三重連太陽系

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三重連太陽系とは、『勇者王ガオガイガー』及び『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する恒星系。

概要[編集 | ソースを編集]

三つの太陽(実際は一つの太陽と二つの燃える惑星)を持ち、緑の星赤の星紫の星が存在した。 地球に比べ遙かに進んだ科学技術を持ち、GストーンJジュエルゾンダーメタルを生み出し、ジェネシックガオガイガージェイアーク艦隊、Zマスターソール11遊星主を建造した。 また、天海護戒道幾巳ソルダートJの生まれ故郷でもある。

三重連太陽系の住人は遺伝子的に(地球の遺伝子調査レベルでは)地球人との違いは見られないが、作中の登場人物を見る限りでは体が発光、出現自由な光の羽を背に持ち、超能力によって宇宙空間での生身の活動すら可能という特徴があるようである。 自分たちの星の呼び名に倣い、地球の事は「青の星」と呼ぶ。

その正体は、現在の太陽系が属する宇宙の「前世」に当たる150億年前の宇宙に存在した太陽系。三つの星の科学者たちは自分たちの宇宙が数百億年単位で消滅を迎えることを突き止めたが、具体的にいつ滅びるのかは予測不能であった。

赤の星と緑の星は共同で研究開発を進め、世代交代を重ねるほどの試みの末、次世代の宇宙に通じる次元ゲート「ギャレオリア彗星」を完成させるが、その運用法を巡り対立。一方紫の星は迫る絶滅に由来するパニックを防ぐため、生命体のストレス消去プログラム「ゾンダー」を完成させたが、制御中枢であるZマスターが暴走。これにより次々と惑星が機界昇華され、赤と緑の星はそれぞれにJジュエル・Gストーンを用いた対ゾンダー用のカウンターを用意したが、いずれも完成こそしたものの実戦投入が間に合わず昇華されてしまう。

結果として三重連太陽系は宇宙の終焉を待たずして滅亡、その後ビッグクランチを経て現在の宇宙に残ったのは、復活用の物質復元装置「ピサ・ソール」と、操り手を失ったジェネシックマシンを収めるGクリスタルのみとなった。

緑の星[編集 | ソースを編集]

指導者はカイン天海護の生まれ故郷でもあり緑の空を持つ。地球にとってのと同じ位置にGクリスタルを持ち、ジェネシックガオガイガー及びギャレオンを開発。ギャレオンが地球にもたらしたGストーンと護の存在により、地球の技術は著しく発展し、ゾンダーへの対抗能力をもたらした。

赤の星[編集 | ソースを編集]

指導者はアベル。戒道幾巳ソルダートJトモロ0117の生まれ故郷でもあり赤の空を持つ。非常に発達した遺伝子操作や生体改造技術と軍事技術を持ち、ソール11遊星主ジェイアーク艦隊を生み出した。

紫の星[編集 | ソースを編集]

指導者は不明。紫の空を持つ。マスタープログラムを開発してストレス除去を図ったが、マスタープログラムが暴走してZマスターと化した。その結果、紫の星はZマスターによって機界昇華され、三重連太陽系が滅ぶ原因になってしまった。ポロネズプリマーダは、元々この星の科学者夫婦であった。

関連人物[編集 | ソースを編集]

天海護
緑の星出身。本名はラティオ。緑の星の指導者カインの息子で、地球の天海に託された。
戒道幾巳
赤の星出身。正体は生体兵器アルマの一人。幼い時にジェイアークと共に地球に逃れて、戒道夫人に育てられる。
ソルダートJ
赤の星出身。赤の星でJジュエル使用型戦闘サイボーグの一体として開発された。
トモロ0117
赤の星出身。赤の星で開発された戦艦ジェイアークのメインコンピュータ。
パルス・アベル
赤の星の指導者アベルのコピーで、ソール11遊星主の一人。

余談[編集 | ソースを編集]

三重連太陽系は当然ながらフィクションの設定であるが、2016年7月7日に「一つの太陽と二つの恒星を持った惑星系」が実際に発見されている。