PlayStation 5

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PlayStation 5(プレイステーション5)は、2020年11月12日にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)より発売された据え置き型ゲーム機。略称としては「PS5」表記が用いられるが、「プレステファイブ」と呼称されることもある。

概要[編集 | ソースを編集]

2020年11月12日にPlayStation 4(PS4)の後継機として発売されたPlayStationシリーズの第5世代機にして、第9世代の据え置き型ゲーム機。ディスクドライブ非搭載のDL販売専用の廉価版「デジタル・エディション」も同時にリリースされた。

PS4との後方互換を有し、発売時点で99%のPS4ソフトが動作可能であるとしている[1]。PS4のセーブデータを転送し、継続してプレイすることも可能。CPUはAMDのRyzen Zen 2(8コア/16 スレッド)アーキテクチャのコアが採用され、GPUも同じくAMDのカスタム品[2]が実装されている。メインメモリ容量はPS4の倍となる16GB。内蔵ストレージがPS3・4で使われていたHDDからSSD[3]に変更されており、それとは別にNVMe M.2 SSD[4]を増設出来るようになっている。

留意点としてPS4ソフトをプレイする場合「決定ボタン」がPS5標準である「×」かPS4までの標準である「〇」のどちらに割り振られるかはソフト側に委ねられており、一例として『スーパーロボット大戦T』『スーパーロボット大戦30』では、決定ボタンが×、キャンセルボタンが〇に割り振られているため、従来機と同じ操作感覚でプレイしたい場合はPS5本体の設定でこの2つを入れ替える必要がある。ただし画面上の表示[5]は変更不可能なため、コントローラとは食い違いが発生することとなる(実際には特に問題なくプレイが可能)。

2020年より始まる新型コロナウイルス流行に伴う半導体不足や、転売目的の買い占めもあってリリース当初より慢性的な供給不足状態が続き[6]、2022年8月25日には世界市場における物価上昇や為替の変動を理由として、米国以外の地域において異例となる販売価格の値上げを発表した(日本以外では発表同日、日本国内では同年9月15日より値上げ価格を適用)。2022年末からは供給状況が改善され、現在は店頭や各通販サイトで適正価格で購入できるようになっている。

2024年9月2日に販売価格が再度改定され、本体各バージョン・周辺機器共に定価引き上げが行われた。

2024年11月にハイエンドモデルとなる「PlayStation 5 Pro」が発売された。通常版との販売は平行して行われている。

2025年11月21日に通常版デジタルエディションの日本語専用版を発売予定。価格は55000円で事実上の値下げとなる。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

記載する発売時期は全て日本国内版のもの。限定モデルについては割愛。

CFI-1000系
2020年11月発売のファーストモデル。CFI-1000及びCFI-1100、CFI-1200が属する。型番末尾がBのものはデジタル・エディション。
CFI-2000系
2023年11月発売のセカンドモデル。本体サイズの若干の小型化と軽量化が成されている他、Ultra HD Blu-rayディスクドライブを着脱可能となった。またファーストモデルでは前面搭載されていたUSB Type-A端子がなくなり、USB Type-C2基に統一されている。
本体サイズの変更により、CFI-1000系の周辺機器が流用出来ない場合があるので注意が必要。
PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用
2025年11月発売の日本語専用モデル。型番はCFI-2200B01。本体の言語が日本語専用であり、PSアカウントも「国/地域」が「日本」でないと利用できない。周辺機器や外付けディスクドライブはCFI-2000系から流用できる。
PS5発売5周年を記念して発売されたモデルであり、発表時の希望小売価格も55,000円(税込)と記念価格になっているため物価高騰の2020年代としては異例の大幅値下げとなった。
PlayStation 5 Pro(CFI-7000系)
2024年11月7日発売。定価は11万9980円で、歴代PlayStationシリーズでも最高額となる[7]。またProはディスクドライブ非搭載の「デジタル・エディション」モデルのみの発売となった。
グラフィック機能がより強化され、さらなる高解像度・フレームレートに対応。一部のPS5作品は「PS5 Pro Enhanced」表記が追加され、表現がアップデートされる。またWi-Fi 7、8K出力に正式に対応した。
CFI-2000系の周辺機器がある程度流用可能であり、Ultra HD Blu-rayディスクドライブなども接続可能。

商品情報[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
Nintendo SwitchPC(Steam)とのマルチプラットフォーム。

参戦作品[編集 | ソースを編集]

LIVE A LIVE
Switch版の移植版が発売。PS4・PC(Steam)とのマルチプラットフォームでいずれもダウンロード専売。

外部リンク [編集 | ソースを編集]

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. PS4版とPS5版で同時発売しているソフトの内、一部のPS4版のコンテンツはPS4のPlayStation Storeでしか購入できない。
  2. 「RDNA 2-based graphics engine」とSIEが命名した、RDNA1アーキテクチャにRDNA2の一部機能を搭載したカスタマイズGPU。
  3. マザーボードに直付けされているため、交換は出来ない。
  4. Gen4クラスの速度まで対応。公式には5500MB/s以上の転送速度を推奨している。
  5. 「はい:〇」「いいえ:×」といった画面上でのボタン配置。
  6. 一時は適正価格の10倍近い50万円以上で転売された例もあった。そのため店頭販売をせずにオンライン抽選を行う等販売店側も対策を強いられ、メーカー側も転売問題に苦言を呈する事態となった。
  7. 付属ユニット等を同時購入する事のない単一機種であれば、2025年現在国内で発売されたゲームハードで史上最高額となっている。