを奪おうとするドクトルガウスの襲撃に立ち向かう際に。直後、この声に応えるが如くデッカードが目覚める。
- (社会科は苦手なんだよな…神様、どうか当たりませんように)
- 第4話より。苦手な社会の授業で、自分が当たらないように身を低くするも、後ろの席の勝気にブレイブポリスのことで話しかけられ、当てられてしまう。
- この後、答えることができず、パワージョーに社会が苦手であることを指摘され、さらにパワージョーが失礼な事を言い続けたために恥をかくことに…。
- 「しょうがないよ、仕事だもん」
大村「でいでいでい! 勇坊! それじゃだめだろうが!」
糸畑「そうよ、もっと女の子らしくしゃべらなくちゃ」
「えー……しょうがないわ、仕事なんですもの……うふっ♥」 - 第31話にて犯罪の調査のため、聖アンジェラ女子学院に潜り込むことになった勇太。最初は年頃の男の子として女装を嫌がっていたが、姉たちや近所の皆様の応援(という名の勇太の着せ替え大会)により、わりとノリノリになってしまった際の台詞。潜入捜査なのにご近所の人にはそのことがバレているが、それくらい当作品の市民の皆様は勇者(たち)にはフレンドリーで協力的な存在である。
- 「ええ、頑張って手がかりを掴んでくるから楽しみにしててね。うふっ♥」
デッカード「ゆ、勇太…」
「それじゃ、行って来るわねー!」 - 同上。聖アンジェラ女子学院に潜入する直前のデッカードとの会話。しっかり声色も変えており、デッカードも「吹っ切れたというか、何と言うか…」と困惑していた。
- 「お願いします。計画を中止してください!」
ハイジャス人「精神浄化を断るというのか?」
「はい」
ハイジャス人「馬鹿な、自ら進んで滅亡の道を選ぶというのか?」
「そうじゃありません。精神浄化なんてしなくったって僕達は大丈夫です!」
ハイジャス人「それは不可能だ。今、精神浄化を施さねば地球人は確実に滅びる。事実、前兆である犯罪は増加の一途を辿っているではないか」
「それは……それには戦っていきます! あなた達の力を借りなくても僕達地球人は、僕達の力で、より良い心を作るように努力していきます!」
ハイジャス人「もう一度だけ尋ねる。自滅するとわかった上でなお、精神浄化を拒否するというのだな?」
「はい!」
ハイジャス人「不完全な心を守るために、平和よりも戦う事を選ぶというのだな?」
「はい!」 - 最終話より。地球人類の精神浄化を行おうとするハイジャス人との問答。心を守るために、そしてより良い心をつくるために戦うことを選び、その決意を示す。
- 『30』キーミッション「深淵への扉」ではもう一度尋ねられた時に言い淀んでしまうが、ミツバとファイヤージェイデッカーの後押しにより改めて決意を固める流れになっている。
- 「もう泣かないから…大人になるまで絶対に泣かないって約束するから…今だけ、今だけいいよね…!」
「デッカードぉ…!」 - 同上。ハイジャス人による精神浄化で感情が無くなってしまったカピアの星を救うべく、勇太に心を教えてもらったデッカードが代表してカピアに同行することが決まったその夜のデッカードの車内での台詞。これまで勇太がぶつかってきた様々な壁はデッカードがいつも隣にいたから乗り越えられた。だがそのデッカードが明日からいなくなってしまう。そうなれば自分もいつまでも泣き虫ではいられない。今後の決意を胸に今だけは親友にその涙を受け止めてもらおうと少年は泣いた。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「コン・バトラーVは身長57メートル、体重550トン! 巨体がうねって、空を飛ぶんでしょ!」
- 『30』地上ルート「吹き荒れる戦いの風」より。南原コネクションに行くと聞いて興奮してバトルチームのメンバーの名前とコン・バトラーVのスペックを語る。『行け!コン・バトラーV』の歌詞に引っ掛けているが、「うねって」が間違えているのか誤字なのかは不明。
- 「どうするって、いきなり言われても…」
- 『30』地上ルート「覚・醒」より。内海将の「これからどうする、裕太?」の発言に対する返し。言うまでもなくユウタ違いのネタ。
- 「も、もしかして、あれって…あしゅら男爵!」
ジェイデッカー「よく知っているな、勇太。ヘル事変の頃はまだ赤ちゃんだったはずなのに」
「小さい頃、くるみ姉ちゃんに脅されたからね。悪い子は夜、あしゅら男爵にさらわれるって…」 - 『30』サイドミッション「偉大な勇者」より。あしゅら男爵を見た時の反応。
- 「駄目だよ、カゲロウ! そんな事は許さない!」
「自分で言ったじゃないか! 死んだら、全て終わりだって!」
「だから、生きるんだ! 生きてシャドウ丸やみんなと一緒に正義のために戦って!」 - 『30』サイドミッション「陽炎、再び」より。復活したカゲロウが他の仲間達同様勇太をボスと呼び、「あなたが死ねというのなら、俺は敵と共に刺し違える覚悟です」と発言した際の返し。カゲロウからすれば自身の命を懸ける覚悟を示したような言葉だったのだが、たとえそうだとしても、自ら死を選ぶことを勇太は許せなかった。この言葉を以て、カゲロウもまた勇太の仲間として戦うことになる。
- 「頑張れ、スーパービルドタイガー! 行けぇぇっ!」(スーパービルドタイガー戦闘時)
「負けるな、シャドウ丸! 頑張れ!」(シャドウ丸戦闘時)
「そこだ、カゲロウ! 一気に行け!」(カゲロウ戦闘時) - 『30』キーミッション「勇者の魂」でジェイデッカーが連れ去られた後のブレイブポリスの戦闘前会話より。悲しみに耐えながらも部下達を鼓舞し、それぞれがその姿を見て言葉に出さずも奮起する。
- 「『スーパーロボット大戦300』の特別限定版ってあります?」
- 『30』キーミッション「覚-MEZAME-」より。蛍汰の勤務する店にて、在庫が残っているかを聞いた際の台詞。
- セルフパロディなのだが、「実現まで270年も待たねばならないのか」という指摘も。ちなみにストーリーの進め方によってはデッカードを失って意気消沈している直後に欲しいゲームを買って喜ぶという原作を知っていたらあんまりな展開にすることもできる。
- 「僕らの勇者王が帰って来たんだ!」
- 『30』キーミッション「禽-PHOENIX-」より。戦場に再び舞い戻ったガオガイガーの雄姿を見て。『勇者王誕生!』の歌詞に引っ掛けている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 名前の由来は「友よ永く勇気を太く」という言葉から。
- その容姿や性格から、当時は(いわゆるオタク的な)大人からも人気が高かった。
- 第31話「姿なき犯罪者」劇中で「友永勇子」という名前で女装した際は視聴者の間で話題となり、これもあってか、2006年に発売された勇者シリーズのヒロインたちを集めたコレクションフィギュア「勇者ヒロインコレクション」のシークレットとしてデッカードの胸像とセットで立体化されている。